ダイワ ランディングポールII 50
ダイワ 玉の柄 IM 60
ダイワ 玉の柄 トーナメントISO 50 J
シマノ ボーダレス ランディングシャフト
シマノ(SHIMANO) 玉の柄 ISO XT
ゴールデンミーン GMシャフト 500
メジャークラフト ソルパラ ランディングシャフト
テイルウォーク CATCHBAR 改
エイテック テイルウォーク キャッチバー改 マイクロ 480
釣行に欠かせない「タモ」
今回は、アングラーの釣行には欠かせない「タモの柄」を紹介したいと思います。よく「タモですくう」というワードを耳にしますが、実はタモは「柄」と「タモ網(正式には玉網)」の二つに分けられるのです。
タモ網はロッドと同じく、シチュエーションによって使い方が異なるため、人気メーカーからさまざまなタイプが発売されています。この記事では、おすすめのタモの柄の紹介もしますので、これからタモ網の購入を検討されている方も、ぜひチェックしてみてくださいね。
タモの柄の種類
タモの柄の種類分けをするにあたって、今回は3つのカテゴリーに分類します。まず1つ目は「長さ」です。堤防でも磯でも、高い位置から魚を取り込むために、長さは必要不可欠です。2つ目は「太さ」。太ければ太いほど頑丈ですが、その分重量も増してしまいます。
そして3つ目は、タモの柄の「素材」です。長さにおいては、基本的に長ければ長いほど価格が上がります。素材については後述しますが、よい素材であれば、やはり価格は比較的高くなります。まずはこの3点について細かく見ていきましょう。
タモの柄の長さ
タモの柄選びで、一番大切といっても過言ではない要素が「長さ」です。通常どの柄も振出ロッドのように、縮んでいる状態で持ち運びます。魚をすくう時には、柄を伸ばしながら先端に取り付けた網を海水に入れ、魚を取り込みます。
つまり、自分の立ち位置と海水までの距離分の長さを備えていなければ、柄として機能を果たさないのです。柄の長さは2mから6mを超えるものまで、さまざまのものが発売されているので、普段釣りをする磯や堤防の足場の高さを、しっかり把握しておくことが重要となります。
タモの柄の太さ
柄の太さも大事な要素の一つです。太さは主に狙っている魚の大きさによって変わってきます。タモの柄の特徴として、基本的には先端につれて細くなっていくという点があり、使い方にもよりますが、先端があまりにも細い柄で大型の魚を取り込もうとすれば、ポッキリ折れてしまうでしょう。
タモを伸ばした状態で、先端部分の太さがどれくらいあるのかは、写真だけでは判断が難しい製品もあります。タモの柄を選ぶ時には、実際に釣具屋で手にとって、自分の目で見て確かめるのが一番です。
タモの柄の素材
最後に覚えておいて欲しい要素が、柄の素材です。素材もロッドと同じく、主に「グラス」と「カーボン」の2種類に分けられます。ご存知の方も多いとは思いますが、この2つの素材のうち、カーボンの方が衝撃や曲げなどに対して強い素材です。
よって、柄もカーボン製のものが、より頑丈で扱いやすいと言えます。使い方を誤らなければ、価格の安いグラス製のものでも問題ありませんが、より頑丈なものが人気です。
タモの柄の選び方
ここまではタモの柄の特性について紹介しましたが、一言でタモの柄といっても、さまざまなメーカーから、さまざまな種類の柄が発売されています。そこでここでは初心者の方でもタモの柄を選ぶ時に分かりやすいよう、いくつかの選び方の基準を説明しますので、ぜひチェックしてみてください。
タモの柄選びのポイント1「価格帯」
私たち釣り人にとっていつもネックになるのが「お金の問題」です。直接釣ることとは関係のないものは、安く済ませたいところ。しかし水面まで上げた大物を逃してしまった時のショックは大きいです。
こんなハプニングを防ぐためにも、性能にもよくこだわって選ぶべきです。性能としては、カーボン含有率の高いもの、簡単に言うと強靭で軽いタモの柄がおすすめとなります。お財布とよく相談しながら選びたいところです。
タモの柄選びのポイント2「長さ」
先ほども説明した通り、タモの柄は水面まで届かない高い磯や堤防から、確実に魚をキャッチするための道具です。決まった防波堤に通う方であれば、おおよその高さを確認しておくとよいでしょう。
磯を転々と移動するようなスタイルであれば、足場の高い釣り場に入ることも多いので、なるべく長めの柄がおすすめです。逆に堤防湾内の釣りや、足場の低い堤防の釣り場がメインの方は、柄が長すぎると持ち運びも面倒なので、短いタモの柄がおすすめとなります。
タモの柄選びのポイント3「頑丈さ」
タモの柄の使い方で大切なのは、魚をタモ網に取り込んだ後、垂直に柄を縮ませながら、魚を上へと引き寄せるということです。堤防のように、真っ直ぐ切り立った足場からの釣りであれば、問題なく魚をキャッチできます。
しかし、磯のような足場の地形が複雑な場所では必ずしも、垂直に柄を縮ませられるとは限りません。また大型の青物などは、少々強引な使い方で魚を取り込むことになるので、頑丈なタモの柄が求められます。磯や堤防など、どこで使うのかシュチュエーションをよく考えた選び方が必要です。
人気タモの柄9選
タモの柄は、一般的に「ランディングポール」と呼ばれています。今回の記事では、万能タイプで使い方を選ばないものから、特定の魚種を取り込むための使い方に特化したものなど、タモの柄でおすすめの製品をご紹介。
タモの柄は使う場所や狙っているサイズなどで、必要な性能も大きく変わってきます。これからタモの柄を買おうと思っている方は、自分の釣法に合っているものを選んでください。
「玉の柄」おすすめ①
大人気のタモの柄「ダイワランディングポールII」
ダイワ ランディングポールII 50
どの通販サイトを見ても圧倒的人気を誇る、DAIWAのランディングシャフトⅡ。SHIMANOと並ぶ釣り具メーカーから発売されているだけあって、信頼度も非常に高いです。
仕様と特徴
ダイワランディングポールⅡは、4m、5m、6mの3種類のラインナップとなっています。カーボン含有率も50〜60%と、安心の強度。使い方を間違えなければ、突然折れてしまうことはないでしょう。
グリップ部分は濡れていても、滑りにくいラバー加工が施されており、磯際での取り込みの際に波を被ってしまっても、しっかりホールドできます。また、先端にはギャフの取り付けも可能で、このタモの柄一つでさまざまな釣りに対応可能です。
コストパフォーマンス抜群
このタモの柄の人気が突出して高い理由は、やはりコストパフォーマンスです。前述したように、堤防や磯などさまざまなシチュエーションでの使用が可能な上に、6mサイズでも1万円代での実売となっており、非常にコストパフォーマンスが高いと言えます。
また、タモ網がセットになったものも発売されているのが嬉しい点です。初心者から上級者まで、誰にでもおすすめできるタモの柄となります。
動画でチェック
通販での購入を検討されている方は、こちらの動画を参考に、ご自身のフィッシングスタイルとマッチするか検討してください。重さなどが気になるという方は、実際に釣具屋で触ってみるのもいいですよ。
選び方のポイント
この製品の選び方の基準は、最初の1本としてオールラウンドな使用が目的かどうかです。性能面は基本的に優秀ですが、何か突出した点があるわけではないので、磯でも堤防でも、長い間使えるものとしての購入をおすすめします。
「玉の柄」おすすめ②
ジャンルを問わないタモの柄「ダイワIMシリーズ」
ダイワ 玉の柄 IM 60
DAIWAから発売されている玉の柄で、軽量ながらも操作性、機能性に優れ、ジャンル問わず幅広く使えます。スタイリッシュなデザインも特徴の1つです。
仕様と特徴
カーボン含有率は97%と安心の強度です。長さは40、50、60、70の4種類。DAIWAの「X45」というテクノロジーの採用により、操作性や強度が飛躍的にアップしています。また、カーボン素材には「高密度HVFカーボン」が使われており、タモの柄に必要な粘りが強化されています。
選び方のポイント
他のモデルよりも良心的な値段のIMシリーズ。軽くて使いやすいので、初心者はもちろん、入門用の玉の柄では不安が残る中級者以上のアングラーにもおすすめの玉の柄です。
「玉の柄」おすすめ③
パワフルな実戦派「ダイワ トーナメントISO玉の柄」
ダイワ 玉の柄 トーナメントISO 50 J
DAIWAのトーナメントISO玉の柄には、さまざまな最先端技術が盛り込まれています。ジギング、タイラバにも対応可能なパワフルなモデルなのも嬉しいです。ここぞというタイミングで最高のパフォーマンスを発揮する至極の一本です。
仕様と特徴
カーボン含有率は、言うまでもなく最高クラスの99%。ラインナップは、50J、60J、競技55Jの3種類です。
DAIWA独自の技術である「V-ジョイント」が採用されており、玉の柄の継ぎ目による強度低下を低減し、しなやかさを備えています。ナノプラスでより軽量、高強度化したことも、さまざまな魚に対応できる秘訣です。
「玉の柄」おすすめ④
上級者御用達のタモの柄「ボーダレス ランディングシャフト」
シマノ ボーダレス ランディングシャフト
世界の釣具メーカーであるSHIMANOから販売されているタモの柄。SHIMANOのボーダレスシリーズのひとつであるボーダレスランディングシャフトは、ボーダレスの名のとおり、魚種の境界を飛び越え、あらゆるシーンで活躍するフラッグシップ製品です。
仕様と特徴
フラッグシップ製品だけあって、カーボン含有率は70〜90%を誇ります。1m〜5mの長さで5つの種類が発売されており、柄が長くなればなるほど、カーボン含有率は高くなります。3m、4m、5mの製品には、シマノテクノロジーのひとつである「しっとりグリップ」が採用されており、滑り止め対策も万全です。
中級〜上級者のアングラーにおすすめ
こちらの製品は価格帯が2〜4万円台。ある程度性能のよいロッドやリールが買えてしまいます。しかし、ボーダレスランディングシャフトには、その分の価値があるのが魅力。カーボン含有率が高く頑丈で、非常に軽量なため、アングラーの姿勢が安定しない磯場でも安心して使えます。もちろん持ち運びも楽です。
基本的な使い方さえマスターすれば、少々の負荷がかかっても全く問題ないでしょう。一通り道具を揃え、磯や沖の防波堤で大物と勝負する中級者以上の方におすすめの製品です。
選び方のポイント
この製品の選び方の基準としては、足場の悪い磯などで使用するか、大型の魚を取り込むことを目的とするか、主にこの2点になります。防波堤での釣りがメインであれば、もう少し価格帯の安いもので全く問題ありません。上記2点の条件に当てはまり、お財布に余裕のある方には是非おすすめしたい製品です。
「玉の柄」おすすめ⑤
上質感と軽さが魅力「シマノ ISO XT」
シマノ(SHIMANO) 玉の柄 ISO XT
こちらもSHIMANOから発売されているタモの柄です。この製品は、5mでアンダー400gといった軽量設計が特徴となっています。
仕様と特徴
軽量でありながら、カーボン含有率は圧倒的な99.9%です。長さは、5m、6m、7mの製品があります。「Gクロスプロテクター」というSHIMANOの技術が採用されていて、タモの柄の継ぎ目にかかる負担を減らし、柄の破損を防ぐ役割を担っています。
またデザインは上質感があり、どんなロッドとも合わせやすく作られているので、長く使用しやすいのも魅力です。
選び方のポイント
この製品は軽く、取り回しがいいので、初心者の方はもちろん、タイラバや、イサキ釣りなどを狙う方にもおすすめの玉の柄となります。
「玉の柄」おすすめ⑥
かっこいいタモの柄No.1「ゴールデンミーン GMシャフト」
ゴールデンミーン GMシャフト 500
ロッドだけではなく、釣行には欠かせない、さまざまなアイテムを発売しているメーカーであるゴールデンミーン。どの製品もスタイリッシュな配色が施されており、釣り人の所有欲を満たすものばかりです。また性能面も申し分なく、長く愛用できるものが多いこともあり、熱い支持を受けています。このGMシャフトも例外ではありません。
仕様と特徴
GMシャフトは、カーボン含有率90%以上でしっかりとした作りです。堤防でも磯でも問題なく対応できます。
タモの柄には、ステイとカラビナが最初から付いているので、買ってすぐにライフジャケットなどに装着が可能で、持ち運びも便利です。またグリップ自体が、凸凹形状で成形されており、握った時のグリップ感も抜群となります。
選び方のポイント
性能面においても、他のメーカーにも引けを取りません。この製品の選び方の基準としては、やはり見た目でしょう。各所にメタリックカラーのパーツが使用されており、防波堤で釣りをするたくさんのアングラーの中でも目立つこと間違いなしです。
「玉の柄」おすすめ⑦
コスパで人気のタモの柄「ソルパラ ランディングシャフト」
メジャークラフト ソルパラ ランディングシャフト
ロッド、ルアーメーカーであるメジャークラフトから発売されているランディングシャフトです。低価格帯でありながら、基本的なスペックを十分に備えたソルパラシリーズ。もちろんタモの柄も初心者でも購入しやすい価格でありながら、防波堤などの基本的な海の釣りにしっかり対応できる製品です。
選び方のポイント
この製品の選び方の基準のひとつとして、ソルパラシリーズのロッドとカラーリングがおそろいにできる点があげられます。また、価格帯も比較的安価ですので、すでにソルパラシリーズのロッドを持っているアングラーであれば、同じカラーリングでタモの柄も揃えてみるといいかもしれません。
安心の耐久性
強度や剛性に若干の心配がありますが、こちらの動画では、大きなマダイをソルパラランディングシャフトで取り込んでいます。防波堤や堤防でのランディングであれば、全く問題ないスペックのようです。
「玉の柄」おすすめ⑧
人気のタモの柄の改良型「CATCHBAR 改」
テイルウォーク CATCHBAR 改
ロッドメーカーとしても人気のテイルウォークから発売されているタモの柄です。ロッドメーカーとして、培ってきた技術を惜しむことなく盛り込んだ製品に仕上がっています。
仕様と特徴
タモ網との接続部分が特殊素材で補強してあり、グリップにもサテン加工が施された優れもの。ベルトハンガーとネオプレーンベルトが標準装備されており、持ち運びも簡単です。
見た目やベルトなどのパーツだけではなく、タモの柄自体の重量も軽く持ち運びやすい点も魅力。ロッドも大人気のメーカーだけあり、信頼性も高そう。タモ網とセットの製品も販売されています。
選び方のポイント
このタモの柄は持ち運びにも優れ、さらに細部にまでこだわった素材で構成されているにも関わらず、比較的安価での購入が可能です。安くて優れたタモの柄を探しているアングラーにおすすめの製品となります。
「玉の柄」おすすめ⑨
持ち運びに優れたタモの柄「CATCHBAR 改 MICRO」
エイテック テイルウォーク キャッチバー改 マイクロ 480
こちらもテイルウォークから発売されている人気のタモの柄。キャッチバーシリーズのライトゲーム専用のタモの柄となります。ライトゲーム専用ということで、超軽量かつコンパクトなタモの柄に仕上がっているので、防波堤でのライトゲームにぴったりです。
仕様と特徴
驚くのはその仕舞寸法。仕舞寸法とは、タモの柄の一番短い状態の長さを言いますが、キャッチバーマイクロシリーズは、全ての仕舞寸法が50cmです。
防波堤でランガンする時にも、ライフジャケットやベルトなどに引っ掛けて、簡単に持ち運びできます。まさにライトゲーム向けのタモの柄と言えるでしょう。
選び方のポイント
もちろん選択の基準としては、このタモの柄の特徴である「持ち運びやすさ」を重要視しているかどうかです。磯場や水深の深い防波堤で、青物やシーバスを狙う釣りにはおすすめできません。防波堤の内側や、小場所でアジングやエギングなど、ライトゲームを中心に釣行する方におすすめのタモの柄です。
こんな使い方も
防波堤などの釣り場まで自転車で移動する時も、持ち運びがグッと楽になります。また、装着するタモ網のサイズを変えることで、さまざまな魚種に対応可能。とにかく携行性を重視する方向けの玉の柄です。
タモ網も忘れずに
ここまで各メーカーから発売されている、人気のタモの柄を紹介してきました。ただし、今回紹介しているのはあくまでもタモの柄です。柄の先にどんな大きさのタモ網を付けるのか、どのタモ網なら装着できるのか。
迷った時には、タモの柄とタモ網がセットになったものを購入しましょう。ほとんどのメーカーからセットになったものが発売されています。
最後に
ここまでお読み頂き、ありがとうございました。初めてのタモの柄選びに迷っている方も多いかと思います。堤防や磯など、どこで使うのか。強度重視なのか、持ち運びやすさ優先なのか。使い方によって、さまざまなニーズにマッチするよう、今回は9つのタモの柄を紹介しました。皆さんの参考になれば幸いです。
タモ網の種類が気になる方はこちらもチェック!
今回の記事では、タモの柄について記載しましたが、タモの絵に合わせるタモ網の選び方や、魚の取り込みに関する記事をいくつか紹介させて頂きます。是非合わせてお読みください。
ランディングネット20選|おすすめの自作の作り方・編み方もご紹介!
釣りの必須アイテムのランディングネットはタモ、玉網などと、人それぞれにそれぞれの使い方とともにイメージも違っています。そういったそれぞれの釣...
釣り用ギャフのおすすめランキング3!使い方に合わせた選び方もご紹介!
釣り用ギャフの使い方や作り方からどのような場合に使うのか、おすすめの基準やおすすめランキング3選をメーカー別に紹介していきます。これを読めば...
ランディングシャフトおすすめ8選!商品比較でスタイル別の選び方も解説!
ランディングシャフトのおすすめをチェック!人気のメーカーから、おすすめできるランディングシャフトを8本紹介しています。大物キャッチはもちろん...