ウッドデッキに屋根を作りたい
ウッドデッキに屋根があったら、おしゃれですし日よけにもなるのでいいですよね。屋根は新築でなくても設置できますし、これからウッドデッキを作る方は屋根も一緒に庭に作ってしまうと一石二鳥です。屋根には種類があり、どんな素材を使うのかによって見栄えや施工費用が異なってきます。今回は施工費用を始め、ウッドデッキの種類についてご紹介していきます。
ウッドデッキの屋根には種類がある
ウッドデッキによく見かけるパーゴラ
屋根には種類があります。先ず一つめがパーゴラ。パーゴラはウッドデッキとも合うのでおすすめではあります。ウッドデッキと同じ木材での屋根を使うことでウッドデッキと一体となった屋根が作れますし、このパーゴラに何をつけるのかによって違った印象の屋根を作ることができます。パーゴラにつける素材ですが、それは例えば植物であったり、布、波板といったものも。パーゴラを作る場合、業者に頼む方もいますがDIYでも十分作れます。
ウッドデッキに開閉式屋根
ウッドデッキの屋根には他にも開閉式の屋根をつける方法もあります。広い庭まで日陰を作る大きい開閉式の屋根もありますし、小さい屋根もあります。開閉式のものも後付けすることもできるので、リフォームとして業者に施工してもらったり、自分でDIYしてもいいいでしょう。開閉式屋根は、パーゴラと一緒に使うものもあるので、好きなものを選んでください。
ウッドデッキに取り付けるサンシェード
サンシェードという日よけの布を後付けする屋根もあります。これも、日よけの布をつけるだけの施工もありますし、パーゴラと合わせた屋根もあります。この日よけの布については、調べて見ると色やデザインがあるので、お家や庭の雰囲気に合わせたものを購入してください。また、購入する場合も紫外線カットのものを選ぶと安心です。
ウッドデッキの屋根の施工費用はどれくらい?
ウッドデッキ屋根の施工費用は素材や種類によって異なる
では、屋根を後付けする場合の施工費用はどれくらいになるのでしょうか。といっても、一概にいくらというのは言えません。なぜなら面積に違いがありますし、先ほどご言ったように、ウッドデッキの屋根には種類があるからです。開閉式のものやパーゴラにサンシェードを合わせる屋根。サンシェードだけを使う場合とパーゴラに付けるもの…。いろいろありますが、実際の施工費用はどれくらいになるのでしょうか。
ウッドデッキ屋根の種類別の施工費用
まず、パーゴラを作る場合はキットであれば2~6万円程度ですが、ウッドデッキに合ったこだわりのある屋根を作る場合、先ほどの金額より費用が高くなります。また、開閉式のものであればDIYなら4~8万円ほど。サンシェードならば通販サイトで6千円~1万5千円ほどでした。ですがそれを業者に頼むと、パーゴラであれ開閉式のものであれ、数十万はかかるようです。
ウッドデッキの屋根5選!
では、屋根をご紹介していきます。屋根をリフォームする場合も、何も見ないで設置を考えるより、色々な例を見てからの方が実際に後付けした後の後悔が減るのではないでしょうか。屋根を設置すると日よけにはなりますが、部屋が暗くなるといったデメリットなんかもあります。屋根の見た目も含めて、参考のために見てみてください。
ウッドデッキの屋根①波板
ウッドデッキ屋根にはパーゴラと波板を後付け
屋根をつけるといったら、波板を思い浮かべる方もいるのではないでしょうか。これはもちろん、パーゴラを作る必要がありますが、そこに波板を取り付けて屋根を作っていきます。これも素材がいろいろあるので、特徴などを知った上で購入するといいでしょう。なお、波板を取り付ける場合は台風などの風で吹き飛ぶ可能性もあるので、そう言った点も考慮して取り付けることをおすすめします。
ウッドデッキ屋根のパーゴラ波板の種類
お施主さま宅のパーゴラの波板の張替え 完了☆ pic.twitter.com/iZOQgJgLLt
— 植木屋 涼苑 (@uekiyaryoen) March 2, 2018
塩ビ波板は安く購入できるのですが、耐久性や強度が少ないのが難点。ですが、これにカラーを塗ったカラートタンであれば耐久性がアップします。他に耐久性や強度がある波板には、ガラスネットや、ポリカーボネート、ガリバリウムといった素材があります。中でもポリカーボネート素材は紫外線をカットする効果もあるので、紫外線対策のものがいい方はポリカーボネート波板を取り付けてみてはどうでしょうか。
ウッドデッキ屋根には平板タイプもある
『中空ポリカを使って、パーゴラをガーデンルームにリニューアルする方法(動画)』⇒https://t.co/hdGF7pBdlV #diy #howto #ハウツー #ガーデンルーム #パーゴラ #中空ポリカ #作り方 #リニューアル pic.twitter.com/zPPSQII3pi
— diy howto ☆相互フォロー (@DiyProgram) May 28, 2018
屋根を後付けする場合に使えるポリカーボネートの波板がありましたが、同じ素材で平板もあるんです。実例写真には屋根にポリカーボネートの平板が利用されているんですが、屋根だけでなく前面と側面にも平板を付けて完全な小部屋を作っているそうです。もちろんこれも、波板でも作れるのですが、まっ平な屋根や囲いを作りたい場合は平板でもいいかもしれませんね。これも、素材や見た目、費用を考えたうえで設置してください。
ウッドデッキの屋根②開閉式
ウッドデッキの後付けリフォームにおすすめな開閉式屋根をつける
#今年の抱負
— :coffee:️????́ ??????? ?????:hamburger: (@CAFESundayCisco) January 1, 2018
カウンター窓側が天気のいい日は冬でも暑いし眩しいので開閉式のオーニング付けたい:pray: pic.twitter.com/aclOHFFbWt
開閉式屋根もおすすめな屋根の一つです。パーゴラの屋根をと考えた場合、透明の波板や植物の屋根だと部屋の明るさが半減してしまうこともありますが、開閉タイプの屋根であれば暑い時だけ、日差しを避けたいときだけ開けばいいので場面場面に合わせて使えます。布の色だけでなく、開閉の仕方にも種類があるので、庭やお家の雰囲気に合ったものを購入するといいでしょう。
屋根を取り付ければウッドデッキでゆったりくつろげる
開閉式の屋根を付ければ、ウッドデッキでゆったり庭を見ながらゆったりしたいときにいつでも屋根を出すことができます。開閉式の屋根に大きいものを選べば、屋根の下で子どもが安心して遊ぶことができます。夏の暑い日に、庭でプールをするという人もいると思いますが、開閉式の屋根があれば、プールをするときに屋根を出して庭で楽しく遊べます。
パーゴラに取り付ける開閉式屋根でリフォーム
今日はパーゴラに開閉式のオーニングを取り付けました! ちょっとは涼しくなるかな(^^ゞ でもいきなり台風来ててあおられてます…。 pic.twitter.com/s7W0LAjHcs
— HIRO (@bigtree_gmocci) August 10, 2014
ウッドデッキに使う屋根じたいが広がる開閉式の他にも、パーゴラに取りつける開閉式布もあるようです。開閉の仕方や、屋根の形、柄なんかもいろいろあるので、つけた感じをイメージしてから購入するのがいいでしょう。日差しの暑い夏ですが、紫外線カットの屋根であれば安心。紫外線カットの布を付けた場合、付けなかった場合と比べて床の温度が11度下がるなど、効果も抜群です。
ウッドデッキの屋根③植物
ウッドデッキのパーゴラにつる性の植物を
ウッドデッキのパーゴラに取り付けるものには波板がありましたが、他にもつる性の植物を絡ませるという方法もあります。つる性の植物がウッドデッキにあると、とても雰囲気が合いますし、他の素材を使うよりも涼し気な感じがするものです。ウッドデッキ屋根に付けるつる性の植物にはムベや黄色い花の咲くキングサリ、クレマチスなんかもあります。
ウッドデッキでブドウを食べる
つる性の植物には、ブドウもおすすめ。ウッドデッキリフォームでパーゴラを立て、そこにブドウの蔦を絡ませていきます。時間はある程度かかりますが、大きくなるとブドウがたくさん生ります。ウッドデッキで涼みながら収穫をして、家族みんなで味わうのも素敵ですね。リフォームと考えると躊躇してしまうこともありますが、実際に作った後のイメージをしてみると、早くリフォームしたいと思えるのではないでしょうか。
ウッドデッキの屋根④サンシェード
ウッドデッキにサンシェードを取り付けて簡単リフォーム
ウッドデッキに一番取り付けるのが簡単だと思われるのは、サンシェードではないでしょうか。もちろん、パーゴラを立てた上にサンシェードを取り付ける方法もありますが、手軽に安く屋根を取り付けたいという方はサンシェードのみを取り付けるのがいいのではないでしょうか。使う布には紫外線カットのものがあるので、素材の特徴をしっかり確認したうえで購入してください。
庭や家に合ったサンシェードをウッドデッキに後付け
ウッドデッキ屋根のサンシェード用の布ですが、これもデザインが豊富にそろっています。お家や庭の雰囲気に合ったものを取り付けることでおしゃれに見せることは可能です。また、日陰になるので、開閉式の大きな屋根と同じように庭先で子どもが遊ぶ場合も日陰を作ることは可能です。ウッドデッキスペースだけでなく、庭まで広げられる大きな布もあるので、子どもがいる方は特に、実際に計った上で購入するといいでしょう。
ウッドデッキ屋根は家の構造によって付け方を考えよう
屋根にサンシェードを取り付ける場合、家の構造によっても付け方が変わるのではないでしょうか。写真のように部屋と部屋の間に付けたり、窓の上から庭に掛けてとりつけたり、パーゴラに取り付ける方法もあります。また、一階部分だけでなく二階からサンシェードを取り付けたいという人もいると思います。どこにどのようにサンシェードを取り付けるのかをしっかり考えたうえで購入し、実際に取り付けてください。
ウッドデッキの屋根⑤すだれ
ウッドデッキのパーゴラにすだれをつける
【暑さ対策】パーゴラに簾を乗せました。午前中は2階の断熱雨戸は開けないなどして、
— ヨッちゃん (@yo_chan_taco) July 10, 2017
外気温:37度
室温 :30度
外からの風と扇風機で凌げる限界かな。 pic.twitter.com/fqIHHcavhu
ウッドデッキにパーゴラを立てたら、そこにすだれを取り付ける方法もあります。トタン屋根もいいのですが、それだと味が出ないという方はすだれも和風でいいのではないでしょうか。もちろん、家の雰囲気にもよりますが、和風の家なんかはすだれがぴったり似合います。実例では屋根にすだれを使い、側面にはグリーンカーテンを取り付けています。これなら側面からの日差しも防げるので涼しく過ごせそうですね。
すだれと植物を合わせてウッドデッキで涼める
ウッドデッキのパーゴラの屋根にすだれを使い、この方はブドウも育てているようです。すだれと植物の相性もとてもいいので、ガーデニングが好きな方や一つ目のグリーンカーテンをと考えている人はすだれの屋根と合わせてもいいかもしれません。ブドウやゴーヤなどの食べられる植物であれば、夏の季節にウッドデッキでおいしい食べ物も食べられますし、日陰にもなるのでおすすめです。
ウッドデッキ屋根のまとめ
今回は、ウッドデッキに取り付ける屋根についてまとめてきましたがいかがだったでしょうか。ウッドデッキに取り付ける屋根には種類があり、付けるタイプによって費用や見た目も変わるというのが分かっていただけたのではないでしょうか。ウッドデッキがあっても、暑いとせっかくのウッドデッキが使えません。ウッドデッキで快適な時間を過ごすために、気に入った種類の屋根を選んでくださいね。
パーゴラの作り方が気になる方はこちらもチェック!
ウッドデッキのパーゴラを業者に頼むのではなく自分でDIYしたいという方もいるのではないでしょうか。作るのは大変だと思われるかもしれませんが、キットなどを使えば意外と簡単に作れるものでもあります。ウッドデッキや屋根も業者に頼もうかと思っていた方もいるかもしれませんが、自分で作る方法もこの機会にぜひ合わせて読んでみてください。
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