モンベル ストームクルーザージャケット
レインテックス プラズマ ジャケット
ベルグテックEX ストームセイバVI
1010-27100
モンベル レイントレッカー キッズ
namelessage レインウェア 上下セット
初心者必見、富士山の気候と服装
夏登山、でも服装選びは慎重に
登山の持ち物は多岐にわたりますが、富士登山を楽しむため、特に服装や装備の準備は抜かりなく行いましょう。なぜなら…、毎年服装を軽視した登山者が、辛い思いをしたり、命の危険にさらされています。夏でも寒さ対策は万全に、装備選びをしましょう。
楽しい思い出は、用意周到な持ち物の準備から。登山初心者にもわかりやすく、必需品や便利なアイテム、レインウェアの選び方まで、準備してほしいものを詳しくご紹介します。
標高が100m上がると、気温が0.6℃下がります。ということは服装は?
富士山は独立峰といい、折り重なる山々がありません。山頂では四方八方に広がるダイナミックな景色や、ご来光を楽しむことができる山です。登山初心者にも人気で、気軽に登ることができると思っている方は、ちょっと注意を。
山が高い分、気温の変化による低体温症や高山病のリスクもグッとあがってしまいます。そして、軽装で登山する方も増え、毎年けが人も出ていることも忘れずにいてくださいね。装備や持ち物は抜かりなく、富士登山を楽しみましょう。
富士山頂、標高3776メートルの気温って?
100m標高が上がるごとに0.6℃気温が下がるので、単純に考えても平地(東京や大阪など)が30℃の時に、富士山頂では7.5℃しかありません。ということは、ご来光を待つときの平地の温度はもっと低いです。比例して富士山頂の気温も低く、また、風を阻むものがないので、風が吹くと体感気温はもっと下がります。
服装の大切さに気付いていただけましたでしょうか。服装や装備の準備もしっかりとしてくださいね。
富士山の服装の基本はなに?
登山の服装は、機能性がポイント
登山用の服装が、普段着と一番違うところは、機能性です。例えば、綿素材は、汗を吸収してくれるけれど、中々乾かず、肌に密着しているところがどんどん湿り、体の冷えをまねいてしまいます。
その点、登山ウェアは、速乾素材や、吸収性に長けた素材を使用し、体をサラサラな状態で快適に保つことができますよ。「機能性」の面からも、登山の服装は、慎重に選んでくださいね。
夏の登山といえども、服装は、レイヤリングが大切
レイヤリングとは、簡単に言い換えると「重ね着」のことです。夏でも頂上付近は気温が10℃を切るので、重ね着で保温することが大切です。レイヤリングすることで、簡単に脱ぎ着し、常に体を快適な状態でキープできるようにしましょう。簡単な脱ぎ気のためには、前開きのウェアが役立ちますよ!
富士山の服装の基本1
ベースレイヤー(アンダーウェア)
服装の基本、肌に触れる部分に着るものをベースレイヤーや、アンダーウェアといいます。汗をよく吸ってくれ(吸収)、早く乾く(速乾)素材のベースレイヤーを着ましょう。
登山ブランドでは、通気性や速乾性に加えて、防臭機能や菌の繁殖を抑制してくれる素材、プラスして保温力に優れるものなど、様々なラインが出ているので、チェックしてみてくださいね。
夏登山は、半そでと長そで、どちらがいい?
結論から言うと、ベースレイヤーは暑がりの方なら半そで、寒がりやUV対策には長そでがおすすめです。長そででも、クール素材やメッシュ素材などがあるので、不快感を感じることは少ないでしょう。
半そでの場合は、富士山は紫外線が強いので、露出部分には日焼け止めを塗ってくださいね。
富士山の服装の基本2
初心者におすすめのミドルレイヤー、フリース素材ジャケット&ベスト
ミドルレイヤーは、ベースレイヤーの上に着るので、前開きですぐに脱ぎ気しやすいものが便利でおすすめです。夏の富士山も5合目あたりは暑いですが、標高が上がるにつれてどんどん冷えてきます。登山用のフリース素材は軽くて持ち運びも便利なので、夏山登山にもおすすめ。
フリース素材は、長そでも便利ですが、いくつか重ね着するなら、腕がもたつかないジップタイプのベストも便利です。
初心者におすすめのミドルレイヤー 薄手のダウンジャケット
ダウンや中綿入り素材の登山用ダウンは、軽量かつコンパクトに収納できるので、持ち物が増えがちな登山アイテムの中でも、とても便利です。ミドルレイヤーも速乾性が優れた化繊綿などの、保温性や耐久性がある素材を選んでくださいね。特にご来光を待つ間の一番冷える時間帯に大活躍間違いなしです。
ザックの取り出しやすい部分に入れておくと、寒いときにサッと取り出せて便利ですよ。
富士山の服装の基本3
アウターレイヤー(防寒着)、レインウェアと併用でもOK!
夏登山でも、ウィンドシェルなど、風を通さない素材をアウターレイヤーに選び、準備しましょう。ベースレイヤーとミドルレイヤーで温かさをキープし、アウターレイヤーで外気で体が冷えるのを防ぎます。その際、体の中から放出される蒸れは、冷えの元になるので、透湿性素材(外気入れず、肌側からの湿度は放出してくれる機能)を選んでください。
アウターレイヤーを、レインウェアにする方法もありますよ!一石二鳥で便利に使えます。
富士山の服装の基本4
レインウェア(防寒着としてもつかえる便利アイテム)
山の天候は変わりやすいので、レインウェアは、必ず持参しましょう。その時、上下セパレートタイプのレインウェアを準備してください。富士山は、四方八方から風と雨が吹きあがります。普段使いのレインコートは役に立ちませんし、ポンチョタイプも持ち物としても機能性としてもNGです。また、防寒対策としても、レインウェアはとても役立つので必ず準備しましょう。
レインウェアは後ほどご紹介しますが、透湿防水性の数値が高いレインウェアを選ぶと快適な富士登山ができますよ。後ほど、レインウェアの選び方について、詳しく説明していきます!
富士山の服装の基本5
ロング丈パンツ
富士山の下山ルートは、細かい砂利場が多く、ケガをすると傷口に砂利が入り込んでしまいます。ケガに備えて、長いパンツスタイルにしましょう。パンツも速乾素材にしてくださいね。
また、ストレッチ性の高い衣類の方が足さばきもよく、体力の消耗も少なくて済むので、登山初心者にピッタリ。試着時に座ったり歩いてみるのもおすすめです!急な雨の際、パンツの上にレインパンツを重ねばきすることになります。持ち物チェックや準備をする際に一度はけるか試してみてくださいね。
トレッキングスカートorショートパンツ+タイツ
女性におすすめの登山スタイルが、トレッキングスカートとタイツの組み合わせです。富士山は階段や岩場も多いので、足さばきがいいスカートはストレス知らずです。また、機能性のあるタイツは、防寒対策やけが対策のほかに、筋肉をサポートしてくれるなど、便利。初心者にこそ機能性タイツはおすすめですよ。
また、男性もショートパンツとタイツの組み合わせはおすすめ。ファッショナブルに着こなすこともできますよ!ショートパンツ派の方は、夏でもタイツの準備を忘れずに、肌の露出を少なくしてくださいね。急な雨の時に、持ち物として準備したウェアの上から、レインパンツをはくことを想定して履いてみると安心ですよ!
登山の必需品、レインウェアの選び方1
独立峰の富士山は、上から下から左右から、雨や風がたたきつけることも多いです。しかも雨は急に降りだします。そんなときに、レインウェアは、必需品です。
サッと取り出し、サッと装備できる登山用レインウェアが必要です。もちろん、サッと取り出せるように、持ち物準備の際、ザックの上部分などに入れましょう。では、どんなレインウェアの機能が必要?にお答えします。
富士登山に準備するレインウェアはコレ!
透湿防水性が高いレインウェアほど、機能性に優れ快適な登山ができます。ただ、準備段階で気づくのですが、割と高額な買い物です。なによりもフィット感や脱ぎ着のしやすさ、ストレッチ性など、自分が妥協したくないポイントを決めてから装備選びをすることをおすすめします。
透湿防水性の最高峰素材として、「ゴアテックス」がありますが、各登山ブランドでもオリジナル素材の開発や、着心地のよさなど、かなりレパートリーも広いので、いろいろなショップへ足を運ぶといいですよ。
レインウェアの価格の違いはなに?
レインウェアの価格はピンキリです。ブランドによって価格が違うこともありますが、大きな差のひとつが、使用している素材の品質の高さです。つまり、透湿防水性に優れている、引き裂き強度に強い、何層かに素材が分かれていて着心地がいいなどです。
また、機能性として、脇下などにベンチレーションがついていると、通気性がよく蒸れにくい、シームレス使用だと、縫い目から水がしみ込んでこないなどなど…。こだわりの機能があります。価格帯もそうですが、今後もどのくらい利用するかによって、レインウェア選びをすることをおすすめします。
登山の必需品、レインウェアの選び方2
富士登山に準備するレインパンツはコレ!
もちろんレインパンツは、レインウェアとセットで必需品です。また、レインパンツは、トレッキングシューズを履いたまま着ることになります。裾部分がジッパーで開閉でき、大きく開くタイプのパンツを選びましょう。
登山初心者ほど、より大きく開閉するタイプのレインパンツがおすすめです。そして、レインパンツをザックにしまっておくときは、ジッパーを開いた状態、つまりサッと履ける状態にしておくのがベストです。トレッキングシューズを履いたまま、持ち物を準備する時に、練習しておきましょう。
登山の必需品、レインウェアの選び方3
富士登山に準備するレインウェアがどういったものかが分かったところで、雨対策の装備として準備したいアイテムをご紹介します。
富士登山で雨対策の持ち物、装備1:スパッツ(ゲイター)
スパッツ(ゲイター)は、シューズとレインパンツの間に水が浸入するのを防いでくれる便利なアイテムです。防水透湿性の高い、ゴアテックス素材そスパッツもあります。
その他にも、防寒具や砂や砂利が靴に侵入するのを防ぐ装備としての役割もあるので、準備してくださいね。
富士登山で雨対策の持ち物、装備2:防水性グローブ
登山初心者が雨対策として忘れがちなアイテム、レイングローブ。レインウェアがバッチリでも、手が濡れてしまうと冷えたり不快感が強かったり…。登山ブランドのレイングローブは、防水性にプラスして透湿性やタッチパネル操作ができるものなど、種類も豊富ですよ。
また、レイングローブは雨対策としてだけでなく、晴れているときでも防寒対策やけが防止対策としても使用できるので、忘れずに準備しましょう。
富士登山の必需品、レインウェア紹介1
モンベル ストームクルーザージャケット
モンベル ストームクルーザージャケット
モンベルのストームクルーザージャケットは、「ゴアテックス ファブリクス 3レイヤー」という、防水性と透湿性、そして軽量性もそなえている素材を使用しています。登山用レインウェアに求められる、防水性の高さは登山初心者の方にもわかると思いますが、登山ウェアには「透湿性」、つまりムレを軽減し、体を冷やさないための機能、という大切な役目も必要になります。
モンベルの中でも「ストームクルーザージャケット」は、着心地のよさや、機能性の高さで最高峰モデルのひとつです。ジャケットとともに、パンツもそろえてくださいね。
富士登山の必需品、レインウェア紹介2
ザ・ノースフェイス レインテックスプラズマ
レインテックス プラズマ ジャケット
「ザ・ノースフェイス」は、登山初心者でも名前を知っている方が多いブランドですよね。おしゃれ感度の高い登山者も愛用している方が多いです。「レインテックスプラズマ」の特徴は、素材に「20D ゴアテックス Grid Backer 3レイヤー」を使用しているので、透湿防水性もバッチリ。
寒さ対策のアウターとして使用する際、フードが気になる方は、フードを丸めてフードの中に収納できるので便利ですよ。「ザ・ノースフェイス」ブランドの中でもより本格的な登山者に愛用されているので、登山初心者の装備としては十分すぎるほどですが、一枚持っていれば凡庸性も高いので、おすすめの一着です。
富士登山の必需品、レインウェア紹介3
namelessage レインウェア 上下セット
namelessage レインウェア 上下セット
安価に購入できるレインウェアをお探しの方には、こちらのアイテムがおすすめ。上下セットで1万円以下での購入が可能です。また、カラーバリエーションが豊富なのもおすすめポイントの1つ。お好みに合わせて選んでみてください。
もちろん機能性も抜群で、止水ファスナーやダブルフラップを搭載しているほか、裏側にメッシュを取り入れることでサラサラとした着心地を保つことができます。
富士登山の必需品、レインウェア紹介4
ミズノ ベルテックEXストームセイバーVI レインスーツ
ベルグテックEX ストームセイバVI
ミズノといえば、あらゆるスポーツ用品でトップランナーが愛用している品質の高いブランドとして、ご存知の方も多いのでは。「ベルテックEXストームセイバーVI」は、価格帯も安価で、しかも高品質で、夏の富士登山向けレインウェアとしても、初心者が手の届きやすいですよ。
大きな特徴のひとつが、100回洗濯を繰り返しても水を弾いてくれるという、耐久性が高い撥水加工を施されています。また、防水性のほか透湿性も、もちろん兼ね備えているので安心ですね。
富士登山の必需品、レインウェア紹介5
マムート Masao Light HS Hooded Jacket AF
1010-27100
「マムート」は、スイス発のアルパインブランドとして、アルピニストの支持が厚い登山ブランドです。高品質なため、高価格帯のウェアが多い中、手に入れやすい価格の「Masao Light HS Hooded Jacket AF」。
超軽量設計ながらも、3レイヤーのレインウェアなので、しっかりとした素材感でストレッチ性もあるので、負担感を感じさせないのは、マムート品質ならではです。
富士登山の必需品、キッズのレインウェア紹介
モンベル レイントレッカー キッズ
子どもと一緒の親子登山を楽しむ方も多い富士山。登山初心者のキッズにも、もちろんしっかりとした透湿防水性素材の、上下セパレートタイプのレインウェアを選んでくださいね。
モンベルの「レイントレッカー」は3レイヤー構造のレインウェアで、サラッとした着心地が、キッズの登山を後押ししてくれることでしょう。いざという時のため、持ち物を準備する際、何度か脱ぎ着の練習をしておくと安心ですよ。
富士登山の服装についてのまとめ
夏といえども、真冬並みの寒さになる富士山。服装を安易に考え、低体温症になってしまう方が増え続けているようです。麓や5合目あたりが暑くても、夏だからと油断せず、万全の装備で登山を楽しんでくださいね!
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