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【ジャクソン特集】キャールブレード魅力や誕生経緯を開発者の立場から徹底解説!

河西幸彦

【ジャクソン特集】キャールブレード魅力や誕生経緯を開発者の立場から徹底解説!

河西幸彦

2018年春に発売されたキャールブレード。渓流用ルアーというとミノー、スプーン、スピナーが定番。その中でカエル型のルアーを開発した理由は。他のルアーでは満たされない機能を追及していった結果、キャールブレードは何故誕生したのかを開発者の目線で徹底解説致します。



キャールブレードは一体どんなルアー?

キャールブレードは2018年春に発売されたカエル型の渓流用シンキングルアー。見た目はとても可愛いです。渓流用ルアーというと、ミノー、スプーン、スピナーを連想する方も多いはず。その中でカエル型というのはかなり異質な存在と言えるでしょう。ただこれは他のルアーでは満たされない機能を追及していった結果、導かれた形なのです。

好評によりバス用サイズも発売!

発売後は渓流用35mmサイズが大変好評。キャラも立っていたことからバス用に一回り大きいサイズが欲しいという要望が多く寄せられ、翌年の2019年にはバス用として48mmサイズでシンキングタイプとフローティングタイプも発売されました。今回は元祖の渓流用35mmモデルについて書かせていただきます。

キャールブレードの特長は?

他のルアーでは満たされない機能

ルアーフィッシングにおいて、ストラクチャー(障害物)周りは魚が居付きやすく、必ずチェックすべきポイントであります。これを渓流で考えた場合、岩陰や倒木周りがそれに当たります。岩陰周りは渓流の代表的なルアーであるミノーやスプーンで攻めることが出来ますが、ちょっと複雑に枝の残った倒木周りなどはミノーやスプーンで攻め込んだら高確率で根掛かってしまい、一発でポイントを潰してしまいます。『魚が居ることは判っていても、深く攻め込むのが非常に難しいポイント』なのです。



渓流アングラーが長年追い求めた機能

こちらの実釣動画を見てもらえばわかりますが、キャールブレードはミノーなどでは狙いにくいポイントでも積極的に使用できます。渓流において、このように攻めたくても攻め切れない歯がゆいポイントを、攻めても根掛かりにくく、それでいてフッキング率も極力下げないルアーというのは、渓流アングラーにとって長年追い求めていた機能であり、キャールブレード最大の特長になります。

カエルの形に秘められた機能とは?



この可愛いカエル形状は『アソビ心』も大きな要素ではありますが、もちろんそれだけではありません。渓流用の35mmモデルのフックはカエルの股の間にシングルフックが一本。左右に張り出した太ももが倒木などのストラクチャーにコンタクトしてもかわしていき、根掛かりのリスクを大きく軽減します。その見た目からも根掛かりしにくいのはご理解いただけるかと思います。

キャールブレードのフッキング率は!?

次に心配になってくるのはフッキング率。単純に考えると、『ハードルアーで根掛かりしにくい=魚も掛りにくい』となります。確かにトレブルフックが二つ付いているミノーに比べるとフッキング率は下がりますが、キャールブレードにはそのフッキング率の低下を極力抑えるための工夫が施されております。

それは魚に喰いつく場所を指定してしまうという荒業

キャールブレードの両足は、太ももの先にはウイローブレードが付いております。この左右のブレード、着水後はフォール中もリトリーブ中も常にヒラヒラと激しく動き、魚達にアピールしてくれます。逆にボディ本体は意図的に極力動かないように設計されております。ミノーのようにボディを左右に激しく振るということはありません。リトリーブしてきてもわずかにふらつく程度の動きです。

フックにバイトを誘発させてフッキング率の低下を防止

ボディを動かないようにすることによって、『存在感』は圧倒的にブレード部が強くなります。チェイスしてきた魚は存在感の強いところにアタックしてきます。そう、左右のブレードを目掛けて喰いつく。そしてその2枚のブレードの間にはフックがあるので、魚がフックの場所に喰いつくようにしてフッキング率の低下を抑えているのです。

キャールブレードが活躍する状況とは!?

キャールブレードは使い道のハッキリしているルアーなので、一日これを投げ倒すのではなく、ミノーやスプーンなど他のルアーでは根掛かりが怖いポイントで登場させるのが良いでしょう。

シンキングタイプでやや早めの沈下スピードなので、緩やかな流れや巻き返しならばボトムまで沈めることができます。ボトムに沈めたらボトムバンプ。ダウンで攻めているようならば大胆に倒木下の奥に流し込み、水流を受けさせてサスペンド状態でステイさせたりします。

キャールブレードなら攻めれるタイトなポイントを意識して釣果アップ

基本的にブレードが勝手に動いてくれておりますので、ルアーに加えるアクションを気にかけるよりも、ストラクチャーに対してよりタイトに攻められるよう、ルアーポジションに気をかけてください。他のルアーでは攻められないポイントが、キャールブレードなら攻めることができます。

最後に

キャールブレードの形状に、込められた考え方は少しでも伝わりましたでしょうか。また、こちらの水中アクションの動画、実釣での動画をご覧いただければ、更にキャールブレードの使用感のイメージがわくことでしょう。こんなルアーで釣ってみたいと思える、遊び心溢れるルアーに仕上げましたので、是非一度手にとって見ていただければ幸いです。

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