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シュノーケリングの初心者ガイド!楽しみ方のコツ&国内のおすすめ名所まで!

シュノーケリングは資格不要で海さえあればどこででも気軽に楽しめるマリンスポーツです。シュノーケリング初心者の方やこれから始めてみたい方へ向けてシュノーケリングをもっと楽しむコツと日本国内にあるおすすめの名所などをご紹介します!
2020年8月27日
HARAYAMA
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この記事で紹介しているアイテム

シュノーケル

ライフベスト

マリンシューズ

フルフェイス型

シュノーケリングとは

資格不要!誰でも気軽に楽しめる!

Photo by thart2009

シュノーケリングとはシュノーケルとマスク、フィンを付けて海に浮かびながら魚やサンゴを眺めるマリンスポーツです。資格が必要なダイビングとは違い資格もいらないので、旅行先で気軽に楽しむ人も多くいます。使用するグッズも少なく誰でも気軽に始めることができ、海さえあればどこでも楽しめるのでマリンスポーツ初心者にも特におすすめです。

スキンダイビングとの違い

同じような装備でまるで魚のように水中を泳いでいる写真を見たことがある方も多いのではないでしょうか?「スキンダイビング(素潜り)」と言われるマリンスポーツで、使用するグッズは同じですが水中に潜って楽しむものです。資格も不要でコツをつかめば難しいものではありません。シュノーケリングの延長のように楽しめるマリンスポーツなので慣れてきたらぜひ挑戦してみてほしいマリンスポーツです。

スキンダイビングの資格

スキンダイビングも資格はいりませんが、頭を下にして潜る方法や水中での耳抜きなど技術を身に着ければより深いところまで潜ることができるようになります。スキンダイビングの講習をしている会社もあり、一定の講習をクリアすると会社独自の資格を発行している場合もあります。

日本全国で楽しめるシュノーケリング

南の海だけじゃないスポット

沖縄を代表とする南の海での珊瑚礁や熱帯魚のイメージが強いシュノーケリングですが、日本全国に楽しめるスポットは点在しています。南国の海のイメージが強い珊瑚も北は静岡県の駿河湾辺りでも見ることができます。珊瑚が生息していない地域の海でも、特徴的な地形や魚を楽しんだりと周囲を海に囲まれている日本には数多くのスポットがあります。

海だけじゃない川や湖でも楽しめる!

海で楽しむイメージが強いシュノーケリングですが、川や湖でも楽しめます。川では山間を流れる透き通る清流を泳ぐ川魚を楽しんだり、いろいろな表情を見せる川底の景色も楽しめます。川以外にも、湖でも体験ができる場所もあるので海だけに限らずいろいろな場所で体験することができます。

シュノーケリングの種類

ビーチエントリー

ビーチエントリーとはその名の通りビーチから直接海に入って楽しむスタイルです。海さえあれば誰でもどこでもできるので、時間に縛られることなく海水浴の延長のように気軽に楽しむことができるのがビーチエントリーの魅力です。ビーチエントリーでもガイドが案内してくれるツアーもあり、海での注意点やアドバイスをしてくれるので、初心者の方はガイドツアーへの参加がおすすめです。

ボートエントリー

ボートエントリーはボートで沖に出て楽しむシュノーケリングスタイルです。一見、難しいように思うかもしれませんが、ツアーには海を知り尽くしたガイドがコツや海の状況を判断して最適なスポットへ案内してくれるので初心者でも安心して体験することができます。ビーチエントリーに比べ大きな魚や鮮やかな珊瑚礁を見ることができるのが最大の魅力です。

シーカヤックやSUPと一緒に楽しむ!

シュノーケリングはビーチエントリーとボートエントリーが主流ですが、場所によっては離島やメインスポットまでカヤックで移動してからシュノーケリングを楽しんだり、今大人気のSUPと一緒に楽しんだりとさまざまなツアーが用意されています。

シュノーケリングに必要なグッズ①

シュノーケル&マスク

シュノーケル

シュノーケリングに欠かせないグッズはシュノーケルとマスクです。一見どれも同じように感じるかもしれませんが、シュノーケル(呼吸管)を長時間咥えているので、顎のサイズにあっていないとすぐに顎が疲れてしまい、せっかくの楽しいシュノーケリングが台無しになってしまいます。特に女性の方は顎が小さい場合が多いので咥える部分のサイズを意識して選びましょう。

フィン(足ひれ)

もう一つの欠かせないグッズがフィン(足ひれ)です。素足だけに比べるともスイスイ進むので海での行動範囲も広がり、楽に楽しむことができます。マリンシューズを履いてから装着するタイプや直接装着するタイプなど装着方法の違いや素材の違いなどいくつかの種類があるのでご自身のスタイルによって選びましょう。


初めはレンタルで十分

沖縄などシュノーケリングの名所ではツアーに参加せずとも必要なグッズをレンタルで借りることができる場所が多くあります。特に旅行先で楽しむ場合は荷物も多くなりがちなので、レンタルだと旅行先まで持ち運ぶ手間も省けるのでおすすめです。フィンやマスクにも種類があるので、ある程度自分の好きなスタイルが定まってから装具を揃えても遅くはありません。

シュノーケリングに必要なグッズ②

ライフジャケットやウェットスーツ

ライフベスト

必須なグッズではありませんが、水上に浮き続けて楽しむアクティビティなので特に初心者のうちは海でリラックスして浮き続けるという事が難しい場合も多いので、浮力が得られるライフジャケットやウェットスーツを使用するようにしましょう。水中ばかりを眺めていると気づいた時には遠くに流されていたという事も珍しくないので、安全のためにも着用することをおすすめします。

マリンシューズ

マリンシューズ

シュノーケリングスポットの多くは岩場やサンゴが豊富にある場所が多く素足や足先が出ているようなサンダルで歩いたり立ったりするとけがをする可能性があるので、マリンシューズの着用がおすすめです。特にビーチエントリーでは岩場や珊瑚の欠片がある場所を歩いていく場合も多いので、ビーチエントリーを予定している場合は必ず持参するようにしましょう。

シュノーケリングをもっと楽しむコツ①

息の仕方

Photo byPublicDomainPictures

一般的なシュノーケルで息をするのはすべて口呼吸になります。慣れるまでは何となく苦しい感じがして難しいように感じるかもしれませんが、コツは深めの呼吸を心掛けゆっくりと息をすることです。慣れてくれば難しいことはなく楽に息ができるようになりますが、意識しすぎると苦しく感じてしまうのでリラックスしてあまり意識しすぎないようにしましょう。

鼻で息ができるフルフェイス型マスク

フルフェイス型

どうしても口だけで息をするのが難しい方や小さな子供には鼻でも息ができるフルフェイス型のマスクなども販売されています。フルフェイス型の特徴は鼻や口でも息ができるので地上で息をしているのと変わらない自然な呼吸ができる点です。また、180度の視界が確保できるデザインのものやカメラを装着できるタイプのものもあり、シュノーケリングをより快適で楽しいものにしてくれる多機能なマスクが販売されています。

フィンの使い方

フィンを付けて泳ぐ際はフィンを動かすことを意識すると膝下や足首だけを動かしてしまい、水の抵抗を受け、進まないどころか足がすぐに疲れてしまいます。フィンを付けて泳ぐ際は足の付け根から足全体をゆっくり大きく動かすことを意識すると軽い力でスイスイと進むことができます。足の付け根からフィンまでをしなやかにうねらす、まさに人魚のようなイメージで動かすとコツがつかめるようになります。

シュノーケリングをもっと楽しむコツ②

シュノーケルクリア

シュノーケリングをする際に身に着けておきたい技術があります。まず、1つ目はシュノーケルクリアと言われる方法で、呼吸管​​​に水が入ってしまった場合に水を出す対処法です。難しい方法ではなく、勢いよく「フィッ」と息を吐き出して水を追い出します。慣れないうちは数回する必要がありますが、慣れれば1回で水を出せるようになります。

マスククリア

マスクの中に水が入り込んでしまった時に水を外に出す技術です。やり方は水中でマスクの上部を軽く押すとマスクの下側に少し隙間ができます。下側に隙間がある状態で、鼻から息を「フー」と吐き出すと隙間から溜まっていた水が出ていきます。慣れないうちは難しいかもしれませんが、コツをつかめばわざわざマスクを付け直すより楽に水を出すことができます。

シュノーケリングをもっと楽しむコツ③

ガイド付きのツアーへの参加

初心者の方がシュノーケリングの魅力を存分に味わうにはプロのガイドがついたガイドツアーに参加するのがおすすめです。海を知り尽くしたプロが最適なスポットに案内をしてくれるので初心者でも楽しい体験できます。また、資格がいらず気軽にできるとはいえ、マリンスポーツには常に危険が伴うので安全面でもガイドがいれば安心して楽しむことができます。

潮のタイミング

個人でシュノーケリングを行う場合はビーチエントリーが中心になりますが、特に浅瀬のビーチでは干潮時には泳げるほどの水深がない場合も多々あります。訪れる予定のビーチの潮の満ち引きの状況や時間を確認してから予定を立てるようにしましょう。

シュノーケリングでの注意点①

気軽にできるからこそ気を付けよう


Photo byPublicDomainPictures

シュノーケリングは資格も不要で気軽に誰でも楽しめる魅力的なマリンスポーツですが、だからこそ自分の身は自分で守るためにも最低限気を付けたい注意事項があります。自然でのアクティビティは危険と隣り合わせで油断をすると大事故につながる可能性もあるので、気を抜きすぎないように十分に気を付けましょう。

複数人で行う

シュノーケリングはどこでもできますが、個人で楽しむ場合はすべて自己責任になります。水中に夢中で気づいたらかなり流されていることも珍しくありません。特に監視員やライフセーバーのいないビーチで水中で何かあった場合は一人だと誰にも気づいてもらうことができません。個人で行う際は必ず複数人で楽しむようにしましょう。

離岸流に注意

離岸流とは岸に向かって流れてきた海水が沖へ戻ろうとする強い流れの事をさします。海水浴中に気付いたら沖へ流されていたというケースも離岸流が原因のことが多くあります。慣れないうちは潮の流れに十分気を付けて楽しむようにしましょう。万一、離岸流に流されていることに気付いた場合は、岸に向かって泳ぐと体力を消耗してしまうので、岸と平行に泳ぎ離岸流から抜け出すようにします。

シュノーケリングでの注意点②

危険生物

色鮮やかないろいろな生き物が見られる楽しいシュノーケリングですが、きれいな色や形をした生き物の中には猛毒をもった生き物も数多くいます。クラゲやウミヘビ、オコゼやエイなど腫れて痛みが出るだけの生き物もいれば、刺されたとたんに強い毒でけいれんを起こしてしまう可能性もある大変危険な生き物もいます。かわいいから、きれいだからとなんでもむやみに触らないように気を付けましょう。

珊瑚には触れない

珊瑚の周りは小さな魚やいろいろな生き物を見ることができる楽しいスポットですが、珊瑚は繊細なのでフィンや足が当たっただけでも壊れてしまい、長年かけて育ってきた珊瑚を死に追いやってしまう事もあります。また、珊瑚に触れると珊瑚皮膚炎を引き起こしひどいかゆみと炎症を起こす可能性もあるので、自分の身を守るためにも珊瑚には触れないように細心の注意を払って楽しみましょう。

日焼けに注意

水着だけでシュノーケリングをする場合は、日焼けに十分気を付けましょう。浮いている状態だと体の半分が水に浸かっているので暑さを感じにくいですが、露出している背中や肩などが気づけばひどい日焼けをしていることがあります。日焼け防止と岩などで切り傷を作らないためにもラッシュガードを着用するなど肌を保護できるものを着用することをおすすめします。

国内にあるシュノーケリングの名所①

【静岡県】伊豆半島

ダイビングスポットの名所としても有名な静岡県にある伊豆半島はシュノーケリングも楽しいスポットです。西伊豆にある浮島海岸や渡し船で渡るヒリゾ浜など海水浴場としても人気のスポットがたくさんあります。特に熱海から高速船で30分の場所にある初島は離島だけあり透明度の高い海と色鮮やかな魚たちを見ることができます。

伊豆半島の魅力

伊豆半島は珊瑚を見ることができる最北の地とも言われており、暖かい海に生息する珊瑚を伊豆諸島でも楽しむことができます。関東から日帰りや1泊2日の短い旅行でもシュノーケリングを十分楽しむことができ、温泉施設や宿泊施設も多く楽しい旅行先です。ガイドツアーに参加すればシュノーケリングのコツも教えてもらえるので、初心者の方や初めての方が気軽に訪れるのにもピッタリのスポットです。

国内にあるシュノーケリングの名所②

【東京都】小笠原諸島

東京都に属する小笠原諸島は世界自然遺産にも登録されている貴重な自然があふれる島です。飛行場がない島なので、東京から船で丸25時間かかる為、国内旅行とはいえ、訪れるのが難しい島です。船のスケジュールにもよりますが、現地3泊で最短6日間の旅行日程があれば訪れることができます。小笠原諸島には民間人が住んでいる父島、母島の2島を中心に魅力的なシュノーケリングスポットが点在しています。

小笠原諸島の魅力

小笠原諸島は珊瑚礁や熱帯魚はもちろん、野生のイルカにウミガメなど目を見張るようなきれいな海にたくさんの生き物が見られるシュノーケリングの名所です。ボートエントリーでイルカと一緒に泳げるガイドツアーやビーチエントリーで行ける場所にある第二次世界大戦時に座礁した船などバラエティに富んだ楽しいシュノーケリングが魅力です。

国内にあるシュノーケリングの名所③

【和歌山県】紀伊半島


紀伊半島は和歌山県の南部に位置し、ダイビングやシュノーケリングなどマリンスポーツが楽しめるスポットがあります。大阪から2時間程の距離にありながら、海の透明度は高く色鮮やかな魚を見ることもできます。ダイビングの資格を取る為のスクールもありガイドツアーも充実しているエリアです。

紀伊半島の魅力

紀伊半島には海の透明度も高く海水浴場としても人気のビーチやダイビングの名所も点在している楽しいエリアです。中でも、串本海中公園はテーブルサンゴを見ることができる最北の地で、ダイビングの資格取得のスクールとしても人気のスポットです。ガイドツアーも実施されており、初心者の方や初めての方でも安心して体験することができます。

国内にあるシュノーケリングの名所④

【鹿児島県】離島

桜島で有名な鹿児島県ですが、屋久島や奄美大島をはじめたくさんの離島があります。沖縄ほど有名ではありませんが、信じられないくらいきれいな海と色とりどりの熱帯魚や珊瑚など魅力たっぷりのシュノーケリングスポットが豊富に存在します。離島とはいえ、日本の主要都市から飛行機でアクセスができる島も多く存在するのでアクセスも難しい場所ではありません。

【鹿児島県】離島の魅力

鹿児島県の離島は沖縄に比べてまだ知名度が低く、観光地化されていない離島や穴場スポットがたくさんあり、離島ならではののんびりとした雰囲気が魅力です。屋久杉で有名な屋久島もロケット打ち上げで有名な種子島もエメラルドグリーンの海に囲まれバラエティに富んだ楽しいシュノーケリングスポットが点在しています。奄美大島や屋久島周辺ではウミガメに出会えることも多い名所です。

国内にあるシュノーケリングの名所⑤

【沖縄県】本島・離島

沖縄県と言えば国内トップクラスの人気の旅行先ですが、シュノーケリングやダイビングの名所としては国内のみならず世界トップクラスの人気を誇ります。日本各地からの交通の便も良く、最近は離島へのアクセスも便利になっているので短期間でも充実した楽しい離島旅行に行けるようになりました。マリンスポーツの施設やガイド付きツアーも充実しているので、初心者の方でも気軽にシュノーケリングを楽しめます。

沖縄県の魅力

沖縄県には数えきれないくらいの島があります。どこも透明度の高い海が広がり、色鮮やかな珊瑚や色とりどりの熱帯魚を存分に楽しむことができる世界有数のシュノーケリングスポットです。魅力的なスポットがたくさんあるので旅行先を選ぶのも難しいほどですが、ガイドツアーに参加すれば適切なスポットに案内してくれるので沖縄のどこで参加しても満足できるほどシュノーケリングの名所ばかりです。

まとめ

初心者でも気軽に楽しめる

Photo by thart2009

シュノーケリングは資格もいらず、難しい技術の必要もないので誰でも気軽に楽しめるマリンスポーツです。初心者のうちはガイドツアーに参加すれば安心して楽しめる上に、ガイドにシュノーケリングのコツも教えてもらえるので積極的に参加することをおすすめします。国内には魅力あふれるシュノーケリングの名所がたくさんあります。次回の旅行にシュノーケリングを取り入れて旅行をより楽しいものにしてみてみませんか?

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