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ササユリってどんな花?花言葉の意味や開花時期、自生地などをご紹介!

ササユリという花をご存知でしょうか?栽培が難しいのであまり花壇などでは見かけることが難しい植物ですが山などに自生しています。とても香りが良く植物にマッチした花言葉が付けられています。今回はササユリの花言葉だけでなく誕生花も交えご紹介していきます。
2022年6月2日
佐藤3

はじめに

ササユリの花言葉や誕生花を知りたい!

ササユリはその名から想像できるように百合の花の一種です。百合はバラと並んでその姿の良さ的な見応えもあり香りも良く鉢植えや花壇・切り花・ブーケといろいろな使われ方をされる花で知名度も高く、いわゆる誰でも知っている映える花で好きだという方も少なくないのではないでしょうか。


ササユリのいろいろをご紹介

しかしそんな花の中であまり耳にしたことがない種類ともいわれている理由とは?今回はそんなササユリのことをもっと知りたいという方に花言葉・誕生花から自生している地域とそこでの変異でどのような姿になっているかなど幅広くご紹介します。

ササユリについて

気になるササユリの基本情報から見ていきましょう。ササユリの見た目の特徴(基本的なものから変異種の一部)もお話します。

ササユリの基本情報


科・属:ユリ科ユリ属
原産地:日本に自生する
学名/英語名:Lilium japonicum/bamboo lily
栽培難易度:自宅での栽培は非常に難しい

ササユリの見た目の特徴

葉の間からスッと茎が伸びてその先に1つ(または複数付くこともある)大きな白っぽい桃色の花を咲かせる百合の種類。その花びらひとつひとつの大きさは10-15cmくらいと大型でたいそう見応えがあります。その花粉は他の百合とは違い赤っぽい色であることから見分けることが容易です。


ササユリの変異種は多い

一般的な見た目の特徴は上にあげたとおりですがこのササユリは突然変異種が多く花色も白いアルビノ種と呼ばれるものであったり、花粉の色も黄色い種類も確認されています。日本に自生する野の花ですが地域によってその姿や呼ばれ方も変わってくるので実は別の名前で知っていたという方もいるかも知れません。

ササユリの名前について

ササユリには日本全国でいろいろな名前で呼ばれる変異した種類がありますが、ここでは大きなくくりとしての基本的な名前の由来や別名について見ていきましょう。

ササユリの名前の由来

見た目の特徴では触れてきませんでしたが、ササユリという名前の由来はその葉が笹の葉そっくりという理由から。花が上がってくる前は普通の笹と見分けがつかない人もほとんどです。

ササユリの別名は「ヤマユリ」

ササユリは栽培することができず自生しているものを愛でることから、その自生する場所から付けられたヤマユリという名前もあります。別名がたくさんある百合の花ですがその中でもヤマユリは有名な別名といえるでしょう。

ササユリの花言葉は「上品」

ササユリの花言葉の意味

立てば芍薬座れば牡丹歩く姿は百合の花という言葉があるように、美人の代名詞ともいえるこの花にピッタリなものが付けられています。その花色のピンクや白からも女性をイメージさせさらに首を少し垂らした姿から控えめで上品な姿を想像させるのでしょう。

ササユリには「希少」という花言葉も

この花は球根植物ですが実も付けそれが飛来して株を増やすことも珍しくありません。しかし発芽して成長を続けても開花まで数年かかることから珍しい希少な花ともいわれます。また自生の他家庭では栽培しづらい種類であることからもこの意味がつけられたのでしょう。

白いユリの花言葉

ササユリに限らず白い百合の花には純潔や威厳という意味があります。上品という言葉と相まってより一層気高い雰囲気を感じさせるものとなるでしょう。白い花を持つササユリには複雑な花言葉の意味があります。

ササユリの誕生花は7月15日

誕生花とは

誕生花はどういう経緯で付けられたのかどんな使い方をしたら良いのかわからないという方もいるでしょう。誕生花の決め方はその花の開花する時期や季節に合わせたものが多いですが、国や地域によって決め方の違いがあるので一概には言えません。日本にも海外から伝わったものと日本で固有に付けられたものなどもありますが、生まれた日にちなんだ花というベースだけは変わらないです。

誕生花はプレゼント選びのヒントに

誕生花の使い方は自分のラッキーフラワーとして愛でる方もいらっしゃいますが、一般的な使用方法はブーケや鉢植えを他の方にバースデイプレゼントに添えて贈る場合のヒントとして使われることが多いです。

ササユリは7月15日生まれの人に贈ろう

誕生花はひとつの花で複数の日数が付いているものもありますが、ササユリの場合は7月15日のみ。梅雨があけ本格的な夏を迎えるこの時期にお誕生日を迎える方に贈ることで、相手の方の幸せをさらに祈る気持ちがこめられる花となってくれるでしょう。

ササユリの注意点

ここではササユリの香りとそれにまつわる他の方に差し上げる場合と、栽培する場合の2通り注意点について解説いたします。特に香りについては使い方によっては気をつけなければいけないことがありますので、ご存知無かった方はぜひ覚えていただければと思います。

ササユリは香りがとても強い花

Photo bydh_creative

ササユリは香りがとても強くて活けている周りだけでなく部屋中どこでも香りがするくらいで近くにいるとその香りでクラクラすると感じるくらいです。入院のお見舞いにこのユリを使うのは香りのせいでタブーとされており、花屋さんは職業柄そのことはご存知でしょうから何に使う花束なのかはじめに説明するとご病気をされている方にもご家族の方にもご迷惑をかけずに済むでしょう。

ササユリの栽培は難しい

ササユリは実生苗から育てることができますが開花するまで4年以上はかかるといわれています。それだけでなく栽培が難しいといわれているのはウイルス性の病気にとても弱いせいです。①土は定期的に新しい清潔なものと替えるようにする。②虫がウイルスの媒体になることも多いので対策や駆除はしっかりおこなうこと。この2点に注意しましょう。

ササユリの球根は通販でも買える

栽培は難しいですが探してみるとその姿の美しさからファンも多いからか通販で球根の扱いも珍しいものではありません。ご自分で育ててみたいと思われた方はこらちも利用してみると良いですね。栽培される場合はさきほどの注意点に気をつけてみてください。

ササユリの開花時期・季節や分布

自生ササユリの開花時期は

ササユリの自生地にその姿を見に行きたい方には開花時期も気になることでしょう。花の季節は初夏・5月-7月頃。笹のような葉からスッと長く茎が伸びて白っぽいピンク色の花を咲かせます。

ササユリが自生する地域

日本には自生する地域も多いのですがその北限は新潟といわれ、それより北の地域では自生するササユリを見ることは皆無です。

ササユリの自生地

ササユリは自生しているのを愛でる

種を手に入れても花が咲くまで何年もかかる花ですので、すぐに見たいのであれば自生しているのを見に行くのがおすすめ。この花を市や地域の花として指定している場所は多く、町の名物として開花時期を市区町村のホームページやパンフレットなどで告知していますのでチェックしてみてはいかがでしょうか。

ササユリは自生地によって名前も姿も変わる

別名のところでもお話したように同じ花でも地域によって別名で呼ばれておりササユリでは名前も出てこない場合もあるでしょう。さらに混雑しやすいことから花の大きさや葉の形・色や模様なども少しずつ違うので、代表的な違いを3つに分けて次の章でご紹介していきます。

ササユリの種類

自生地によるササユリの変異

人が品種改良をしたわけではなくても、長い年月・季節を掛けて花の姿も自生している場所により変わってきます。ササユリの自生地別の名前とその特徴的な様子を御覧ください。

ヒュウガササユリなど自生地の名前が入った花

日本で最も早く開花するのは宮崎県で分布しているヒュウガユリ。花色のピンクがやや色濃くて小さめな草丈となっています。同じように色の濃い花色を持つ種類に徳島県神山町神領村に自生するジンリョウユリがあり、こちらは同種の中では最小で葉に細い筋が入るのも特徴です。どちらも地名が入った別名を持っています。

イシマササユリなど葉の幅に特徴があるもの

花だけでなく葉も特徴的なのがこの百合で、徳島県伊島で自生するイシマササユリは葉の幅が広いという個性があります。高知県と愛媛県では同じフクリンササユリという白覆輪の葉がみごとな種類が自生しており見ることができるでしょう。

ヒロハササユリは自生地が幅広く大輪の種類

野に咲く花といえば小型になってしまうものが多い中で、大きな種類は長野県と新潟県・山口県など日本海側自生するヒロハササユリと呼ばれています。葉の長さでも13-14cmありぶ厚くて、花も10cm以上と大輪になるのでとても見応えがあります。

【おまけ】ユリの花の飾り方のコツ

ユリを上手に飾ろう

ササユリを含め百合の花はその美しさから切り花などでいただくことも多いですが、いざ飾ろうとするといろいろな理由からなかなか難しいとされる花です。最後になりますが、おまけとして百合の花の飾り方のコツをご紹介します。百合の花をうまくお部屋に飾りたい方の参考になれば幸いです。

百合は花粉が大変

すでに咲いている花をいただいた場合、花屋などではしっかり花粉の処理されていることもありますがつぼみの状態ですと咲いたのは良いけれど花粉で花も部屋も汚れてしまって困ることが多いですね。百合の花粉は手や服に付くとなかなか落ちません。

花粉対策は葯(やく)を取り除く

百合の花を室内で飾るならつぼみが開きかけたところで葯(花粉が入っている袋)を取り除いてしまいましょう。花が咲くとこの葯も開いてあの花粉を散らします。花びらを傷つけないようピンセットや指でやさしくつまんで取ります。

百合の姿を活かして縦長に活ける

百合を美しく活けるにはその特徴的な姿であるスッと茎を伸ばし、大きな花を首を少し下向き加減につける姿を活かすことです。葉がついている場合は水につく部分はすべて取り除いてしまうのが水を腐らせないコツ。同じく背が高いカラーやヒマワリなどと合わせるとうまくいくでしょう。

他の百合と組み合わせるのも素敵

百合の花を上手に生け花にするのが難しいという方は、まずは他の種類の百合と合わせてみてはいかがですか?色や咲き方が違うものどうしをチョイスするとそれだけでは出せない感じを演出することが可能です。

まとめ

栽培が難しいササユリは自生地で愛でよう

香りもよく大きな美しい花をつけるササユリ。その見た目の特徴や自生地ごとでの変異などもご紹介してきましたが、いかがでしたでしょうか?ウイルス性の病気にかかりやすく栽培するのは難しいので開花時期の自生地に花を愛でにハイキングやトレッキングなどに出かけるのがおすすめ。花言葉も素敵なものが多くプレゼントにも向いていますので、珍しい百合の花としていただいたときには上手に部屋を汚さず活けるコツもぜひご活用いただければと思います。

季節の花言葉が気になる方はこちらもチェック

これ以外の季節に咲く花木についても季節や品種・花言葉の記事をご用意しています。他の植物について知りたいという方はこちらもぜひ御覧ください。