カトレアとは?特徴や種類、育て方、植え替え、増やし方などを解説!のイメージ

カトレアとは?特徴や種類、育て方、植え替え、増やし方などを解説!

カトレアとはどのような植物かご存知でしょうか?洋ランの中でも特に有名な花であり、とても綺麗な花を咲かせるので人気があるのですが、通常の観葉植物とは少し育て方が違うので注意が必要です。今回はそんなカトレアの種類や育て方、増やし方や花言葉などを解説していきます。

2019年08月14日更新

T・S
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元農家で農業検定を持つライターです!植物に関すること、海のこと、DIYについて主に書かせて頂きます!
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目次

  1. カトレアの育て方は?
  2. カトレアの特徴
  3. カトレアの種類
  4. カトレアの花言葉と名前の意味
  5. カトレアの値段は?
  6. カトレアの育て方①環境
  7. カトレアの育て方②用土・植え付け
  8. カトレアの育て方③水やり・肥料
  9. カトレアの育て方④植え替え・増やし方
  10. カトレアの育て方⑤手入れ
  11. カトレアの育て方⑥病気・害虫
  12. まとめ

カトレアの育て方は?

洋ランと言えばカトレアをイメージされる方も多いのではないでしょうか?カトレアは非常に美しい花を咲かせる植物として有名で、多くの方が育てています。かつては高級な花として知られていましたが、現在は気軽に手に入れられるようになり、育て方も浸透しています。また、品種改良も進んだ為、沢山の種類から選べるのも嬉しいポイント。今回はそんなカトレアの種類や育て方、増やし方や花言葉などを解説していきます。

カトレアの特徴

カトレアとは?

カトレアは、ラン科カトレア属に分類されり多年草です。原産地は中南米の熱帯・亜熱帯地域で、木の上に着生して生きるのが通常の観葉植物とは大きく違う点。大きさは種類によりますが、最大で60センチほどの大きさになります。大きな花を咲かせるタイプは見栄えが非常に良いので、贈答品やブーケ、コサージュといったものによく使われます。逆に、ミニタイプのものは小さくて育てやすいので、家庭で育てやすいのがポイントです。

カトレアは初心者でも育てやすい?

素敵な花を咲かせるので育ててみたいと考えている方は多いのですが、放置出来るタイプの花ではないので注意しましょう。昔は今より育て方が難しかったのですが、今は品種改良が進み、育てやすい品種が増えているので、育てやすくはなっています。育て方や注意するポイントは後述して解説していますので参考にしてみて下さい。初めて育てる方は夏咲き・秋咲きの品種から始めてみることをおすすめします。

カトレアの開花時期

実はカトレアは種類によって咲く時期が大きく違います。春咲きは3~4月、夏咲きは5~7月、秋咲きは9~11月、冬咲きは12~3月で、どの時期に花を見たいかで選ぶべき品種が異なってきます。また、花色も白や赤、ピンクといった可愛らしい色から、紫や緑、茶色、黄色など様々な色があるのがポイント。花を咲かせる時期や育てやすさ、色といった要素から育てる種類を選びましょう。

カトレアの種類

カトレアの種類①ドロシーオカ

こちらはコンパクトながらも丈夫で育てやすい品種です。開花時期は初夏で、白赤のセミアルバ系の中でも特にバランスがよく人気があります。中大輪花を育てたい方は選んでみて下さい。値段はカトレアの中で平均くらいになっています。

カトレアの種類②イエンコロナ・グリーンベイル

こちらは画像のように、緑色に赤・紫が入る派手な見た目の花です。ミニな種類ですので小さくて育てやすいのがポイント。上手く育てられれば、1花茎に数輪着花します。開花時期は冬で、値段はカトレアの中で中くらいになります。

カトレアの種類③メモリアルゴールド

こちらは非常に華やかなの花を咲かせるミニタイプの品種です。開花時期は不定期タイプで、丸みがあるのが特徴。また、値段が少し休めとなっているのも嬉しいポイントで、初めて育てる際に心配な方は、値段の安いものから試してみるのがおすすめです。

カトレアの花言葉と名前の意味

カトレアの花言葉

綺麗な花を咲かせるので花言葉も気になるところですが、花言葉は「魔力・魅惑的・成熟した大人の魅力・優美な貴婦人」といったものがあります。どれも美しい花から連想されそうな花言葉ですが、実は色によっても分けられています。ピンクが「成熟した大人の魅力」で、白が「魔力」、黄色が「魅力」、紫が「優美な女性」という花言葉が付いています。

カトレアの名前の意味

名前の意味の気になるところですが、特に意味がある訳ではなく、人名から来ています。最初に発見した方の名前が「William Cattley」という方だったのですが、南米から送られてきた植物の梱包材としてカトレアが使われていたのに興味を持ち、育ててみたところ綺麗な花が咲いて、植物学者により名前が付けられたとされています。特別な意味がある訳では無いのですが、由来を知っておくと育てる楽しさが増えるのではないでしょうか。

カトレアの値段は?

カトレアの値段

ミディカトレア ドロシーオカ ヒノモト
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値段は品種によって違いがありますが、大体1500~3000円くらいが目安となります。かつては高級な花だったのですが、1500~3000円であれば買いやすいと感じる方も多いのではないでしょうか。値段の高い花をすぐに枯らしてしまうととてもショックですので、初めて育てる初心者の方は、値段の安いものからチャレンジしてみて下さい。

カトレアの選び方

ネットショップで購入する場合は選べないことが多いのですが、お店で購入する際はなるべく良い株を選びたいところです。基準はとてもシンプルで、元気そうな株を選びましょう。葉が青々としていてしっかりしているかをチェックし、病気の様子は無いか、害虫被害を受けていないかも見ておいて下さい。基本的な部分が問題無ければ、どの株を選んでも大丈夫です。

カトレアの育て方①環境

カトレアは鉢植え?地植え?

どのような形で育てるかですが、カトレアは木の枝に着生して生きている植物ですので、自生地でも地面に植わっている訳ではありません。その為、自宅で育てる場合は地植えではなく、鉢植えや木に着生させて育てることになるのですが、一般的には鉢植えで育てられます。鉢の中に水ゴケを入れて育てるのが一般的で、素焼き鉢を使うのがおすすめです。

カトレアに適した生育環境

適した生育環境もとても大切です。日光が好きな植物ですので、日当たりの良い場所で育てていきましょう。室内で育てることが多いので、窓辺に置いて、なるべく光が当たるようにしてあげます。また、風通しも大切ですので、高い湿度が保たれるような環境は避けた方が良いでしょう。

カトレアの夏冬越し

観葉植物を育てるハードルになるのが夏と冬です。夏時期はやはり光が強いので、直射日光を当て続けないようにするのがポイントになります。薄いカーテンや薄い寒冷紗で30%ほど遮光してあげると良いでしょう。適温は15~28度ですので、暑くなりすぎているようであれば室内に入れてあげて下さい。冬は室内に入れて、水やりのペースを落とし、少し乾かし気味に育てるのがコツです。

カトレアの育て方②用土・植え付け

カトレアの用土

植え付けに使用する用土ですが、一般的には水ゴケが使用されます。水ゴケは水をしっかり含み、適切な状態を保ってくれる植え込み材料です。他にも、バークや軽石を混ぜた土を使う方法もありますが、まずは水ゴケで育ててみるのがおすすめです。また、水ゴケや鉢などを使用せずに、コルクやヘゴ板に固定して育てていく方法もありますが、初心者向けではありません。

カトレアの植え付け

株と植え付けに必要なものが揃ったら、植え付けていきましょう。少し大きめの鉢を用意して下さい。水ゴケを3時間ほど水につけてから、購入した株の根の周りに巻いていきます。そして、そのまま鉢に入れてしまいましょう。水ゴケが鉢からはみ出さないように整えたら植え付け完了です。巻きつけて入れるだけですので、とても簡単です。チップなどを使用する場合も簡単に植え付けられます。

カトレアの育て方③水やり・肥料

カトレアへの水やり

水やりのやり方がとても大切です。常に濡れているような状態にすると病気になってしまいますので、メリハリをつけた水やりをしましょう。水ゴケがある程度乾いてきてから水やりをして下さい。また、冬時期は水やりのペースを落として、乾燥気味に育てていきます。真夏はかなり乾きやすいので、戸外で育てている場合は特に、毎日水やりをすることが多いでしょう。

カトレアへの肥料

肥料はよく育つ時期だけ与えるのがポイントです。基本的には春から秋くらいまでとなります。開花時期によっても違いがありますので、品種に合わせて肥料を与えて下さい。肥料の種類は緩効性肥料でも液体肥料でも構いません。液体肥料であれば週に一回、固形肥料であれば月に一回、緩効性肥料であれば2~3ヶ月に一回くらいのペースで与えます。

カトレアの育て方④植え替え・増やし方

カトレアの植え替え

植え替えは2年に一回は行いましょう。適期は4~5月、もしくは9月頃です。植え替えのタイミングが悪いと花つきに影響が出ますので気を付けて下さい。新芽がはみ出しそうであれば、1年しか経っていなくても植え替えをしましょう。植え替えのやり方で特別なことはありません。鉢から株を出し、古い水ゴケを丁寧に取って、新しい水ゴケを巻き、新しい鉢に植え替えます。植え替え後はすぐに水やりをせずに、乾燥してから水やりをして下さい。

カトレアの増やし方

増やし方は株分けが基本です。株分けでの増やし方は簡単ですのでやってみましょう。適期は4~5月、もしくは9月ですので、植え替えと一緒に行うことをおすすめします。大きく成長した株を鉢から取り出して、ハサミで2~3つに分けて下さい。ハサミは消毒されたものを使うことが大切です。切り分けたら水ゴケを巻いて、別々の株としてまた育てていきます。ダメージがありますので、数年ほど花が咲かなくなることもあります。

カトレアの育て方⑤手入れ

手入れ①支柱立て

特別な手入れはありませんが、バルブが完成する頃に支柱を立ててあげると良いでしょう。折れてしまうことがあるので、支柱を使って支えてあげます。必ずしなければいけない訳ではありませんので、環境・状況に合わせてやってみて下さい。

手入れ②花がら摘み

花が咲いたあと、少し枯れてきたタイミングで花茎を付け根からカットしましょう。枯れた花を放っておくと病気の原因になってしまい、また見た目も悪くなります。ただし、切り落とすのに使用するハサミに菌が付いていて病気になるケースもありますので、ハサミは消毒されたものを使って下さい。

カトレアの育て方⑥病気・害虫

カトレアの病気

カトレアはウイルス病という病気にかかることがあります。これはハサミなどを経由してかかってしまうことが多い病気ですので、ハサミを使用する際は消毒して使うようにしましょう。かかってしまうと斑点が入り、次第に枯れていきます。治療は出来ませんので、ウイルス病にかかっている株は早めに処分して、他の株に移らないようにして下さい。

カトレアに付く害虫

害虫はカイガラムシが付くことが多いです。カイガラムシは幼虫の間は薬剤が効くのですが、成虫になると薬剤が効きにくくなりますので、もしカトレアに付いていたら歯ブラシなどでそぎ落としましょう。また、幼虫を薬剤で予防するのも有効です。戸外だとナメクジが付くこともありますので、心配な方は忌避剤を使うことをおすすめします。

まとめ

今回の「カトレアとは?特徴や種類、育て方、植え替え、増やし方などを解説!」はいかがでしたでしょうか?名前の意味や育て方、増やし方や注意点などまで解説させて頂きましたが、今すぐ育ててみたくなった方も多いかもしれません。いくつかの注意ポイントはありますが、育てやすい品種は基本的なことを守れば育てられますので、ぜひチャレンジしてみて下さい。

カトレアが気になる方はこちらもチェック!

今回はカトレアについて解説させて頂きましたが、他にも観葉植物・ガーデニングに関する記事が沢山あります。気になる方は是非見てみて下さい。

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