検索アイコン
エックス
Facebook
LINE

フライパンの焦げはどうやって落とす?簡単に取れる9つの方法をご紹介!

フライパンの焦げはどのように落とせば良いか、ご存知でしょうか?フライパンや鍋を使って料理をしていると、取れない焦げが付いてしまい、困ることがよくありますが、実は簡単な対処法で落とせます。今回はそんなフライパンや鍋の焦げの落とし方を9つご紹介します!
2020年8月27日
T・S
※商品PRを含む記事です。当メディアはAmazonアソシエイト、楽天アフィリエイトを始めとした各種アフィリエイトプログラムに参加しています。当サービスの記事で紹介している商品を購入すると、売上の一部が弊社に還元されます。

この記事で紹介しているアイテム

送料無料 コゲ落とし専用クリーナー コゲ取り名人150ml【VF】

フライパンの焦げはどうやって落とす?

綺麗なフライパンや鍋を使って楽しく料理していたのに、内側が焦げついてしまってガッカリした経験は誰しもあるはずです。内側の焦げも、正しく道具を使うことで予防出来ますが、完全に防ぐのは難しいので、落とし方・対処法を知っておいた方が良いでしょう。実は簡単な対処法で落とせますので、今回ご紹介した9つの方法をぜひ試してみて下さい。材質によって落とす方法が違いますので、それぞれに合ったやり方を試しましょう。

フライパンが焦げる原因は?

焦げとは?

View this post on Instagram

O M G #料理 #焦げ

A post shared by kuuma vtec (@gamerkuuma) on

そもそも「焦げ」とは何なのか、疑問に思う方も多いのではないでしょうか?これは、タンパク質や糖質などの有機物が化学反応をおこしている状態です。熱反応により水分が失われ、炭素が、酸素と結びつくことができず炭化して焦げとなるのです。黒く炭化しますが、いろいろな波長の光を吸収しますので、光が透過しなくなり、真っ黒に見えるのです。

焦げたままのフライパンを使うとどうなるの?

焦げたまま気にせず使う方も沢山います。軽く焦げている程度であれば問題無い場合も多いのですが、もし酷い焦げがこびりついた状態で料理をしてしまうと、料理・食材に付着して台無しになってしまう可能性も考えられます。また、焦げはそのままにしておくと、更に焦げが付きやすくなるのもポイント。出来れば焦げる度にちゃんと取った方が良いのです。

フライパンの焦げを無理矢理落とすと傷がつく

正しい落とし方を学校で教わることはあまりありませんので、大体の場合はタワシなどで力強くこすられることが多いです。しかし実はこの対処法は危険で、道具に傷がついてしまい、取り返しのつかない状態になってしまいます。また、本当に頑固な焦げはこすっても中々落ちません。正しい対処法はその材質によって変わりますが、化学の力を使って落とすようにすると、簡単に綺麗に落とすことが出来ます。

フライパンが焦げるのを予防するには?

焦げ予防①テフロン加工のものを強火で使わない

焦げへの対処法を知る前に、そもそも焦げつかせない為の予防方法を知っておきましょう。予防方法も材質によって少し変わりますが、一番大切なことは「強火を避ける」ことです。特に、カレーなどの焦げやすい料理の際に強火を使えばすぐに焦げてしまいます。大体の料理は中火で作れますので、あまり強火を使わないようにしましょう。特に、テフロン加工のものは強火を避けて下さい。

焦げ予防②アルミ鍋は先に油をひく

油の使い方も非常に大切なポイントとなります。油を使わずに料理をしてしまうと、くっついて焦げになってしまうことがよくありますので、先に油を引いてから料理を始めましょう。特に、アルミ鍋は熱する前に油を引くことが大切です。

焦げ予防③中華鍋の扱い方

中華鍋などの鉄鍋を上手く扱えていない方も多い様子です。先に野菜を油で炒めてから鍋全体に油を浸透させて使っていきましょう。こういった鉄鍋は「育てていく」部分があり、洗剤で油分を取ってしまうとまた育て直しになることも。鉄鍋の焦げの落とし方も後述して解説していますので、参考にしてみて下さい。

フライパンの焦げを落とす方法①重曹

ステンレス製の場合は重曹で取る


お掃除道具としても大注目されているのが「重曹」です。重曹とは「重炭酸曹達(ソーダ)」の略で、安全に、しかし、しつこい汚れ等を浮かせてくれます。ゴシゴシとこすっても取れないようなひどい汚れも取れますので、使ってみましょう。特に、ステンレス製の道具には重曹がオススメです。

重曹での焦げの落とし方

重曹での対処法は簡単で、まずは道具に水を入れましょう。そこに重曹を大さじ2杯入れて、中火で熱します。沸騰後、10分ほど待ってから火を止めて下さい。すると、焦げがかなり取れやすい状態になっているはずですので、ヘラなどを使って取っていきます。もしコレで内側の焦げが取れない場合は、クエン酸も使ってみましょう。コレで簡単に取れます。

フライパンの焦げを落とす方法②塩

鉄製の場合は塩で取る

中華鍋などの鉄製のものには「塩」を使います。塩に含まれる塩化ナトリウムが分解する力を持っており、簡単に落とすことが出来るのです。また、研磨剤としても使えますので、軽くこすってあげることで更に綺麗になります。

塩での焦げの落とし方

使い方は簡単で、該当箇所に塩をふりかけます。その状態で熱して、塩を温めましょう。この時に分解が進んでいますので、濡らしたタオルやキッチンペーパーでこすると簡単に落ちてくれます。綺麗に落ちたら洗い流して下さい。熱するとかなり熱くなりますので、当然火傷の可能性があります。注意して作業しましょう。

フライパンの焦げを落とす方法③お湯

テフロン素材の場合はお湯で取る

今、家庭で使われているものの多くに「テフロン加工」がされています。これは、テフロンを用いて加工することを指し、焦げついたり、汚れがこびりついたりしにくくなりますが、実は取り扱いに注意しなければいけない部分があります。他の対処法をそのままやると危険ですので、注意しましょう。

お湯での焦げの落とし方

テフロン加工されているものが焦げてしまったら、水を入れて火にかけ、お湯状態にしましょう。お湯状態になったら、火を止めて、そのまま一晩放置します。翌日にはもう焦げが落ちやすい状態になっていますので、軽くこすって落としましょう。テフロン加工されているものは元々焦げにくく加工されていますので、お湯で簡単に落とせるのです。また、お湯の中にタマネギの茶色い皮を入れておくと更に効果が上がります。

フライパンの焦げを落とす方法④お酢

アルミ製の場合はお酢で取る

重曹と同様に人気があるのが、お酢でのお掃除です。この両者は汚れの種類によって使い分けられるのですが、お酢はタンパク質を分解する力があるので、焦げにも効きます。特に、アルミ製の道具の場合はお酢を使って対処すると良いでしょう。

お酢での焦げの落とし方

お酢を使用する場合は、焦げた道具の中にお酢と台所用洗剤を入れて少し混ぜて浸けておきます。その状態で火にかけて熱し、十分加熱したら火を止めて下さい。冷めるまで待ってから、中の洗剤とお酢を捨てて、あとは天日に干しておきましょう。翌日、布などで軽くこすってあげるだけで取れます。洗剤を使うとより良いのですが、お酢と水でも効果があります。

フライパンの焦げを落とす方法⑤空焚き


空焚きで焦げを取る

一般的にやってはいけないとされている空焚きですが、実は空焚きすることも有効な対処法です。重曹や洗剤といったものを何もいれずに熱するだけなので、やり方も簡単。空焚きすると煙が出てきますが、これは焦げが燃えている状態ですので、そのまま続けましょう。煙が出なくなったら冷めるまで放置して、あとで軽くこすり洗いして取ってあげます。

テフロン加工に空焚きはNG

テフロン加工されている道具を空焚きするのは危険です。空焚きしてしまうとテフロンがはがれてしまうだけじゃなく、育てているペットにも危険が及びます。特に危険なのが、鳥です。テフロンを空焚きすると有毒ガスが出るのですが、実は鳥は非常に有毒ガスに弱い生き物で、すぐに死んでしまうのです。その為、昔はガスのセンサーとして小鳥が使われていたこともある程です。テフロン加工されてないか確認してから空焚きしましょう。

フライパンの焦げを落とす方法⑥天日干し

天日干しで焦げを落とす方法

お酢を使った方法でも天日干しの行程がありましたが、実は洗剤等を何も使わずに天日干しするだけでも効果があります。きれいに洗ってから1日天日干しにして、また水で洗って、更にもう1日天日干ししてから軽くこすってみて下さい。焦げが直射日光に当たらないと効果が出ませんので、角度には気をつけましょう。時間がある場合は、1週間ほどじっくり当てるのも良いでしょう。夏時期の直射日光なら更に効果が上がります。

天日干しに頼るなら予備のフライパンを用意

天日干しはすぐに効果があるやり方ではありませんので、最低でも2日、出来れば1週間程度は時間をかけたい方法です。その間は当然その道具が使えませんので、予備の道具が必要になります。予備の道具を用意したくない方は、他の洗剤等を使う方法の方が良いでしょう。

フライパンの焦げを落とす方法⑦擦る落とし方

ペットボトルのキャップでこする

こちらは内側の焦げを落とす方法の中でも意外なやり方です。ペットボトルのキャップのギザギザ部分は良い具合に研磨出来るようになっていますので、削り過ぎない程度にこすれるのです。実は知っている人の間では定番のやり方ですので、ぜひやってみて下さい。こする強さには注意しましょう。

卵の殻でこする

卵の殻と言えば、もろくてすぐに割れてしまう弱いイメージがあるかと思いますが、実はこちらも研磨作用がありますので、こすり落とすのに有効です。卵料理をしたあとの殻でこすってみましょう。表面のザラザラした部分により、良い具合に削れます。削ったあとはしっかり洗って下さい。

炭でこする

もう一つのこする方法が「炭」です。炭でこすったら余計に焦げそうなイメージがあるかもしれませんが、実は綺麗に落とす方法の一つです。炭は柔らかい状態になっているので、道具をいためることがありません。特にホーロー鍋で効果抜群のやり方です。

フライパンの焦げを落とす方法⑧コゲ取り名人

コゲ取り名人とは?


送料無料 コゲ落とし専用クリーナー コゲ取り名人150ml【VF】

出典:Amazon

洗剤を使わずに内側を綺麗にする方法は沢山ありますが、手っ取り早く取るなら専用のアイテムを使用するのも良いでしょう。こちらのアイテムは焦げ落とし専用のクリーナーで、隙間の焦げまでしっかり落としてくれます。また、研磨剤も入ってないので傷もつきません。傷をつけずに内側の焦げを取りたい方はチェックしてみて下さい。

コゲ取り名人の動画

こちらの動画では、実際に使ってみた様子が紹介されています。かなり酷い状態のコンロに使用していますが、動画の後半でかなり取れている様子が分かります。中にはドロドロの液体が入っていますので、液体を塗り広げ、長時間放置しましょう。動画では2時間ほど放置していますが、しっかり取りたい方は一晩放置してみて下さい。

フライパンの焦げを落とす方法⑨チタンの場合

チタンは丈夫な金属

チタン製の道具が焦げた場合はあまり心配いりません。チタンは非常に強度の高い金属で、強くこすっても傷つきにくいのです。焦げを力任せに取ってしまっても構いませんが、もちろん程度はありますので、出来れば丁寧な方法で落とした方が良いでしょう。

チタンの焦げの落とし方

まずはチタン製の道具に水を入れて、重曹も入れましょう。その状態で沸騰させてお湯状態にして、火を止めて放置します。温度が下がったら、あとはタワシでこすって構いません。内側に傷がつくことを恐れる心配があまりありませんので、とても気楽に取ることが出来ます。

まとめ

今回の「フライパンの焦げはどうやって落とす?簡単に取れる9つの方法をご紹介!」はいかがでしたでしょうか?内側の焦げへの対処法をいくつもご紹介させていただきましたが、場合によって行うべき方法が変わりますので、該当の方法を試してみて下さい。買い替えるのも一つの選択ですが、上手く取る方法を身につけて、長く使っていきましょう。

フライパンの焦げ落としが気になる方はこちらもチェック!

今回はフライパンの焦げ落としについて解説させて頂きましたが、他にも道具の扱いに関する記事が沢山あります。気になる方は是非見てみて下さい。