はじめに
近年人気急上昇のアウトドアといえばキャンプです。国内には様々なキャンプ場があり、無料で利用できる場所から、初心者におすすめの設備が整った高規格キャンプ場など選び方1つでキャンプの楽しみ方が変わってきます。ここでは、秋キャンプを計画する前に行いたい場所選びの方法や注意点を始め、秋におすすめのキャンプ場を紹介していきます。キャンプ初心者の方は、秋のキャンプ場を選ぶ際に注意しておきたいポイントや自分に合ったキャンプ場を選ぶための方法を参考にしながらキャンプ場選びを行なってください。（料金・時間等は2019/8/3時点のものです）
秋の時期のキャンプ場の選び方①
秋の時期キャンプを楽しむ方の中には、様々な目的を持ってキャンプを計画されると思います。キャンプの楽しみ方の中には仲間と美味しい食事を作って楽しむ、秋の大自然を楽しむ、遊びを楽しむなどキャンプ場での楽しみ方はそれぞれです。目的に合わせた楽しみ方をするためにどの様な点に気をつけると良いか紹介しておきましょう。
秋を楽しむ目的に合わせたキャンプ場を選ぶ！
キャンプ場を選ぶ時にキャンプに行って何を楽しみたいのか考えてみると、満天の星空を眺めたい、海釣りや川釣りを楽しみたい、秋の紅葉を楽しみたいなど人それぞれの楽しみ方があるでしょう。キャンプ場を選ぶ際にはまず目的を明確にすることで選択肢が絞られてきます。
秋から冬にかけて空一面の星空を楽しみたいなら
キャンプ場での夜の楽しみには、満天の星空を眺めて贅沢な時間を過ごすと言った楽しみ方もあります。満天の星空を楽しみたいのであれば周辺に明かりの少ない場所を選択すると共に、秋から冬にかけての空気の澄んだ寒い時期にキャンプ場を訪れると良いでしょう。空気が澄んでいることで遠くの星まで綺麗にみることができ、市街地では見ることのできない星まで見つけることができますよ。キャンプ場だから味わえる綺麗な星空を探しキャンプ場を選んでみましょう。
食欲の秋に釣りを楽しみたいのなら
食欲の秋！キャンプの楽しみの1つに魚釣りがあります。魚釣りができるキャンプ場の周辺には川や海がある、または、釣堀を完備しているキャンプ場を選ぶことをおすすめします。その際釣り道具の用意が必要な場所もあれば、釣竿を無料で貸し出ししているキャンプ場もあるので事前に用意が必要かどうか確認しておくことが必要です。
秋の時期のキャンプ場の選び方②
キャンプ場の設備サイトの種類で選ぶ！
これからキャンプをはじめようと思っている初心者の方がキャンプ場を選ぶ際に注意したいポイントが、キャンプ場の設備がどのくらい充実しているかです。無料のキャンプ場や料金の安いキャンプ場など様々なキャンプ場がありますが安いからと言って初心者の方が選ぶのは注意が必要です。
高規格キャンプ場を選ぶと安心
キャンプ場には高規格と呼ばれるキャンプ場があります。高規格キャンプ場とは、初心者でも安心してキャンプを楽しむ事ができる様にキャンプ場の施設が充実しており、寒くなってくる秋におすすめのお風呂や売店、レンタル用品設施設が設けられていると共に困った時に頼りになる管理人が常駐しているキャンプ場です。
秋の時期キャンプ初心者はコテージを選ぶのもおすすめ
キャンプ場ではテントを張って楽しむオートキャンプサイトの他にコテージやバンガローと言った木をふんだんに使った建物で過ごすことが出来るスタイルも用意されています。テントを張る方法が分からない、キャンプに必要な道具を揃えていない方は、寒くなる秋の時期、初心者の方もキャンプ場で過ごす気分を味わう事が出来るのでおすすめですよ。コテージを選ぶ際の注意点は、宿泊可能人数です。事前に確認するようにしましょう。
キャンプ場の綺麗さも重要
初心者がキャンプを行う際施設が綺麗に整備されているかも重要なポイントになってきます。キャンプ場は自然の中にある事で雨や風で施設が老朽化していることもあります。しかし、古い施設だから悪いわけではありませんので注意してください。古くから営業を行っているキャン場も、日々のメンテナンスをしっかりと行なっている場所も多く、快適に過ごすことができます。事前にキャンプ場のホームページや写真で確認しておくといいですよ。
レンタル用に品が充実しているか
初心者の方はキャンプに必要な用意から始めなければいけません。全ての道具を用意するのは大変ですよね。そこで利用したいのがレンタルです。施設ごとに用意してあるレンタル品は異なります。事前にどのようなレンタル品の用意がされているのか確認し、必要に応じてレンタルしていない物は自分で用意するようにしましょう。
秋の時期のキャンプ場の選び方③
レベルに合わせたキャンプ場を選ぶ
キャンプ場には高規格と呼ばれる設備の整ったキャンプ場があれば、無料で利用することの出来る野営地などもあります。キャンプ場のロケーションが良い野営地を選択した場合、周辺にはどのような施設が点在しておるのか、野営地には食事を作るための炊事棟やトイレ、シャワーなどの設備が整っているのか確認しておく必要があります。
上級者の方には無料野営地もおすすめ
キャンプが大好きな人にとって野営地は魅力的な場所と言えます。無料野営地の多くは芝が敷き詰められた原っぱだったり、森だったり、海が見えるロケーションだったりと自然環境がそのまま残る場所も少なくありません。高規格キャンプ場と比較すると不便と感じる点も多くありますが、それ以上に無料で秋の紅葉の下キャンプ本来の魅力を感じられる場所となっています。
秋の時期のキャンプ場の選び方④
自宅からの距地を考慮して選ぶ
秋キャンプを計画する際場所選びは重要なポイントです。キャンプイコール秋の大自然の広がる森や、海、湖などを想像しますが、自宅からの距離が離れていることが多いです。自宅から何時間もかけなければ到着しないキャンプ場を選択してしまうと、1番の目的であるキャンプを楽しむ前に疲れてしまったり、時間ばかり気になってしまったりします。また秋の行楽シーズンと重なるとさらに所要時間が伸びてしまうので秋の時期は特に注意が必要です。
キャンプ場を選ぶ際の最適な移動時間は
自宅からキャンプ場へ向かう際の所要時間として最適な時間は約2時間！2時間を超えるような場所を選択してしまうとキャンプ場に到着する前に疲労がたまってしまう可能性があるので注意が必要です。また秋の行楽シーズンは渋滞等によりさらに時間がかかる場合もあるので秋は計画を立てる時に交通事情も考慮しておきたいですね。
秋の時期のキャンプ場の選び方⑤
キャンプ場周辺に便利な施設や店があるかで選ぶ！
キャンプ場を選ぶ際に注意したい点としてキャンプ場周辺の環境です。自然豊かな森に囲まれた場所にあるキャンプ場の場合、キャンプ場周辺に買い物をする場所などがない場合があるので、事前に周辺の施設などを調べておくことが大切になります。
キャンプ場周辺に温泉施設があると便利！
利用するキャンプ場周辺にあると嬉しい施設が日帰り温泉施設です。秋の時期のキャンプは寒い日も多く湯船に浸かりたいものです。車で10分圏内に日帰り温泉施設があるとキャンプの最中でも気軽に温泉で温めることができるので、秋の時期温泉に浸かりたいと考える方は事前に温泉施設の有無を確認しておくと良いでしょう。その際の注意点は、温泉施設の営業時間です。山間部では早い時間に閉まる場所もあるので注意しましょう。
秋の時期のキャンプ場の選び方⑥
キャンプ場の料金を事前にチェック
キャンプ場と言っても無料で利用できる場所から高い料金の場所まで様々です。無料だからよくない、高いからいいキャンプ場というのは間違いなので注意が必要です。無料のキャンプ場でも快適に過ごす事ができますし、無料だからこそ、食事等にお金をかけ、美味しい食事を楽しめることもあります。一方高いから快適に過ごせるとも限らないので、料金と設備や綺麗さなどを比較しながら選ぶのもポイントです。
秋の魅力が詰まったおすすめキャンプ場①
秋の時期に行きたい！NEOキャンピングパーク(岐阜県）
岐阜県本巣市の自然豊かな場所にあるキャンプ場がNEOキャンピングパークです。秋時期自然の中で食、遊、楽をコンセプトにしており、車の乗り入れが可能な60区画のオートキャンプサイト、トレーラーハウスを利用して楽しむトレーラーキャンプ、小さな子供がいる家族に嬉しい14棟のコテージなど様々なキャンプのスタイルが用意されています。また初心者向けのキャンプイベントや物作り体験、魚のつかみ取りなど年間を通して季節に合った楽しみ方も提供してくれていますよ。
NEOキャンピングパーク基本情報
【住所】岐阜県本巣市根尾下大須1428-1
【連絡先】0581-38-9022
【アクセス】東海北陸道・関広見ICより車で約70分
【営業期間】通年営業
【営業時間】チェックイン14:00・チェックアウト11:00
【スタイル】ロッジ・ログハウス・コテージ・キャビン・区画サイト
秋の魅力が詰まったおすすめキャンプ場②
秋キャンプは1枚羽織るものを持参！PICA富士吉田（山梨県）
山梨県富士吉田市に位置する施設が充実した高規格キャンプ場です。PICA富士吉田の秋の魅力といえば、様々なスタイルでキャンプを楽しめるように用意されたサイトが豊富にあることです。キャンプ場ではあまり目にすることがない、パオを始め、初心者に人気のコテージ、テントを張って宿泊可能なテントサイト、トレーラーキャビンなど様々です。また、子供はもちろん、大人の遊び心をくすぐるツリーハウスやペット連れに人気のドッグラン、キャンプ場内の秋を肌で感じられるリラックスゾーンなど、秋の魅力が詰まったキャンプ場となっています。
PICA富士吉田基本情報
【住所】山梨県富士吉田市上吉田4959-4
【連絡先】0555-24-4343
【アクセス】中央自動車道 河口湖IC下車 約8分
【営業期間】通年営業
【営業時間】チェックイン13:00・チェックアウト12:00
【スタイル】ロッジ・ログハウス・コテージ・キャビン・パオ・トレーラーハウス・ツリーハウス・グランピング・区画サイト
秋の魅力が詰まったおすすめキャンプ場③
秋は紅葉に包まれる！うるぎ星の森オートキャンプ場（長野県）
長野県下伊那郡に位置する充実した設備が魅力的な高規格キャンプ場です。標高1200メートルの場所にあり、秋の時期には紅葉に包まれ、南アルプスなどの山々を眺めたり、夜には満天の星空に包まれる場所は、名古屋市内から約2時間で到着することができ、テントサイト、トレーラーハウス、キャビンなどのスタイルでキャンプを楽しむ事ができます。もちろんシャワーや売店、コインランドリーなどの設備も整っており、洗濯する際の洗剤は無料で使う事ができます。
うるぎ星の森オートキャンプ場基本情報
【住所】長野県下伊那郡売木村2653-3
【連絡先】0260-28-2455
【アクセス】鳳来峡I.Cから国道151号飯田方面へ約1時間30分
【営業期間】4月1日から11月下旬までのシーズン営業
【営業時間】チェックイン14:00・チェックアウト12:00
【スタイル】ロッジ・ログハウス・コテージ・キャビン・トレーラーハウス・区画サイト
秋の魅力が詰まったおすすめキャンプ場④
田貫湖キャンプ場（静岡県）
静岡県富士宮市に位置する東京からアクセスしやすく静岡の秋を満喫できるキャンプ場です。田貫湖キャンプ場のおすすめポイントはキャンプサイトから日本一の富士山を眺められる点です。4月・8月には太陽が富士山の頂上から昇るダイヤモンド富士を眺められることでも有名なキャンプ場となっている他、湖では魚釣りを楽しみ、秋の空気が澄んだ夜には空一面い広がり星空も綺麗に見ることができます。
田貫湖キャンプ場基本情報
【住所】静岡県富士宮市猪之頭2929-10
【連絡先】0544-27-5240
【アクセス】新東名高速道路 新富士IC下車約40分
【営業期間】通年営業
【営業時間】チェックイン13:00・チェックアウト12:00
【スタイル】バンガロー・区画サイト
秋の魅力が詰まったおすすめキャンプ場⑤
京都の秋を見つけに行こう！大森リゾートキャンプ場（京都府）
京都府京都市北区に位置する大森リゾートキャンプ場は京都市内はもちろん、大阪などからのアクセスが良好な秋の紅葉が綺麗なところです。森と川に囲まれたキャンプ場では、テントを張ってキャンプを楽しむことのできるサイト、丸太を使ったコテージ、バーベキュー専用エリアなど様々なスタイルでキャンプを楽しむ事ができる他、放牧場やトランポリン、マス釣りなどを楽しむことのできる施設が設けられる楽しいキャンプ場です。ソーセージ作りやラフティング、サイクリングなどのアドベンチャー体験ができるスクールの開催もしていますので、秋の季節の食材を使ったクッキングやアウトドアを仲間と楽しんでください。
大森リゾートキャンプ場基本情報
【住所】京都府京都市北区大森東町340-2
【連絡先】075-206-2850
【アクセス】京都縦貫道・沓掛ICより車で約70分
【営業期間】通年営業
【営業時間】チェックイン13:00・チェックアウト11:00
【スタイル】バンガロー・ツリーハウス・その他・区画サイト
秋の魅力が詰まったおすすめキャンプ場⑥
岩屋公園キャンプ場（鹿児島県）
鹿児島県南九州市に位置するアクセスに優れたキャンプ場が岩屋公園キャンプ場です。こちらのキャンプ場は日帰りでのキャンプやバーベキューもおすすめの場所となっており、秋の時期には紅葉に包まれ、秋を満喫しながらのキャンプの可能です。バーベキューの用意はキャンプ場が行ってくれるので初心者でも気軽にアウトドアを楽しめ、最大10人で宿泊可能なキャンパルジャパンのピルツ19が新たに新設され人気となっています。おしゃれなテントで秋キャンプを楽しみたい方におすすめです。
岩屋公園キャンプ場基本情報
【住所】鹿児島県南九州市川辺町清水3882
【連絡先】0993-56-5465
【アクセス】南九州市役所川辺支所より約約7ｋｍ
【営業期間】通年営業
【営業時間】チェックイン14:00・チェックアウト11:00
【スタイル】ロッジ・ログハウス・コテージ・キャビン・ティピー・区画サイト
秋の魅力が詰まったおすすめキャンプ場⑦
鬼怒川温泉オートキャンプ場（栃木県）
栃木県の有名温泉街そばに位置する鬼怒川温泉オートキャンプ場は、キャンプと温泉両方を楽しみたい方におすすめのキャンプ場です。東京からは3時間ほどでアクセスする事ができ、栃木の秋におすすめの観光地日光などを訪れる際に利用するのも良いでしょう。キャンプ場周辺にはスーパーマーケット車で10分圏内にあり、鬼怒川沿いに設けられるサイトは40区画のテントサイトとバンガローで構成されています。釣り堀ではニジマス釣りを楽しめ、釣竿の用意も必要ありません。釣った魚はスタッフが焼いてくれるのでその場で食べることもできますよ。
鬼怒川温泉オートキャンプ場基本情報
【住所】栃木県日光市鬼怒川温泉滝1053
【連絡先】0288-77-2334
【アクセス】鬼怒川温泉駅からタクシーで5分
【営業期間】通年営業
【営業時間】チェックイン13:00・チェックアウト11:00
【スタイル】バンガロー・キャビン・区画サイト
秋の魅力が詰まったおすすめキャンプ場⑧
キャンプアンドキャビンズ那須高原（栃木県）
栃木県の人気観光地、栃木県那須郡那須町に位置するキャンプアンドキャビンズ那須高原は子供を連れて訪れたいキャンプ場です。東京ドーム1個分と同じ面積を持つ敷地は、車の乗り入れが可能なオートキャンプサイトを始め、コテージや日帰りキャンプサイトが設けられ、木をたくさん使って建てられた建物は海外の森の中に来たような雰囲気を味わわせてくれます。こちらのキャンプ場は日本一予約が取れないキャンプ場としても有名で、その人気を後押ししているのが、子供から大人まで楽しむ事ができるイベントの充実です。ハンバーグ作り、ビンゴパーティー、焼きマシュマロパーティーなど話を聞いただけでも楽しさが伝わって来ます。
キャンプアンドキャビンズ那須高原基本情報
【住所】栃木県那須郡那須町高久甲5861-2
【連絡先】0287-64-4677
【アクセス】那須ICから5km
【営業期間】通年営業
【営業時間】チェックイン14:00・チェックアウト11:00
【スタイル】バンガロー・ロッジ・ログハウス・コテージ・キャビン・ツリーハウス・区画サイト
まとめ
初心者でもキャンプ場選びができるための選ぶ際の注意点やポイントから、国内のおすすめキャンプ場を紹介してきました。自宅からキャンプ場までの距離、キャンプ場でどのような楽しみ方がしたいのか、宿泊方法はどうするのかなど1つ1つ整理しながらキャンプ場を選ぶと想像していたキャンプを楽しむ事ができますよ。初めてキャンプを体験する初心者の方は特にキャンプ場選びを慎重に行い楽しい思い出を作ってください。
キャンプ情報が気になる方はこちらもチェック！
秋のキャンプ場の選び方と一緒に秋キャンプで用意したい道具、秋キャンプの魅力を紹介した記事を参考に秋キャンプを楽しむために下記リンクをクリックしてみてください。
【2022】秋キャンプで用意すべき持ち物リスト&最新便利アイテム7選！
秋のキャンプで用意すべき持ち物リストをご紹介します。主要なアイテムから寒さ対策に役立つアイテムなどを含めてご紹介しますので参考にしてみてくだ...
秋キャンプの魅力を徹底解説！初心者にもおすすめの楽しみ方や過ごし方とは？
天高く馬肥ゆる秋や食欲の秋にスポーツの秋などと言われている秋は爽やかな秋晴れと美味しいもの食べられる季節です。スポーツもし安い季節でもあるの...