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シュノーケリングとは?
シュノーケリングとは、水面から水中の様子を楽しむマリンスポーツの一種です。マスク越しに水中を覗き、サンゴや熱帯魚などを鑑賞して楽しみます。いうなれば天然の水族館といったところでしょうか?
また、場合によっては水中へ潜水し、イルカや亀を間近で見たりなど、臨機応変に楽しんだりもします。
シュノーケリングとスキンダイビングの違いは?
スキンダイビングとは、酸素タンクなしの素潜りで潜水するマリンスポーツの事です。水中を自由に泳ぎ、水の世界を楽しみます。シュノーケリングとの違いは「潜る」ことにあります。シュノーケリングは「水面」から楽しむのに対して、スキンダイビングは「水中」から楽しみます。ただ、シュノーケリングでも潜水することはありますので、深い違いはありません。道具や装備もほとんど同じですので、主に潜るのがスキンダイビングくらいの認識でいいでしょう。
初心者にシュノーケリングの道具①:「マスク」
マスクは最も必要な装備の一つです。マスクを付けることで海水から目を守り、水中を眺めることができるようになります。水中を見て楽しむにはマスクは必要不可欠でしょう。別にマスクが無くても大丈夫という人はいますが、マスクが無いと海水が目に入り結膜炎になる可能性もあります。他にも、病原菌の回避、水流から目を守るなど「見る」以外にも様々な効果があるのです。
初心者におすすめする道具の選び方
マスクは大きく分けて、レンズ一枚で繋がった一眼マスクと、左右で別々のレンズを使用した二眼マスクに分かれます。どちらも好みではありますが、最終的には自分にフィットするかどうかです。気に入った物が見つかったら、必ず装着してフィットするか確認しましょう。
一眼タイプのマスク
一眼マスクの特徴は「視野が広い」事です。二眼マスクとは違い一枚のレンズですので、顔の中心までカバーすることができます。フレームで遮られることもなく広い範囲を見渡せるでしょう。
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二眼タイプのマスク
二眼マスクの特徴は、「コンパクトである」事です。一眼マスクではレンズが大きいためかさばりますが、二眼マスクは小さいレンズを2枚使用しているため、マスクをコンパクトに折りたたむことがきます。また、マスククリアを片方だけしたり、レンズの度を片方だけ入れるなどすることができます。
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初心者にシュノーケリングの道具②:「シュノーケル」
シュノーケルは呼吸するための道具です。マスク同様にシュノーケリングに必要な装備の一つといえるでしょう。人間は水中では呼吸することはできません。そのため、水中を眺めたくても長続きはできません。ですが、シュノーケルの先端を水面から出し、シュノーケルを加えたまま水中を覗けば呼吸しながら楽しむことができます。水中を長く覗くには、呼吸ができるようになるシュノーケルは欠かせません。
初心者におすすめする道具の選び方
シュノーケルの選び方は「口に合うか」で選びます。シュノーケルは口にくわえて装備しますので、サイズが大きいと顎が疲れてしまいます。また、小さすぎるとマウスピースの間から水が入り、うまく使うことができません。
シュノーケルのマウスピースのサイズは、男性なら50mm、女性なら45mmが平均的な大きさです。それを基準に自分に合うサイズを見つけましょう。
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マスクとセットのシュノーケル
シュノーケルは単品でも発売されていますが、マスクとセットで発売されているものもあります。シュノーケリングに必要な装備がセットで販売されていますので、どれを選べばいいかわからない初心者にももってこいのセットといえるでしょう。
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初心者にシュノーケリングの道具③:「フィン」
マスクとシュノーケルと合わせて、シュノーケリングに必要な3大装備の一つです。フィンは「水中での移動」に欠かせない装備になります。フィンを履くことで、泳ぎのバランスを取ったり、推進力を増して泳ぎやすくしてくれます。
水面をただ漂っているだけならフィンは必要ありません。ですが、それだと同じ景色ばかりで飽きてしまいます。水中を見て回るためにも、泳ぎやすくしてくれるフィンはシュノーケリングに必要な装備といえるでしょう。
初心者におすすめする道具の選び方
フィンの選び方は「つけ心地」で決めます。フィンが足に合わないと、脱げてしまうだけではなく痛くなってしまいます。また、上手く泳ぐこともできず、フィンがむしろ邪魔になってしまうでしょう。サイズを測り、履いていて違和感がないシューズを選びましょう。
フルフットタイプ
フルフットタイプは、「フィンに足を入れる」タイプのフィンです。靴と同じように履いて使用します。しっかりしたフィンなら踵まで覆い、足を固定してくれます。また、直接フィンを履くのが痛いようなら、フィンソックスという物もあります。フィンがズレて足が痛むのを軽減してくれるそうです。ヒレが付いている以外は靴と同じですね。
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ストラップタイプ
ストラップタイプは、「ベルトで足を固定」するタイプのフィンです。爪先をフィンに入れ、踵をストラップで固定します。ストラップでサイズを変更できますので、成長期の子供にもってこいのフィンです。また、マリンシューズを履いていても付けやすいのも特徴の一つです。むしろマリンシューズを履いていないとストラップ部分が当たって痛くなってしまいます。マリンシューズを履くようならストラップタイプにするようにしましょう。
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素材
フィンは素材で選ぶ人もいます。一般的なフィンは「ゴム素材」か「プラスチック素材」の2種類です。ゴム素材はしなるため疲れにくく、プラスチック素材は硬いため推進力を得られやすいです。どちらでも構いませんが、初心者は疲れにくいゴム素材の方をおすすめします。
初心者に必要なシュノーケリングの道具①:「マリンシューズ」
シューズは足を保護するために装備します。水中には沢山の岩やサンゴが存在しており、特にシュノーケリングするような場所はサンゴが群生地帯やビーチが多いです。そのような場所を裸足で歩いたら足を怪我をしてしまいます。足を怪我しないようにするためにも、マリンシューズは必要なのです。
初心者におすすめする道具の選び方
マリンシューズは「履き心地」で選びます。靴を同じで、サイズがあっていないと脱げたりしてマリンシューズの意味がなくなってしまいます。また、素材も重要です。マリンシューズは水中で使用する物ですので水はけが良くなければなりません。メッシュ素材などの水はけがよく、簡単に切れない丈夫な素材のマリンシューズをおすすめします。
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マリンシューズが先かフィンが先か
マリンシューズを選ぶ際は、フィンよりも先に選びます。フィンはマリンシューズの上から履きますので、先にフィンを選んでしまうとサイズが合わなくなってしまうからです。フィンを選ぶ際は先にマリンシューズを選び、マリンシューズを履いてフィンのサイズを選ぶようにしましょう。
初心者に必要なシュノーケリングの道具②:「手袋」
手袋は手を保護するために装備します。マリンシューズと同じように手袋をすることで、岩やサンゴで手を怪我するのを防いでくれます。特に水中では岩に手をかけることは多いです。とっさに手をついて怪我をしないように手袋の着用をおすすめします。
初心者におすすめする道具の選び方
手袋は「使いやすさ」で選びます。マスククリアを始め、シュノーケリングは手をよく使用します。ですが、手袋が合わず手が動かしにくいとそれら動作はうまくできません。実際に手袋をはめた際に、手を動かしやすいかどうかで手袋を選びましょう。
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初心者に必要なシュノーケリングの道具③:「ラッシュガード」
ラッシュガードとは、水中でも着ることができる服装のことです。一般的に、海で泳ぐ際は、肌の露出が多い水着で泳ぐと思います。ですが、肌が多いということは怪我しやすいともいえます。そのため、長そでやレギンスタイプのラッシュガードを着ることで肌の露出を減らし、怪我をしないようにするのです。また、日焼け対策やウェットスーツのインナーとしてもラッシュガードは着用されています。
絶対に必要な服装ではありませんが、擦り傷などの怪我をしないためにも、手袋やマリンシューズと一緒に装備しておいた方が良いです。
初心者におすすめする道具の選び方
ラッシュガードは「サイズ」で選びます。服装が小さいと動きにくくなってしまいますし、逆に服装が大きいと服装がヒラヒラしてしまい水の抵抗が増えてしまいます。泳ぐのに邪魔にならないようピッタリのサイズを選びましょう。ただし、ラッシュガードは様々な種類があり、一概にピッタリが良いとはいえません。パーカータイプならインナータイプの上に
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服装によって選び方は変わる?
ラッシュガードは、泳ぎやすいようにピッタリの方が良いですが、すべての服装がそうだとはいえません。パーカータイプの服装は上に羽織るのが一般的ですので、少しゆったりしたサイズの方が良いです。他にも、「ピッタリした服装は息苦しくて嫌」というひともいますので、必ずピッタリした服装でなければいけないわけではありません。
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ウェットスーツ
ウェットスーツは泳ぎのサポートをしてくれる服装です。水の抵抗を減らし、浮力を作ることで泳ぎやすくしてくれます。また、ラッシュガードと同じように怪我や日焼けを予防してくれます。泳ぎが苦手な初心者にはウエットスーツの方がおすすめといえるでしょう。
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初心者に必要なシュノーケリングの道具④:「ライフジャケット」
ライフジャケットは体を浮かせるための装備です。空気や浮きがジャケットの中に入っており、浮力を作ります。着ているだけで浮力が得られますので、水面を漂いながらシュノーケリングをする際はとても便利な道具です。また、ライフジャケットを着ていれば溺れる心配はありません。突然足がつってしまっても落ち着いて対処することができるでしょう。
ちなみに、ライフジャケットの着用義務という法律があります。安全や法律のためにも、できれば用意しておいた方が良いでしょう。
潜水では浮力が邪魔になる
ライフジャケットは、溺れるのを防ぐとても大切な装備ではありますが、潜水時には邪魔になります。着たままだと浮力のせいで浮いてしまうのです。安全のため着ていた方がいいのですが、潜水する際は浮力を抜いたり、ライフジャケットを脱ぐようにしましょう。
初心者におすすめする道具の選び方
ライフジャケットは「サイズ」や「機能」で選びます。サイズは服装と同じで、体に合っていないと脱げてしまうからです。機能は安全性に繋がります。簡単に脱げないようベルトが付いていたり、救助しやすいように取っ手が付いていたりなど、色々と機能がある方が便利です。
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初心者におすすめなシュノーケリング道具の選び方①:「セットで選ぶ」
シュノーケリングの装備を一つずつ購入するのもいいですが、セットで購入してしまうのも一つの手です。セットなら装備の愛情が合わないなどの心配はなく、セット販売で安く購入することができます。特に、マスク、シュノーケル、フィンのシュノーケリング三点セットは、よくセット販売されています。店でまとめて購入する際はセット販売も検討してみてはどうでしょうか?
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セット装備が合わないこともある
セットの多くは同じメーカーであったり、店側(プロ)が選んでいるものですので、セットのまま使用すれば問題はありません。ですが、人によってはセット装備が合わない場合もあります。シュノーケルは合うけどマスクが緩い、マスクは合うけどフィンが小さいなどがあるわけです。そのため、セットだからといって安心するのではなく、必ずすべての装備を試着し確認してからセット装備を購入するようにしましょう。
もし、セット装備に合わない物があるなら、別のと交換できるか確認するのもいいでしょう。
初心者におすすめなシュノーケリング道具の選び方②:「店員に頼む」
初心者におすすめする一番手っ取り早い方法は「店員に頼む」ことです。店員は多くのダイバーを相手にしてきたプロですので、初心者が選ぶよりもしっかりした物を選んでくれます。また、マスク、シュノーケル、フィンのシュノーケリング三点セットだけではなく、手袋やラッシュガードなどの購入もアドバイスしてくれます。
中には利益のために高額な品を勧めてくる店員もいますが、ほとんどの店員は親切に対応してくれます。積極的に相談して、納得のいく装備を選んでもらいましょう。
シュノーケリングに必要なテクニック①:「マスククリア」
マスククリアはシュノーケリングの基本です。マスクに水が入ってしまった際、安全にマスクから水を抜き取ります。
マスクに水が入ったままでは、水中が見えづらくなってしまいます。水中を楽しむためにもマスターしておきましょう。
方法
方法は簡単で「マスクを押さえながら斜め上を向き、鼻からゆっくり息を出す」だけです。マスク内に空気が充満し、マスクの水を外に追い出します。水面に出なくても水抜きができますので、とても便利です。
シュノーケリングに必要なテクニック②:「耳抜き」
耳抜きは、水圧によって感じる耳鳴りを解消する方法です。耳鳴りをしたままでは気分がよくないですし、放置しておくと耳や頭が痛くなってしまいます。安全に楽しむためにもできるよいうにしておきましょう。
方法
耳抜きの方法はいくつかありますが、有名な方法なら、鼻をつまんで唾を飲み込む「トレンビー法」か、鼻をつまんで耳に空気を送るように息を吐く「バルサルバ法」が簡単でおすすめです。
これ以外でも耳抜きができるのなら何でも構いません。自分が最も行いやすい耳抜きの方法をマスターしておきましょう。
シュノーケリングに必要なテクニック③:「フィンの動かし方」
フィンは推進力を増すための補助装備です。なくても泳ぐことはできますが、あれば簡単に泳げ疲れにくくなります。そんなに難しいものではありませんが、素足で泳ぐように動かすとうまく動かせません。初心者は何度か練習してからシュノーケリングを始めましょう。
方法
フィンは、バタ足では前進できません。イルカのヒレのように動かすことで前進します。「足で水を蹴る」というよりも、「腰から足全体を使い揺らして波を作る」ような感じで脚を揺らします。
しっかりと動かせれば、ゆっくりと動かすだけでも十分泳ぐことができます。
おすすめのシュノーケルポイントは?
シュノーケリングは様々な場所で楽しめますが、せっかくなのでいくつか紹介します。これ以外にも素晴らしいポイントは多いので色々な場所に出向いてみましょう。場所によってツアーダイビングや体験ダイビングも行っており、シュノーケリングを学ぶこともできます。
ただし、シュノーケリングは2人で行うマリンスポーツです。必ず経験者であるバディと一緒に行動するようにしましょう。
千葉県「沖ノ島海水浴場」
自然林が近くに存在している自然豊かな海岸です。シュノーケリングだけではなく、海水浴や磯遊びなど遊びに来る人は大勢います。平成20年に環境省が実施した「海水浴場水質調査」では最高ランクであるAAランクと認定されるほどの綺麗な水質を誇っています。水中を楽しむにはもってこいの水質といえるでしょう。
沖縄「青の洞窟」
最も有名で人気がダイビングスポットの一つです。海水の侵食によってできた洞窟は、海面からの光で青く輝き、多くのダイバーを魅了しています。国道が近く交通の良さも人気の一つです。沖縄に出向いた際は是非シュノーケリングをしてみてください。
東京都「宮之浜」
海といえば沖縄や千葉県などを思い浮かべますが、実は東京にもシュノーケリングポイントはあります。海中にはサンゴが発達し熱帯魚も多いです。決して沖縄や千葉県に劣らないポイントといえるでしょう。
多少岩やサンゴが多いですので、マリンシューズや手袋などを用意するようにしてください。
まとめ
シュノーケリングはスキューバダイビングと比べて道具が少ないように思えますが、安全を考えると意外とそろえるものが多くなります。ただ基本となるのはマスク、シュノーケル、フィンの3つで、残りの手袋やラッシュガードは「安全のための装備」でしかありません。そのため、最低限の装備ならそんなに金額はかからないといえます。
シュノーケリングの売りは「手軽」にできることです。極論をいえば水中を覗くだけですので、道具を用意すればすぐに始められます。是非、道具を用意し、地上とは異なる別世界を覗いてみてはどうでしょうか?
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シュノーケリングの道具を紹介しているサイトは他にもあります。合わせて読むことで道具の重要性がわかると思います。また、おすすめポイントで紹介した「青の洞窟」について詳しく紹介しているサイトもあります。マリンスポーツの美しさを存分に知ることができるでしょう。
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