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おしゃれなヒンメリを作る方法は?初心者でも簡単に作れるコツや材料をご紹介!

幾何学模様の造形が美しい北欧生まれのヒンメリ。モビールや複雑な形は一見難しそうですが、シンプルな形のヒンメリなら簡単に作ることができます。初心者の方でもできる簡単な作り方をご紹介しますので、ヒンメリ作りにぜひチャレンジしてみましょう!
2020年8月27日
yayoi
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ヒンメリを作って飾ろう!

天井から吊り下げられてゆらゆら揺れるモビールが素敵なヒンメリ。北欧デザインのインテリアが好きな方なら、一度は目にしたことがあるのではないでしょうか。幾何学模様の造形で一見難しそうですが、シンプルな形なら簡単につくることができます。

Photo byMeHe

この記事では、身近に手に入る材料でも簡単に作れるヒンメリの作り方をご紹介します。パイプ状の藁やストローに糸を通して形作っていくので、手先の器用さに自信がない方でも大丈夫です。シンプルなものなら簡単にできるので、子供と楽しめるのもうれしいポイント。ぜひヒンメリ作りにチャレンジして、おしゃれなモビールを飾りましょう!

ヒンメリについて

ヒンメリとは

ヒンメリとは、フィンランドで昔から愛され続けている伝統的な飾りのひとつです。藁に糸を通してつないで多面体を作って繋げることで、模様を作り出します。幾何学模様が美しい造形で、現在ではフィンランドだけでなく世界中で人気があります。

ヒンメリの使い方

ヒンメリは飾りとしてディスプレイのアイテムとして使えます。天井から吊り下げてモビールとして、壁に直接貼って飾ることもできます。スタンドを使って吊り下げたり、棚に置くだけでもおしゃれなディスプレイとなります。その他、植物と合わせて飾ったりリースにすることもできます。季節を問わず使えるデザインが魅力です。

ヒンメリ作りの材料と道具

ヒンメリ作りに必要な材料

Photo byHans

ヒンメリをつくるために最低限必要な材料は、麦わらのようなパイプ状になったものと糸だけです。麦わらが身近で手に入らなければ通信販売の利用が便利ですが、身近にあるアイテムでつくることも可能です。麦わら以外では、ストローや金属製の細いパイプなど筒状になったものが使えます。糸は、麦わらに通る太さの糸を用意します。ヒンメリを丈夫につくりたいならタコ糸がおすすめで、そのほかに刺繍糸や細いレース糸なども使えます。

はじめてならキットもおすすめ

ヒンメリをひとまず作ってみたいという方には、どのような材料を選ぶといいか迷うという方もいらっしゃいます。この場合は、ヒンメリの手作りキットを購入してみるという方法もあります。材料がセットになっているので用意し忘れることがなくなります。

Photo bybluemorphos

ヒンメリ作りに必要な道具

ヒンメリつくりに必要な道具は、糸を通すための針、ハサミ、定規です。針は太めで長いものが扱いやすく、細くて短い針は通しにくいので注意が必要です。太めのストローでつくる場合は、ヘアピンや針金でも代用可能。

ヒンメリの作り方①

初心者におすすめの簡単な正八面体


Photo by apairandaspare

ヒンメリ作りの初心者さんは、まずシンプルな正八面体の形のヒンメリを作ってコツを覚えましょう。この形が綺麗につくれるようになれば、他の形にステップアップしやすくなります。シンプルな形のヒンメリなので、モビールとして飾る時にタッセルなどの飾りをつけるとおしゃれです。

正八面体の形のヒンメリの作り方

こちらの動画でのヒンメリの材料は、タコ糸、針金、ストローです。針の代わりに針金を使用しますが、使いやすいものを用意します。針金は細くて固めのものを選ぶのが作りやすくするコツで、半分に折り曲げて折り目のところに糸をセットして使います。初心者さんは細すぎないストローを選ぶと作りやすいです。

ヒンメリをつくる方法

Photo byClker-Free-Vector-Images

正八面体の形のヒンメリのつくり方は、まず動画のように針金と糸をセットします。糸にストローを3本通してから始めと終わりの糸を固結びをして、正三角形をつくります。糸は切らずに続けて、ストローを2本糸に通し、はじめに作った三角形の頂点に糸を結んで固定します。同じ方法で合計5個の三角形をつくり、最後に1本ストローを通してはじめの糸と結んで立体にします。すでに三角形になっているところのストローにもう一度糸を通して、頂点を結んで完成。

ヒンメリの作り方②

初心者におすすめの星型

Photo bymonicore

基本的なヒンメリのつくり方のコツがわかれば、次はおしゃれな星型のヒンメリにチャレンジしましょう。星型はクリスマスにぴったりのオーナメントで、冬には飾っておきたいモチーフのひとつです。星といってもヒンメリにはさまざまな形がありますが、まずはこれからご紹介する形が簡単でつくるコツが掴みやすいのでおすすめです。

星型のヒンメリの作り方

こちらの動画で紹介されているヒンメリをつくるのに必要な材料は、藁またはストロー、糸です。必要な道具は、針、ハサミ、糸通し、定規です。藁は5cmにカットしたものを18本、6cmにカットしたものを12本、9cmにカットしたものを12本作っておきます。正確にカットしておかないと、ヒンメリが完成した時に歪んでしまう可能性があるので注意が必要です。

ヒンメリをつくる方法

Photo byClker-Free-Vector-Images

ヒンメリをつくる方法は、動画のようにまず5cmの藁を8本糸に通します。針側の藁3本から三角形をつくり、糸を結んで固定します。藁を2本追加して三角形をつくり、最終的には6個の連結された三角形ができます。始めと最後の三角形を繋いで円状にします。これを土台として残りの9cmと6cmの藁を使用して立体をつくり、裏面も同様につないでいくと完成です。一見複雑に見える星型のヒンメリですが、つくり方がわかれば楽につくれます。

ヒンメリの作り方③

初心者におすすめの星型八面体

Photo byManuchi

さきほどご紹介した星とは違う方法でつくる星型八面体も、初心者にぴったりなヒンメリのデザインです。さまざまな形のヒンメリの星を作って、おしゃれにディスプレイしましょう。特にクリスマスシーズンにはぴったりで、小さいサイズのものをツリーの飾りにしても素敵です。

星型八面体のヒンメリの作り方


ヒンメリをつくる材料は、糸とストローまたは藁が必要で、あらかじめ5cmにカットしておきます。道具は針、ハサミ、定規が必要です。ストローをつかうと色のアレンジがしやすいので、簡単にカラフルなヒンメリが欲しい方はストローがおすすめ。

ヒンメリをつくる方法

Photo byAlexas_Fotos

動画のように白いストロー12本を使って八面体のヒンメリをつくります。これを土台にして、黒いストローでヒンメリに角を出していきます。糸にストローを通して、八面体のヒンメリに絡めていって形をつくります。絡めるときには、きっちり動かないように気をつけるのが、きれいにヒンメリを作るコツです。ここでゆるみがでると、グラグラしたヒンメリができてしまいます。全方向に角がつけられたら完成。

ヒンメリの作り方④

慣れてきたらリースのアクセサリーにも

Photo by osiristhe

ストローや麦わらでヒンメリのコツが掴めたら、少し細めの直パイプでリースを作ってみましょう。材料が小さくなるので、初心者には難しそうに見えますが基本のつくり方がわかれば大丈夫です。金属のため輝きが綺麗で魅了されること間違いなしです。クリスマスのリースとしてもおすすめ。

直パイプでヒンメリリース作り

こちらの動画のヒンメリをつくるには、直パイプ、テグスが必要で、あらかじめ必要な寸法にカットしておきます。その他に飾りで、リボンやチェーン、チャームなどをお好みに合わせて用意します。工具は平ヤットコとニッパーが必要です。張りのあるテグスをつかうため針は必要ありません。

ヒンメリのリースをつくる方法

テグスに直パイプを通して三角形をつくり、連続して作って最後にはじめの部分と結んで立体的な五角形をつくります。続いて裏面をつくり五角形の裏表が立体になったモチーフをつくります。テグスをカットせずに続けて同じ形のモチーフをつなげていき、リースのように円状になるようにします。これでリース本体は完成ですが、お好みに合わせてビーズやチェーンなど飾りをつけます。

ヒンメリのおしゃれな飾り方①

六芒星の魅力的なヒンメリのモビール

正三角形が2つかさなったような形が美しい、六芒星の形のヒンメリは星型のヒンメリのなかでも人気があります。こちらのように、モビールとして他のヒンメリと一緒に吊り下げれば、優しい雰囲気が漂って癒される空間が誕生します。

まるで浮いているように見えるヒンメリ

天井からヒンメリを吊り下げると、気になるのは紐が見えてしまうことではないでしょうか。こちらのようにヒンメリが浮いているように見せるコツは、透明な糸をつかうことです。テグスなどしっかりした糸で落ちてしまわないようにヒンメリ同士をつなぎましょう。

ヒンメリのおしゃれな飾り方②

壁飾りにも使えるヒンメリ


ヒンメリというとモビールとして天井から吊り下げて、ゆらゆらしているイメージがありますが、壁飾りとしても使えます。こちらのようにヒンメリとドライフラワー、パネルなどと組みわせて飾るとぐっとおしゃれ度が増します。壁全体のバランスを見てレイアウトしていくのが、おしゃれに見えるコツです。

ヒンメリでエアプランツが飾れる

ヒンメリはそのまま飾っても十分素敵ですが、こちらのようにエアプランツと組み合わせて壁に飾ってもおしゃれです。シンプルな形のヒンメリを飾る方法として、リボンやタッセルなどをつかう方法がありますが、ナチュラルテイストが好きな方にはこちらがおすすめ。

ヒンメリのおしゃれな飾り方③

ヒンメリのリースでおしゃれ空間

リースというとクリスマスや冬のイメージが強いですが、ナチュラルで素朴な雰囲気のヒンメリなら年中飾ることができます。シンプルにそのままヒンメリを飾るのはもちろん、グリーンを飾ってアレンジしてもおしゃれです。壁掛けタイプなら、個室やリビングや玄関など、どこにでも飾ることができます。

黒のヒンメリでシックに

どちらかというとナチュラルな印象が強いヒンメリですが、黒の材料でつくるとシックでかっこいい雰囲気になります。豪華なフラワーアレンジをつけると、上品さが一気にアップします。プラスチックのストローならカラーバリエーションが豊富なので、お好みの色のヒンメリとお花をコーディネートすることができます。

ヒンメリについてのまとめ

簡単に作れるヒンメリのつくり方や、作ったヒンメリを飾るアイデアをご紹介しましたが、いかがでしたか?正八面体のヒンメリのつくり方を覚えてきれいに立体にできる感覚がつかめたら、あとは応用してアレンジしていくだけです。複雑そうにみえる形でも、ひとつずつていねいに繋いでいけば完成します。素敵なヒンメリを作って、おしゃれにかざってくださいね。

手作りが気になる方はこちらをチェック!

ヒンメリ作り以外にも手作りが気になる方は、ぜひ下記のリンクをチェックしてみてください。ナチュラル感が魅力のマクラメ編みのタペストリーの作り方や、思わず食べてしまいたくなるようなミニチュアフードの作り方を紹介しています。いろいろなハンドメイドに挑戦して、身近に手作りがある魅力的な生活を送りましょう!