大根の育て方を徹底解説!種まきから収穫まで大根の栽培方法を詳しくご紹介!のイメージ

大根の育て方を徹底解説!種まきから収穫まで大根の栽培方法を詳しくご紹介!

日本の食卓に欠かせない混在野菜の代表選手、ダイコン。育ててみたい野菜のひとつです。種まきや植え付け、植え方、肥料の種類や追肥の時期など、大根の作り方は知らないことが多いのでは。そこで大根の育てるにあたって、家庭菜園で作るダイコンの情報をすべてご紹介します。

2019年05月23日更新

水木誠人
水木誠人
田舎でのんびり暮らしています。本当に何もない田舎で暮らすと、知恵を使って生きていこうとするものですね。
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目次

  1. まずは大根/ダイコンを知ろう
  2. 大根/ダイコンの品種は
  3. 大根/ダイコンの栽培時期とは
  4. 大根/ダイコンの育て方①畑の作り方
  5. 大根/ダイコンの育て方②種の植え方
  6. 大根/ダイコンの育て方③発芽後の間引きの方法
  7. 大根/ダイコンの育て方④肥料の作り方と追肥
  8. 大根/ダイコンの育て方⑤収穫のポイント
  9. 大根/ダイコンを育てる管理方法①水やり
  10. 大根/ダイコンを育てる管理方法②日当たり
  11. 大根/ダイコンを育てる管理方法③肥料
  12. 大根/ダイコンを育てる上で起こりやすい失敗例
  13. 大根/ダイコンを連作で育てるには
  14. 大根/ダイコンの種の取り方
  15. さっそく大根/ダイコンを育ててみよう

まずは大根/ダイコンを知ろう

Photo byHans

日本の食卓に欠かせないダイコン。英語名はJapanese Radish、原産地は地中海沿岸や中央アジアですが、ヨーロッパにおいてもグラタン、スープ、サラダと、さまざまな調理法で利用されています。今回はそんな日本を代表する野菜の種まきや植え付け方法、栽培の仕方や管理方法、収穫のポイントなど、ダイコンを育てる上で重要なポイントをすべてご紹介します。

ダイコンの白い部分は肥大した根

ダイコンはアブラナ科の植物で、秋に発芽して、冬を超えると翌年には枯れてしまう越年草という種類に分類されます。ダイコンの外見的な特徴といえば、食用となる太い根、土から葉が飛び出しているように見える葉です。ダイコンを収穫しないでそのままいると、春には白っぽい花をつけます。

白と紫色のまだらな花が特徴

ダイコンの花は、茎の先に白と紫色のまだらな模様の小さな花をつけます。花びらは4枚ですが、花をたくさんつけます。ダイコンは、花が咲くと根がスポンジのように穴が開いてしまうため、ダイコンがおいしくなくなってしまいます。このため、ダイコンを野菜として食べる場合は、花芽がつくまえに収穫する必要があります。

大根/ダイコンの品種は

Photo by_Alicja_

ダイコンには非常に多くの品種があります。そもそも日本で栽培されているダイコンは、そのほとんどが白色をしていますが、ヨーロッパでよく出回っている黒ダイコン、ラディッシュの名でも知られる二十日ダイコン、日本国内でも見られる紅ダイコンなど、色もそれぞれです。また、栽培種でも根も葉も全体的にミニサイズのミニ大根や、カブのように丸い形状で関西を中心に見られる丸大根など、ダイコンの形状が異なる品種もあります。

各地で栽培される地ダイコンも

Photo byCouleur

ダイコンの品種は、生育する地域によっても異なります。砂浜で育つ浜ダイコン、東北地方の盆地で育つ野ダイコンのほか、練馬ダイコンや三浦ダイコンなど生産される土地の名前で呼ばれる品種もあります。なお、現在、おもに出回っている品種は青首ダイコンと呼ばれるもので、ダイコン特有の辛さが強くなく、食べやすい品種として知られています。

大根/ダイコンの栽培時期とは

涼しい気候を利用するのがポイント

Photo by ssakai777

おいしいダイコンを収穫するためには、ダイコンを栽培していくサイクルを知ることが重要となります。ダイコンは、初夏に種まきをする品種もありますが、基本的に涼しい気候を利用した春まきや秋まきで栽培するため、品種によって種まきや植え付けのタイミングが異なります。ダイコンの種を入手したら、種まきや植え付けの時期を確認するようにしましょう。

種まきや植え付けの時期は春と秋が基本

種まきや植え付けの時期は、春まきの場合、4月~5月のはじめ、秋まきの場合、8月おわり~9月中ごろを目安とします。ただし、ダイコンには生育適温があるため、時期に限らず適温かどうかを基準にした方がよいでしょう。ダイコンは15~20度の涼しい環境を好みます。

大根/ダイコンの育て方①畑の作り方

プランターの畑の作り方

播種(種まき)から2~3カ月で収穫となるダイコン。大きくて元気な実を収穫したいものです。そのためにもプランターで栽培する場合、深さ30cm以上の大型プランターを準備することが重要です。畑の作り方は、根がまっすぐに伸びていくため、通気性のある土を準備します。市販の野菜用培養土を使うほか、小粒の赤玉と腐葉土を7対3程度で手作りする方法もあります。

地植えの畑の作り方

大根を地植えで育てる場合、種まきや植え付けの半月前から畑を準備します。深さ30cmぐらいまで掘り、しっかりと畑を耕して、ふかふかで根が伸びやすい畑にすることが大切です。このとき、苦土石灰を加えて土の酸度を調整しておきます。さらに、種まきや植え付けの1週間ほど前になったら、完熟した堆肥を畑の上に載せるようにします。こうして畑をしっかりと準備し、種まきや植え付けをはじめましょう。

大根/ダイコンの育て方②種の植え方

直根性という性質を生かした植え方を

Photo bygartengoere

ダイコンは、根がまっすぐに下に伸びながら育つ野菜です。この性質のことを直根性と呼び、根を傷つけないように注意する必要があります。このため、ダイコンは通常、苗を植え付けるのではなく、種まきをする植え方で育てていきます。ダイコンと同じような野菜にゴボウがありますが、ポピーなどのケシ科の花にもこの性質を持ったものが多くあります。

プランターの植え方

プランターでダイコンを育てる種の植え方で注意するべきは、深く植えない、ひとつの箇所に4粒程度まくことです。プランターは、一条に3~4箇所、30cm前後の間を取り、種をまく場所を作ります。深さは1cm程度で十分。種をまいたら、軽く土をかぶせ、水を十分に与えます。土の上に腐葉土などを載せ、種が乾燥するのを予防する方法も有効です。

地植えの植え方

地植えでダイコンを育てる種の植え方は、プランターの植え方と基本的に同じです。畑の大きさにもよりますが、30cm前後の間を取って、種をまく場所を畑に作っていきます。深さは1cm程度、種は4,5粒程度をひと処にまき、種をまいたら土を載せ、軽く土をおさえてから十分に水やりをします。なお、発芽するまでは、土の表面を乾かさないように注意して育てる必要があります。

大根/ダイコンの育て方③発芽後の間引きの方法

1週間もしないうちに発芽する

ダイコンは、種まきをしてから4,5日で発芽します。芽がそろったところで、元気のがよく葉の形のいい芽を3本ほど残して間引きします。このとき、芽が上に伸び、子葉がしっかりと平行に開いているものを残すようにします。芽が伸びていく方向に根も伸びていくため、根がしっかりと育ちやすいからです。残す芽を傷つけないように注意しながら行うようにしましょう。

最終的に芽を1本にしていく

ダイコンの栽培では、間引きを繰り返して最終的に芽をひとつにしていきます。発芽して最初に間引きをしたら、引き続き、畑の土が乾いたら十分に水やりをし、管理していきます。本葉が3,4枚になったところで間引きして2本残し、さらに本葉が6,7枚になったところで、元気のいい芽を1本にします。

大根/ダイコンの育て方④肥料の作り方と追肥

化成肥料などを追肥するのは重要

ダイコンの根を太らせるため、肥料を与えていくことはとても大切です。このため、追肥を行っていくことは、ダイコンの育て方の重要なポイントとなります。追肥は、2度目の間引きの後からはじめましょう。軽くひと握りした市販の化成肥料をまきます。このとき、土と肥料をまぜ、土を株元に寄せていきます。こうすることで、間引きをした後の株がしっかりと土に根を伸ばしていくことができるようになります。

追肥を繰り返して根の発達をうながす

ダイコンへの追肥は、3度目の間引き際も行います。土をしっかりと寄せて、根が伸びていくように導いてあげましょう。土を寄せることで、根がまっすぐになっていきます。このあと、2週間ほど経ったら、同じようにお肥料を追肥し、株元に土を寄せておきましょう。追肥は、ダイコンを太らせるために必要ですが、肥料のあげすぎもまた失敗してしまうことにつながります。

大根/ダイコンの育て方⑤収穫のポイント

ダイコンの収穫時期とは

根に埋まっているダイコンの収穫時期を探るのはむずかしい上、品種によって時期が異なります。まずは品種別の収穫時期を知ることが大事。収穫の時期が近づいたダイコンは、外に顔を出し、葉も大きく広がり、いかにも土から出たそうな様相となります。ダイコンの様子を観察し、収穫時期と鑑みて、収穫する日を見極めましょう。

意外にもスーッと引き抜ける

ダイコンの品種にもよりますが、ダイコンの収穫は、さほど力を必要としないものです。まずはダイコンの葉をひとつにして、根元をしっかりと捉えます。そして、そのまままっすぐ垂直に大根を引っ張ってみましょう。さほど力を入れることなく引き抜くことが可能です。収穫したら、葉をすぐに落としたほうがベター。葉がダイコンの栄養価を吸収していってしまいます。

一度抜いたら元には戻せない

ダイコンを抜いてみたらまだ収穫時期ではなかったということもあるかもしれません。しかし、いったん抜いてしまったダイコンは、土に戻しても育っていきません。ダイコンは植え替えをするのが非常にむずかしいのです。このため、収穫時期を見極めるのは非常に重要ですが、万が一、早く抜いてしまっても、ダイコンの味には変わりありません。そのままいただきましょう。

大根/ダイコンを育てる管理方法①水やり

プランターでの水やり

Photo byNadineDoerle

プランターでの栽培では乾燥と水のやりすぎに注意しながら管理していきます。種まきが終わったら、発芽するまでは水をしっかりと与え、土が乾かないように注意しましょう。発芽した後は、プランターの土が乾燥したら水をたっぷりと与えるようにします。まだ土が湿っているのに水を与えると、しっかりと育たなくなることも。ダイコンの作り方を失敗するケースにもつながりますので要注意。

地植えでの水やり

Photo byGottfried

地植えでダイコンを育てる作り方でも、プランターの場合と同じように、種を植え付けしてから発芽するまでは、畑が乾燥しないように水を与え、発芽後は、畑が乾燥したら水を与えるようにします。土が湿っぽくなると、うまく育たなくなってしまいますので、水のあげすぎには気をつけて。

大根/ダイコンを育てる管理方法②日当たり

日当たりは非常に重要

Photo byPexels

ダイコンを育てるにあたって、日当たりは非常に重要です。ダイコンの根の色が白いことから、あまり日に当たらない方がいいと思われることもありますが、ダイコンは品種にかかわらず、日当たりが重要となりますので、しっかりと日の当たる場所で管理していきましょう。十分に日が当たらないと、根が十分に育っていきません。

雨の日が続いたら

日当たりは重要とはいえ、雨が続く時期などは日に当てることができません。雨水にぬれすぎないように、プランターでは雨水がかからない場所に移動させるほか、地植えでは雨よけをするなどの対策が必要です。とくに、種まきをする日は天気のいい日を選びましょう。

大根/ダイコンを育てる管理方法③肥料

肥料のやりすぎには要注意

ダイコンは、栽培する前、畑を準備する際、しっかりと土の作り方を行っていれば、必要以上に追肥する必要はありません。発芽して間引きした後、追肥して土を寄せ、根をしっかりと根づかせるようにしますが、肥料をやり過ぎてもダイコンがうまく育たないこともあります。

鶏糞などの有機肥料を使う際の注意点

油かすや鶏糞などの有機肥料は、種まきをする際の元肥でも追肥でも使っていくことができます。ただし、あまりにも多く施してしまうと、かえってダイコンがうまく育たないこともありますので、施しすぎには注意が必要です。元肥として使う場合、種まきをする2週間ほど前に土に混ぜて使うようにします。追肥で使う場合、土の表面に置くようにして使います。

大根/ダイコンを育てる上で起こりやすい失敗例

ダイコンが割れてしまっていた

ダイコンを栽培するにあたって、植え方を間違えると、ダイコンの根が真下に育っていきません。植え方で重要なのは、しっかりと畑を耕すことで、小石や土のかたまりなどが混ざっていると、それらが根に触れてしまい、ダイコンの根が割れてしまいます。土の作り方はダイコンを育てる上で非常に重要です。

ダイコンが変な形をしていた

ダイコンの種まきが終わり、発芽して間引きする際、株元にしっかりと土を寄せて、苗を安定させないと、ダイコンの根が曲がってしまうことがあります。間引きの際に行う土寄せは、ダイコンの作り方の中でも重要ですので、忘れずにやるようにしましょう。

ダイコンが想像していたほどには育たなかった

ダイコンを収穫したとき、想像していたほど育っていなかったということもよくあります。考えられる原因に、土の状態がよくなかった、日当たりがよくなかった、肥料が足りなかったなどがあります。ダイコンを栽培するにあたって、まず取り組むものは土作りです。水はけが悪く、土質が硬い場合は、ダイコンを栽培するのに向いていませんので、適切な土を作ってから栽培する必要があります。

大根/ダイコンを連作で育てるには

2~3年の連作は可能

Photo by yto

連作とは、同じ植物を続けて栽培することですが、地植えでダイコンを育てる場合、2~3年の連作は可能です。ダイコンはほかの植物と比べると、連作障害が起こりにくいのですが、だからといって何年も続けていくと、土の栄養が不均等になることもあります。ただし、何十年も連作しているというケースもあるため、ダイコンの生育状況を見て、栽培する場所を変えるなどの対策を取るようにしましょう。

連作すると起こりやすい症状とは

Photo byauntmasako

ダイコンを連作すると、病気にかかりやすくなるほか、害虫が発生しやすくなります。もしも病気や害虫が発生したら、ダイコンと同じアブラナ科の植物を栽培すると、同じように影響を受けてしまうため、別の植物を栽培するか、土を消毒する必要があります。土を耕して熱で病害虫を駆除するほか、寒さで病害虫を殺菌する方法があります。

大根/ダイコンの種の取り方

ひとさやから5~6粒の種が採取できる

ダイコンの種を取って、翌年、植えようと考えてらっしゃる方は、ダイコンを抜かずにそのままにしておけば、花が咲き、種ができます。種を採取する時期は7月ごろですが、種のさやはけっこう硬く、足で踏むなどして採取します。ダイコンの種はさやの中に5、6粒入っています。この種を8月終わりにまくと、秋採りのダイコンを栽培することができます。

期待せずにダイコンを育ててみよう

育てたダイコンから採取した種を植え、種まきや植え付けの時期に種を植えると、ダイコンができあがります。ただし、市販の種から作るダイコンのようにうまくいかないこともあります。ダイコンはさまざまな品種があり、品種改良されています。すぐれた性質が倍になることで、よりよい品種となっていきます。採取した種からダイコンを栽培する際、あまり大きな期待をせずに育てた方がいいでしょう。

さっそく大根/ダイコンを育ててみよう

Photo by mdid

ダイコンは、種の植え方や根の作り方はさほどむずかしいものではありません。しかし、適した時期に植えず、正しい管理方法で栽培していかない限り、市販されているような美しいダイコンを収穫することはできません。しっかりと土を作り、正しく間引きし、水やりのペースを守って、美しいダイコンを作ってみましょう。一度作ると、やみつきになります。

大根/ダイコンが気になる方はこちらもチェック!

今回はダイコンの育て方のすべてをご紹介しました。ダイコンを育てた後の調理法、ダイコンの風味などについてさらに興味のある方は、こちらの記事を参照してください。さらにダイコンに関する知識が広がっていくはずです。

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