検索アイコン
エックス
Facebook
LINE

えのきに栄養って?栄養がないとの噂は本当?気になる疑問を徹底解説!

いろいろな料理で大活躍のえのきですが、栄養がないとの噂もあります。白く細長い頼りなさげな見た目をしていて、栄養が含まれていなさそうですが、その噂は果たして本当なのでしょうか?そんなえのきの正体を明かし、どんな栄養が含まれているかを徹底解説します!
2020年8月27日
Nov
※商品PRを含む記事です。当メディアはAmazonアソシエイト、楽天アフィリエイトを始めとした各種アフィリエイトプログラムに参加しています。当サービスの記事で紹介している商品を購入すると、売上の一部が弊社に還元されます。

えのきに栄養はある?

美味しいけど栄養は?

炒め物やお鍋との相性が抜群で、癖のない味わいが魅力的な「えのき」ですが、栄養がないという噂もささやかれています。しいたけやなめこなどといったきのこ類は栄養価が高く、ヘルシーな食材として知られていますが、果たしてえのきには本当に栄養がないのでしょうか?今回はえのきの正体を解明し、栄養価の有無について解説していきます。

えのきパワーを解説!

えのきは一本一本が細く、色白でか弱いイメージがありますが、実はものすごい効能を秘めています。その上味も良く、様々な料理に活用できる家庭の味方です。さらには健康やダイエットにも効果的で、身体に優しいヘルシーな食材なので、明日からの食事に是非役立ててみましょう。

えのきに栄養はある?①:えのきについて

えのきとは?

エノキタケ・ナメタケという名前で、それらを短縮化して「えのき」と呼ばれており、白く細長い姿が特徴です。しかし、天然に自生するえのきはお店に並んでいるものとは異なり、赤茶色でかさが大きい物も見られます。お店のえのきは、光を当てないで育てているため白色になっており、天然のものと比べて細く長い見た目に育ちます。

えのきの生態

広葉樹(エノキやヤナギ等)の枯れ木などに生えるきのこで、比較的気温の低い季節に発生します。先ほど説明したように、天然のえのきとお店のえのきの見た目は大きく異なり、天然のものは比較的「かさ」が大きく、色も茶色味が強い個体に育ちます。お店によっては天然で育った赤茶色のえのきも並んでいますので、興味がある方は購入してみましょう。

えのきに栄養はある?②:えのきの成分

えのきの栄養価

えのきの主な栄養価として「ビタミンB1、ビタミンB2、ナイアシン、ビタミンD、食物繊維」などが挙げられます。したがって、栄養がないという噂には誤りがあり、えのきには栄養価があるということが分かります。えのきに含まれている栄養価はどれも現代人に欠かせない物ばかりで、特にビタミン類と食物繊維の効能は健康に良いため、是非効能を理解しましょう。

食物繊維が豊富

ダイエットや健康の中でよく耳にする食物繊維ですが、えのきの主要な成分として食物繊維が挙げられます。生野菜などの場合は一度にたくさん食べる必要性がありますが、えのきにはたくさんの食物繊維が含まれていて、調理次第で手軽に食べられるので特におすすめです。

ビタミン類が豊富


きのこ類には豊富なビタミン類が含まれており、えのきにも健康に役立つビタミンがたくさん含まれています。特にビタミンB群が豊富で、詳しい役割や効能は後に説明しますが、身体の機能の手助けや、生活習慣病の防止などにも役立つので、ビタミンB群の働きをしっかりと理解して健康に役立てましょう。

えのきに栄養はある?③:えのきの効能

ビタミンの効果

えのきには「ビタミンB1、ビタミンB2、ナイアシン(ビタミンB3)」の成分があり、それぞれが体に嬉しい効能を持っています。これらの主な効能は、身体の機能の手助けをする役割であり、抗酸化作用や免疫力を高める効果が期待できます。その他にもがん予防や認知症予防も期待でき、現代人にとっては嬉しい効果が盛りだくさんです。

食物繊維の効果

食物繊維は腸内環境を整える成分として有名で、腸内の善玉菌の活動を手助けをしたり便秘予防にも役立つので、非常に優秀な成分であるともいえます。また、コレステロールの吸収を抑える効能もあるので、生活習慣病の予防にも役立てることができます。

えのきに栄養はある?④:健康にいい

がんの予防効果

えのきにはがん予防に繋がる栄養価や成分が豊富に含まれており、現在も研究が進められている素材となっています。主な効果としては、血流をサラサラにするものや、免疫力を高める効果も期待できるので、がん予防以外にも健康に嬉しい栄養分がたくさん詰まっています。

整腸の効果

先ほど説明したように、えのきには食物繊維が豊富に含まれており、油分や老廃物を排出する効能があります。また、食物繊維は消化されませんが、腸内にある善玉菌の栄養にもなり、腸内活動の手助けとなる役割も持っています。腸内活動を整える事で、腸内だけでなく肌の調子を整えたり、体臭の改善にも役立つので、身体全体に関係する栄養価が含まれています。

抗酸化作用の効果

健康の話の中でよく挙がる「抗酸化作用」ですが、身体にとって重要な作用となっています。酸化というワードがあるように、身体は常に酸化していて、酸化により様々な事態を引き起こすことになります。酸化が進むことにより、皮膚や血管の老化が起こったり、体臭問題を引き起こすことにもなります。したがって、えのきを摂取することで、それらのトラブルを予防することにも繋がります。

血行を良くする効果

えのきにはビタミン類や食物繊維の他にも、鉄分やカリウム、亜鉛なども含まれており、血流の流れを良くしたり、貧血の予防なども期待できます。先ほど説明した血をサラサラにする効果に加えて、血を作る作用も期待できるので、血液に関する活動を手助けしてくれます。

えのきに栄養はある?⑤:ダイエット

えのきは低カロリー


その他のきのこにもいえる事ですが、えのきは低カロリーな食材です。さまざまな成分や栄養分が含まれているものの、非常にヘルシーでダイエットにも活用することができます。また、シャキシャキな歯ごたえがあるので、よく噛んで食べることで満腹中枢を刺激することにもなり、ダイエット食として優秀であることが分かります。調理次第で色々な料理に対応できるので、調理の幅が広いのも魅力の一つです。

腸内環境の改善

ダイエットを考える中で食材や栄養分を考慮する事も重要ですが、身体の機能を整える事も忘れてはなりません。中でも腸内環境は重要な役割を持っており、油の吸収やお通じの調子もダイエットの中で大切な機能となっております。腸内の調子が悪くなると老廃物を十分に排出できず、身体の機能も十分に生かせないので、ダイエットをする時は腸内環境も考えるようにしましょう。

えのきに栄養はある?⑥:食べ方

お鍋に入れる

いわずと知れた人気かつ有名な食べ方ですが、えのき以外にも様々な食材や栄養分を摂取できるので、おすすめな食べ方といえます。お鍋に入れるコツですが、えのきはその他の食材と比較して火が通りやすいので、お鍋に入れて30~60秒ほど加熱することで食べることができます。シャキシャキな食感を楽しむためにも、長い間加熱しないようにするのがポイントです。

炒め物に入れる

炒め物の具材は何を入れても美味しく仕上がりますが、えのきは炒め物との相性が抜群です。油分の吸収を抑えることができるためお肉との相性も良く、シャキシャキな食感もプラスされるのでおすすめです。また、その他の食材と比べて火が通りやすく、仕上げにサッと加熱するだけで食べることができるので、お手軽に用いる事ができます。

副菜に用いる

主菜の具材としてえのきを用いるのもおすすめですが、お漬物のような感覚でえのきを食べるのもおすすめです。調理方法としては、サッと茹でたえのきを保存袋やタッパに投入し、醤油や塩で味付けするだけで、いつでもおいしくえのきを食べることができます。漬けたえのきは白ご飯との相性が抜群なので、是非一度試してみましょう。

えのきに栄養はある?⑦:保存方法

えのきの保存方法

えのきは温度の低い場所で育てているので、常温や温度の高い場所で保管するのは控えましょう。また、水分が付いたまま保管すると鮮度が大幅に落ちますので、水気がある場合はキッチンペーパーなどで拭ってから保管するようにして下さい。水気を取って冷蔵庫に保管することで約1週間は保存できますので、使い切らない場合はキッチンペーパーに包んで保管してみましょう。

冷凍保存

えのきの保存方法の一つに「冷凍保存」があります。冷蔵庫に保存する場合だと約1週間の消費期限となりますが、冷凍することで約1か月は保存することが可能になります。冷凍保存することで次回使用する時も新鮮なまま食べることができるので、おすすめの保存方法です。

冷凍保存:やり方

冷凍保存するには石づき(えのきの下部)をカットしておき、一口サイズにカットしてほぐしておきましょう。また、水洗いは不要で、水気はキッチンペーパーなどで拭き取ってください。準備が終了したらタッパまたは保存用の袋に入れて冷凍庫で保管しましょう。これで1か月間は冷凍で保管できますので、使いたい時に必要量を取り出して調理すれば便利に使用できます。


えのきに栄養はある?⑧:豆知識

加熱して食べること

ヘルシーな食材ですが、生の場合は中毒症状を引き起こすことがあるので、加熱して食べることを心掛けましょう。万能な食材ではありますが、加熱が必須なので、新鮮だからといって生で食べるようなことは避けましょう。どれだけ加熱すればいいか不安になるかもしれませんが、えのきは火が通りやすい上に、中毒症状を引き起こす成分は、少し加熱をすれば害はなくなるので安心して下さい。

お酒との相性が良い

先ほど説明したように、コレステロールや油分の吸収を抑える役割があることから、お酒のおつまみの中に加えるのもおすすめです。また、えのきに含まれるナイアシンがアルコールを分解する働きも持っており、二日酔いや悪酔いを予防する効果も期待できます。歯ごたえもありおつまみとして優秀な上に、アルコール分解に必要な栄養分もあるので、お酒との相性が良いともいえます。

水洗いは必要?

きのこ類全般にいえることですが、水洗いの必要はありません。基本的にきのこを洗う必要は無く、汚れが気になる部分は切り落としてしまえば問題ありません。中には水洗が必要な種類(きくらげ、なめこなど)も存在していますが、えのきやしいたけを調理する時は洗う必要はありません。どうしても汚れが気になる場合は洗っても問題ありませんので、安心する食べ方を選んで調理しましょう。

まとめ

えのきには豊富な栄養分があった!

栄養分がないと噂されていたえのきですが、詳しく見ていけば現代人に欠かせない栄養分が盛りだくさんの健康食材となっています。味良し食感良し栄養良しの三拍子が揃った万能な食材なので、明日からの生活に是非役立ててみましょう!

きのこが気になる方はこちらをチェック!

豊富な栄養分と、個性的な味わいを持つきのこは健康やダイエットにうってつけの食材です。今回の記事できのこが食べたくなった人、気になった人は是非こちらもチェックしてみて下さい!