森井紙器 段ボール工作シリーズ おままごとダンボールキッチン
ままごとキッチンをDIYしよう!
実物に近い大きさのままごとキッチンは、大人の真似をしたい年頃の子供が欲しくなる大人気のおもちゃです。実際に使われている道具に興味を持つ子供に、ぜひ用意してあげたいと感じている方も多いのではないでしょうか。簡単に作れる方法がありますのでぜひDIYしてみましょう。
本格的なDIYの経験がなくても、ダンボールや100均のすのこを使って子供好みにDIYすることができます。自作すれば好みの大きさで作れ、ペイントやシールでのアレンジも自由自在です。子供とどんなキッチンが欲しいか相談しながら、ぜひ作ってみてくださいね。
ままごとキッチンとはどんなもの?
ままごとキッチンとは?
ままごとキッチンとは、その名前の通り子供がままごとをして遊ぶための本物のキッチンに似た形のおもちゃのことです。おもちゃとして小さく作られているのではなく、本物のキッチンに近い大きさで作られているのが特徴で、本格的なごっこ遊びができます。
子供のおもちゃにおすすめ
子供は好奇心が旺盛で大人のことをよく見ています。キッチンで炊事をする大人の真似をしたくなり、おもちゃよりも大人と同じ本物の道具に魅力を感じることが多いです。本物のキッチンを使わせるのは小さい子供には危険性があるため難しいですが、そっくりなままごとキッチンなら火がでないので安心です。そっくりなキッチンを自作して、子供を大喜びさせましょう!
ままごとキッチンは完成された商品が販売されていますが、好みの大きさに作れてカスタマイズの自由度が高い自作がおすすめです。難しいDIYができなくても、簡単にダンボールで自作できる方法もありますので、ぜひチャレンジしてみてください。
ままごとキッチンのDIY材料①
キッチン本体の材料
キッチンの本体になる材料は、しっかり自立する素材のものがおすすめです。子供が遊んでいても、倒れず壊れない構造が作れるものを選びましょう。使いやすいDIYの材料をご紹介します。
ダンボール
身近にある材料で最も使い勝手がいいのはダンボールです。箱の形にすれば頑丈になり、加工はカッターナイフで簡単にできるのが嬉しいポイント。新しく購入しなくても通販のダンボールを活用することができます。子供が手作りキッチンにぶつかっても、ダンボールは木材と比べて柔らかいので怪我をしにくく、子供のおもちゃに安心です。
100均すのこ
DIYに便利な100均のすのこは、手作りキッチンにも使えます。加工が簡単で、ダンボールよりも本格的なキッチンに見えます。板状になっているすのこは使いやすく、一部分だけ取り入れることもできます。
カラーボックス
収納棚として便利なカラーボックスも、キッチンの材料として使えます。キッチンの土台として使えばシンクやオーブンが作れます。カラー展開が豊富なので、自分で塗装しなくてもいいのが便利で、柔らかい材質を選ぶと穴を開ける加工がしやすいです。
キッチンを飾る材料
キッチンを飾る材料は、ペンキや絵の具などのペイント材料や、リメイクシートや壁紙などの貼るものを用意します。子供自身がお絵描きしたりペイントしてもおもしろく、自分だけのキッチンができるので大喜びです。
ままごとキッチンのDIY材料②
キッチン道具として使える小物
実際に遊ぶためには、キッチン本体以外にも調理道具が必要になります。せっかくキッチンを本格的なものを作ったのであれば、小物も本物を用意しましょう。すでに愛用しているおもちゃの調理道具があればそれを活用します。
不要になった調理道具
お家で不要になった調理道具や長年使っていないものがあれば、それを使うのが最もおすすめです。実際に家で使っていたものなら、大人の真似ができると子供は喜びます。刃物や先が尖って危険性のあるものはやめておきます。
100均の本物の調理道具
不要な調理道具がなければ、100均の調理道具がおすすめです。リーズナブルにたくさん本物のアイテムが揃えられるので、子供が好きなアイテムを購入することができます。プラスチック製やシリコン製のものの方が柔らかいので安心です。
食材のおもちゃは手作りがおすすめ!
キッチン、調理道具が揃えば、あとはままごとに使う食材です。これは本物を使うと汚れて大変になるので、偽物にしましょう。市販のおもちゃでもOKですが、フェルトや毛糸で手作りするのもおすすめです。
ままごとキッチンのDIY①
ダンボールで簡単にDIY
簡単にままごとキッチンを手作りしたいなら、ダンボールを材料にして自作するのが最もおすすめです。通販で購入した時のダンボールを潰さずにそのまま活用すれば、箱を組み立てる手間がいりません。ダンボール製ならままごとが必要なくなって捨てる場合でも、木材で作ったものよりも簡単に処分できます。
簡単にダンボールで自作する方法
必要な材料
Amazonなどの通販のダンボールで、キッチンにちょうどいい大きさのものをそのまま使えます。ちょうどいい大きさがない場合は、100均ショップで手頃な大きさの箱を探したり、近くのスーパーやお店でもらえる箱がないか聞いてみるのもおすすめです。
*用意するもの 段ボール、アルミガス台シート、ポンプボトル、ペットボトルの蓋、コースター ハサミ、カッター、のり、ボンド
ダンボールのキッチンの作り方
すでに箱の形になっているダンボールを使うと作り方は簡単で、まず動画のようにシンクがわりに使うボウルが入る大きさの穴をあけます。ポンプボトルが水道の代わりとなるように、シンクの近くに穴をあけて取り付けます。箱の中にタオルを敷き詰め、シートやパーツを貼り付けてキッチンらしく飾れば完成です。
ままごとキッチンのDIY②
ダンボールの手作りキットでDIY
ダンボールを使って本格的なままごとキッチンを作りたい方には、手作りキットがおすすめです。あらかじめカットされていてパーツもそろっているので、あとは組み立てるだけという簡単さがうれしいポイントです。ダンボール素材なのでペイントしたりリメイクシートを貼ったりとアレンジが簡単にできます。ベーシックな形のキッチンを選べばアレンジがしやすいです。
おすすめの簡単キット
森井紙器 段ボール工作シリーズ おままごとダンボールキッチン
ダンボールの手作りキッチンキットはさまざまなタイプが販売されていますが、おすすめはこちらのベーシックな形のキッチンが作れるキットです。シンクとコンロがあり、下には収納スペースが付いています。平面的なのでリメイクシートを貼りやすい形で、絵を書いたりペイントもしやすいです。そして、リーズナブルな値段なので気兼ねなく遊ぶことができます。
キットの組み立て方
手作りキットなので、カット済みのダンボールを説明書にしたがって組み立てるだけでOKです。箱を作ってパーツを取り付ければ完成で、最後に好みの色にアレンジします。動画にあるようにシンクの部分をアルミホイルで巻くと、本物のシンクの雰囲気に近づきます。広い部分はスプレーでペイントするとムラなくきれいに仕上がります。子供と相談してかわいいキッチンを完成させましょう。
ままごとキッチンのDIY③
100均すのこでDIY
ダンボールよりも木材で作りたい方で簡単にDIYしたい方におすすめなのは、100均のすのこを使ったままごとキッチン作りです。ホームセンターで販売されているような木材の板よりも加工しやすく、DIY初心者さんでも扱いやすい材料です。
すのこを使った自作方法
必要な材料
キッチン本体はすのこ8枚、ボンド、グルーガンで組み立てられます。お好みに合わせて飾り付けの材料として、フック、ダンボール、アルミホイルなどを用意します。動画では、ガス台を100均のかわいいおもちゃで作っています。取り付けるパーツ次第でさまざまなデザインがつくれます。
すのこを使った作り方
すのこを使ったままごとキッチンの作り方は、すのこで棚をDIYする方法とほぼ同じです。側板に棚板をボンドで仮止めしてつけ、グルーガンでしっかりと固定します。背面にもすのこを貼ればキッチン本体は完成で、あとはシンクやレンジなどかわいいアイテムを工夫してつけます。
ままごとキッチンのDIY④
カラーボックスでDIY
収納に便利なカラーボックスでもままごとキッチンをDIYできます。これまでご紹介した作り方よりも丈夫なキッチンを自作したい方におすすめです。2段のカラーボックスで十分幅は足りますが、大きめのキッチンが欲しい方は3段タイプを選びます。キッチンにしたい色の棚を選ぶと塗装する手間が省けます。
カラーボックスのままごとキッチン
必要な材料
必要な材料は、カラーボックス 、シンクとして使うボウル、扉用の板材やダンボールなどです。板材は購入したホームセンターでカットしてくれるサービスを利用すると便利です。シンクとしてボウルを取り付けるためにカラーボックスに穴をあけるジグソーが必要です。
カラーボックスを使った作り方
カラーボックスを使ったままごとキッチンの作り方は、まずカラーボックスを組み立て、扉の板材を塗装しておきます。カラーボックスにシンクに使うボウルをあてて位置を決め、その大きさの穴をジグソーであけます。そしてボウルをボンドで固定し、扉の板をとりつけていきます。こだわりに応じて扉にマグネットをつけたり取っ手をつけたりすれば、かわいいキッチンの完成です。
ままごとキッチンのDIY⑤
本格的なDIYに挑戦!
本格的なDIYが得意な方は、ぜひ子供のために頑張ってかわいいキッチンをDIYしましょう。木材を選んで自分好みのキッチンを製図するところから始めます。子供の身長やキッチンを置く部屋に合わせて寸法を決められるのがDIYならではのメリットです。
簡単にできる本格的なキッチン
こちらの動画のままごとキッチンは本格的な作り方でありながら、3000円で作れるという工夫されたアイデアです。材料は300mm×600mmの板4枚、シンク用のボウル、角材などが必要です。作りたい大きさに合わせた板材を用意して、端材など使えるアイテムを活用しましょう。
本格的キッチンの作り方
まず天板となる部分にボウルをつける穴を開け、側板もジグソーでカットします。側板に天板をのせる角材をつけ、棚を組み立て、扉や背板などを取り付けて完成です。一見難しそうですが、木材で棚を自作できる方なら製作可能なDIYですので、ぜひチャレンジしてみましょう。
ままごとキッチンのDIYのまとめ
ままごとキッチンのDIYの作り方をご紹介しましたが、いかがでしたか?簡単に作れる方法を中心にご紹介しましたので、ぜひチャレンジしてみてくださいね。きれいに作ることよりも、手作りしてくれたということが子供にとってはうれしいポイントです。子供の素敵な思い出になるように、かわいいままごとキッチンを作りましょう!
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