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家の目隠しに最適な木おすすめ16選!庭木や生垣に人気なおしゃれな植物を厳選!

庭木や生垣を上手に使っておしゃれに庭の目隠しを作ってみませんか。低木を使って手作りの外構を作っていくのも楽しいものです。鉢植えを使うほか、目隠しとして最適な人気の常緑樹を植える外構もステキです。今回は家の目隠し最適な木をはじめ、人気の植物についてご紹介します。
2020年8月27日
水木誠人
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家の目隠しに使いたい人気の庭木って?

Photo by harum.koh

ガーデニングで庭を楽しんでいると、外から見えてしまうのが気になります。そんなとき、外構工事などをするほかに、庭木を上手に使って生垣を作ったり、鉢植えをうまく並べて目隠しをするだけで、人の目が気にならなくなるものです。門柱やフェンスといった外構を、庭木や鉢植えを使って目隠しにする際、低木や常緑樹など、どんな品種の木が最適なのでしょうか。今回は、おしゃれに庭の目隠しとして利用したい樹木についてご紹介します。

目隠しの木を植える利点とは?

Photo by rockerBOO

外構をフェンスなどで無機質に目隠しするよりも、庭や家の目隠しに樹木など自然を取り入れると、ナチュラルな印象を与えてくれます。また、フェンスなどを利用すると、いかにも目隠しをしていることが明白ですが、庭木や低木、鉢植えなどでうまく目隠しを取り入れると、景観という観点からも、印象がすがすがしくなります。木を植えると手入れが大変だと思う方もいらっしゃいますが、手入れがあまり必要とされない常緑樹などもあります。まずは気軽に考えてみてはいかがでしょうか。

庭木や鉢植えなどを使った目隠しの方法

Photo by flöschen

それぞれの家の造りによって、庭や玄関をどんなふうに目隠ししたいのかはまちまちです。家の周囲がオープンに開いている場合、竹などを使った生垣を配する目隠しという方法もあります。玄関の前をおしゃれに目隠ししたい場合、家の雰囲気に合った樹木を植えることで、かんたんに目隠しを作ることが可能です。ベランダの目隠しには、お気に入りの鉢植えをおしゃれに並べたり、つる性の植物を使ってグリーンカーテンを作るなど、大げさな外構工事をしなくても目隠ししたい場所によってさまざまなアレンジができます。、こんなふうに気軽にできます。

目隠しに最適な人気の庭木①オリーブ

Photo byulleo

葉がしっかりとして、樹高もそれなりに大きくなる、南ヨーロッパの地中海が原産のオリーブの木。乾燥に強いため、手入れもかんたんで、上手に育てると、多くの実をつけます。塩漬けにすれば、手作りのオリーブの実を楽しむこともできるため、目隠しの木として利用するほかに、育てる楽しみもあります。

日頃の管理で注意したいこと

Photo byulleo

オリーブの木は樹勢がよく、大きく育ていくため、休眠期の冬になったら剪定したほうがベター。伸びきった不要な枝を切り、枝が混み合わないようにしてあげましょう。病害虫の被害は比較的少ない樹木ですが、日当たりや風通しに気をつけるようにしましょう。樹高は高くなるため、目隠しとして庭植えする場合は、植える場所を十分に考えてからにしましょう。

目隠しに最適な人気の庭木②カエデ

Photo byjbom411

日本でよく見られる落葉樹で、秋になるとその紅葉の美しさで知られるカエデ。さまざまな品種がありますが、日本を代表するのがイロハモミジです。手のひらのような葉が愛らしく、目隠しの庭木としてのみならず、目隠しとは関係ない盆栽などでも人気が高く、木材などとしても使われる身近な樹木です。

日頃の管理で注意したいこと

Photo bySamueles

日当たりのいい場所を好むカエデ。日中、十分に日光に当たることができ、かつ、夜には気温が下がる場所で管理すると、紅葉の色づきがよくなりますので、目隠しとして利用するだけではなく、植える場所もしっかりと選びましょう。カエデは自然な形の樹勢が美しいため、剪定では不要な枝を切り取るように行うのがコツです。

目隠しに最適な人気の庭木③キンモクセイ

Photo by zunsanzunsan

香りがよく、秋になるとオレンジ色のかわいらしい花をつけるキンモクセイ。樹高が高くなるため、玄関のそばに植えると、十分な目隠しとなる常緑樹のひとつです。原産の中国では、キンモクセイの花はお茶やお酒などにも使われます。キンモクセイにはギンモクセイなどの品種もありますので、目隠しとして選ぶ際は、花の印象なども考えて決めましょう。

日頃の管理で注意したいこと

Photo by t-mizo

キンモクセイは鉢植えでも庭植えでも目隠しの木として育てることが可能。寒さを嫌い、温かい場所を好むので、日当たりがよく、水はけのよい場所で育てるようにしたいです。樹勢の強い樹木であるため、剪定したほうがベター。ただし、休眠期に剪定すると、寒さに弱いため、3~4月になったら、伸びきった枝を軽く剪定してあげましょう。

目隠しに最適な人気の庭木④ツバキ

Photo byNennieinszweidrei

あまり日の当たらない玄関先などの目隠しとしておすすめしたいツバキの木。常緑性の低木ですが、樹高は育て方によって10mにまで生長し、冬になると紅色に近いピンク色の花をつけるます。目隠しとして利用するだけではなく、花が少ない時期に美しく咲く花を愛でる楽しみもあります。しっかりとした艶っぽい葉も美しく、日本の冬を代表する樹木です。


日頃の管理で注意したいこと

Photo by mxmstryo

ツバキは日当たりを気にせずに目隠しとして育てられます。日陰の場合、なるべく明るいところに植え付けるようにしましょう。冬に冷たい風に当てると、つぼみが落ちてしまいますので注意が必要です。若いツバキの木は土が乾いたら水を与えるようにします。花が終わり、花芽がつく前の3~4月頃に剪定を行いましょう。花芽がつかない弱い枝や混んでいる枝を切り戻してあげる程度でOKです。

目隠しに最適な人気の庭木⑤ヤマモモ

Photo by harum.koh

国内でも庭木や街路樹としてよく見られるヤマモモ。雌雄異株で、雌木には春先に小さな花がつき、夏になると紫色に近い紅色の実をつけます。実は甘酸っぱいものの、そのまま食べられますが、ジャムや砂糖漬けとして加工されることも。ヤマモモは日本や中国が原産で、暑さに強い品種です。樹高は高く、20m近くまで生長することもあるため、目隠しとして植えるには最適です。

日頃の管理で注意したいこと

Photo bysunsheng

ヤマモモは日当たりを好むため、周囲に何もない場所の目隠しに植えることが可能です。通気性のよい土を使って植え付けましょう。春先に枝が混み合っている場所を剪定するほか、不要な枝や伸び切った枝を切り詰めますが、実を楽しみたい場合、梅雨ごろの6~7月を目安に行いましょう。庭植えのヤマモモは、水やりの必要はありませんが、暑い日には水を与えて、目隠しの木として立派に育ててあげましょう。

おしゃれな目隠しの木である常緑樹①コニファー

Photo by Rhian de Kerhiec

コニファーとは、細長い形をした葉を持つ木の総称で、さまざまな品種の木が人気です。樹高によって鉢植えをいくつか並べて生垣のような目隠しにするほか、玄関のアクセントを兼ねて目隠しとして庭植えし、季節に応じてデコレーションするなど、目隠しとして意外にも楽しめる方法はいくらでもあります。気に入った鉢植えと出会ったら、ぜひ目隠しの木として取り入れたいです。

日頃の管理で注意したいこと

一般に、コニファーは暑さと乾燥に弱いタイプが多いため、水やりが非常に重要となります。元気がなくなると、葉色が変色してきて、最後には枯れてしまいますので、土が乾いたらたっぷりと水を与え、夏場はとくにまめに水やりを行うようにしましょう。コニファーは自然の樹形が美しい樹木であるため、大きく剪定する必要はありません。枯れてしまった葉は切り落とすか手で摘み取る方法もあります。

おしゃれな目隠しの木である常緑樹②シマトネリコ

Photo by 阿橋花譜 KHQ Flower Guide

小さな葉が印象的なシマトネリコ。庭木としても人気が高く、生垣のように家の目隠しとして植える方も多い品種です。春先から初夏にかけて白い小さな白い花をつけ、その後、羽をつけた種となっていきます。樹高は10mほどに生長しますが、玄関先などの外構部分にアクセントを兼ねて植えるほか、庭に数本、目隠しとして植えるのもおしゃれです。

日頃の管理で注意したいこと

Photo by 石川 Shihchuan

国内では沖縄県、台湾やフィリピンなどが原産のシマトネリコ。日陰でも育ちますが、日当たりのよい場所で育てた方がベター。気温がマイナスまで下がる場所は控えるようにしましょう。また、通気性のよい土を好みます。鉢植えや庭植えでは水はけのいい土を使うようにしましょう。必要に応じて伸び切った枝を間引き剪定し、おしゃれな目隠しの木として育てましょう。花芽は枝先につきますので、開花前の剪定は控えた方がベターです。
 

おしゃれな目隠しの木である常緑樹③スカイペンシル

スカイペンシルは、細長い樹形の低木で、鉢植えでも庭植でも、並べて育てると生垣のように家の目隠しにしやすい人気の品種です。場所を取らないため、外構のちょっとした部分の目隠しに最適な木で、また、ベランダの目隠しとして並べるのもおすすめ。日陰でも育てることが可能ですが、日当たりのよい場所の方がベター。夏になると白い花をつけ、秋には黒い実も楽しめます。上品に植えると、目隠しとしてだけではなく、ヨーロッパ調の庭を演出することができます。

日頃の管理で注意したいこと

日陰でも育ちますが、日当たりのいい場所で植える方が元気よく育っていきます。生長がのんびりとしている低木で、樹高が縦に細長いため、生垣のような目隠しにする場合、寄せて植える必要があります。しっかりと目隠ししたい場合は、樹形を気にしながら植えるようにしましょう。乾燥に弱いため、水やりは定期的に。葉が落ちてきたら肥料を与えるようにしましょう。

おしゃれな目隠しの木である常緑樹④ソヨゴ

Photo by harum.koh

秋になると小さな赤い実がなるソヨゴ。深い緑色が美しい常緑樹で、春先には小さな白い花がつきます。低木ではありませんが、生長に時間がかかり、ゆっくりと大きく生長していきます。中国や台湾、日本が原産で、和風の庭の目隠しとして最適な樹木で、日向も日陰も植えることが可能です。


日頃の管理で注意したいこと

Photo by harum.koh

庭植えでも鉢植えでも育てることができます。水はけのよい土を好み、特に鉢植えの木では土の表面が乾いたらしっかりと水を与えましょう。枝が伸びすぎたら樹形を整えるために剪定します。あまり手入れの必要はありませんが、外構や家のシンボルツリーとしても人気が高いので、可能な限り手をかけて育てていきましょう。

おしゃれな目隠しの木である常緑樹⑤フェイジョア

Photo by candiru

南米が原産の常緑樹で、エキゾチックな花が咲き、実も成るため、楽しく育てることができます。家の目隠しとして生垣などにもおすすめできるほか、玄関先などの外構部分に植えると、南国の雰囲気をアクセントにすることができます。原種は大きな木ですが、一般に樹高は3mほどで、夏に花が咲き、秋から冬にかけて実を収穫することができます。

日頃の管理で注意したいこと

Photo by Jocey K

日当たりのいい場所で管理し、土の表面が乾燥したら多めに水を与えましょう。実をつけたい場合、異品種の樹木を植える必要があります。また、春先に間引き剪定を行って、大きな実をつけるようにすることも大切です。フェイジョアの実は、キウイのように輪切りにカットすると食べやすく、ほどよい酸味があるため、ジャムやシャーベットなどとして食されます。目隠しの木として管理するだけではなく、実を楽しむためにもしっかりと手をかけてあげたいです。

鉢植えで生垣にする目隠しの木①黒竹

Photo byHans

緑色の幹の色が秋になると黒く色づく黒竹。シックな印象の樹木で、シンプルな鉢植えを並べてシックな目隠しの生垣にするほか、和の庭を演出する植木として、外構部分に目隠しと同時にデコレーションで植えるのもおすすめです。竹なので庭植えするとどんどん広がっていくため、十分に考えてから植えることが大切です。なお、100年ほどの周期で花が咲きます。生きているうちに花が見られるというすばらしい瞬間を体験することもできます。

日頃の管理で注意したいこと

日頃の手入れはさほどむずかしくありません。ただし、庭植えの場合、地下茎がどんどん広がってしまうため、目隠しとして植える場合はどこに植えるのかなどを十分に考えてから行うことが大切です。黒竹は水を好むため、通常の水やりのほか、暑い日は葉に水をかけてあげるのも有効です。日当たりがあまりよくない場所が最適の樹木で、半日陰程度の場所で管理するようにしましょう。

鉢植えで生垣にする目隠しの木②トキワマンサク

トキワマンサクは、国内にも自生種がある常緑樹で、春先に薄い黄色の花をつけますが、ピンク色の花をつける紅花トキワマンサクという品種もあります。ともに樹高は5m前後ですが、目隠しの生垣として最適の品種として非常に人気があります。耐陰性があるものの、日当たりがまったくない場所で育ててしまうと、樹木が弱ってしまいます。なるべく日当たりのいい場所で育てるようにしたいです。

日頃の管理で注意したいこと

本来、寒さが苦手ですので、冬の冷たい風が当たらない場所で、なるべく日当たりのいいベランダや庭で栽培しましょう。夏場の乾燥時にはしっかりと水を与えるようにして、植え付けの際は水はけのよい土を使うようにしましょう。不要な枝や混んでいる枝は、花が終わった6月ごろに剪定するようにしましょう。

鉢植えで生垣にする目隠しの木③ハツユキカズラ

白い模様の入った緑色の葉がとても美しい低木、ハツユキカズラ。ピンク色の新芽がとてもかわいらしく、人気の品種です。日本や朝鮮半島が原産で、寒さにも暑さにも強いため、非常に育てやすく、春になると花が咲くこともあり、心地よい香りで庭やベランダが華やぎます。つる性なので目隠しとして生垣に絡ませることも可能であるほか、寄せ植えにして小さく育てるのもまた愛らしい樹木です。

日頃の管理で注意したいこと

日当たりがよすぎると、葉が焼けてしまうこともありますので、夏の日差しには注意しましょう。乾燥が苦手ですので、庭植えであっても乾燥が続いたら水を与えるように心がけたいです。枝が伸びてきたら樹形を整えると新芽が出てきます。また、枝が混みあってくると病害虫が発生しやすくなるため、風通しをよくすることも大切です。

おしゃれな低木で目隠しを楽しむ①アセビ

Photo byleoleobobeo

国内で自生し、ツツジ科の常緑低木であるアセビ。春先に穂状の白い花をつける品種のほか、ピンク色の花をつける品種などもあります。目隠しとして植えるほか、観賞用としても最適な品種です。しっかりと育てて季節感を楽しみたいです。なお、アセビは馬酔木と字を当て、馬が口にすると酔うという語意からも想像できるように、葉は毒性のため、扱いには注意が必要です。


日頃の管理で注意したいこと

Photo by harum.koh

耐陰性はありますが、冬の乾燥に弱いため、寒風が当たらない場所に植えることが大切です。できるだけ日なたに植えて、かわいらしい花も楽しむようにしましょう。鉢植えはもちろんですが、庭植えで育てていても、真夏の猛暑時には水を与えるように心がけましょう。アセビは乾燥が嫌いです。枝が混んできたら剪定を行います。花後に行うのがベターです。

おしゃれな低木で目隠しを楽しむ②コケモモ

Photo byKjerstin_Michaela

常緑性の低木で、欧米などの森林に自生するコケモモ。樹高は50cmにも満たない程度なので、目隠しの木というよりも、目隠しの生垣として利用したい樹木です。特徴的なのが、秋ごろにつける赤い実で、食されることもあります。夏のはじめに白い花をつけ、枝葉を密集させながら生長していくので、ベランダや庭のアクセントに飾りたくなります。耐寒性が強い一方、夏の暑さや湿気に弱いことから、庭植えではなく鉢植えで育てて、気候に応じて移動させたほうがベターです。

日頃の管理で注意したいこと

Photo byJarkkoManty

コケモモの管理で大切なのは置き場所です。目隠ししたい場所にもよりますが、夏の暑さと湿気に弱いため、夏場は半日陰で管理し、冬は日当たりのよい場所に置くようにしましょう。湿気が苦手なので、水やりには気をつけたいです。土が十分に乾燥してから水やりを行いましょう。とくに樹形を気にしなくても自然のままで問題ありませんが、生長しすぎた枝はその都度剪定していくようにしましょう。花は6月ごろ、実は9月以降になります。

おしゃれな低木で目隠しを楽しむ③ブラシノキ

Photo byCapri23auto

ブラシのような形状の花が咲くことで知られるブラシノキ。常緑の低木で、原産はオーストラリアです。珍しい形の花は、赤、ピンク色、白などの品種があり、5~6月に開花し、庭木としてのほか、切り花などでも市販されるほどの愛らしさがあります。目隠しとしてだけではなく、その姿の美しさも楽しみたい庭木です。

日頃の管理で注意したいこと

Photo byCapri23auto

乾燥や暑さにはさほど弱くはありませんが、花を楽しみたい場合は、なるべく日当たりのよい場所で管理するようにしましょう。冬の間の寒さ対策はしっかりとして、なるべく寒風に当たらない場所を選ぶことも重要です。土の表面が乾いたら十分に水やりをしますが、庭植えで育てる場合、あまり神経質になる必要はありません。樹形は自然なままでも美しいため、剪定を気にする必要もありません。

目隠しの木は使い方次第!

Photo byFree-Photos

玄関などの外構部分をはじめ、庭の目隠しに最適な木は、使い方次第でさまざまにアレンジすることが可能です。庭植えを考えてらっしゃる方は、木の特性や将来的な樹高なども視野に入れながら、決めるようにしたいです。なかなか決められない場合は、目隠しするための鉢植えからはじめてみるのも手です。

常緑樹が気になる方はこちらもチェック!

Photo bynanoom

今回は目隠しの木としてさまざまな樹木をご紹介しました。とりあえず庭木として使いたい常緑樹について気になるという方はこちらの記事をご参照ください。