えのきで手作りなめたけを
自家製えのきなめたけのレシピをチェック
なめたけは、えのきを使った保存食ですがそのレシピはご存知の方は意外と少ないのです。なめたけはスーパーで買うと1瓶200円以上します。入っている具材がえのきだけと考えると非常に高価な印象を受けます。しかし、なめたけ自体の作り方はひどく簡単なので材料費だけでお安くなめたけを作ってみましょう。
えのきはダイエット食品としても優秀
食物繊維が豊富なえのき
今回のなめたけの主となる食材のえのきは、食物繊維が豊富でカロリーが低いのでダイエット食品としても注目されています。しかし、えのきは保存がしにくいのが難点です。そこで、保存食として色々な料理に変化することのできるなめたけはおすすめなえのき料理になります。
なめたけはこんなアレンジも
手作りだからできるアレンジレシピ
市販のなめたけというと、醤油ベースの味付けになっていますが、手作りでなめたけをえのきから作れば様々な味付けに変化させることができます。基本の醤油ベースの味付けももちろんおいしいですが、自家製のなめたけは簡単に梅の風味や、洋風アレンジなどおいしい味付けに変えほかの料理のトッピングなど食べ方の幅も大きく広がります。
なめたけを使った料理もおすすめ
ごはんにかけるだけじゃない自家製なめたけの食べ方
なめたけの食べ方はご飯にかけるというのがメジャーですが、実は色々な料理のトッピングに使うことができます。アツアツご飯にかけるだけでも十分おいしいですが、料理の味付けにも使えるのでほかの食べ方もおすすめです。特にさっぱりとした料理になめたけは合うので組み合わせるがおすすめです。
自家製なめたけの作り方1:醤油ベース
基本の自家製醤油なめたけ
なめたけの手作りレシピの基本は、誰もが1度は食べたことのある醤油ベースのなめたけになります。材料としては、えのきと調味料のみなので非常に安価に手作りすることができます。また、この基本の醤油ベースのなめたけは色々な食べ方ができるとともに、ほかの味付けのレシピに変化させることもできるので、なめたけを手作りする際にはまず覚えておかなければならないレシピになります。
自家製醤油ベースなめたけの材料
えんき:1袋
かつおぶし:4g
みりん:30ml
水:60ml
顆粒だし:大さじ1
薄口しょうゆ:こさじ1
+αレシピ
この基本のなめたけレシピは、ダシが味の決めてになるので市販されている顆粒ダシだけではなく事前に、昆布や煮干などで本格的なダシを作って置くとシンプルななめたけレシピですが、深みを出すことが可能です。手作りなめたけに慣れて来たら、ダシをとって本格的な自家製なめたけを作ってみましょう。
自家製醤油ベースなめたけレシピ
まずは、簡単にえのきを一口大に切っていきます。目安としては3cmくらいの大きさが一般的ななめたけの大きさになります。そして、鍋にえのきと鰹節以外の材料を加えて調味液を作ります。この段階で大きな味が決まってきますので、自分好みの味付けになっているか味見をしておきましょう。
自家製醤油ベースなめたけレシピ②
調味液の味が決まったら、一口大にカットしたえのきを加えて中火でトコトコと沸騰しないように気をつけながら、煮詰めていきます。煮詰まってくるとえのきからでたエキスでとろみが自然と出てきます。そしたら、火を止めて鰹節を加えてざっくりと混ぜ合わせればおいしい基本の醤油ベースなめたけの完成になります。保存は、冷蔵庫で7日ほど持ちますので大量にできてしまってもご安心を。
自家製なめたけの作り方2:梅なめたけ
人気のアレンジ手作り梅なめたけ
まずは、最も簡単ななめたけアレンジレシピをご紹介していきます。さっぱりとしたなめたけに更に爽やかさを加えてくれる梅を加えた梅なめたけのレシピになります。基本の醤油ベースのなめたけに梅干と青じそなどの香草を加えたレシピになりますので、ほかの料理特に夏場はそうめんなどに加えると味付けにバリエーションができて便利です。
人気のアレンジ手作り梅なめたけの材料
えんき:1袋
梅干(はちみつ漬けなど甘味のあるのもがおすすめ):2個
かつおぶし:4g
みりん:30ml
水:60ml
顆粒だし:大さじ1
薄口しょうゆ:こさじ1
青じそ:1/2枚
炒りごま:適量
+αレシピ
このアレンジレシピは、基本醤油ベースとはことなりダシはあまり主張しすぎないほうがおすすめになります。簡単にできるアレンジレシピですが、味付けが大きく異なるので市販のなめたけとの違いに驚きます。夏場に人気の薬味を更に加えてみるのもおいしいなめたけになります。
人気のアレンジ手作り梅なめたけレシピ
梅なめたけの作り方もはじめは、基本の醤油ベースなめたけと変わりません。えのきを一口大に切り鍋に調味液を加え加え味を整えます。違うのは梅干の処理です。梅干は種から梅肉を外して細かく叩きます。種も使うので捨てないで取っておいてください。味をととえた調味液の中に梅肉と種を加え、最後にえのきを加えてトロミがつくまで煮込めば完成になります。大葉は細かく刻んで香りを出してからなめたけを食べる時に加えましょう。保存する場合には、大葉は加えるのは避けましょう。
自家製なめたけの作り方3:生姜なめたけ
人気のピリ辛生姜なめたけ
なめたけは、生姜のようなピリ辛な食材も合わせるとおいしいものになります。奥に生姜は辛さの調整が簡単なため、様々な食べ方ができる便利な食材です。新鮮な生姜を刻んで加えてもいいですし、市販されている味付け刻み生姜でもおいしいなめたけになるのでお好みにあわせて作ってみましょう。
人気のピリ辛生姜なめたけの材料
えんき:1袋
刻み生姜:大さじ1
かつおぶし:4g
みりん:30ml
水:60ml
顆粒だし:大さじ1
薄口しょうゆ:こさじ1
刻み鷹の爪:1つまみ
炒りごま:適量
+αレシピ
刻み生姜を作る際には、できる限り食感が残るようにするのがおすすめです。生姜が好きな方は、刻んで針のような細い生姜をつくのがおすすめです。風味を楽しみたい方には、針生姜に包丁を入れて賽の目切りのようにするのが人気のある食べ方になります。簡単な辛味なので、足りない場合は生姜をお好みで追加してみましょう。
人気のピリ辛生姜なめたけのレシピ
人気の生姜なめたけ作り方ですが、まずはえのきを一口大に切り調味液を作ります。基本と異なってくるのでは、煮詰める段階で鷹の爪を加えることと、最後に刻み生姜とごまを加える点です。鷹の爪は熱を加えると香りが出てくるので、火にかけても大丈夫ですが生姜の場合は色を綺麗に残しておきたいので火に余り遠さ内容にしましょう。生姜の切り方は、+αのレシピを確認してください。もちろん、ここに書かれている切り方のみでなく、生姜を食べてるという雰囲気が出る輪切りなどもおいしいなめたけになるので人気があります。
自家製なめたけの作り方4:激辛なめたけ
ご飯にぴったり激辛なめたけ
和風のなめたけでは満足できない方におすすめなのが、激辛に味付けをしたなめたけになります。激辛にする方法は、ラー油と揚げニンニク、乾燥桜えびを加えます。辛さの奥にうまみが出るのが目標になります。しかし、これらの材料を揃えるのは大変です。そこで辛いもの好き方に人気の食べるラー油を使って辛味の強いおいしいなめたけを作っていきます。
ご飯にぴったり激辛なめたけの材料
えんき:1袋
食べるラー油:大さじ2
かつおぶし:4g
みりん:10ml
水:40ml
顆粒だし:大さじ1
薄口しょうゆ:こさじ1
刻み鷹の爪:2つまみ
炒りごま:適量
+αレシピ
えのきから作るなめたけの作り方とほとんど材料は変わりませんが、水の量が異なってきます。これは、辛さをしっかりと感じられるようにするという目的と、ご飯に絡みやすくするという2つの効果を与えるために、水を少なくして全体のとろみがますようにしていますので、作る際には水の量には気をつけましょう。
ご飯にぴったり激辛なめたけレシピ
まずは水分を少なく鷹の爪を加えたなめたけを作ります。そして、作ったなめたけの粗熱をとっておきます。粗熱を取り終わったなめたけに、食べるラー油を加えてよく混ぜ合わせます。この時に、旨みが少なく感じた場合にはめんつゆや顆粒だしを更に小さじ1ずつ加えて辛さと旨みを調整してください。ご飯だけではなく、そのまま豆腐などにかけてもおいしいので試してみてください。
自家製なめたけの作り方5:洋風なめたけ
ほかの料理にも洋風なめたけ
今回はちょっと変わり種の洋風の味付けを加えたなめたけをご紹介します。洋風なめたけといっても、作り方自体は、和風のなめたけと大きな違いはありません。顆粒だしがコンソメに変わり、トマトを加えてとろみと旨みを増していくようにするだけになります。トマトを使うので、少々傷みやすいので洋風なめたけを作った際には、保存期間がわかるようにしておきましょう。
ほかの料理にも洋風なめたけの材料
えんき:1袋
トマト水煮缶:大さじ2
みりん:10ml
水:50ml
コンソメキューブ:1個
薄口しょうゆ:こさじ1
にんにく:1かけら
バター:適量
+αレシピ
このなめたけは、ご飯というよりはパンやピザ生地などの小麦粉系のものと相性がいいものになります。このなめたけを作り置きしておけば、餃子の皮などで小さなピザを作る時にも使えますし、パスタと和えることでえのきのきのこパスタをさっと短時間で作ることができますので、保存しておくと食事のテーブルに1品を簡単に加えることができるおすすめなめたけになります。
ほかの料理にも洋風なめたけレシピ
今回のえのきは1口大よりも少し大きめに切っておくのがおすすめです。大きめに切っておくと、パスタや料理に使った際にえのきの形が残るので料理の見た目が良くなります。そして、鍋にえのき以外の材料を加えて、少し煮詰めてバター、コンソメが溶けきったら味を確認してからえのきを加えてとろみがつくまで火を通せば完成になります。バターを加えているので、冷蔵保存の際に油分が固まってしまうので使う際は加熱する料理に加えましょう。
簡単なめたけを使った料理1:そうめんつゆ
なめたけのおいしい食べ方:つゆに加える
なめたけの新しいおいしい食べ方の1つが麺料理のつゆに加えることです。そうめんやうどん、そばなどのさっぱり系和風な麺にはほとんどは味が合うのでおすすめです。特にとろみを活かしてネバネバそうめんを作る際には手作りなめたけはおすすめです。作る上では、えのきと調味量だけなので贅沢になめたけを使っても罪悪感がないのは手作りのいいところです。
そうめんつゆの作り方
ただめんつゆの中になめたけを入れても美味しいですが、少し調理を加えるだけでも美味しさが増します。めんつゆを火にかけながら、希釈分の水に片栗粉を加えて軽くとろみを付けます。そこに、生姜なめたけや辛味なめたけを加えてつゆと一体化させると、なめたけと麺がよく絡まるので美味しさ倍増です。
簡単なめたけを使った料理2:えのきハンバーグ
なめたけのおいしい食べ方:えのきソースに使う
なめたけのおいしい食べ方の1つが洋食のソースに使うことです。パスタと絡めるのも面白いですが、ハンバーグのソースに使うのもおすすめです。ハンバーグを折角作ったのに、ソースを作らずにケチャップをただかけるだけでは味気ありません。そんな時に、トマトソースで作ったなめたけをハンバーグにかけるだけで少し豪華なハンバーグになります。
えのきハンバーグソースの作り方
ハンバーグソースになめたけを使う場合にポイントは、ハンバーグの焼き汁を使わないことです。フライパンに残った焼き汁は、肉の雑味が出ているのでなめたけと合わせるのはおすすめできません。そこで、ソースとして使う場合には、軽くフライパンで温めてからハンバーグにそのままかけるのがおすすめです。他にも少しソースを伸ばしたい場合には、ワインなどで伸ばすのが本格的なソースになりますので、試してみてください。
簡単なめたけを使った料理3:ナスの揚げ浸し
なめたけのおいしい食べ方:漬け込む
なめたけのおいしい食べ方でさっぱりと食べることができる漬け込みもおすすめです。なめたけは火が通っているので、あまり火を通しすぎると色が汁に出てしまうナスの揚げ浸しには最適です。ただめんつゆでつけたナスの揚げ浸しよりも少し豪華になりますので、醤油ベースや生姜なめたけを作り置きしておきましょう。
えのきなめたけのナス揚げ浸しの作り方
まずは、ナスの揚げ浸しを作ります。しかし、なすは火を通しすぎると鮮やかな紫色を損ねるので、油で素揚げしたあとにつゆで煮るのは控えましょう。その代わりに、つゆが絡むようにそして味にひと手間加えるために保存しておいたなめたけを加えて、冷蔵庫で5時間ほどつけておきましょう。こうすることで、不要な火が通らず鮮やかな紫色を出すことができます。
簡単なめたけを使った料理4:なめたけパスタ
なめたけのおいしい食べ方:和風えのきパスタソースに
なめたけはパスタのソースとしても優秀です。パスタソースをわざわざ買っておかなくても、自家製のなめたけをどの種類でもいいので作って置くと和風のパスタソースを作ることができます。少し大きめにえのきを切っておけば、パスタの量を少なくしても満足感を得ることもできるのでお得です。
えのきパスタソースの作り方
まずは、パスタをゆでておきます。その後、フライパンに汁を少し含ませた状態で乗せて、なめたけと塩コショウ、あっさり食べたい場合にはポン酢などを加えて混ぜ合わせておきます。そして、刻み海苔と刻み大葉を加えると爽やかな和風なめたけパスタの完成になります。洋風なめたけを使う場合には、チーズやバターなどの乳製品を加えるのがおすすめです。
簡単なめたけを使った料理5:ささみと胡瓜のなめたけ和え
なめたけのおいしい食べ方:和物に
なめたけを料理に加えるのも美味しいですが、ただ野菜などと和えるのも美味しく食べることができます。胡瓜や大根、蒸し鳥などと合わえると食感にアクセントが付き旨みも絡まるので簡単に食卓に1品追加できるとともに、彩のある野菜料理を作りことができます。
なめたけ和えの作り方
まずは、野菜を塩もみしておきます。特に胡瓜などの水分量の多い野菜は塩もみして水分を減らしてなめたけの味が染み込み安いようにしておきます。葉物野菜などは細かく刻んでなめたけとからますようにしておきましょう。野菜と蒸し鳥を加えて、なめたけと塩昆布を加えて和えれば完成になります。さっとできるので、夏場のおつまみにもおすすめです。
えのきで手作りなめたけを:まとめ
いかがでしょうか?今回は簡単に作れる自家製なめたけのレシピをご紹介していきました。なめたけは、冷蔵庫で1週間は保存が聞くので保存食としてもおすすめです。調理自体も難しい工程がないので、えのきから自分なりの好きな味に調整しながら挑戦してみてください。
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