アース線を延長するには?実は簡単な延長方法とその後のつなぎ方を解説!

アース線を延長するには?実は簡単な延長方法とその後のつなぎ方を解説!

何気なく使っている家電についているアース線って、模様替えの時とかに長さが足りなくて延長したくなったことありませんか?アース線のためだけに家電の配置を決めたくないって人にピッタリな、アース線の延長方法についてまとめました。

記事の目次

  1. 1.アース線って何?どんな線なの?
  2. 2.どんな家電についている?
  3. 3.扱うのに資格は必要?
  4. 4.アース線のつなぎ方を簡単に解説!
  5. 5.どうしてアース線が必要になる?
  6. 6.アース線をつなぎたいけど届かない!
  7. 7.アース線は延長できる?
  8. 8.アース線の延長に必要なもの
  9. 9.あると便利なもの
  10. 10.アース線の延長方法
  11. 11.アース線の接続先が一つしかない!
  12. 12.そもそもアース線の接続先が見当たらない!
  13. 13.アース線をつないでしっかり家電を守ろう

アース線って何?どんな線なの?

洗濯機などについている緑色の線!

アース線は、電子レンジや冷蔵庫などの家電のコンセントコードと一緒に、ちょろっと出ている緑色の線のことを指します。キッチン家電に多く見られますが、ほかにもテレビや、パソコンなど精密機器にもついていることが多いアース線って、そもそもどんなものなんでしょうか?アース線についてや、アース線のつなぎ方だけじゃなくて、アース線が足りない時の延長方法も、今回は紹介してみようと思います。

触っても大丈夫?

そもそも、電子レンジやテレビについているアース線って、電源コードの近くについているので、電気が通っていそうな感じがして、子供が触れちゃったりしたら…って不安になりますよね。でも、電気製品についているアース線って落雷や漏電による電気を、地面に逃がすためについているので、普段家電が漏電していない状態なら、使用中に触っても電気が流れるってことはないんですよ。ですから、触っても問題ないのですがそれでも、家電の漏電などは目に見えないので、念のためむやみやたらにはアース線を触らないように気をつけましょう。

どんな家電についている?

電子レンジや電気オーブンなどの電気を多く使う家電

電子レンジのアース線

アース線が必要になる器具の代表は、キッチン家電など電気を多く使う家電です。例を挙げると、電子レンジ・電気オーブン・食洗器・冷蔵庫といったものです。特に電子レンジなどの、複雑で多くの電気を使う家電は、内部で漏電していても気が付きにくく、感電や火災の危険もあるので、安全のためにも電源コードをつなぐときはアース線をつないで使用するのがおすすめですよ。

洗濯機やウォシュレットなどの水回りの近くで使う家電

漏電が起こりやすいことで有名なのが、水回りですよね。ですから、水回りに使う電化製品にも漏電対策として、アース線がついていることが多いんですよ。特に目につきやすいのが、洗濯機やウォシュレットです。お店なのに多いのですが、特にウォシュレットは設置場所の関係上、濡れる可能性が高いのでコンセントのところに漏電遮断器を設置している場合もあります。水回りは、必然的に漏電の危険が高くなるので、必ずアース線を接続したほうが安全です。

扱うのに資格は必要?

家の配線は電気工事士の資格がないと扱えない!

家の中、特に壁の中の配線というのは、電気工事士の資格がないと扱えないので注意が必要です。コンセントに家電の電源コードを差し込むのは、電気工事士の資格がなくてもできますが、例えばコンセントの増設や移設、スイッチの設置などは電気工事士の資格がないと扱えないものがほとんどなんですよ。

家電からアース線をつなぐだけなら資格がなくても扱えます!

家の電気を取り扱うことは、ほとんど電気工事士の資格が必要なので、アース線を取り付けるのも、電気工事士の資格が必要に見えますよね。でも、アース線を、アース付きのコンセントに取り付けるだけなら、電気工事士の資格は必要ないんですよ。コンセントに電源を差し込むのと同じ感覚で、アース線を接続できてしまいます。

アース線のつなぎ方を簡単に解説!

アース付きコンセントのカバーを開ける

アース付き壁面コンセントカバーの、アース部分を開けます。

いろいろなタイプがありますが、カバーを開けた時に、ネジがある場合はネジを外れない程度に、緩めておきましょう。

蓋がないタイプもあるので、自宅についているコンセントのタイプに合わせて、作業していきましょう。

アース線をつないでねじを締めて完成!

アース線の接続先がねじ止めの場合、先がC字型の金具になっているアース線の場合は都合がいいんですが、何もついていない場合、中の銅線をよじってネジに巻き付くように曲げておく必要があります。逆に、アース線の接続先が、差し込みタイプの場合は、C字型の金具だと、差し込めないこともあります。その場合、少しアース線が短くなってしまいますが、先を切って被膜を向き、よじって差し込めるようにしておきましょう。

どうしてアース線が必要になる?

漏電した時に電気を安全に逃がすため!

そもそも、どうしてアース線をつなぐ必要があるのか、気になりますよね。アース付きコンセントのアース部分は、実は家のどの部分にあったとしても、地面につながっているんです。普通の電線は電気の制御盤【ブレーカー】につながっていますが、アースは違います。アース付きコンセントのアース線は、壁の中から地面へと接地しており、使用中の家電のアース線が接続していた時に、過剰な電気を地面へと逃がすようになっています。

アース線がついていないと…

アース線がついている家電が、コンセント内のアース端子に接続していないと、家電が水濡れや故障によって漏電を引き起こしたときや、落雷などで過剰な電気が流れた時に、電気を逃がす場所がなくなってしまいます。電気を逃がせないと漏電している家電に触れた時に、感電してしまったり、電子レンジなどの家電内で漏電したままになって、火災につながることにもなります。さらにパソコンなどの精密機器の場合は、データはそんなどの故障を引き起こすので、アース線はまさしく、いざって時に家電と人を守るよりどころのひとつなんですよ。

アース線をつなぎたいけど届かない!

アース付きコンセントの数は少ない!

各家庭にあるコンセントに、アース接続用の端子ってついているんですよ。でも、アース付きコンセントは、キッチンやお手洗い、洗濯機置き場などの決まった場所に、ピンポイントで一つだけおいてあることが多いんです。なぜならば、アース線は接地していて普段は電気が流れていないので、一つの端子に複数本つないでも問題ないからなんですよ。1箇所接地している場所へ電気を逃がせばいいので、必要以上アース付きコンセントを設置しないことが多いんです。

家電を置いてみたらアース線が短くて届かないってこともよくある!

アース付きコンセントの数が決まってしまうと、電子レンジなどの家電についているアース線の長さから、自然とつなぎ方や配置が限定されます。ですから、レイアウトにこだわって、使い勝手よく家電を配置してみると、アース線の長さが足りない!って困ってしまうことってよくありませんか?

アース線は延長できる?

家電の電源ケーブルのように延長コードで延長できる?

アース線がアース付きコンセントまで届かないなら、電源コードのように延長コードを使って、延長してしまえばいいのではないか、思う人もいると思います。しかし、家電のアース線を電源コードのように、差し込んで延長するコードはないので、延長するためにはちょっとした作業が必要です。

アース線を延長するためには同じアース線をつながないといけない

地面まで接地するアース線を、手軽に延長できないとなると必要になってくるのが、アース線に新しいアース線をつないで延長する作業。もちろん、家電によってはアース線が、簡単に外せるようになっていることもあるので、アース線を長いものに取り換える作業で解決する方法もあります。ですが、アース線取り替え作業による方法よりも、アース線を材料にして延長する方法のほうが手軽にできるので、おすすめです。

アース線の延長に必要なもの

アース線【延長用】

材料として一番重要なのが、アース線を延長して、アース付きコンセントまでつなぐための長さが十分にあるアース線です。ホームセンターの、コンセントや電線が売っている電材コーナーに置いてあります。線の色は緑色に、一本の黄色い線が入っているのが目印です。そのまま使えるようになっているものと、切り売りとがあるので、お好みで好きなほうを買いましょう。用意するアース線の長さは少し長めにしておくと安心ですよ。

ニッパー・カッター

アース線を切るためにニッパーが、アース線の被覆を取るためにカッターが必要です。どちらも、普段あまり使わないなら、100円ショップ等で安いものを購入してもいいです。でも、安いものは切れ味に難があるので、ほかにも使う可能性があるなら、しっかりホームセンターで購入しましょう。高価なものじゃなくても、ある程度の価格のものなら、かなり切れ味が違います。

ビニールテープ・ペンチ

アース線同士をつなぐときにねじったり圧着するためにペンチを、つないだアース線を絶縁するためにビニールテープや圧着チューブを使います。どちらもホームセンターや100円ショップで購入できるので、用意しておきましょう。

あると便利なもの

被覆カッター

簡単に材料の被覆を剥くことができちゃう便利な道具です。挟んで剥くタイプと、握るとぱっと材料の被覆が剥けるタイプがあります。電気工作が好きな人は、一つは持っていると材料加工の作業がはかどる便利なアイテムです。

圧着端子用ペンチ・圧着端子

車関係の配線などが趣味な人は、持っていても損がないです。圧着端子は様々なものがあり、コネクタ状になっているものがあるので、それを使ってアース線同士を接続します。端子と線をつなぐ方法も、圧着端子用のペンチで圧着すればいいだけなので、すごくお手軽です。

はんだごて・はんだ線

電気工作といったら、外せないのがはんだごてと、接着用の材料であるはんだ線を使った方法ですよね。これはどんなタイプの電気工作でも、使える万能選手なので、安いものでも一つあると便利です。ただ、熱を使うのでやけどに注意が必要です。アース線も、はんだごてと材料のはんだ線を使ってつなげるので、はんだの扱いに慣れているようならおすすめです。

アース線の延長方法

まずは延長用のアース線の被覆をはがしてよじります

少し曲げながらカッターを当てると切りやすいです

一番簡単なよじって、ビニールテープで留めるつなぎ方を解説します。延長用に用意した、材料のアース線の被覆を2~3cmはがします。

カッターを使う場合は、作業中手を切らないように注意しましょう。使うアース線によっては、もともと被覆がはがれているので、この作業は必要ありません。

被覆をはがしたら、アース線の銅線を、ばらけないようにしっかりよじっておきましょう。細い銅線が、手に刺さらないようにペンチを使うなどして、気を付けてよじってください。

家電側のアース線の被覆をはがして2本のアース線をねじってつなげる

家電側のアース線の先に、端子がついていたら切って外します。

そして、被覆を材料のアース線と同じように、2~3cmはがし、銅線をよじります。

家電側のアース線と材料のアース線のつなぎ方は、銅線同士をクロスさせてよじり合わせます。

つないだらビニールテープで、圧着するようにしっかりと巻きます。ビニールテープの代わりに、圧着チューブを使ってもOKです。

引っ張って抜けないのを確認したら完成!はんだ付けをしておくとさらに安心!

絶縁テープを巻いたら、最後に引っ張っても抜けないことを確認しましょう。抜けようならしっかりとつなぎなおします。

また、家電側のアース線と材料のアース線をクロスして、ねじった後にはんだ付けをしてしまうと、さらに取れにくくなって安心です。はんだ付けした場合も最後は絶縁テープを巻いて、しっかり処理しましょう。

アース線の接続先が一つしかない!

ひとつだけのアース線に何種類かの家電のアース線をつないでも平気?

アース線の数に対して、アース付きコンセントが少ないってびっくりしますよね。でも、アース線は接地しているだけの線なので、一つのアース付きコンセントに複数の種類つなぐことができるんですよ。

どうして平気なの?

電源コンセントは、1つの差込口に対して1つのコンセントしかさせないのに、接地しているアース線は1箇所に複数つなげるのって不思議ですよね。実は、アース線には常に電気が流れているわけではく、いざって時に電気を接地した電線へと逃がすだけなので、流れる電気も少ないので1箇所に複数本つないでも大丈夫なんですよ。

そもそもアース線の接続先が見当たらない!

部屋の中にアース線をつなげるコンセントがないけどアース線をつなぎたい!

電子レンジなどの、アース線がついている家電は、アース線をつながなくても使用できるものもあると紹介しました。でも、落雷などによってパソコンやテレビ等と精密機器の故障を防ぐために、アース線をつないだほうが安心ですよね。そういった場合に、便利なのが雷ガード付きのコンセントタップです。落雷等で電圧に検知して、電気をストップし機器の故障を防ぐ優れものなんですよ。

アース線の代わりになるコンセントタップもあるんです

アース線が接地していないと、漏電時の電気を逃がすことはできませんが、漏電を検知して、電源をオフにするコンセントタップもあります。その名も、漏電遮断器です。水濡れの多い店舗のお手洗いなどに設置してあることも多く、アース付きコンセントがどうしてもない時は、安全のためにもできるだけつけておくのがおすすめですよ。

アース線をつないでしっかり家電を守ろう

アース線からコンセントへのつなぎ方だけでなく、アース線同士のつなぎ方も覚えておけば、コンセントの位置に縛られずに、自由に部屋をレイアウト出来ますよね。ぜひ、アース線のつなぎ方をマスターして、皆さんそれぞれの快適な家電ライフに役立ててください。

アース線が気になる人はこちらをチェック!

意外とあまり知られていない、アース線のあれこれを知るために、参考になる情報を集めてみちゃいました。暮らしの中で何かと役に立つこと請け合いなので、読んでみてくださいね。

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ひろさん
ライター

ひろさん

よろしくお願いいたします。


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