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フライパンの焦げ付きの落とし方7選!身近な道具でキレイに落とす方法はコレ!

同じフライパンを年単位で使用していると、油を引いても焦げ付きが出てくる、表面のテフロン加工がはがれ焦げ付きやすくなるなどのトラブルが生じ始めます。新しいフライパンを買い替える前に、この記事で紹介する七つの焦げ付きの落とした方を試してみましょう。
更新: 2021年3月6日
咲良09
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フライパンの汚れが落ちないとき

どうしても気になる、フライパンの焦げ付き

フライパンには最初から焦げ付きを落とすためのコーティングがされていたり、テフロン加工などで焦げ付きがつきにくく作られていたりすることが多いですが

それでも毎日使用するものの為、毎日使用し続けていると徐々にテフロン加工がはがれ、フライパン自体が持つ「焦げ付きを落とす力」が弱まり、最終的に油を引いたりしても焦げ付くようになります。

これがいわゆる「焦げ付くフライパン」と呼ばれる状態で、使用はできますが、調理後の手入れがめんどくさくなる、経験したくないキッチントラブルの一つです。

フライパン焦げ付きに効く、7つの落とし方

フライパンが焦げ付き始めたら寿命のサイン、ということで焦げを取る前に、フライパン自体買い替える方も少なくありませんが、丸ごと買い替えると結構な出費になるので可能な限り安価で、今あるフライパンを手入れしながら使い続けたいもの。

フライパンは一度焦げ付きだしたら落とすことができない!という訳ではなく、内側部分をしっかり手入れし、定期的に焦げを取ることで、年単位で同じものが使用できます。

焦げ付きを落とす方法も「日用品、あるいはキッチン内で揃えられる」ものばかり、ここでは今すぐ実行できる「7つの落とす方法」を詳しく解説します。

フライパン焦げ付きの落とし方①

空焼きで焦げ付きを落とす!

はじめてフライパンや鍋を使用するときや、はじめてガスコンロを使用するときなどに行うものとして有名な空焼きですが、空焼きはフライパンの手入れにも応用できます。

空焼きで焦げ付きを落とす方法は非常にシンプルで、フライパンに何も入れずガスコンロにかけ、強火で熱するだけです。とうぜん空焼きするとすさまじい量の煙が出ますが、これはフライパンの底や内側の焦げ付きが燃えているサイン、煙が出なくなるまで熱し続けましょう。

テフロン加工は空焼きNG

空焼き中は火事を防ぐためにもしっかり換気し、フライパンから目を離さないようにしましょう。また、焦げ防止のコーティングが底面に施されたフライパンの場合は、空焼き焦げと同時にテフロンも傷つき、水洗いの際にはがれてしまう可能性があるため空焼きはダメ。

空焼きが効くのは昔のフライパンのみと覚えておきましょう。

フライパン焦げ付きの落とし方②

ペットボトルで焦げ付きを落とす


火事の危険性等もなく、もっと身近なもので焦げ付きを落としたい方におすすめなのが「ペットボトル」で焦げ付きを取る方法です、ペットボトルとフライパンと言うとちょっと結びつきませんが、ここで使用するのはペットボトル本体ではなく、ペットボトルのキャップ。

焦げ付いているフライパンの底や内側、とく焦げ付きの目立つ場所にペットボトルのキャップを当て、強くこすることで焦げ付きが落とせます。ペットボトルでごれを取る?と思ってしまいますが、鍋の手入れにも使われる定番の手入れ方法です。

ペットボトルは研磨剤?

なぜペットボトルで焦げ付きが落とせるのかと言うと、それはペットボトルのキャップ部分にはすべりどめ防止のギザギザがついており、これが焦げを取る研磨作用として働いてくれるため。

さらに、ペットボトルキャップは「削り過ぎない」程度の研磨ができるので、底部分に傷をつけてしまう、表面のテフロン加工などがはがれてしまう、などの心配も少なめです。

フライパン焦げ付きの落とし方③

使わないフライパンは天日干し

どうしようもないレベルまで焦げ付いた、内側全体が焦げだらけ、底部分まで真っ黒…もう買い替えた方がいいかもと言うほど焦げ付いたフライパンは、まず「日干し」してみましょう。日干しの方法は非常にシンプルで、フライパンをそのまま外に出し日向に出しっぱなしにするだけです。

このときは焦げ付きに日光が当たるよう、内側部分が日光に当たるようにするのがポイント。日干しする目安は1週間、当然ながら、雨の日は軒先に移動させるようにしましょう。行うのにおすすめな季節は、特に日差しの強い7~9月です。

予備のフライパンを用意しておくと◎

当然ですが、天日干し期間中は天日干しているフライパンは使用できません。そのため天日干し期間中は予備のフライパンを用意したり、ホーロー鍋などのフライパンとほぼ同じ感覚で使用できる小型の鍋、あるいはフライパン自体を使用しない、鍋やグリルを使用した料理に切り替えるようにしましょう。

フライパンは言ってしまえば「ひらべったい鍋」なので基本的には鍋と変わりません。フライパンの手入れで困ったときは、鍋の手入れと同じものを試してみるとよいでしょう。

フライパン焦げ付きの落とし方④

卵の殻で焦げ付きを落とす

ペットボトルのキャップの他にも、身近且つ意外な研磨作用を発揮してくれるのが「卵の殻」です。卵料理を作る時などに割ってしまう卵の殻を別にとっておき、いつもの三角コーナーではなく、適当に使いやすいサイズに割りながら指で擦る。

これだけで焦げ付きを取ることが出来ます。なぜ卵の殻で取ることができるのかと言うと、卵の殻は意外と表面がザラザラしており、これがサンドペーパーのような効果をもたらす為、焦げを取る役目を終えたあとは、そのまま生ごみとして捨てられるのも無駄がありません。

料理を作りながら、焦げも取る

卵の殻で焦げを取る方法が効果的なのは、卵があるだけでできること。さらに調理後の手入れのさい、生ごみを捨てるついでに行えるというメリットもあり、卵料理の後に底部部を手入れするという余裕も生まれます。

卵の殻は小ぶりで脆い文「底部分や内側部分を削っていると、自然と崩れてしまう」ため、削り過ぎてしまう前に自壊するため、テフロン加工などのダメージを抑えられます。代わりに、卵の殻を使用すると内側や底部分がボロボロになった卵の殻だらけになるので、手入れ後はしっかり水洗いしましょう。


フライパン焦げ付きの落とし方⑤

テフロン加工をはがさず落としたいときは?

フライパンの焦げを取る時、どうしても気になるのが「テフロン加工」などのコーティングへのダメージです。

テフロン加工などはある程度の摩擦には耐えられるよう作られていますが、それでも金属たわしなどの強い研磨を行うとはがれてしまい、さらにはがれた部分が微細な傷となり、焦げ付きのもとになるとい悪循環が生じる場合もあります。

内側部分は「調理」を行う関係から非常にデリケートに作られているため、可能な限りダメージを与えない手入れ方法を行いたいですね。

お湯で焦げ付きを落とす!

フライパンへ与えるダメージを最小限に抑えたい場合は「お湯」で焦げを取る方法が効果的です。いつもフライパンを使用する時の間隔で、フライパンに水を張って、そのまま沸騰させる。これだけで大体の焦げが浮き上がってきます。

加熱し浮きあがってきた焦げを洗剤を含ませた「亀の子たわし」などでこする。これだけで十分です。フライパンの中にはまず最初に洗剤入りのたわしで洗い、それから沸騰させ、再び洗剤で洗うというのが効果的な場合もあります。

フライパン焦げ付きの落とし方⑥

お酢で焦げ付きを分解!

汚れを分解する作用があると言われる「お酢」はフライパンの焦げ付きにも効果的で、焦げ付きが酷い部分、あるいはフライパンの内側全体にまんべんなくお酢を振りかけ、しばらく放置しておくと、お酢に含まれる成分が焦げを溶かし、落としやすくしてくれます。

すぐ落としたいという場合はお酢をさっと振りかけ10分ほど置く、時間がかかってもいいのであれば、お酢と水を混ぜたものをフライパンに張って沸騰させましょう。

洗剤も合わせると効果倍増!

お酢だけでは落ちてくれない場合は、洗剤、重曹を合わせる事でより確実に焦げを取ることができます。手元にお酢がないという場合は同じく焦げを分解する作用がある、レモンやミカンなどの柑橘類の皮を用意し、焦げ付いている部分をこすってやることで、焦げを取りやすくなります。

これらの方法は「2つ以上組み合わせると効果が倍増する」ため、可能な限り組み合わせるのがおすすめです。また、使用後はフライパンがお酢くさくならないよう、手入れ後はしっかり水洗いしておきましょう。

フライパン焦げ付きの落とし方⑦

重曹で焦げ付きを落とす!

フライパンの焦げは鍋の焦げとほぼ同じ、つまり鍋と同じ手入れ方法が効くという訳で、フライパンのしつこい焦げ付きには、これまた「しつこい汚れ」に効くことで有名な重曹が効果的です。

重曹はフライパンに限らず、ガスコンロや魚焼きグリルなど、キッチン周りの様々な汚れに効く為、洗剤同様に常備しておきたいお掃除グッズの一つ。

重曹は単体として強力のみでなく、洗剤との相性が非常にいいため、重曹を使用したら洗剤も使う、洗剤といっしょに重曹も買う、と2つをセットで購入するようにしましょう。


フライパン焦げ付きの防止策

同じフライパンを、テフロン加工などを保持したまま長く使う方法は非常にシンプル。普段から丁寧に使い、こまめな手入れをすることで新品同然の性能を発揮してくれ、中には同じフライパンを20年以上使用しているという方もいます。購入して何年目かではなく「何年欠かさず手入れをするか」が、フライパンを長持ちさせるコツです。

手入れはスポンジ等で

フライパンの底面は非常にデリケートに作られているため、普段の手入れでも金属たわしなどは使わず、洗剤を含ませたスポンジを使う、重曹入りの水で洗う、亀の子たわしで軽くこするなど、可能な限り優しく丁寧に、ねぎらうように手入れしてあげるのが長持ちのポイントです。

また、フライパンを購入する前に「どんなフライパンなのか」把握しておくのも重要。事前にフライパン自体の性質を知ることで、より確実な手入れを行えます。

七つの対策で焦げ付きとさよなら

はじめてキッチンに立つ人から料理好きな人など、ほとんどの方が握ったことがあるであろうフライパン。多くの人が使用する分「焦げ付き」に悩む声も少なくありません。フライパンの焦げ付きは絶対取れない!というものではないので、焦げ付きだしたら買い替える前に「七つの方法」を試してみましょう。

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暮らし~のでは他にも、ダイソーで買えるフライパンの性能を特集した記事や、フライパンだけでローストビーフやホットサンドを作る方法を解説した記事など「炒めもの」だけではない、フライパンのスペックを引き出す記事も紹介しています。

手入れ方法を知ったら色々試したいもの、炒め物のみでなく、いろんな料理にフライパンを使ってみましょう。