検索アイコン
エックス
Facebook
LINE

樹脂粘土でつくるミニチュアフードがスゴイ!粘土で食べ物を作る方法もご紹介!

まるで本物のようにリアルで美味しそうなミニチュアフードをぜひ作ってみませんか。キットや100均の材料を使って簡単に作ることができるので、ぜひ一度ミニチュアフード作りにチャレンジしてみましょう。粘土細工の楽しさにはまること間違いなしです。
2020年8月27日
yayoi
※商品PRを含む記事です。当メディアはAmazonアソシエイト、楽天アフィリエイトを始めとした各種アフィリエイトプログラムに参加しています。当サービスの記事で紹介している商品を購入すると、売上の一部が弊社に還元されます。

この記事で紹介しているアイテム

タミヤ デコレーションカラー No.76614 焼き色の達人 (うす茶/茶/こげ茶)

ミニチュアフード 2019年4月24日号【雑誌】

ミニチュアフードが大人気!

本物そっくりに作られた小さい粘土細工のミニチュアフードがかわいいと今大人気です。小さくて手作りするには難しそうですが、シンプルな形のものなら簡単に作ることができます。作り方の本と材料がセットになっているアシェットの「ミニチュアフード」シリーズの本や、100均の材料で作る方法など、簡単に作れるミニチュアフードのアイデアをご紹介します。

出典: https://images-na.ssl-images-amazon.com/images/I/91kKcRG-3NL._SL1500_.jpg

ミニチュア作りは細工が細かくて、手先が器用な人向きではと心配されている方でも、一度作ってみると意外と簡単に作れることがわかります。子供の頃に体験した粘土細工や色塗りの楽しさを、大人になってからもぜひ味わってみましょう。

ミニチュアフードとはどんなもの?

ミニチュアフードとは

ミニチュアフードとは、本物の食品そっくりに作られた小さい食品サンプルのことです。小さくても精巧に作られていて、リアルな造形が魅力です。一見手作りは難しそうに見えますが、樹脂粘土を使うと意外と簡単につくることができます。

ミニチュアフードのアレンジもおすすめ

ミニチュアフードはそのまま飾ったり、ままごと遊びに使う以外にもアレンジすればさまざまなものが作れます。キーホルダーやアクセサリーの金具をつければ持ち運びができたり、髪ゴムをつけて飾りにすることもできます。お皿やコップなども粘土で手作りして楽しむこともできます。ただし、手作りのミニチュアは強度が弱いため取り扱いには注意が必要です。

ミニチュアフード作りの材料

ミニチュアフードが作れる粘土

さまざまな種類の粘土が販売されていますが、ミニチュアフード作りには以下の3つの種類の粘土を使用する場合が多いです。その中でも樹脂粘土をメインにして作るものが多く、まずは樹脂粘土の取り扱いに慣れるのがおすすめです。

樹脂粘土

出典: https://images-na.ssl-images-amazon.com/images/I/61lB71kJlTL._SL1500_.jpg

ミニチュアフードをつくるときに一番使い勝手がいいのが樹脂粘土です。薄くしても伸びがいいのが特徴で、他の種類の粘土よりも途中でちぎれにくいのでミニチュア細工に使いやすいです。乾燥後は表面が半透明になり艶がでます。

軽量紙粘土

出典: https://images-na.ssl-images-amazon.com/images/I/71F63f0xiHL._SL1500_.jpg

一般的な粘土よりも、ふわっと軽いのが軽量紙粘土の魅力です。そのままの状態でも使えますし、樹脂粘土と混ぜて使って質感を工夫することもできます。柔らかくて伸びがいいのでミニチュアフード作りに向いています。

透明粘土


出典: https://images-na.ssl-images-amazon.com/images/I/81QPrGqcz4L._SL1500_.jpg

乾燥すると透明に近くなる透明粘土は、透明感のあるフルーツやスイーツ、キャンディのミニチュア作りに使えます。クリヤータイプのカラーを混ぜると、透明感のあるまま色をつけることができます。

色をつけるための材料

粘土に色をつけるための材料は、水彩絵の具やアクリル絵の具がミニチュアフード作りによく使われます。さらにプラモデル用の塗料やスプレーも使うことができます。自分で色をつけるのが面倒な方は、すでに色がつけられた状態で売っている粘土でつくると便利で、大量生産で同じ色に揃えたいときには色が安定するため特におすすめです。

ミニチュアフード作りの道具

粘土をはかる道具

出典: https://images-na.ssl-images-amazon.com/images/I/61Wyf7bPZuL._SL1500_.jpg

同じものを何個も作ったり大きさのバランスを整える場合には、粘土の大きさをはかるスケールがあると便利です。専用のプレートや計量スプーンなどが使いやすく、重さを知るためにデジタルスケールもあると活躍します。

粘土を細工する道具

Photo byHans

粘土を形作ったり細工をするために、粘土ベラやカッターナイフが必要です。さらに爪楊枝や竹串、裁縫用の針などの先端が尖った道具があると、粘土の細工に便利です。先が細いものでいろいろ試してみて、使い心地のいいアイテムを発見しましょう。粘土用の道具以外にもネイル用の道具も細かい装飾に便利です。

ミニチュアフードの作り方①

アシェットの本でミニチュアクロワッサン

出典: https://images-na.ssl-images-amazon.com/images/I/51eWgxA39YL.jpg

ここからはミニチュアフードの作り方をご紹介します。書店で購入できる手作りキットとして有名なアシェットが出版している「ミニチュアフード」のシリーズは、これからミニチュアフードをつくり始めたい方にぴったりです。創刊号のミニクロワッサンは簡単に作れるので、はじめてのミニチュアフード作りにおすすめです。詳しい作り方の本と、粘土、スケール、絵の具など必要な材料がセットになっているため、すぐにつくりはじめることができます。

ミニチュアクロワッサンの作り方

アシェットのミニチュアフードの本を使った、ミニチュアクロワッサンの作り方の動画をご紹介します。作り方は、まず粘土を開封して必要な大きさの粘土をスケールではかります。次にクロワッサンの型を作り、粘土に付属の絵の具で色をつけベーキングパウダーを混ぜます。型に合わせて粘土をカットして、パン生地の模様をカッターナイフで線状につけ、クロワッサンの形になるように粘土を巻いていきます。

Photo byClker-Free-Vector-Images

ここで電子レンジで粘土を加熱して、ベーキングパウダーをふくらませることにより、本物の食べ物のパンのようにふっくらした形を作り出すことができます。最後に付属の絵の具で着色して、仕上げにベビーパウダーをふりかけて飾れば完成です。美味しそうに見えるように、本物のクロワッサンを思い浮かべながらペイントしましょう。

ミニチュアフードの作り方②

美味しそうなパンのミニチュア

Photo byCouleur

美味しそうなパンをいろいろな種類作りたいという方には、下記の動画がおすすめです。樹脂粘土を一袋購入すれば、たくさんつくることができます。パンをつくるなら、生地の色は黄土色一色でいいので、さまざまな色の絵の具を揃える必要がないのがうれしいポイントです。

パン8種類の作り方

必要な材料は、樹脂粘土、黄土色の絵の具、ボンド、粘土を平らにする道具、つまようじ、装飾用のシュガーパウダーと焼き色をつける塗料などです。作り方はパンそれぞれ違いますが、樹脂粘土を丸めたりねじったりして簡単に形作ることができます。本物の食べ物のパンを思い浮かべながらつくるとリアル感が増します。

タミヤ デコレーションカラー No.76614 焼き色の達人 (うす茶/茶/こげ茶)

パンの美味しそうな焼き色をつけるには絵の具でもできますが、簡単にできる方法としてタミヤから発売されている、「焼き色の達人」という商品がおすすめです。パウダー状になっているので、アイシャドウを塗る感覚でグラデーションがついた焼き色をつけることができます。

ミニチュアフードの作り方③

アシェットの本でミニチュアスイーツ

ミニチュアフード 2019年4月24日号【雑誌】

ミニチュアのスイーツ作りが初めてなら、アシェットから発売されている本と材料がキットになった「ミニチュアフード」のシリーズがおすすめです。はじめは何がどれだけ必要な材料なのかわかりにくいですが、キットなら材料が揃っているので作り始めやすいです。アシェットのミニチュアフードの8号を使ったガトーマカロンの作り方をご紹介します。

ミニチュアのガトーマカロンの作り方

ガトーマカロン作りの材料は、本に付属の粘土や絵の具を使います。作り方は、まず粘土を必要な分量はかり、絵の具で着色します。このとき絵の具が多すぎると濃すぎる色になってしまい修正が大変なので、少しずつ絵の具を足していきます。指定の大きさの円を作ってマカロンをつくり、本物の食べ物のような模様をつける細工をします。ラズベリーになる部分も作って着色し、マカロンに接着してクリームと共に飾れば完成です。

Photo byekochin_6262

マカロンの色を変えたり、デコレーションやのせるフルーツを違うものにするとアレンジが楽しめます。完成したスイーツは、ドールハウスやシルバニアファミリーの食べ物として使ったり、金具をつけてアクセサリーにすることもできます。ただし手作りの粘土作品は衝撃に弱いため、落としたり硬いものにあたったりしないように注意が必要です。

ミニチュアフードの作り方④

100均の材料でミニチュアフード

Photo byAlexas_Fotos

あまり費用をかけずにミニチュア作りにチャレンジしてみたい方は、100均の材料でつくるのがおすすめです。100均でもミニチュア制作用の樹脂粘土が販売されていて、分量が多すぎないためお試し制作にぴったりです。絵の具やボンドなど、最低限の材料と道具も100均で揃えられます。100均材料で作るドーナツの作り方をご紹介します。

100均の材料でミニチュアドーナツの作り方

ドーナツ作りの材料は、100均の樹脂粘土、ボンド、絵の具、トップコート、筆、爪楊枝、計量スプーン、カッターなどです。作り方は、まず樹脂粘土に絵の具をまぜて土台となるドーナツの色を作ります。計量スプーンを使って粘土の大きさをはかると、ドーナツの大きさを揃えることができます。粘土をドーナツの形に作ったら、模様をつけて乾燥させます。仕上げに本物の食べ物のドーナツを参考にデコレーションして仕上げると完成です。

Photo byivabalk

仕上げにトップコートを塗ることで艶が出て、本物のチョコレートのような雰囲気になります。ドーナツが完成したら、それを入れる箱も一緒に手作りすると、ドーナツショップで購入したような楽しみが味わえます。

ミニチュアフードの作り方⑤

ミニチュアのエクレアとシュークリーム

Photo byskeeze

本物の食べ物の大人気のスイーツである、エクレアとシュークリームも粘土でミニチュアを作れます。一から自分で材料を揃えてもいいですし、アシェットのミニチュアフードのシリーズの本の15号のシュークリームの特集号を購入してもOKです。人気のスイーツ作りにぜひ挑戦してみてください。

エクレアとシュークリームの作り方

エクレアとシュークリーム作りの材料は、樹脂粘土、絵の具、つまようじ、歯ブラシ、カッターなどです、作り方は、まず樹脂粘土に絵の具をまぜてシュー生地のような色の粘土を作ります。丸めてエクレアやシュークリームの形を作り、つまようじと歯ブラシでシュー生地の質感を表現します。シュー生地の割れている感じをどれだけ再現できるかが、リアルにするためのポイントとなります。

Photo byla-fontaine

シュー生地にカッターで切れ目を入れて、クリームとフルーツを本物の食べ物らしく飾ります。エクレアには、チョコレートペーストを作って仕上げに塗り、シュークリームには美味しそうに焼き色をつけると完成です。スイーツのミニチュアを美味しそうに作るためには、普段から本物のスイーツをじっくり観察しておくのがおすすめです。

ミニチュアフード作りのまとめ

ミニチュアフードを粘土で作る方法をご紹介しましたが、いかがでしたか?はじめてのミニチュア作りならアシェットのシリーズ本やキットを使って手軽に作るのがおすすめです。作り慣れてきてから、粘土や絵の具など自分込みの材料を揃えていくと、どんなものがどれだけ必要かがわかって揃えやすいです。パンやスイーツなど、普段好きな食べ物のミニチュアを作って楽しみましょう!

ハンドメイドが気になる方はこちらをチェック!

ミニチュアフード以外にもハンドメイドが気になる方は、ぜひ下記のリンクをチェックしてみてください。作ったミニチュアフードを活用できるミニチュアハウスの作り方や、食べ物以外を作る粘土細工のアイデアをご紹介しています。