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スノーピークのストーブ2選!キャンプに持ち運べる便利な使い方や魅力を解説!

革新的なギアや洗礼されたデザインが好評のスノーピークはアウトドアブランドとしては珍しいストーブを発売しているメーカーです。そんなスノーピークの人気のストーブを3種類の特徴などを紹介しながら使い方や魅力を合わせて紹介します。
2020年8月27日
揚げ餅
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この記事で紹介しているアイテム

スノーピーク snow peakアウトドアタクードストーブ

寒くなるとキャンプで使いたくなるストーブ

冬~翌春までの暖かさが欲しい時期に必須

近年流行りの冬キャンプから翌年の春キャンプまで寒い時期のキャンプに必要となるのがストーブやブランケットなどの防寒対策です。本来はテント内でストーブを使うと一酸化炭素が発生して大変危険なのですが、しっかり換気をして一酸化炭素の検出器を使うと大きいテントだと比較的安全に使えます。ストーブの大きさによっては普段から室内で使っているストーブも持ち運びでき、キャンプでそのまま活用できるので便利ですよ。

サイズと暖かさは比例する

寒い時期のキャンプにあると大変便利なストーブの特徴としてサイズと暖かさの関係に注目する必要があります。車に積み込む際は小型のストーブが持ち運びしやすくキャンプ向きですが、ストーブのサイズと暖かさは比例するので持ち運びしやすいサイズを優先した場合どうしても暖かさは下がってしまいます。またサイズが小さくなることで燃料を使うタイプのストーブなら燃料タンクも小さくなるので使用時間が減ってしまいます。

キャンプで使われるストーブの種類

電気式

Photo by HIRAOKA,Yasunobu

電気を利用した暖房器具でストーブでいえば電気ストーブが有名です。サイズも小さく持ち運びしやすいですが暖かさは他の種類と比べるとあまり無いと言われています。サイズに比例して暖かくなるというわけではなくワット数に応じて暖かくなります。

ガス式

出典: https://images-na.ssl-images-amazon.com/images/I/5119m0w3gdL.jpg

ガス式はカセットボンベ(CB缶)を使いサイズも小さいので持ち運びしやすいですが、小さいということで暖かさは薪ストーブ、石油ストーブと比べあまりありません。コストも高いので長時間使用する場合は他の種類のストーブがおすすめです。

薪ストーブ

Photo byMegLearner

キャンプで使われる事が多い薪ストーブは煙突を使ってテントから排気ガスを放出できるので便利です。薪を入れ燃やしながら暖をとるため使用感覚は焚き火のと似ていて天板の上では調理も使えます。室内用の薪ストーブとキャンプで使う薪ストーブは種類やサイズが異なるので室内用と兼用にするこは難しいでしょう。

石油ストーブ

石油を燃料にしているストーブで電気式、ガス式と比べると倍以上の大きさになることから、キャンプでつかうには持ち運びしやすい小型の石油ストーブがおすすめです。室内用のものでも持ち運べるサイズならキャンプで使用でき燃料のコストも安く、調理もできるので数あるストーブの中でも使いやすいでしょう。

スノーピークのストーブは石油ストーブ

スノーピークのストーブは1種類だけ

スノーピークが発売しているストーブは細かく分けるとストーブとなる製品は1つだけです。大まかに分けるとストーブとしても使える石油(灯油)のコンロがと石油ストーブの限定仕様の2つの製品が加わり合計3種類となります。スノーピークはキャンプ用品を始めとするアウトドア関連のギアばかり作っているブランドなのでどのタイプのストープでも持ち運びしやすい小型のストーブになっていて石油ストーブなので調理も可能です。

レインボーストーブはスノーピーク製ではない

出典: https://images-na.ssl-images-amazon.com/images/I/51vk58tDv6L.jpg

スノーピークが発売しているストーブ「レインボーストーブ」はスノーピークが作っているわけではありません。日本の大手暖房器具メーカーの株式会社トヨトミが販売している対流形ストーブのOEMとなります。OEMとはトヨトミなどの技術力のあるメーカーに依頼してスノーピークのブランド品を作ってもらうことで、OEM自体は珍しくはありません。

スノーピークがストーブを販売することが珍しい

スノーピーク以外のアウトドアブランはストーブを販売していません。分野違うこともあり技術がないということもありますが、それ以上に本来テント内で燃焼器具を使用するのは危険ということからスノーピーク以外のアウトドアブランドは注意喚起をおこなっています。一方スノーピークは使用できるテントやシェルターを明記して冬キャンプで安心して使えるようにしているところが評価されています。

スノーピークのストーブ1:レインボーストーブ

出典: https://images-na.ssl-images-amazon.com/images/I/51kXkHa%2BUdL.jpg

アウトドアメーカー唯一のストーブがスノーピーク版レインボーストーブです。名前の由来は使用時に七色の光がガラス製の外筒に浮かび上がって見えることに由来し、その明るさは白熱電球換算で約40Wにもなるのでテント内を温めつつ暖色の暖かい光でうっすら足元を照らしてくれます。トヨトミオリジナル版と比べると、色やロゴなどのデサインの部分が異なり、アウトドアで使えるように水平器がついています。

スノーピークのレインボーストーブの仕様

中身はトヨトミオリジナル版と同じで暖房効率は2.5kwになります。電気ストーブやがストーブよりはるかに暖かいですが、薪ストーブのように大型ではないので薪ストーブよりかは暖かさはない丁度中間の暖房効率です。タンク内に約5Lの灯油が入り20時間も使えるので、小さな灯油携行缶があれば連泊にも十分対応できます。持ち運びしやすくなる専用のケースはオプションとなっているので注意しましょう。

限定仕様のレインボーストーブ


中身は普通のレインボーストーブと変わりませんが、ガラス製の外筒やカラーリングが特殊な限定仕様のレインボーストーブもあります。スノーピークが主催するイベントや年ごとに発売されていて通常版にはない仕様のためスノーピークユーザーにはたまらない一品です。通常版も人気があり2019年6月18日現時点で売り切れになっていほどですが、限定仕様は人気がありスノーピーク直営店を回らないとなかなか手に入れられないほどです。

レインボーストーブの使い方・魅力1

テント内で使える

前述したように通常はテント内での燃焼器具、暖房はつかわないように注意喚起されていることが多いのですがスノーピークの場合は、取り扱い説明書を読んだ上で適応するテントなら使用できると明記されているので他社と比べると安心して冬キャンプに石油ストーブを導入できます。対流型なので周囲に熱が行くという感じではなく温まった空氣が上に上がり反射することで全体を温める仕組みなのでテントの形状に左右されます。

使えるテントは大型のテントのみ

比較的小型のストーブですが、スノーピークの人気テント「アメニティドーム」のような普通のドームテントでは使えないので注意しましょう。使用できるのはツールームテント、シェルターのみです。オープンタープは使用不可です。また使えると明記されているギアでもスノーピークのレインボーストーブは中身は室内用のストーブなので、しっかり換気して使いましょう。

レインボーストーブの使い方・魅力2

室内用にもなる

トヨトミオリジナル版はもともと室内で使うための暖房器具です。スノーピークのものも中身が同じ仕様なので室内でも使えます。そのためスノーピークが好きな人には非常に便利なアイテムとなりキャンプに行かなくてもスノーピークのギアが使えるという魅力があります。室内(テント内)で消火する時はレバーを回してゆっくり消すことで、煙が発生しにくくなり臭いが発生しないように消化できます。

室内で保管しやすい大きさ

仕様が室内用と変わらないので部屋の中でも使いやすい大きさで、保管するときも室内で保管しやすく便利です。スリムというところがキャンプ用品では大切で持ち運びのしやすさに影響します。

トヨトミオリジナル版はキャンプでは使いにくい?

大きな違いはありませんがストーブというものは水平な場所で使用しないといけないものです。スノーピーク版は水平器がついているので水平な場所かどうか分かりやすいですが、オリジナル版はついていないのでキャンプという屋外で使うには少し使いにくいでしょう。

レインボーストーブの使い方・魅力3

使い方が簡単

マッチやライターを使わなくても電池式の着火装置があるので簡単です。実は対流型のストーブで電池式の点火装置があるのはトヨトミだけと言われていて、スノーピークのストーブが簡単に着火できるのもトヨトミのOEMの恩恵を受けているからです。さらに電池がなくても使えるようになっているので、キャンプで点火用の電池を忘れても直接点火するための扉からライターやマッチで点火するだけとなっています。

できるだけ中央で使う

暖かい空気が循環する作りなのでできるだけ中央で使うようにしましょう。こうすることで均一に空気が循環し長時間使用しなくても暖かくなりやすいです。サーキュレーターを使うとより短時間で暖かくなります。

長時間使用できる

石油ストーブのなかでは対流型ということで細長いですが、大容量のタンクとなっているのでキャンプで長時間使用してもゆとりがあります。最高で20時間も持つので朝から版までつけて翌朝の撤収時まで暖をしっかり採れます。ストーブそのものの形状と長時間使えるということろが好評です。

レインボーストーブの使い方・魅力4

調理ができる

天板の上で水を沸かしたり、煮込んだりと非常に便利な調理器具としても使えます。シングルバーナーより少し高い火力の2000カロリー程度となるので火力が強すぎるということもなく、点火したときに天板の上にケトルや鍋、小さなダッチオーブンをおいておくだけで料理が作れるのでまさに一石二鳥です。冬キャンプといえばシチューやおでんなど煮込む料理が多いので調理器具としても使えるストーブは魅力的です。

網を使えば焼ける

網を使うと手軽い餅なども焼けるようになります。四角い網だと角をひっかけやすいので丸い焼き網を使うといいでしょう。また室内で使用する場合はケトル、やかんをおいておくだけで沸騰した水が蒸気となり適度に加湿してくれるので乾燥の防止にも役立ちます。取り扱い説明書でも注意されていますが、天板より大きい調理器具、吹きこぼれなどには調理器具ではないので注意しましょう。

レインボーストーブの使い方・魅力5

持ち運びしやすい

ちょうどいいサイズ感となっていて設置台を含んでも大きさは約39×39×49です。重さは約6kgしかないので屋外に持ち運びしやすくアウトドアで大活躍します。スノーピークではアクセサリーとして持ち運びしやすくするための専用のケースも販売していますよ。大きさを比較すると寝袋縦にして2つ分ぐらいでしょうか。ストーブとして小さすぎず、大きすぎないというところも人気の理由です。

レインボーストーブの使い方・魅力6

七色に輝く


一般的なストーブンはガラス製の外筒があっても七色に輝く事はありません。七色に輝くというところがデザインも重視するスノーピークとマッチしたギアとなっています。またテント内という狭い場所を使用するだけで40Wの明るさで照らしてくれるところも魅力的です。

オリジナル版よりスノーピークらしいデザインが魅力

使い方は自体は仕様がオリジナル版と一緒なので大差ありませんが、デザインが大きく違います。スノーピーク版はスノーピークのロゴ、どんな空間にもマッチする黒いカラーでスタイリッシュになっています。価格がオリジナル版よりも1万円ほど高くなっていても売り切れるのはそれだけスノーピーク版がブラッシュアップされているということです。そのため室内用のかっこいい石油ストーブを探している方にはおすすめです。

エディションモデルがある

デザインと言えばやはりエディションモデルになります。前述したように見た目が大きく異なるのでスノーピークが好きな方を中心にファンが多いのが特徴です。

レインボーストーブの評価

デザインに対する評価

オリジナル版にないカラーリングでスノーピーク版の黒いボディーが周囲に溶け込み、きれいな色になるなるという評価もあります。

燃費に対する評価

燃費は気温などの影響も受けるので一概にいえないですが長時間使用できる、燃費がいいという評価も多いです。灯油を継ぎ足さなくてもしっかり使えるというところが人気の理由の1つになります。

エディションモデルの評価

限定仕様の美しさや可愛らしさは普段キャンプやアウトドアに興味がない方やスノーピークユーザーではない方も買いたくなるような素敵な仕様で評価が高いです。デザインが違うだけなので限定仕様でも長時間使えますよ。

スノーピークのストーブ2:タクード

スノーピーク snow peakアウトドアタクードストーブ

本来はストーブではないのですが、ストーブのように暖がとれる道具で暖かさはあります。石油コンロなので調理道具としての使い方がメインになるためストーブと比べると長時間使用できませんが、それでも15時間使用可能です。サイズが小さいので持ち運びしやすいという利点もあります。ストーブと同様に株式会社トヨトミのOEMではないかと言われています。

タクードの仕様

分類はコンロなので調理器具として使えます。出力は2.15kwで大きさがストーブよりもコンパクトで34cmしかありません。タンクの容量は約3Lです。室内なら問題ないですが、テントのサイズ次第ではストーブとして使うにはやや力不足となっています。

タクードの使い方・魅力1

スノーピークのテント内で使用可能

タクードもストーブと同様で使えるテントがしっかり明記されているのでテント内で使いやすい石油コンロとなっています。何かを燃やすという行為はテント内の酸素を減らすので危険なのですがタクードの場合しっかり使えると明記されているので安全が保証されているということです。ただし使用前に取り扱い説明書をよく読み換気をよくして一酸化炭素中毒にならないよう気をつけましょう。

タクードの使い方・魅力2

ストーブより小型で持ち運びしやすい

タクードの魅力はストーブとして使える調理器具なのでレインボーストーブより小型ということです。小さいため暖かさはレインボーストーブの方に軍配が上がりますがタクードは持ち運びしやすさが特徴で大きさは38×38×34cmとなるので小さな車でも積載しやすいサイズです。重さはレインボーストーブとあまり変わらず6kgで、持ち運ぶことを想定しているのでしっかりした金属のキャップで灯油がこぼれないようになっています。

ストーブとして使える

分類では石油コンロとなっていますが発熱するのでやはりストーブになるというところも魅力です。暖かに関する評価は分かれていて、あまり他のストーブと差がないという方もいれば、差があるという方もいます。コンパクトなことから他の暖房器具のサブとして追加しやすく使いやすくなっています。

小さいので場所をとらず併用しやすい

横幅(直径)は変わりませんが高さがないため他のストーブと併用しやすいという魅力もあります。評価については後述しますが、暖かさに対する評価では殆どの方が併用しています。

タクードの使い方・魅力3


15時間という連続燃焼時間

タクードは小さいのでタンクの容量も比例して小さくなります。こればかりはしかたがないことなのですが15時間はストーブとして活用すると一泊でぎりぎりになってしまうので気をつけないといけませんが、調理器具として使うなら問題ないでしょう。冷え込みがきつくなる夕方以降にサブの暖房器具として使うなどの工夫をすれば大きなテントでも十分暖かく、長く使え、タクードを含む石油ストーブは燃費がいいという特徴があります。

点火装置がない

使い方として注意しないといけないのがタクードにはストーブのような点火装置はありません。ダイヤルを回して芯を上げた状態でカバーを少し浮かして隙間からライターやマッチなどで着火する旧型の石油ストーブと同じ使い方になります。

タクードの使い方・魅力4

調理用なので天板が広い

ストーブと比べ本来の使い方は調理器具です。そのため天板が広くなっていて料理を作りやすくなっています。ストーブと比べ吹きこぼれても内部まで水などが入り込まないような作りになっているので安心して料理に使えます。使い方はストーブと同様に直接フライパンや鍋などを置き、傷めたり煮込んだりできます。丸い焼き網を使えば餅なども焼けるので便利ですよ。天板からはみ出すようなものは危ないので注意しましょう。

スノーピークの人気ギアと連結可能

スノーピークが発売しているギアのIGTシリーズのフレームとシームレスに繋がり、フラットになるので調理しやすく、タクードを取り囲むようにして暖を取りながらまったり過ごせるようになります。ストーブほど暖かさはないと言われていますが、囲むと暖かいです。IGTシリーズは組み合わせ次第で自分好みのテーブルが作れるユニークなギアで3種類のフレームがあります。

タクードの評価

暖かさに対する評価1

調理器具なので前述したように暖房として使うには他の器具と併用しないと寒いという評価になっています。

暖かさに対する評価2

テントの大きさや状態によってタクードでも充分な暖かさがあります。小さく持ち運びしやすいことから女子キャンプにもおすすめです。

スノーピークのストーブのまとめ

家でもアウトドアでも使いやすいストーブたち

出典: https://images-na.ssl-images-amazon.com/images/I/51-0PAgPIKL._SL1000_.jpg

スノーピークのストーブはスノーピーク版レインボーストーブしかありませんが石油コンロのタクードエディション版の限定仕様を含め三種類になります。レインボーストーブはストーブ大手と同じ仕様なのでキャンプでも家でも使え、タクードは調理器具として使いながら温めることができる一石二鳥の使い方出来ます。燃費もいいので小さなタクードでもキャンプを楽しめますよ。

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