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【蝶ネクタイの結び方】簡単にできるおしゃれな蝶ネクタイの付け方を解説

胸元をおしゃれに、可愛らしく彩ってくれる蝶ネクタイ。そのまま売られていることも多い蝶ネクタイですが、結び方を覚えればもっと着こなせるようになります。蝶ネクタイの結び方のほか、蝶ネクタイの種類や、蝶ネクタイの似合うコーデも紹介していきます。
2020年8月27日
咲良09
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目次

意外と知らない蝶ネクタイ

蝶ネクタイはその名の通り、ネクタイやボウタイの付け方の一つで、胸に取り付けた姿が羽根を広げた蝶に似ていることから「蝶ネクタイ」と呼ばれるようになった付け方。普段使いするというよりは、パーティー用などのおめかし用に使用される、おしゃれさを重視した付け方です。

蝶ネクタイの始まり

蝶ネクタイの起源は思った以上に古く、ネクタイの起源にまで遡るとなんと2世紀まで遡ると言われています。兵士たちが防寒の為、首に布を巻いたのがネクタイの起源と言われており「最初のネクタイ」はボウタイやネクタイと言うより「マフラー」に近いものだったと言われています。蝶ネクタイと言う結び方が生まれたのは1850年ごろ、英国ロンドンが蝶ネクタイ発祥の地と言われ、1920年には正装やパーティー用のボウタイやネクタイの付け方として定着、現在の蝶ネクタイの基盤が出来たと言われています。蝶ネクタイに何となく上品でおしゃれなイメージがあるのも、ロンドン生まれと思うと納得ですね。

蝶ネクタイがひそかなブーム

今そんな蝶ネクタイが、ひそかなブームとなっていると言われています。以前から「おしゃれさと可愛さが同居した結び方」と言われていた蝶ネクタイですが、ここ最近は男性の正装として蝶ネクタイが結ばれることが増えており、蝶ネクタイがブーム化したのはクリップ式ネクタイからボウタイに切り替わりつつあると言うのが関わっています。自分で結ぶほか、クリップ式の蝶ネクタイを取り付ける方も多く、胸元に付けるだけでおしゃさや可愛らしさ、知性をアピールできると、現在は若者の間でもひそかなブームになっているとの事です。

蝶ネクタイの結び方

蝶ネクタイの結び方は、結びたい蝶ネクタイの形式により2種類に変化します。ひとつは所謂ボウタイ形式で、手結び形式で蝶型に結ぶ「ツウタイ」もうひとつは金属製のフックなどが取り付けられており、最初から蝶ネクタイ型に結ばれている「ピアネスタイ」です。ツウタイは金属フック等がないぶん、少々手間がかかりますが自分でサイズ調整が出来、ピアネスタイはクリップ式なので取り付けやすく、結んだ後もフックを調節し向きを変更しやすいという特徴があります。

ツウタイの結び方


手結びで蝶ネクタイを作る、所謂「ツウタイ」形式の付け方はまず首にボウタイを巻き付ける事から始めます。この時は片方だけ少し長めに巻き付け、長めの方から交差させ、首の上にゆるく輪っかを作りましょう。輪っかのサイズを調節したら短い方を折り曲げていき、ちょうど首部分にリボンを作る様に巻き付けていきます。リボンを作るさいはボウタイの向きを意識し、向きを微調整しながら折っていきましょう。動画を参照に結んでいくと、より確実なのでまず動画を一通り見て、動画を一時停止しつつ手順をひとつひとつ覚えていきましょう。

結び方を覚え調節

ツウタイ形式最大のメリットは、結びながら長さを微調整できることにあります。またツウタイ形式のものはフックも自分でつける必要がある場合がある為、巻き付ける前に取り付ける金属フックの種類も吟味されるといいでしょう。普通は意識しない個所にも気を配るのがおしゃれのポイント。フックも蝶ネクタイの種類やサイズに合わせ多数存在するため、どんなフックがいいか決めておきましょう。

ピアネスタイの結び方

最初から蝶ネクタイ型をしているピアネスタイの場合、ツウタイとは大分付け方が異なり、蝶ネクタイ自体をマジックテープや金属フックなどでシャツにそのまま取り付け、あとは普通に着こなすと言うスタイルとなります。取り付け前に気をつけるべきポイントは、軽く力を籠めるだけで普通に外せるもので固定する事、またシャツを着つけてから蝶ネクタイを「仕上げ」に取り付ける感じで取り付けましょう。クリップ式や金属フック式で固定する場合は「シャツに型が残らない」ようにするのも重要。ピアネスタイは簡単な分、向きを変えた拍子にズレたりすることがある為、普通より少し強め位に結ぶのがポイントです。

蝶ネクタイの種類

蝶ネクタイは結び方の他にも、結んだ後の大きさや形によって名称が細かく変化します。動画も参考に、基本的な結び方を覚えたら、今度は「どんな蝶ネクタイを結びたいのか」に目を向けましょう。

バタフライタイ

所謂「蝶ネクタイ」はその形状からバタフライタイとも呼ばれ、一般的に出回る普通の蝶ネクタイは大体バタフライタイと覚えておきましょう。蝶ネクタイの種類やサイズの中で「バタフライタイ」と呼ばれるものは「セミバタフライ」をやや大きめにしたもの、数字にすると先端の大きさが7~9㎝のものを指します。海外の礼服には欠かせない定番のファッションですが、セミバタフライより大型の分、着こなすのが難しいタイプです。


セミバタフライ

蝶ネクタイの先端部が5~7cmくらいのものをセミバタフライと言い、その名の通りバタフライタイを小ぶりにしたような形状をしています。バタフライタイはちょっと目立ちすぎると言う場合や、可愛さよりフォーマルさを重視したい方におすすめの種類です。他にもセミバタフライは「手結びでも結びやすい」というメリットがあり、蝶ネクタイを結ぶのは初めてと言う方にもおすすめな初心者向けタイプです。

ストレートエンド

セミバタフライより更に先端部が短い、3~5㎝程度のものをストレートエンドと言います。ストレートエンドはサイズもですが、形状も異なり、縦幅が狭く細長い形状となっています。そのほっそりしたフォルムからバットウイングとも呼ばれ、蝶ネクタイが持つフォーマル感をより引き立たせる結び方となっています。小ぶりな分、水玉模様などの派手目なもようにしても余り目立たず、シックにまとめたい時におすすめのタイプです。

ポインテッド

これら3つの種類の他にも、蝶ネクタイの先端部が尖っている種類を「ポインテッド」と言います。ポインテッドは「左右非対称に結ぶ」という特徴があり、正装と言うよりはパーティーにおすすめの結び方です。ポインテッドという形状自体がユニークな為、アシンメトリー模様の蝶ネクタイや、派手目のスーツと好相性。ただ「あえて左右非対称に結ぶ」姿が不格好に見ててしまう事もある為、正装や礼服とは少し相性の悪い結び方です。

蝶ネクタイの合うコーデ

結び方に合わせコーデも選ぶ

蝶ネクタイは結び方や種類のみでなく、合わせるコーデも重要です。蝶ネクタイといえば「タキシード」等の礼服が浮かびますが、実は礼服以外とも相性が良く、カジュアルファッションにもおすすめ。また蝶ネクタイ自体が「可愛さとおしゃれさ、フォーマルさ」という様々な要素を併せ持つアイテムの為、着ている服に「ちょい足し」する感覚で取り付けるのも〇。レザーファッションやスーツとも以外と相性が良く、組み合わせるコーデ次第で素敵なワンポイントになってくれます。

結び方で困ったらセミバタフライ


今着ているコーデと蝶ネクタイを合わせたい時は、とりあえずまずはセミバタフライタイプの蝶ネクタイを取り付けてみましょう。何故セミバタフライかと言うと、バタフライタイやポインテッドだと蝶ネクタイが目立ちすぎ、かといいストレートエンドなど主張が抑えめになり「今着ている服に蝶ネクタイを合わせると、どんな感じか」掴みにくいからです。何よりセミバタフライは初心者でも結びやすいと言う利点がある為、困ったらセミバタフライと覚えておくとよいでしょう。

蝶ネクタイでおしゃれを楽しむ

胸元についているリボンの様なネクタイと覚えていても、蝶ネクタイの結び方は中々わからないもの。蝶ネクタイの結び方は種類を問わず基本的に同じため、動画も参考に蝶ネクタイの結び方をマスターし、タキシードのみでなく様々な服に合わせてみましょう。

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