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毛玉の正しい取り方は?セーターやニットなどを傷めない除去の方法をご紹介!

毛玉はセーターやタイツなどの衣類につくと見た目がとても悪くなり価値を落としてしまうやっかいなもの。セーターやカーディガンなどの毛糸製品によく付き取り方もいろいろ。この毛玉取り処理のやり方には正解があるのでしょうか?衣類を傷めない毛玉の除去方法をご紹介します。
2020年8月27日
佐藤3
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この記事で紹介しているアイテム

浅草 アートブラシ社 かんたん毛玉取りブラシ ブラシクリーナーセット

ダスキン 台所用スポンジ3色セット 抗菌タイプS

毛玉予防スプレー ミスト undeg アンデグ お気に入りのニットの劣化対策 セーター の毛玉トラブルに

はじめに

毛玉の取り方のコツやポイントをご紹介

冬物のセーターやカーディガン・タイツなどに毛玉がついて困りますね。取るためにどんな道具や方法でおこなっていますか?手軽にはさみで切り取るという方が多く、次いで専用のアイテムを使う方法が人気です。でも取っても取っても新しい毛玉ができてしまってはさみでは埒があきません。何か手早く簡単におこなえる正解の除去方法はないでしょうか。今回は毛玉除去の正解を求めて、毛玉ができてしまう理由から取り方4選とおすすめアイテムを紹介していきます。

毛玉はなぜできる?

毛玉のでき方

できている毛玉をよく見ると衣類から出ている繊維(毛)が複雑に絡まってボール状になっているのがわかります。特に冬物のカーディガンやコートなどウール製品によくあらわれるのも、その表面の毛足が長いため絡まりやすいのが原因です。

毛玉ができる原因①素材

毛足が長い衣類の中でも特にできやすい服とそうでもない服がありますね。それは繊維の毛玉になるのに毛がからまりやすい状況になりやすい服と言い換えることもできて、それには素材も大きく影響しています。わかりやすい見方でいうならば静電気がおこりやすいものは毛玉もできやすいということ。ウール・アクリル・ポリエステルなどが静電気がおこりやすい毛玉ができやすい素材の代表です。

毛玉ができる原因②摩擦

もうひとつ、原因としてわかっているのは衣類がこすれておこる摩擦です。毛玉ができている場所を思い出してみるとカーディガンなどの袖口や裾・タイツのかかとなど他のものと接触して摩擦が起こるところであることに行き当たるでしょう。こすれることで長い毛足どうしが絡まって、それが何度もおこることでボール状の毛玉になります。

毛玉取りの正解は?衣類を傷めない処理方法①

毛玉になる理由を理解したところで、早速正解の衣類を傷めない毛玉除去はなにか人気の方法を4つ見ていきましょう。毛玉の取り方はひとつではありません。その取り方を知りなぜそれが人気なのかわかると、自分が求めている正解の処理の仕方が見つかりますよ。

毛玉の取り方除去のコツ1.切り取る

毛玉の処理するなら、できたものを刃物を使って切り取るのが手っ取り早くて簡単なやり方です。切り取るには刃物であればどこのご家庭にもあるような身近なものから専用のものまであって道具には困りません。気になったらすぐに処理可能という良さがあるのがこの切り取る方法でしょう。

切り取る毛玉取りで使用するもの

人気の切り取る毛玉処理の道具に毛玉取り器があります。最近は100均でも売られていて簡単に手に入るので、今まで使ってこなかった人も試しやすくなりました。

切り取る毛玉取りのコツ・ポイント

手軽にできるだけに簡単に切ればいいだろうとはじめてしまって、失敗することも多いのがこの切り取る方法の落とし穴です。毛玉取り器は毛玉だけでなく服そのものを傷つけてしまうこともあります。衣類を傷めないためには切りすぎに注意するのがこのやり方のコツ・ポイントです。ぎゅうぎゅうと押し付けずに軽く浮かせる感じで毛玉の部分だけを切って下に毛足が残るくらいがよいでしょう。

毛玉取り器はセーターやカーディガン向き

毛玉取り器の良さは何といっても私たちは衣類の上を動かすだけで勝手に切り取れること。細かいところは元より、大きなコートやセーターなどの衣類の広範囲に使うのに向いています。

身近な切り取る毛玉取り道具・はさみ


毛玉取り器が手に入らなくても切り取る道具には身近なはさみがあります。はさみを使ったやり方はコツやポイントは同様で服を傷めないよう深くまで切り取らないこと。

はさみはタイツなど小物向き

毛玉取り器には少し難しいタイツのかかとなど細かいところでも、人の手加減によって衣類を傷めないで処理可能なのがはさみのよいところ。小物にははさみで少しずつ切るのがおすすめ!

毛玉取りの正解は?衣類を傷めない処理方法②

毛玉の取り方除去のコツ2.はがす

浅草 アートブラシ社 かんたん毛玉取りブラシ ブラシクリーナーセット

毛玉をとる専用の道具にブラシがあります。刃物を使わないので衣類を切ってしまうこともないのがよいところ。ブラシの毛に毛玉をひっかけてはがすやり方です。

はがす毛玉取りで使用するもの

はがす毛玉取りブラシは毛髪に使うブラシとは違い柔軟性がありながらある程度の硬さが必要になります。その方が衣類を傷めないからです。ブラシの毛には豚毛など天然素材が使われており、衣類によくない静電気防止などの考慮もされているのが安心できますね。

はがす毛玉取りのコツ・ポイント

毛玉とりブラシの上手な使い方ポイントは毛の流れる方向に逆らわずに同じ方向にブラッシングすることです。また毛玉取り器と同じで強く押し付けないということも大切。ブラシの先で衣類の繊維を痛めてしまいます。

毛玉取りブラシはセーターやカーディガン・コートなどに

ブラシのよいところは毛玉を取るだけでなく毛の流れを整える働きもあるところ。毛玉予備軍である絡まり始めた毛の流れを一方向に揃えます。ですから毛玉をできるだけ作りたくないコートやお気に入りのセーターなどに使うと良いですね。刃物ではないのでゴシゴシこすらなければあまり衣類を痛めないのもおすすめポイントです。

毛玉取りの正解は?衣類を傷めない処理方法③

毛玉の取り方除去のコツ3.削る

ここで裏技的に使える道具も紹介します。それは普段は別のものに対して使うアイテムで、まさか毛玉に使えるとは思いもしない道具です。取り方としては削ると表現するのがぴったりでしょう。

削る毛玉取りで使用するもの

削る取り方で使うのはT字型のカミソリです。男性だけでなく女性も顔や足のムダ毛そりに使うあの道具。皮膚をできるだけ傷つけずにムダ毛を切れるのですから確かに服を痛めずに処理する毛玉とりに使えそうですね。

削る毛玉取りのコツ・ポイント

ムダ毛そりと同様に衣類はできるだけ平らにまっすぐ伸ばして滑らすようにカミソリを使うのがコツです。このときひとつの方向だけでなくて垂直になるようカミソリを当てる方向を変えると取り残しが少なくなりよりきれいに仕上がるでしょう。

カミソリは普段着のセーターやカーディガン向き

カミソリはある程度たいらにできる衣類に使うのに向いています。凹凸のあるような服にはカミソリの歯で傷つけてしまうおそれがあるので使わない方が良いですね。念の為おしゃれ着には使わずに普段着のみにとどめておいてはいかがでしょうか。

毛玉取りの正解は?衣類を傷めない処理方法④


毛玉の取り方除去のコツ4.こする

ダスキン 台所用スポンジ3色セット 抗菌タイプS

切る削るの他にこすって毛玉を取り除くやり方もあります。ブラシと似ているのですがこれは専用の道具ではなくよくある日用品を使っておこなうので、コスパが良いのが利点。

こする毛玉取りで使用するもの

こちらで使うのは台所用のスポンジで、ネットに入っているものではなく表面がザラザラしていて少し硬めのもののほうがこすって毛玉が落としやすいのがポイント。100均やスーパーの日用品コーナーなどでも売られているので、手に入りやすいのが嬉しいですね。使い古したものではなく新品のものを使いましょう。

こする毛玉取りのコツ・ポイント

使い方は衣類をできるだけたいらにまっすぐ伸ばした状態でセッティングして片手で押さえつつもうひとつの手でスポンジのザラザラ面を毛玉にあててこすります。こするので抵抗がかかるため、ニットなどを伸ばさないよう片手でしっかり抑えるのがコツです。

スポンジは普段着のセーターやカーディガン向き

こちらも裏技的なやり方で費用はかかりませんが衣類の繊維にとっては少し負担がかかります。お気に入りの衣類は避けて、普段着の毛玉を取り除く程度に使うのにとどめておくことがおすすめ。

衣類のためには毛玉は作らないのが正解

毛玉取りは衣類を切り取るようなもの

ここまで4つの毛玉をとる道具とその使い方とメリットを紹介しましたが、どの方法・専用の道具であっても毛玉を取るのはセーターなどを少しずつ切り取るのと同じことです。本当に大切な服ならば、まずは毛玉を作らないのが一番良い正解といえるでしょう。

毛玉取り処理をすると衣類が薄くなる

毛玉取り器を気をつけて使えば結果的に服が買った時に近いきれいな状態になるからいいのではないか?と思われるでしょうが毛玉は最初に説明したように服の毛が絡まってボール状になったもの。それを何度も取り除いているとだんだんと糸も細くなり、ふっくらしていたニットなどが薄くなってきてしまうもの。ほんの少しの抵抗でも切れやすくなってしまうでしょう。

毛玉を作らないためにできる方法①

毛玉除去をせずに済ますやり方1.

出典: https://images-na.ssl-images-amazon.com/images/I/81XneoiNNXL._SL1500_.jpg

毛玉取りはできるだけやらずに済むのが正解です。そのためには作らないようにするのが大事。そのためにできることのひとつめが、乱れた毛並みを毛玉になる前に整え直してあげることです。これには衣類用ブラシが役立ってくれるでしょう。

1日着たらブラシで絡まった衣類の毛を整える

出典: https://images-na.ssl-images-amazon.com/images/I/71foMg6aMPL._SL1000_.jpg

やり方はできるだけソフトに。1日着てクリーニングに出さないのであればブラシをかけてクローゼットにしまっておくと良いですね。これで大切な服の毛玉のできかたが変わってくるのでおすすめ。

毛玉を作らないためにできる方法②

毛玉除去をせずに済ますやり方2.


毛玉の原因である絡まりや摩擦は洗濯のときにも多く発生するので、できるだけ毛足が長いカーディガンやセーター・コートなどは家で洗おうとせずにクリーニングに出すのがおすすめ。家の洗濯機とは根本的に洗い方が違うので摩擦が非常におこりにくく、毛がソフトになるので戻ってきたときの毛玉のできにくさもアップするという良さも。

クリーニング店のオプションサービス利用

さらに高いカシミアやキャメルなど良い素材のコートやセーターは、クリーニング店で高級仕上げなどの特別なオプションを使用することで、毛玉をとってくれるのをご存知ですか。店舗によって金額は違うようですが数百円という金額程度であるので、手間や仕上げのきれいさを考えたら大切なニットやコートはプロにおまかせするのがおすすめ!

毛玉を作らないためにできる方法③

毛玉除去をせずに済ますやり方3.

クリーニングで毛玉取りをしてもらうほどの服ではないけど、できるだけ毛玉取りはしたくない。そんな人はできにくくなるスプレーを試してみてはいかがでしょうか。

毛玉予防スプレーを使う

毛玉予防スプレー ミスト undeg アンデグ お気に入りのニットの劣化対策 セーター の毛玉トラブルに

出典:Amazon

こちらの毛玉予防スプレーの良い点はどんな繊維にも使えるということ。カシミアやウールなどの天然素材からアクリルのような化学繊維まで。毛玉になりやすい毛足の長いものの毛羽立ちを抑えて絡みつき防ぎます。

まとめ

はさみや専用の道具で正解の毛玉取りをしよう

毛玉の取り方にはいくつかの方法があって、どれも向いている服の種類やよい点があるということをご紹介してきました。どれが正解かはその人の求めるものによって変わってくるでしょう。多少傷んでもよいのでとにかく安価でスッキリさせたい人・ニット類の痛み対策をまず考えたい人・できる前に予防したいとそれぞれです。自分にあった毛玉の取り方を見つけて是非試してみてくださいね。

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