子供のおもちゃをきれいに収納・整理したい
子供が楽しそうにおもちゃで遊んでいる姿を見るのは、親にとっても嬉しいもの。ですが、片づけの時間になると一変。可愛かった我が子がモンスターに見えてくることもあるのでは?子供は短時間で集中と飽きを繰り返し、いつのまにかお部屋は散らかり放題になっています。今回は、そんな散らかりやすい子供のおもちゃの収納・整理術についてまとめていきます。
おもちゃ収納にはコツがある!
おもちゃ収納のコツとは?
子供のおもちゃの収納には限らず、収納のコツがあります。その収納のコツとは、種類によって分けること。そして、収納の置き場を決めてあげることです。収納の置き場が決まっていると、片づけや整理の際にあれこれと考えずに置き場におもちゃを収納することができます。これは子供も大人も同じで、置き場がしっかり決まっていることで収納がしやすくなるんです。
子供も自然と片づけができるようになる
私にも小さな子供がおり、幼児時代は全く片づけができませんでした。でもそれは、おもちゃの置き場が定まっていなかったからだ、というのがだんだん分かってきました。なぜなら、おもちゃの置き場を決めてあげたとたん、何も言わなくても子供が自然に片づけをするようになったからです。これは、私にとっても驚きでした。私自身も片づけが苦手でしたが、それはただ単に、物の収納場所が決まっていなかったからなんだ、という気づきにもなりました。
子供のおもちゃの収納術11選!
子供のおもちゃはいつのまにか増えていますし、いつのまにか散らかっているもの。午前中に遊んで片づけて、夜もまた整理を…となるものでもありますし、毎日何回も片づけをするとなると、親も大変です。できるだけ簡単に収納できる、また、子供にも収納しやすくしたり、すっきり収納するアイデアをご紹介しますので、おもちゃ収納の参考にしてください。
子供のおもちゃの収納術①収納ボックス
基本のボックス収納とおもちゃが散らからない収納のコツ!
収納と考えると一番に収納ボックスを思い浮かべる方もいるのではないでしょうか。収納ボックスは100均でも手に入りますし、大きさも素材も種類があるので家にある家具の大きさに合わせて購入すれば引き出しのようにつかうことができます。また、この方は余計なところでおもちゃで遊ばないように、遊ぶスペースにカーペットを敷いて工夫しているそうです。収納場所も、遊ぶ場所も決まっていれば散らかりにくくなりますね。
ボックス収納は中身が分かりやすいので幼児向きの整理方法
ボックスに収納する方法であれば、幼児が遊びたいときに遊びたいおもちゃを見つけて取り出しやすくなります。不透明で、蓋がある収納ボックスであった場合、収納した中が見えないのですべて出して取り出さなくてはいけません。もちろん下に収納されているものは収納ボックスでも見えにくいですが、取り出しやすさを考えると蓋なしの、さらに透明であったほうが幼児用の収納には良さそうです。
子供のおもちゃの収納術②収納カゴ
おしゃれに収納したいならカゴボックスもおすすめのアイデア
子供のおもちゃ収納だからといって、インテリアを損ねたくないという人もいるのではないでしょうか。せっかく家の中のインテリアをこだわったのに、おもちゃの収納だけプラスチックの収納ボックスだと片づけする気も起こらなくなってしまう…。そんなことでは困ります。子供の収納も、収納ボックスをプラスチックではなくてカゴ製の収納ボックスにすればおしゃれなインテリアに。もちろんカゴ製収納だけでなく、お家のインテリアに合った収納を選んでください。
ラフィアのカゴ収納がおもちゃの収納に人気
SNS上を見ていると、ラフィア素材のカゴをおもちゃの収納に使っている人も多く見つかりました。この方は生活感を出さない収納と書いていましたが、収納ボックスにおもちゃが整理してあるとどうしても生活感を感じてしまいます。でも、収納素材をかごにするだけで生活感は感じられませんし、お部屋の中にあってもおしゃれに収納できます。
子供のおもちゃの収納術③キャスター付き収納
幼児が楽しくすっきり片付けたくなるキャスター収納アイデア
ニトリの収納ボックスにキャスターつけたら物凄い気に入ってずっと押してる
— しろくまパン@2y♂ (@shiroi_kumadayo) March 10, 2019
中にぽいぽいおもちゃ片付けてくれるしいいかも!! pic.twitter.com/A6oybRlVck
子供が楽しんで収納の手伝いをする、というのを考えるとこのキャスター付きの収納ボックスを利用するのがいいのではないでしょうか。キャスター付き収納であれば、子供が楽しんで運びたくなりますし、親であっても収納ボックスを持って運ぶよりは簡単です。電池が入ったような大きなおもちゃだと、重くて運ぶのも大変になりますが、キャスターが付いた収納であれば楽に運べます。
キャスター付きの収納ボックスは子供のおもちゃ収納に便利
子供に収納を手伝わせるコツは、やはりやるべきこととして教えるよりもゲームのように遊びながらできるように工夫することではないでしょうか。キャスター付きの収納ボックスは、まさに車を動かすように運べるので男の子は特に、楽しんで片づけをするのではないでしょうか。女の子であれば、お店屋さんごっこのようにカートタイプの収納にするなど…。片づけや整理も楽しめるようにできるといいかもしれません。
子供のおもちゃの収納術④仕切り収納
仕切りケースに大好きなトミカを飾りながらすっきり収納
細かい男の子のおもちゃと言えば、トミカではないでしょうか。出かけるたびにトミカが増えていく…。それをきれいに収納するにはどうしたらいいかと悩む方も多いのでは。この方はトミカを、透明の仕切り収納に整理しています。無印の収納ケースだそうですが、これなら飾りながら収納できるので見せる収納にもなりますし、これだけきれいに整理されていたら、子供もきっと自ら収納をしてくれるはずです。
ダイソーのウッドボックス収納もトミカ収納にぴったり
ダイソーにあるウッドボックス収納にも仕切りタイプの収納があります。ダイソーの収納であれば安いですし、トミカが増えても100円で四台分収納できます。収納は仕切りも外せるタイプであれば、大きなトミカも同じウッドボックスに収納できます。トミカは特に、飾っていてもインテリアになるので見せる収納でもいいのではないでしょうか。飾りながら収納であれば、できるだけきれいに整理する気にもなるのでおすすめのアイデアです。
細かいおもちゃは仕切りケースに種類ごと収納しよう
細かい女の子のおままごとのおもちゃや、人形などは仕分けの収納ケースを使うと同じ種類でまとめて収納できるので便利です。リカちゃんの小さな食器などは小さすぎてボックスにまとめて収納すると探すのが大変です。仕切り収納ケースなら食器、食品と分けて入れられるので便利ですね。また、動画を見ていくとケースに仕切り板を入れてお人形を収納る方法も紹介されています。
子供のおもちゃの収納術⑤収納ケース
収納ケースを利用して種類別におもちゃを収納
こちらは大きめのケースにプラレールを収納しています。プラレールも、線路や電車を集めているととてつもない量になってしまいますね。一気に収納ボックスなどに収納してもいいのですが、実例のように収納ケースに種類別に入れておけばい必要なものだけを取り出すことができますし、きれいに整理ができます。置き場を決める時は、しまいやすさや持ち運び安さを考えてくださいね。
大きいケースに種類ごとに収納すればお泊りにも
男の子の好きなおもちゃと言えば、車、電車の他に仮面ライダー、ウルトラマンなどがありますね。女の子で言えば、リカちゃん人形、ぬいぐるみ、おままごとなどそれぞれ分類に分けられます。実例の方は、幼児の男の子。トミカや仮面ライダーなど、分類に分けてケースに収納しているそうです。ケースに収納しておけば、お泊りの時にも箱ごと持って行けるので便利。そのまま収納ケースが置き場になるので、もっと分かりやすくしたければ写真を貼っておくといいでしょう。
子供のおもちゃの収納術⑥フロック
中身を見せずにすっきり収納したいならフロックを活用
収納の家具を選ぶのも迷う方は多いのではないでしょうか。収納家具に棚収納を利用してもいいのですが、おもちゃの収納にフロックを利用するのもいいでしょう。フロック収納は、そのまま蓋が閉められますし、蓋を開けて出し入れもしやすい構造になっています。積み重ねてもそのまま下のフロックを開けて収納できるのでいいですね。インテリアを損ねない収納家具をと考えている人は、フロックを使ってみてはいかがでしょうか。
細かいおもちゃはまとめてフロック置き場に収納!
どの場所に何を収納するかが決まっていれば、片づけや収納はとても楽になります。もちろん、収納だけでなく実際に子供が遊ぶ時に取り出しも楽になります。どこに何が収納されているのかが分からないと、全て箱をひっくり返さなければならない、という事態になりかねません。収納家具を選ぶ時は、収納の時だけを考えるのではなく、取り出して遊ぶ時のことも考えて選んだ方がよさそうです。
子供のおもちゃの収納術⑦引き出し収納
引き出しにはおもちゃのシールを付けてすっきり収納するアイデア
言葉が分からない幼児だと、収納ボックスに名前を書いても、数字を書いても何が入っているかは分かりません。ですが、写真の家具のように引き出し収納部分に写真が貼ってあれば、幼児でもこの箱には何が収納されているのかが一発で分かります。これはつまり、置き場を決めるということになります。片づけの時も、一回で覚えられないかもしれませんが、写真を見ながら片づけるんだよ、と伝えながら収納するとだんだん覚えて自分でも収納できるようになっていきます。
斜めになった引き出し収納なら幼児にも取り出しやすい
まだまだ小さい幼児であれば、やはり収納だけでなく取り出しやすい家具を選んだ方がいいですね。小さい子だと重い収納ボックスや引き出しは引き出すのも持ち歩くのも大変です。ですが、実例の家具のように斜めになった収納ボックスであれば何が入っているのか目の前から分かります。また、高さもそこまでないので小さな幼児でも簡単におもちゃを取り出すことができます。
おもちゃを色別収納なら見た目もすっきり収納できる
レゴブロックも、収納が大変なものの一つです。また、ブロックも集めていると収納ボックス一つでは収納しきれない場合もあるのではないでしょうか。そんな時は、この方のように色別に引き出し収納するのはいかがでしょうか。色で収納を分けるのでどこに何を収納すればいいのか一発で分かります。また、二枚目を見るとこの方も写真で収納しています。習慣にさせるなら、いかに分かりやすく収納するのがコツになりそうです。
子供のおもちゃの収納術⑧バッグ収納
おもちゃをバッグに収納して持ち運びも楽になる収納アイデア
細かいレゴブロックや、スクイーズをセリアのプラスチック食器用バッグに収納しています。セリア商品のバッグ収納ですが、ある程度大きさもあるのでレゴブロックは一気に収納できるようです。レゴなどは細かいですが、ブロックなので一気に収納してしまっても問題ありません。袋を閉めればすっきり中身も見えません。ぬいるぐみも女の子に人気のプリキュアグッズも、大きなバッグに収納して棚などの家具に入れることも可能です。
おしゃれな収納バッグなら細かいおもちゃも一気に片づけ
これはモノトーンの収納バッグ。イラストもお家のデザインでとってもおしゃれですね。子供のおもちゃの収納も、家のインテリアを損ねたくない人は多いのではないでしょうか。カゴ収納もそうでしたが、選ぶ収納家具や収納ボックス、収納バッグによってお部屋の印象は変わります。まずはお部屋の中に収納を作ったところをイメージして、これならいいかも、と思えるものを選んですっきり収納してください。
子供のおもちゃの収納術⑨カラーボックス
カラーボックス収納を二つつなげれば置き場と遊び場が同時にできる
カラーボックス収納を二つつなげて、上にコルクボードを設置して収納家具を作ったそうです。しかもこれ、収納になる上に遊ぶ場所もできるそうです。カラーボックス収納一つだと入りきりませんが、二つつなげればプラレールも満足して作れるのではないでしょうか。カラーボックスを収納家具に使っている家は多いと思います。カラーボックス収納には引き出しのようにボックスを入れると、小さい子でも取り出しが楽になります。
カラーボックス収納を横に並べて収納&遊び場にするアイデア
こちらの収納アイデアでは、カラーボックス収納を壁に沿って並べておもちゃを収納しています。やはり、カラーボックス収納の上は収納兼遊び場になっています。女の子のようなので、お人形のお家がカラーボックス収納の上に並んでいます。カラーボックス収納は、子供が大きくなって使わなくなった場合も、本棚や物入れとして使えるので便利です。
子供のおもちゃの収納術⑩メッシュケース
細かいおもちゃはメッシュケースを使うのがコツ!
小さいものを収納するアイデアは、他にもあります。それがメッシュケース収納を使う方法です。メッシュケース収納であれば、中に何が収納されているのかが外から分かりますし、さらに実例ではキーホルダーを付けて何が収納しているのか分かるようにしています。収納ケースにキーホルダーが付いていれば、それを立てて収納することも可能。細かいものでもケースごとに収納しやすくするコツです。
細かい積み木もバラバラにならずに収納できるコツ
メッシュケース最高♪
— 生活収納アイデア「パントリー」 (@pantry123com) November 10, 2015
これを使えば、子供のおもちゃも立てる収納ができます♡https://t.co/y7aDIeu7Ji pic.twitter.com/xg4AhaCJtO
他にも細かい散らかりがちなおもちゃは積み木。これもメッシュのケース収納を使って収納しています。メッシュケース収納も、大きさもそれぞれあるので入れるおもちゃによって変えるといいでしょう。全部収納ボックスに収納してもいいのですが、その収納ボックスの中にも種類がたくさん混じってしまう場合はこのようにケース収納を利用して収納すると分かりやすくなりそうです。
子供のおもちゃの収納術⑪DIY
トミカ収納棚をDIYすればカラフルなトミカがすっきり収納できる
DIYが得意な方は、収納家具を自分で作ってしまうというのもいいですね。この方はトミカ収納のために収納棚を手作りしたそうです。収納を手作りする場合は、売っている収納家具とは異なり、自分の持っているおもちゃに合わせて作ることができます。今後のことも考えて収納家具を作れるので、収納に困っている方は収納家具を自分で作るというアイデアもおすすめです。
お母さんの手作り布バッグで細かいおもちゃも持ち運びも楽な収納に
裁縫が得意なら、収納用のバッグを作るのもいいでしょう。子供が運びやすいように、収納バッグには取っ手もついているので持ち運びもできますし、大きすぎないので小さい幼児でも持ち運んで遊ぶことができます。必要な容量分をすっきり入れられる収納バッグや棚など、DIYしてみるのもいいですよ。材料費はかかりますが、今では100均もあるので思っているより手軽に作れるはずです。
おもちゃボックスに番号を付けて子供も分かりやすく片づけできる
こちらの収納もとってもおしゃれな家具をDIYしています。収納ボックスには数字が書いてあるので、収納もしやすく工夫されています。幼児だと言葉は読めませんが、数字が読めるくらい大きくなったら数字でも十分です。どこに何を収納するのかを決めておくのが一番大切なコツ。収納ボックスに種類別に置き場を決めておくことで、子供も自然に片付けが身についてくれます。
子供のおもちゃの収納術まとめ
今回はおもちゃの収納についてまとめてきましたがいかがだったでしょうか。収納ボックスを使った方法や、収納にキャスターを付けて遊び感覚で片づけをするコツもありましたね。子供のおもちゃは、大きくなるにつれてどんどん増えていくものでもあります。収納のしやすさを考えるのも一つですが、定期的な断捨離も忘れずに、子供のおもちゃを子供と一緒に収納してください。
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