焼きリンゴとは
料理下手でも簡単に作れる絶品リンゴデザート
焼きリンゴとは名前の通り「焼いた」リンゴです。これ以上でもこれ以下でもありません。レシピによってはちみつを入れたりバターを入れたりしますが、基本的には芯を抜いたり食べやすい大きさにしてから何らかの方法で焼くだけのデザートです。キャンプをよくする方は経験あるかもしれませんが、フルーツは焼くだけで味が凝縮され甘みがまし、トロトロにとろけて絶品の料理やデザートになるものが多くリンゴもそのうちの1つです。
焼きリンゴは料理にもなりデザートにもなる
焼きリンゴの調理過程は焼くという工程が入るので食パンと一緒に焼いて料理(菓子パン)のようにして食べたり、アイスクリームを添えてデザートとして食べたりと食べ方、作り方は豊富です。
基本はリンゴを焼くだけ
どんな料理でも基本があるように焼きリンゴという料理にも基本があります。焼きリンゴにはいろいろなレシピがあり作り方も何種類かに分かれますが、基本となる部分の作り方は前述したようにリンゴをどうにかして焼いたり加熱していくのが焼きリンゴという料理の基本になります。あとは好みに応じてラム酒などの洋酒を入れたり、レーズンを入れたりしながら作ります。そのためまずは焼きリンゴの加熱方法を紹介します。
焼きリンゴの作り方のパターン1
焼きリンゴの作り方1:電子レンジ
実際には焼いていませんが加熱するので焼きリンゴのような料理ができます。電子レンジを使うので手軽な作り方ですが、焦げ目はできません。電子レンジは水分を温めて加熱する方式のためリンゴからたくさん水分が溢れてくるので、深めの容器に入れて調理するなど少し工夫が必要な作り方になります。
焼きリンゴを電子レンジで作るメリット
電子レンジで焼きリンゴを作るメリットは思い立ったらすぐに作れるということです。トロトロになるまで機種やリンゴの大きさによりますが4分程度が目安になってきます。あまり長時間レンジをかけるとりんごパイのフィリングのようになり別の料理なってしまうので注意しましょう。指で押してみて柔らかかったり皮が簡単にむけるようであれば大丈夫です。
焼きリンゴの作り方のパターン2
焼きリンゴの作り方2:オーブン
予熱が必要ですが好きな温度で焼ける道具がオーブンです。オーブンレンジともいわれていて、レンジとはこなり機種によって加熱する仕組みは異なりますよ。またしっかり焼いていくので、香ばしい焦げ目ができます。リンゴまるごと調理できますが、紹介した作り方のなかで一番時間がかかり早くても30分以上となるため料理に時間がかかる調理法です。リンゴまるごと調理するので水分が残るのでジューシーな焼きリンゴができます。
焼きリンゴをオーブンで作るメリット
じっくり火を通せるのでトロトロになった焼きリンゴができます。レンジと比べるとちゃんと焼けている焼きリンゴになり、ガスタイプでも電子式でもどちらでも作れます。
焼きリンゴの作り方のパターン3
焼きリンゴの作り方3:フライパン
フライパンでも焼きリンゴが作れます。丸ごと焼くのは難しいのでスライスして焼くためフルーツのソテーと同じ感じで作れます。フライパンという道具と熱源があればしっかり「焼いた」焼きリンゴが作れますが、スライスしているのでリンゴまるごと使った焼きリンゴのように食べごたえはありません。まるごとではなくスライスして作ることで断面にシナモンなどを振りかけられ、しっかりとした味付けも可能になり時短料理となります。
焼きリンゴをフライパンで作るメリット
輪切りにして焼きリンゴをつくるので時短になるほかフライパンがあればアウトドアでも作れます。スライスしているのでそのまま食パンの上に載せたりと他の食材にトッピングしやすかったり、食べやすかったりと食べ方での差もできます。
焼きリンゴの作り方のパターン4
焼きリンゴの作り方4:トースター
ポップアップトースターではできませんが、まるごとリンゴを使っても半分に切ったり、スライしてもできるのがトースターをつかう作り方です。好きな形状で作ることができるのでいろいろな焼きリンゴの食べ方ができます。トースターを使う場合ポイントになるのがアルミホイルの使い方です。まるごとリンゴを使って焼きリンゴを作る場合は直接リンゴを包むように使い、スライスした場合は下に敷くようにして使います。
焼きリンゴをトースターで作るメリット
リンゴを好きな形で調理できるのが一番大きなメリットで、レシピによってまるごと、半分や食べやすい大きさにスライスしたものがあります。オーブンのように予熱しなくても、長時間加熱しなくてもできるので簡単に絶品の焼きリンゴが作れます。アルミホイルで水分が落ちないようにできるのでバターやはちみつなどもしっかり使えるところもメリットです。どの作り方も基本は同じですが使用器具によってレシピが多少変わってきます。
焼きリンゴの基本となるリンゴの芯を抜く方法
リンゴは身近な道具で芯がとれる
簡単に作れることから人気の焼きリンゴですが、意外と基本となる芯の抜き方は苦労します。リンゴの芯を抜く専用の道具もありますが、どこの家庭でもある大きなスプーンや果物ナイフや包丁などを利用すれば簡単に抜き取れます。スプーンを使用する方法は底部を切ってからスプーンをねじ込み手首を捻りながら芯の周りを救っていくようにして芯を抜いていき、包丁などをつかう場合は芯の周りを四角く切っていくときれいに抜けますよ。
専用の道具も100円ショップで買える
包丁が使えなくても100円ショップで販売されている専用の道具を使えばより簡単に確実にリンゴの芯を抜くことができます。差し込んでまわすだけなので焼きリンゴを作るときに便利なグッズです。焼きリンゴは食べ方や作り方によってはスライスして作る場合もあるので、スライスしたものは専用の便利グッズを使うより包丁やスプーンを使ったほうがきれいに取れます。
焼きリンゴの人気基本レシピ1
レンジを使った焼きリンゴの材料
焼きリンゴはどのレシピも基本の材料はすくなく、最低限必要なものはリンゴ、バター、砂糖ぐらいです。あとはレシピによって砂糖をはちみつで代用したりします。はちみつを使う場合は1歳未満の小さな子どもに与えないように気をつけてくださいね。アイスクリームを添えるのは後からになり、ラム酒や赤ワインなどの洋酒をつかう前はレンジで加熱する前に入れます。
材料 りんご1/2個 バター5g 砂糖大1/2 レモン汁小1
レンジを使った焼きリンゴの作り方
リンゴをよく洗い半分に切ってから芯をくり抜きます。深めの皿にリンゴを乗せてから芯をくり抜いた部分が、ちょうど器のようになるのでそこに砂糖やバターなどのリンゴ以外の材料を入れてからラップをふんわりかけてレンジで加熱するだけです。ラップをかけないと乾燥してしまうので注意しましょう。ラップを取り外すときは蒸気でやけどするしないように注意しましょう。蒸気でのやけどは熱湯でやけどするより重症になりやすいです。
焼きリンゴの人気基本レシピ2
オーブンを使った焼きリンゴの材料
焼きリンゴはどの作り方も簡単に絶品料理ができる人気メニューですが、オーブンをつかう場合は機種によって大きく温度が変わるのでレシピを参考にしながら自分のオーブン似合った時間をみつけてください。
材料 (1個分につき(3個なら全て3倍です)) りんご1個 ○砂糖大さじ1 ○レモン果汁小さじ1 ○ラム酒小さじ1 ○シナモンお好みで♪ ○バター(冷蔵庫から出して固いもの)10g
オーブンを使った焼きリンゴの作り方
電子レンジを使ったレシピと最初の方は同じで基本的に芯をくり抜いてできたスペースにリンゴ以外の材料を入れるだけなので簡単です。作り方はリンゴをよく洗ってから芯をくり抜き、深いオーブン皿にリンゴを入れてからくり抜いた部分にリンゴ以外の材料を入れます。オーブンはまるごと調理できるのでスライスしません。あとは200度などの高温で30分以上の長時間焼いていけば完成です。水分がありジューシーに仕上がります。
焼きリンゴの人気基本レシピ3
フライパンを使った焼きリンゴの材料
他のレシピと比べるとコショウが入っているのでスパイスの効いた大人な焼きリンゴとなっていますが、シナモンもコショウも簡単に調整できるのでデザートとしても食べられます。フライパンでの焼きリンゴはすばやくできるので時間がない朝にもおすすめです。
材料 (作り易い分量) りんご1個 シナモン少々 粗挽き黒コショウ〃 蜂蜜〃 クッキングシートフライパンサイズ イタリアンパセリ(彩り)有り無しどちらでも
フライパンを使った焼きリンゴの作り方
リンゴを適当な大きさに切り変色を防ぐためにレモン汁を数滴たらして混ぜるか塩水につけておきます。水気をよく切ったリンゴをフライパンに並べ蓋をして蒸し焼きにして焼き色見つつ、ひっくり返しシナモンやコショウなどで味をつけてからさらに蒸し焼きにして、最後にはちみつをいれて完成です。魚焼きホイルを活用することで油を使わなくてもくっつきにくくなるのでヘルシーなデザートとして作れます。
焼きリンゴの人気基本レシピ4
トースターを使った焼きリンゴの材料
ポップアップ型のトースターでは作れませんが、通常のトースターなら色々な料理が作れます。
材料 林檎1つ バター1cm角を2つ 砂糖ティースプーンに1杯半
トースターを使った焼きリンゴの作り方
リンゴをよく洗って半分にきり芯をくり抜きます。くり抜いたスペースにリンゴ以外の材料を入れてからアルミホイル敷いたオーブントースターで焼いていくだけです。まるごと作る場合はアルミホイルでしっかり包んで長めに加熱していきます。アルミでリンゴを包むことで蒸し焼き状態になるのでまるごと調理できますよ。まるごと調理する場合も芯を抜いてできたスペースに好みのスパイスやバターなどを入れてから包みましょう。
絶品焼きリンゴの美味しい食べ方1
キャラメル焼きリンゴの材料
美味しい焼きリンゴの食べ方に作るときの工程を少し変えるだけでいつもの焼きリンゴとは少し違う絶品のキャラメル焼きリンゴがあります。バニラアイスクリームとの相性もよくおすすめデザートで、ホットデザートでもアイスデザートでもどちらも絶品です。
材料 りんご1個 グラニュー糖大さじ2 バター(マーガリン)大さじ1くらい (シナモン)
キャラメル焼きリンゴの作り方
フライパンで作る焼きリンゴのレシピなのでリンゴは食べやすい大きさに切り、芯を取り除いておきます。フライパンに砂糖をいれてキャラメルのような色になるまで焦がしてから、バターとリンゴを入れて後は加熱していき、様子をみながらリンゴを裏返していくことでキャラメルがリンゴに全体的に馴染み味がついていきます。基本のレシピから作り方を少し変えただけで美味しい食べ方になるので初心者でも簡単な人気レシピです。
絶品焼きリンゴの美味しい食べ方2
はちみつ焼きリンゴの材料
基本の焼きリンゴの作り方を少しだけ変えたアレンジレシピです。砂糖の代わりにはちみつを使うだけの人気レシピとなっていてはちみつが好きな方にはたまらないデザートになります。焼きリンゴにすると食べやすくなるのでリンゴが余っているときにもおすすめです。
材料 (2人分) りんご1個 バターひとかけ はちみつ(砂糖)大匙1
はちみつ焼きリンゴの作り方
フライパンで作るのでリンゴを適当な大きさに切ってから焼きリンゴを作っていきます。焦げないように弱火でバターを溶かし、りんごを入れていき最後に砂糖の代わりにはちみつをいれます。はちみつを入れたら水分がある程度なくなるまで煮詰めていき焼きリンゴに艶がでてきたら完成です。はちみつを使うと砂糖にはない艶できます。リンゴ、はちみつ、ヨーグルトの相性はいいので合わせてデザートにしても美味しいでしょう。
絶品焼きリンゴの美味しい食べ方3
焼きリンゴトーストの作り方
焼きリンゴの人気の食べ方の1つがパンと一緒に食べる方法です。作り方はパンと一緒にリンゴを加熱するだけなので簡単に作れて人気です。リンゴにしっかり火を通したい場合は薄切りにして、食感を残したい場合は厚めに切ったりと好みに合わせてリンゴの切り方を変えてもいいでしょう。
材料 (1人分) 食パン 1枚りんご 1/4個グラニュー糖 適量オリーブオイル 適量■ シナモン(あれば)
焼きリンゴトーストの作り方
食パンにオリーブオイルを塗ってから砂糖をふりかけ、火が短時間でも通るように薄く切ったリンゴを並べてもう一度上から砂糖をふってトースターで焼いていくだけの簡単なレシピです。リンゴの厚みによってトースターの火加減を調節したり、上火だけにしたりと食パンが焦げすぎないように注意しながら焼いていき仕上げにシナモンをふりかければ完成です。オリーブオイルの代わりにバターでも美味しいでしょう。
絶品焼きリンゴの美味しい食べ方4
今川焼きの焼きリンゴ仕立てのレシピ
冷凍のクリームチーズが入った今川焼きと焼きリンゴの新感覚の食べ方です。リンゴとチーズは相性のいい食材で、リンゴとクリームチーズはブッセなど洋菓子などのデザートでよく見かける組み合わせなので味もマッチして絶品に仕上がります。リンゴを小さくするので今まで焼きリンゴとは異なる作り方になります。
材 料(2人分) 今川焼(濃厚クリームチーズ)1個 りんご1/4個 レモン汁小さじ1/2 シナモンパウダー適量
今川焼きの焼きリンゴ仕立ての作り方
リンゴを5mm程度の四角に切り、まずはレンジで焼きリンゴを作っていきます。味付けはせず切ったリンゴに変色防止のためのレモン汁をかけて柔らかくなるまでレンジで加熱します。冷凍の今川焼きを解凍し横半分にきりクリームチーズの上に加熱したリンゴを置いて仕上げにシナモンをふりかければリンゴ仕立ての今川焼きの完成です。リンゴを細かくするのが大変ですが食べやすくなりますよ。
絶品焼きリンゴの美味しい食べ方5
焼きリンゴのマシュマロ乗せの材料
りんごを焼くときにマシュマロを載せたアレンジ焼きリンゴです。甘いマシュマロとリンゴの酸味が合うレシピでトースターで作る焼きリンゴのレシピなので作りやすくなっています。
材 料(1人分) りんご1/2個 バター(またはマーガリン)小さじ1 砂糖ひとつまみ マシュマロ5~6個 シナモンパウダー 4~5振り
焼きリンゴのマシュマロ乗せの作り方
作り方はリンゴを半分切った後スプーンなどを使ってリンゴの芯を抜きマシュマロ以外の材料を置きます。ここまでは通常の焼きリンゴと同じです。そのままラップをかけて一旦リンゴを電子レンジで加熱してかリンゴの上にマシュマロを置いてから、香ばしく美味しい焦げ目がつくようにトースターでリンゴごと焼いてきます。リンゴは焼くと水分がたくさん出るので注意しましょう。
焼きリンゴのまとめ
焼きリンゴは簡単で美味しい料理
リンゴの味付けはレシピによって異なりますが、作り方はリンゴの芯をくり抜いて、できたスペースにシナモンやはちみつ、砂糖をいれて加熱するだけなので工程は非常に簡単です。リンゴにはポリフェノールや食物繊維などがたくさん含まれているのでお菓子として食べるだけで色々な効果効能があると言われているので、焼きリンゴも美味しいだけではなく健康におすすめです。
リンゴが気になる方はこちらもチェック!
暮らし~のにはリンゴに関する記事がたくさんあります。家で育てられるリンゴに関する記事や人気のリンゴバターなどもあるのでチェックしてみてくださいね。
りんごバターの美味しい食べ方と簡単手作りできるアレンジレシピをご紹介!
りんごバター人気はじわじわと、でも確実に広がってきています。美味しい市販の商品もありますが、自分で手作りするりんごバターも最高です。人気のり...
姫りんごの育て方!剪定時期や方法 育て方のコツをご紹介
姫りんごは、赤くて可愛い小さな実を付けます。その可愛らしさから、盆栽や庭木として人気があります。そんな姫りんごの、育て方、栽培、剪定、苗、植...