はじめに
冬の季節に食べるとおいしい果物を紹介
旬の果物といえば安い・おいしい・ジューシーで収穫量も増えて買い求めやすいと消費者にとってはとてもありがたいものです。日本の季節の中で冬に収穫量が増える果物は意外と多いもの。
今回は冬の季節に食べるならおすすめのおいしいフルーツの種類を紹介します。冬の暖房器具で乾いた喉にも優しい、甘くておいしい果物選びの参考にしてください。
冬に収穫・旬を迎えるおいしい果物は?
冬が旬のフルーツ1.柑橘類
冬の寒い季節に食べるとおいしいフルーツといえば柑橘類があります。多くのこの種類の果物が冬の季節に旬を迎え甘みものってジューシーさも違うでしょう。冬におすすめの果物を探しているならば、柑橘類の中から選べば間違いなし!収穫量も増えますので安い値段でたくさんかえるのでおすすめです。
1本だけでも収穫できるので植える人も多い果物
柑橘類の良いところは受粉しなくても結実するものが多いというところ。もちろん、受粉した方が大きくておいしいフルーツがなりますが、1本だけでも収穫が可能というのが庭に植える果樹として人気です。また寒さに強いので露地植えで手間がかからず初心者でも育てるのが簡単。
冬が旬のフルーツ2.りんご
一年中スーパーなど小売店に並んでいることが多いので、旬がわかりにくいですがりんごも冬がおいしい果物。品種によって旬の時期も変わってくるので冬中ずっとおいしいりんごがを食べることができます。
種類も豊富で食感もいろいろですので、次はどの種類がおいしくなるだろうととっかえひっかえ食べるものに困りません。
庭に植える木ではないがポピュラーな果樹
スーパーで売られているような大きな食用のりんごを庭に植えているお宅というのは少ないけれど、姫リンゴなどは観賞用としても人気の果樹ですね。小さい盆栽の仕立てられている他にも、接ぎ木によりある程度の高さのある庭木として植える人もいます。
彩りの少ない寒い季節には赤い実を見ると心がほっこりするでしょう。
冬が旬のフルーツ3.ハウス栽培のフルーツ
これは正しい植物の旬とは少し違いますが、冬には必ずよく出回るフルーツがあるものです。本来の旬の季節ではないのでハウス栽培となりますが、冬には食べる人が増えるので必要な果物でその時期においしい果実になり収穫量も増えるよう工夫されています。
農家の方が手塩にかけて作った果物としてこちらもおすすめします。
苗を植えると家庭菜園でも作りやすいフルーツ
ハウス栽培で作れるフルーツはあまり大きくならずに苗から植え付けて1年で実るものが多いです。家庭菜園でも栽培することができ、作りやすい果物としておすすめです。購入する苗も安いものが多く、年ごとにいろいろな種類の果物を食べることも可能。
冬の果物:みかん
冬の果物の定番!収穫量も増え箱で出回る果物
価格は高いものの通年スーパーで見かけることがおおい柑橘類・みかん。この果物が箱で売られるようになると冬(年末)だなと感じる方も多いのではないでしょうか。そのくらい寒い季節を代表する果物といっても過言ではありません。
日当たりの良い庭に植える果樹
みかんは庭に植えてもなかなか市販品のようにおいしい果実を収穫するのが難しいですが、日当たりの良い場所に植えることで種類によってはご家庭でもそこそこ食べられるものが実るでしょう。多少酸っぱい品種であってもジャムにしたり砂糖漬けにすることによりおいしく食べられます。
簡単みかんを使ったカップケーキ
みかん(あったら無農薬)1個 砂糖20g レモン汁 10g ホットケーキミックス 200g 豆乳 150cc 卵1個 米油20g
みかんをそのまま食べるのに飽きたらホットケーキミックスを使った簡単カップケーキを作ってみませんか?皮まで使うのでできれば無農薬のものがあるとなおよいです。果実も適当の切って混ぜ込んだり上に乗せたりしておいしく焼いてくださいね。
冬の果物:ゆず
冬至につきもののゆずも冬の代表的フルーツ
このフルーツも冬の代名詞ともいえますね。寒さとともに色づき・収穫量も増え、冬至の日のスーパーにはたくさん並べられます。お風呂に入れるだけでなく皮はとても香りがよくゆずこしょうを作ったりやジュースは酸味を加える調味料としても重宝します。
手間がかからず植える人も多い冬の果物
ゆずには甘みはあまり求められていないせいか、庭に植える人も多い冬が旬の果樹です。育て方も簡単で日当たりの良い場所に置いて水やりは乾いたらたっぷりと。庭に1本あると何かと重宝する果物ですし、栽培の手間もかかりませんので持っていても損はありませんね。
冬に食べたいゆずのレシピ
大根大1/2本 ゆず1個 塩大さじ1 砂糖40~60g 米酢80cc
冬が食べ頃のダイコンと合わせて簡単に作れるゆずの香りがとても良い副菜です。切って漬けておくだけですので、少し多めに作って冷蔵庫で保存しておいてはいかがですか?寒さが厳しい季節でもたまに冷たい箸休めが欲しいときもあり、そんなときに重宝します。
冬の果物:りんご
栽培しづらいが冬においしい果実がなる果物
りんごはご家庭で育てるには病害虫に弱く手間がかかりますが、冬の代表的な果物としてはみかんと並ぶ人気があります。大きな実がなるものは無理だとしても盆栽として姫リンゴなど小さな赤い実を付ける種類なら自宅で育てている方も多いおすすめの品種です。
青森・長野と寒い地域で多く植える果樹
りんごの産地は長野県や青森県など冬に寒さが厳しい地方が有名です。冬になったからといってあまり価格の上がり下がりがなく安いというわけではありませんが、おいしい種類が出荷されるようになるのでついつい買ってしまう果物のひとつ。生食以外にもデザート作りなどにも活用されるフルーツです。
アウトドアでもりんごの簡単レシピ
林檎1個 砂糖大さじ1 バター5gぐらい ブランデー 気持ち無くても可 シナモンパウダーお好み
りんごが余って少ししなびてきてしまいそうだったら、皮をむいてカットしたものをフライパンでバター焼きにしてみてください。バターの塩気で甘みが際立ち、簡単な温かいデザートになります。アイスクリームなどを添えれば立派なおしゃれなデザートになりますよ。
冬の果物:デコポン
特徴的な名前と形の冬のフルーツ
丸い大きなみかんの上にちょこんとコブのようなかわいい膨らみがあるのがデコポンの特徴。一度見ただけでその姿と名前を覚えてしまったという人も多いくらい印象的な名前と見た目をしていますね。よく熟すと糖度が高く柑橘類の王様と呼ばれるほどです。
植える人も増えてきた人気の果樹
非常に大きな実はサラダにしても良いですし、生食でもいただけます。食べごたえがありますので、家に1本木があると収穫が冬の楽しみになる果物。旬の季節になっても特別安いというわけではないので、収穫したものをおすそ分けしても珍しがられて喜ばれるでしょう。
甘いデコポンでゼリーを作ろう
デコポン2個 ゼラチン 10g オレンジジュース500cc ゼラチン溶かすお湯100cc
そのままでもおいしいデコポンを贅沢に使ったゼリーを作ってみませんか。オレンジジュースでゼリー液を作りその中に皮をむいたデコポンを沈めて固めます。皮もやわらかく食べても気にならないので、むくのも簡単ですよ。
冬の果物:いちご
12月には欠かせない赤いフルーツ
本来いちごは春が旬の果物ですが、冬・それも12月になるととたんに出荷量が増えスーパーなどでも大粒できれいなものが並ぶようになります。主にその季節に出回るのはクリスマスのケーキ用を目的としたいちごなのですが、こたつで食べる甘いイチゴというのも寒い季節の代名詞ともいえる食べ方ですね。
家庭菜園で植えるならコレ!人気NO.1のフルーツ
冬に収穫するには温度管理をして早めに苗を植えるなど工夫が必要になりますが、旬の時期に収穫するだけであれば比較的簡単に栽培できる人気の果物です。
大きくて甘いものや、観賞用のワイルドストロベリーなどいろいろな品種が豊富なのもにちご人気のあらわれで、自宅で手軽に栽培できるフルーツとしておすすめ!
いちごのロールケーキレシピ
卵4個 薄力粉70g 砂糖70g 生クリーム 200cc 生クリーム用砂糖15g 苺好み
スポンジが上手に焼けたらいちごを巻いたロールケーキはいかがですか?定番ですが外せない味で子供から大人まで人気の高いレシピです。
冬の果物:きんかん
そのままでも加工しても・小さくてかわいい柑橘類
寒い時期に旬を迎える柑橘類の中でも、小型で少し変わったものといえばきんかんも忘れてはいけませんね。皮のまま食べられる甘くておいしいフルーツです。
そのまま育てると2mくらいになる大きめの木ですが、剪定をして整えてあげることで庭木としても植えることが可能です。
きんかんは植える方角で金運アップ!
きんかんを育てる人が多いのは何も食べるだけとは限りません。このきんかん、西の方角に植えることで金運や運気全体がアップするという開運フルーツとしても有名です。もしご自宅できんかんの木を植えようと思われたら、ぜひ西側に植えてみてください。
風邪をひいた時にも・きんかんの甘露煮
キンカン1kg 砂糖500g 酒1カップ 薄口醤油 少々 レモン果汁又は酢少々
きんかんがたくさんあって食べきれないというときは、甘露煮にしてしまいましょう。日持ちもしますし寒い季節に風邪をひいたときにもよい食べ物です。
冬の果物:晩白柚(ばんぺいゆ)
大きな果実が人気の種類
ぶんたん類という大きめの柑橘類の種類があるけれど、その中でも特に大型で注目を集めているのが晩白柚(ばんぺいゆ)。これも寒さが厳しい時期に旬を迎え安い果物です。
この晩白柚どのくらい大きいかというと、何と人の顔より大きくなることもあるくらい巨大なフルーツ。食べるのももちろん良いのですが、収穫できたらまずは飾ってその大きさを楽しみたくなりますね。
庭に植えるなら夏みかんと一緒に
柑橘類は1本だけでも結実しますが、ぶんたんの仲間はこれがあまり得意ではありません。自宅の庭に植えて収穫したいならば夏みかんの木も一緒に植えておくと受粉確率が大幅にあがりますのでおすすめ。大きく育てるには肥料も大切ですが摘果しつつ数を厳選して育てるとよいですよ。
大きな晩白柚が食べきれないときはジャムに
晩白柚の白いわた580g 実680g 砂糖1k 水適量
実だけでなく白いワタの部分もジャムにできます。大きな果実ですので、食べきれないというときはジャムにしておくと良いですね。糖度が高い果物ですので少しアクセントにレモン汁を入れても良いかも知れません。
まとめ
寒さに負けない冬が旬の果物を味わおう
寒さが厳しい時期に安い価格で並ぶ旬のフルーツを紹介してきましたがいかがでしたでしょうか。やはり冬は柑橘類が豊富な季節ですが、りんごやいちごなどもよく出回ります。
ゆずやきんかんなど家で育てている人も多い植物なので、自宅でぜひ収穫して採れたてを食べてみたいという方はチャレンジしてみてはいかがでしょうか。
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