検索アイコン
エックス
Facebook
LINE

チーズの種類って?味わいや作り方などの違いと代表的なチーズをご紹介!

チーズにはものすごくたくさんの種類がありますが、私たちが知っているチーズ以外にも、調べてみるとたくさんのチーズの種類があることが分かります。分類は作り方によって分かれ、さらに作り方の中でも細かく分類されています。世界で味わわれているチーズについてまとめます。
2020年8月27日
大石ゆう
※商品PRを含む記事です。当メディアはAmazonアソシエイト、楽天アフィリエイトを始めとした各種アフィリエイトプログラムに参加しています。当サービスの記事で紹介している商品を購入すると、売上の一部が弊社に還元されます。

チーズの種類を知りたい

Photo byOpenClipart-Vectors

一概にチーズと言っても、その中には有名なモッツァレラチーズがあったり、黄色いチェダーチーズやカビが生えたチーズがあります。チーズの名前、見た目は知っているけれど、実際の作り方は知らない方も多いのではないでしょうか。しかも、私たちが知っている以上のチーズが、実は世界にはたくさんあるんです。今回はそんなチーズの作り方、特徴、有名な種類などをまとめていきます。

代表的なチーズの種類をご紹介!

Photo bywir_sind_klein

チーズは実は、種類を上げようとすると材料や作り方の違いで1000以上のチーズがあるそうです。今回はチーズを、チーズの作り方の違いによってまとめていきます。また、分類したチーズの中にも違う名前が付けられたチーズがあるので、その中で世界で代表的なチーズを上げていきます。作り方によって味わいの違いや比較、特徴を上げていきます。

代表的なチーズの種類①フレッシュチーズ

フレッシュチーズの作り方

Photo byEinladung_zum_Essen

「フレッシュタイプ」とは、熟成させないチーズのこと。乳に乳酸菌や酵素を加えて固めて、水分をとると白い固まりができます。これがフレッシュチーズです。

フレッシュチーズは引用にあるように、熟成しないもののことを言います。牛乳にレモンを入れてカッテージチーズを作った方もいると思いますが、まさにカッテージチーズもフレッシュチーズの一つです。チーズの作り方は一つですが、混ぜる酵素や地域によって違うチーズとしてチーズの名前が付いています。

フレッシュチーズの特徴

Photo bycongerdesign

チーズと言われると黄色い色が思い浮かぶ人が多いと思いますが、これは白い色が多いです。乳から熟成しないでそのままチーズを作っているので、牛乳の色がそのまま残っているのでしょう。種類によって、味わいも触感も異なりますが、柔らかいものや弾力のあるもの、固まっていないバターのようなチーズもあります。

フレッシュチーズの中の分類

Photo by akira yamada

世界でも有名なフレッシュチーズはモッツアレラチーズではないでしょうか。ピザのモッツアレラチーズは本当においしいですね。他のチーズではカッテージチーズやクリームチーズ、マスカルポーネでしょうか。もちろん、このチーズ以外にも、フェタチーズやフロマージュブランチーズなんかもあります。チーズの味わいや触感は異なりますが、どれも美味しいチーズ。知らなかったチーズを見つけたら、食べてみてください。

代表的なチーズの種類②セミハードチーズ

セミハードチーズの作り方

「セミハードタイプ」とは、チーズをつくる工程の中で、プレスして水分を38~46%と少なくした、比較的硬い(半硬質)チーズです。 ナチュラルチーズの中でも保存性が高く、日本でもおなじみのチーズです。

引用にあるように、名前の通り固いチーズです。フレッシュチーズのように凝固したチーズを作り、その上でプレスと熟成をしていくようです。フレッシュチーズはできてそのままチーズとして販売されますが、セミハードチーズは熟成に数か月から1年ほどかけてチーズを作っていくようです。なお、このチーズも世界の作る地域や使う原料によって名前が異なります。

セミハードチーズの特徴

フレッシュチーズと比較しても、見た目からも硬さが分かるのではないでしょうか。このタイプのチーズはやわらかいのに対し、このチーズは名前の通り固い触感が特徴です。色は黄色みがかっており、熟成して食べられるので、時間が経っても味わいが変わらず、長くおいしいチーズとして味わえます。

セミハードチーズの中の分類


セミハードチーズの中で世界で有名なものはゴーダチーズではないでしょうか。ゴーダチーズはオランダで作られている代表的なチーズだそうです。他にも、マリボーチーズやデンマークのモルビエチーズ、イタリア産のフォンティーナチーズがあります。もちろんこれ以外にもあり、見た目も味わいにも違いがあります。

代表的なチーズの種類③ハードチーズ

ハードチーズの作り方

「ハードタイプ」とは、製造過程でセミハードタイプのチーズよりももっと水分を少なくした(水分が38%以下)、大きく重量のあるチーズです。

ハードチーズはセミハードチーズ以上に水分を少なくして作っているチーズだそう。その上でチーズを熟成していきます。チーズの熟成期間はセミハードチーズと同じで数か月から1年ほどです。熟成したチーズは長く保存しても味わいがあまり変わらないので、セミハードチーズと同様長くおいしいチーズを味わえます。

ハードチーズの特徴

ハードチーズの特徴は、やはりセミハードチーズと同じく固い触感ではないでしょうか。セミハードと比較すると水分を少なくしているので重量があり、濃縮している味わいを楽しめます。また、熟成チーズなので時間が長くたってもおいしい味が持続するのがいいですね。チーズの種類によって味わいも異なるので、いろんなハードチーズを食べて好きなチーズを見つけてみるのもおもしろいかもしれません。

ハードチーズの中の分類

ハードチーズも、原産国や原料によって細かくチーズが分類されています。その中で世界でも有名なのは、チェダーチーズやパルミジャーノ・レッジャーノチーズではないでしょうか。チェダーチーズはイギリスで生まれたものですが、それが世界に広がり、今ではさまざまな地域で作られています。他のチーズには、ミモレットチーズやラクレットチーズなどがあります。

代表的なチーズの種類④シェーブルチーズ

シェーブルチーズの作り方

「シェーブル」というのはフランス語で「山羊」のこと。文字通り、山羊の乳でつくられたチーズで、牛乳からつくるチーズより歴史は古いと言われています。

シェーブルチーズは引用にもあるように、ヤギの乳で作られているようです。固まったチーズはプレスせず、そのまま熟成させて作るようです。シェーブルチーズは牛乳を使うチーズよりも古くから作られていたとも聞きます。ヤギの乳で作るので、牛乳のチーズと違った風味があります。チーズの新しい味わいを試したい方は、シェーブルチーズに挑戦してみてはいかがでしょうか。

シェーブルチーズの特徴

このチーズはヤギの乳から作られているので、牛乳のチーズよりも独特な風味を感じられるそうです。他と比較しても癖がありますが、それがおいしいと好きになる人も多いようです。肉でもラム肉やジンギスカンなど、違う動物の肉にはくせがありますが、それが好きだという人も多いです。このチーズもそれと同じで、癖のある味にはまった人にはたまらないおいしさなようです。

シェーブルチーズの中の分類

シェーブルチーズですが、知らない人が多いかもしれませんね。このチーズの名を上げてみると、フランスのヴァランセ、クロタン・ド・シャヴィニョルと言った名前が並びます。色はカビが付いた白色のチーズや、隅で覆われたチーズもあるようです。スーパーなどではなかなか売っていないかもしれないので、百貨店や通販サイトなどで見つけてみてはいかがでしょうか。

代表的なチーズの種類⑤白カビチーズ

白カビチーズの作り方


「白カビタイプ」とは、表面が白いカビでおおわれているチーズのこと。 白カビを表面に繁殖させて熟成させます。

白カビチーズは白いカビを繁殖させたチーズです。白カビはチーズを熟成させる工程でついていくチーズもありますが、カビのもとをチーズに吹きかけて作るチーズもあるようです。これもまた、作り方やカビの種類によって名前が異なり、たくさんのチーズの種類があります。

白カビチーズの特徴

白カビチーズもプレスせずそのまま熟成するので柔らかい触感が特徴。同じカビを使ったブルーチーズはくせのあるチーズですが、白カビは青カビチーズと比較してもそこまでくせがないので初心者にもおすすめのチーズです。表面は白カビに覆われて固めですが、切ってみると中からは柔らかいチーズが流れ出てきます。

白カビチーズの中の分類

白カビチーズの中でも有名なチーズは、カマンベールチーズ。あまりくせがありませんし、日本人にも好まれるおいしい味ではないでしょうか。他のチーズにはクロミエチーズやシャウルスチーズ、ハートの形をしたヌーシャテルなんかもあります。これだけ多くのチーズが世界中で作られているので、すべてを味わうのも難しいことが分かるのではないでしょうか。

代表的なチーズの種類⑥青カビチーズ

青カビチーズの作り方

白カビと同じくカビを使うタイプですが、このタイプはチーズの中の方から熟成していきます。つくり方は、青カビは空気が必要なので、固めて水を切った乳 (カード)に青カビをまぶしてからチーズの形をつくります。

青カビチーズはくせのあるチーズだと知られているのではないでしょうか。このチーズの作り方は引用にあるように、白カビチーズと比較してもカビの生え方に違いがあるようです。白カビチーズは外からカビをつけるのですが、青カビチーズはチーズにカビを付けたうえで形成してカビを中に繁殖させるようです。

青カビチーズの特徴

青カビチーズはやはり、癖があるというのがチーズの特徴ではないでしょうか。白カビと比較してもカビの酸味や匂いが強く、おいしいと思う人とそうでない人がいるなど、好みが分かれるチーズではあります。一度食べると食べられないという人でも、何度か食べているうちにおいしいと思える可能性も。おいしいチーズなので一度で諦めず、何度か挑戦していただきたいチーズです。

青カビチーズの中の分類

青カビチーズの中で有名なのはゴルゴンゾーラチーズではないでしょうか。ピザに使われるチーズはモッツアレラチーズが良く聞かれますが、ゴルゴンゾーラチーズがかかったピザにはちみつをかけて食べるピザはとてもおいしいです。他にも、スティルトンやロックフォールがあります。青カビチーズの癖が気になるという方は、まずは料理に混ざったものから食べてみてください。

代表的なチーズの種類⑦ウォッシュチーズ

ウォッシュチーズの作り方

「ウォッシュタイプ」とは、外皮を塩水や酒で洗いながら熟成させたチーズのこと。

ウォッシュチーズは引用にあるように、チーズの表面を洗いながら熟成させて作るチーズだそうです。他のチーズはそのまま熟成させるものが多いですが、これは定期的に洗ったり酒を吹きかけたりする作業が必要なチーズです。匂いもきつく、チーズの表面は食べずに中身を食べるというチーズもあるそうです。

ウォッシュチーズの特徴

ウォッシュチーズの特徴は、匂いが強いものが多いそうです。青カビチーズやシェーブルチーズと同じようにくせのある味なので、食べ慣れている人が好きになる場合が多いのではないでしょうか。色は白いチーズや黄色いチーズなど、種類によっても違います。吹きかけるものも、ブランデーであったりワイン、塩水だったりするのでその違いによっても味わいが異なります。


ウォッシュチーズの分類

ウォッシュチーズの種類ですが、このチーズも聞いたことがないチーズが多いかもしれません。上げてみると、ラングル、リヴァロ、マンステールといったものがあります。それぞれのチーズは同じウォッシュチーズですが、チーズの種類によって食べごろや食し方が異なるので食べる場合はそれを知った上で食べた方がいいでしょう。

代表的なチーズの種類⑧プロセスチーズ

プロセスチーズの作り方

日本でもなじみの深いプロセスチーズは、ナチュラルチーズを粉砕、加熱溶融し、乳化したものです。

プロセスチーズは今まで上げてきた7種類のチーズを混ぜて作るチーズのことを言います。ちなみに、今までの7種類のチーズがナチュラルチーズで、プロセスチーズはナチュラルチーズとは別のものとして分類されているようです。もともとあるチーズを合わせて作る、日本のスーパーでもよく見かけるチーズです。

プロセスチーズの特徴

プロセスチーズはナチュラルチーズを数種類混ぜることによって作られるのでさまざまな味わいを作り出すことができるようです。味も国によって好みの味が作れますし、保存も効くのでスーパーでも多く販売されています。子どもから大人まで、おいしく食べられるプロセスチーズは食べやすく、種類も豊富です。

プロセスチーズの中の分類

プロセスチーズの種類は、本当にたくさんあるのではないでしょうか。プロセスチーズは保存も長くできますし、組み合わせによって味わいもたくさん作れます。お店で売っているベビーチーズやkiri、ハンバーグなどに使われるとろけるチーズなんかもプロセスチーズの分類に入ります。

チーズの種類のまとめ

Photo byPublicDomainPictures

今回はチーズについてまとめてきましたがいかがだったでしょうか。チーズと言えども種類はたくさんあり、知らない名前もたくさんあったのではないでしょうか。同じ分類のチーズでも、比較してみると味わいも見た目も異なるチーズはたくさんありました。チーズが好きだという方は多いですが、この機会にいろんなチーズを食してみてはいかがでしょうか。

有名なチーズ料理の作り方が気になる方はこちらもチェック!

チーズを使った料理が気になる方は、こちらの記事も合わせて読んでみてください。おいしいチーズをさらにおいしく食べられるレシピが満載です。