渓流ゲームで必ず必要なもの
エリアの道具が流用できるものも多いですが、渓流用にどうしても準備しなければならないものをご紹介します。
遊漁承認証(入漁券)
日本国内でトラウトが釣れる渓流は、その殆どが漁業協同組合(漁協)の管理下にあります。漁協の管理下の水域で釣りをするためには、エリア同様入漁券の購入が必要です。漁協管理エリア内のコンビニや、ネット上で購入できるところもあります。購入した入漁券は、対象漁協の管轄内かつ対象魚種のみ有効なので、事前に確認して必ず購入しましょう。
渓流用ウェーダー・ラッシュガード
エリアの釣りと異なり、渓流では水に入る必要が出てくる場合も多いです。渓流用のウェーダーがあればベストですが、フェルトソールのものであればどんなものでも構いません。真夏限定ではありますが、上下ラッシュガード+フェルトのブーツでずぶ濡れになりながら釣るのも涼しくておすすめですよ!
エリアでも必要ですが・・・帽子・偏向サングラス
エリアでも頭と目を守るために必ず必要な帽子とサングラスですが、渓流では偏向サングラスの意味合いが少々異なります。魚を見つけるよりも、水中を歩く際の足場や、ルアーを通すコース上の障害物を確認するために必要です。
虫対策用品
エリアでも必要な場所はありますが、大自然の中に飛び込んでいきます。アブやブヨなどの虫も出ますので、長袖+虫よけは必須アイテムです。
エリアには必要ないけれど、渓流ではあれば便利なアイテム
必ず必要なわけではありませんが、なるべく用意しておきたいアイテムをご紹介します。
エリアでは無縁の熊よけグッズ
渓流でのネイティブトラウト狙いでは、かなり山奥に分け入っていくこともあります。エリアでの釣りと異なり、熊と遭遇してしまうリスクがあるので、熊よけ鈴や、熊撃退スプレーを持っていると安心です。撃退スプレーはかなり高価ですが、熊よけ鈴は千円程度で購入できるので、是非購入して持って行きましょう。
渓流用のベスト・防水バッグ
渓流では、同じポイントで粘る事はまずありません。機動力を高めるために、必要なアイテムは全て身に着けて行きましょう。ベストや、体にフィットするタイプのバッグを用意しておけば、移動の際に両手が空くので安全です。防水バッグなら、財布やスマホも濡れる心配が無いのでおすすめです。
ランディングネット
不意の大物が掛かった際に必要なのがランディングネットです。エリア用のラバーネットでも構いませんが、大きくて移動の邪魔になりがちなので、ネイティブ用の小さなタイプがおすすめです。
飲み物・非常食・携帯電話
大自然の中に踏み込む以上、どんなトラブルに見舞われるかわかりません。転んだだけでも一歩間違えば遭難してしまいますので、最低限の飲み物と非常食は携行しましょう。携帯電話は、電波があれば救助を呼べる大事なアイテムなので、防水の機種でなければ防水パックに入れるなどして必ず持って行きましょう。
渓流で使えるエリアタックル
渓流で釣りをするために新たにタックルを購入する必要はありません!もちろん専用タックルがあるのに越したことはないのですが、エリア用のタックルでも十分楽しむことができます。
渓流でも使えるエリアタックル
エリアトラウト用であっても、張りがあるタイプのロッドであればほとんど使用可能です。リールもそのままで何の問題もありません。普段、ボトムやトップで使用しているロッドをそのまま持って行けばOKです。ただし、ラインだけは少し太めにしましょう。ナイロンであれば4lb程度・PEであれば、0.6号に1号リーダーくらいがおすすめです。
渓流で使えるエリアルアー
普段エリアで使用しているルアーの中から、重くて細身のスプーン・メタルバイブ・ミノーなどを持って行きましょう。流れの緩いポイントであれば、どれも問題なく使えます。
渓流で使えるエリア用品
前述のもの以外にも、ラインカッターやフォーセップなどの小物類はそのまま使用可能です。また、エリア用のシングルフックも優秀な製品が多いので、渓流でも威力を発揮してくれることでしょう。
少し買い足すなら・・・おすすめ渓流ルアー
エリアでは絶滅危惧種?スピナー
エリアではもうほとんど見かけませんが、ネイティブトラウトでは絶大な人気を誇ります。投げて巻くだけで簡単に釣れる上、気温があがるほどなぜかスピナーがハマる日が増えてきます。糸よれしにくいタイプがおすすめ!
シンキングミノー
ポイントによって流れの強さも水深も変わる渓流では、シンキングタイプのミノーでレンジを刻むのが王道です。中間的なウェイト・サイズのミノーを数個持っておけば、源流域から里川までどこでも対応できるので、とてもおすすめですよ!
暑い平野部を抜け出して、涼しい渓流に行ってみよう!
準備が整ったら、さっそく渓流へ出かけましょう!きっと美しいネイティブのイワナやヤマメに出会えるはずです。細かいメソッドやテクニックには触れませんので、エリアでの経験を活かし楽しんでみて下さい。
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