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はじめに
黒豆(丹波黒豆)の栽培方法
黒豆といえばお正月のおせち料理で見かけるという方も多い、どちらかというと生の豆としては珍しい食材ですが自分で畑やプランターで簡単に栽培することが可能な作物だとご存知ですか?
普段は煮物としてできたものをお惣菜として買ってくる方も、一度は自分で栽培したできたてのおいしい黒豆を料理して食べてみましょう。
種まきからの苗づくり、その植え方や水やり・追肥のやり方など日常のお世話を成長ごとにポイントを解説していきます。これから黒豆を育ててみたいという方必見です!
黒豆(丹波黒豆)について
黒豆は実は夏によく出回るある豆の完熟した姿です。その豆の正体とは?まずはこの豆についての基本情報からご覧頂きましょう。
黒豆の基本情報
科・属:マメ科ダイズ属
原産地:中国・日本
学名/英語名:Glycine max/Soybeans
栽培難易度:初心者でも栽培可能
黒豆は枝豆の完熟豆
黒豆は高級品で小売店で購入するとけっこうなお値段がしますが、実はこれ枝豆の完熟豆です。品種もありますが丹波黒に代表される黒くなる品種をさやが枯れるまで放置しておくことで、家庭でも栽培できます。豆類は総じて成長が早くどんどん大きくなり、黒豆品種も例外ではなく栽培するのも楽しい作物です。
黒豆(丹波黒豆)栽培・成長と育て方ポイント1:準備
プランターや鉢でも育てることができますが、ベーシックなやり方として畑での栽培準備をご紹介しましょう。たくさん作りたいという方はやはり畑でたくさん作りたくなるものです。やり方を知識として知っておいても損はありませんよ。
黒豆畑の準備
栽培をはじめるにあたって畑やプランターの準備をしましょう。作りたい量にもよりますが、黒豆の栽培に適した株間(株と株の間)は30センチくらい。そこから何本育てるか割り出して必要な畑のスペースを耕すのがおすすめ。プランターや鉢植えで育てるなら、市販の土を買ってしまう方が手軽です。
黒豆栽培に必要な道具を用意する
黒豆栽培に用意するものは種と鍬(くわ)や小規模なら移植ゴテ(小型スコップ)などの土を掘り返すもの、肥料・水やり用のじょうろ・不安定であれば支柱・元肥用の堆肥と追肥用の化成肥料など。追肥用の肥料は事前に用意する必要はありませんが、あげる時期までには購入しておきましょう。
黒豆(丹波黒豆)栽培・成長と育て方ポイント2:種
黒豆は種から育てる作物です。黒豆の種とはどんなもの?種まきするときによく芽が出るようにしたいことは?など種まきのやり方について解説します。
黒豆の種はどんなものか
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黒豆の種は食用のそれを用います。前年に育てていた方は種用に少しとっておいてもよいですし、市販の種苗メーカーからおいしいすぐれた種(豆)が売られていますので人気の品種を買い求め育てるのもおすすめ。保存していたため乾燥しており固くてそのままではなかなか発芽しません。
黒豆の種を水につける
種まきの準備として硬い乾燥した種を一晩水につけておきましょう。黒豆を用いた煮物を作るときと同じですね。倍ほどのふっくらとした種になったら巻きどきです。
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黒豆の種まき・苗作り
事前に耕してふかふかに準備した畑に、軽く畝(他の土地よりも10センチくらい高くもりあげた栽培用の場所)を作って、30センチほど間隔で2-3粒ずつ。または種苗ポットなどに3粒ずつ離して種まきします。ポットに作るのは苗になるので、その後畑やプランターに植え付けてください。
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黒豆(丹波黒豆)栽培・成長と育て方ポイント3:土
苗ができたら次におこなうのは、植え付けする場所の土を黒豆に合うようなものに作る作業です。一般的に土作りは、酸性の中和と元肥をまぜるこの2つの作業になります。プランターや鉢植えで育てる場合は、市販の土を使うとこの作業を飛ばすことができるでしょう。
黒豆を植える畑の土づくり
プランターや鉢植えで栽培する場合は、新しい土を買ってきて植える植え方なので、土に関しては特に気を付ける必要はないでしょう。畑の場合は2週間前に苦土石灰をまき酸性に傾いている土のphを中和、さらに植え方の1週間前に堆肥を1㎡あたり2kg元肥として混ぜてください。
古くなった土を使う場合は再生材を入れよう
アイリスオーヤマ 再生材 古くなった土の再生材
畑の土が古い場合は、元肥と一緒に土の再生材をまぜるとふかふかの土に戻ります。口に入るもので作られたものなら、畑にも安心してお使いいただけるでしょう。
黒豆(丹波黒豆)栽培・成長と育て方ポイント4:苗
畑やプランターの準備ができたら、種まきしたものを苗まで育つのを少しだけ待ちましょう。しかしこの間もちょっとしたお世話が必要です。必ずやって欲しい苗づくりの作業は間引きです。
多めに種まきしているのでそのまま植え付けると、本数が多すぎて日当たりが悪くなったり栄養が不足してしまいます。よいものをチョイスして植え付けるタイミングをはかりましょう。
種まき後の黒豆の管理
豆の種はときどき鳥がほじくり返して食べてしまうことがあります。畑に鳥がやってくるようであれば寒冷紗をかけて鳥対策をおこないましょう。種が発芽して植え付けに向いた苗になる時期までポットで管理することになります。
黒豆の間引き
種まきをしてたっぶりと水やりをしたもの、発芽してきたら第一回目の間引きを行いましょう。3粒ほどまいたと思いますが、いくつ発芽していますか?3つであればその中の一番小さな物、形が奇形など健康そうでないものを選んでひとつ引き抜きます。
植え方に使える苗の大きさ・時期
植え付けに使える大きさは本葉が2枚ほど出てきた時期。この頃になると鳥被害もなくなりますのでもう寒冷紗は必要ありません。ポットから出して畑やプランター・大きめの植木鉢に植え付けることとなります。
黒豆(丹波黒豆)栽培・成長と育て方ポイント5:植苗
いよいよ畑や鉢に植え付けしていきましょう。発芽した苗が、まだ小さなうちに植え付ける野菜ですので、あまり乱暴に扱わないでやさしく作業してください。
黒豆を畑に植えよう!植え方時期は
枝豆(黒豆)の苗の植え付けは、他の植物よりも早めの時期に植える植え方をします。あまり苗が育ってしまうと、根が土につきにくくなるからです。本葉が出て開き始めたら植え付けてください。他の作物と同じに考えてしまうと、その後の成長が悪くなりますので注意しましょう。
黒豆の畑への植え方
はじめの方にも解説しましたが株間は30センチほど。プランターであれば1-2株植え付けるのが適量。ポットから出してそれよりも一回りくらいおおきめの穴を掘り、そこに入れ隙間を土で埋めてたっぷり水やりしてください。
黒豆(丹波黒豆)栽培・成長と育て方ポイント6:管理
ここまできたら、あとは水やりや時々おこなう追肥や土寄せといった日常管理を繰り返しながら収穫を待ちます。お世話しながら小さなかわいい花を見つけたり、それが豆に育っていくのを見るのは楽しいひとときになるでしょう。
黒豆栽培の日常管理1.水やり
枝豆の水やりは成長によってやり方を変えてください。まず幼い苗のころにはあまり湿気が多いと根が傷むので乾燥気味に。しかし、成長して開花時期を迎えるころになると、今度は水が足りないと収穫量が少なくなってしまいます。その頃になったら、たっぷりと水やりをするように心がけるとよいですね。
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黒豆栽培の日常管理2.追肥の時期
開花に合わせて水やりを買える枝豆。同じくこのころが追肥の時期で、追肥は化成肥料をあげてください。一般的な多くの野菜に使える8-8-8と書かれたものでよいですが、選べるのであればチッソ分の多い肥料がおすすめ。
もし有機肥料や無農薬にこだわる栽培をしたいのであれば、追肥は無理に与える必要はありません。元肥が十分であれば水やりだけで収穫までたどり着きます。
黒豆栽培の日常管理3.土寄せ
作物の成長によって、株の根元に土を集めて深く植えるようにするのが土寄せという農業のテクニックです。目的は植物によっていろいろなのですが、枝豆の場合は根の発達を促す目的でおこないます。
一番下の葉が地面ぎりぎりになるくらいを目安に周りから土を寄せてきます。成長とともに上の葉が増えてきたら、下の2枚くらいの葉は土の中に埋めてしまうくらい土を根元に盛ってください。
黒豆(丹波黒豆)栽培・成長と育て方ポイント7:収穫
待ちに待った収穫時期。寒くなってきた頃が黒豆の旬です。収穫の方法や種豆としての翌年用の保存方法についてお話します。おまけとして採れた黒豆の煮物のレシピもご紹介しましょう。
黒豆の収穫時期
一般的には11月下旬ごろが黒豆の収穫時期です。枝豆として未熟な青い鞘(さや)を取るときとは違うので注意してください。目安としては、枝や葉が枯れてきて茶色くなってきた頃。この頃になると中の豆も黒く色づいて立派な黒豆ができています。
黒豆の収穫方法
黒豆の収穫は株ごと引き抜いてしまいます。1つ1つ取らなくてよいので楽ですね。乾いた鞘(さや)を剥いていくと真っ黒な豆ができているでしょう。もし、黒豆より前に黒枝豆として食べてみたい方は、青いうちに収穫してしまいましょう。緑の豆と黒い豆両方楽しめるのでお得感があります。
収穫後の食べ方と保存方法
黒豆は収穫後乾燥させて翌年の種として保存します。それ以外は食べ方として煮豆や豆ごはんなどがおすすめ。お正月前に収穫できますので、自分で育てた黒豆をおせち料理に使ってもよいですね。自分で作ったものなら、なおいっそうおいしくいただけるのではないでしょうか。
【レシピ】ワイン煮にしてもおいしい黒豆
丹波の黒豆300g ☆水800cc ☆重そう 小1 ☆塩小1 ☆砂糖100g ☆醤油小2 赤ワイン(甘口) 500ml(~1l) 砂糖50g(~100g)
お砂糖をたっぷり入れて甘めの煮豆にするのが一般的ですが、ワインを入れてもまた違った風味の煮豆が楽しめます。いつも同じ味の黒豆の煮物に飽きてきたら、こんなレシピにも挑戦してみてはいかがですか。
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まとめ
美味しい黒豆を育てよう
黒豆は枝豆の完熟したもの。栽培方法はとても簡単です。豆類は成長も早いのでみるみる大きくなって、はじめて野菜を作るという人にも、簡単に栽培の楽しさを感じることができるおすすめの作物。
成長に合わせて水やりを加減する以外は、それほど難しいお世話も必要なく、自分で作った黒豆を収穫できるでしょう。買うと高い黒豆。家庭菜園で作れば家計も助かり、栽培も楽しめます。
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