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はじめに
美しいヒオウギを自宅で育てよう!
ヒオウギは昔から日本に自生する植物。市販に出回っている量は決して多くないけれど、農家で栽培して生け花などにも活用されています。自然にも自生しており栽培難易度も高くなく初心者でも育てられる花。種からの増やし方の他株分けをすることもできるので、自宅で育てて楽しんでみませんか。今回はヒオウギの育て方を解説します。
ヒオウギについて
基本情報で注意して欲しいのは近年この植物の分類が変わったことです。ネットで検索すると古い分類名が出てくる場合がありますが、こちらで掲載しているのが2019年現在の最新の学名です。
ヒオウギの基本情報
科・属:アヤメ科アヤメ属
原産地:日本、朝鮮半島、中国、台湾、インド北部
学名/英語名:Iris domestica/Leopard flower
ヒオウギの新旧分類
基本情報から注目して欲しいのが学名ではアイリスと付けられているところ。以前は独立したヒオウギ属として分類されていましたが、近年アヤメ科の花として再分類されました。アイリスといえば西洋のあやめともいえますね。分類が変わったことで学名も変わりました。
ヒオウギの特徴
また英語名のレオパードフラワーはダルマヒオウギの模様に由来しています。ヒョウのような模様の花が特徴の植物です。このような模様の入り方を日本では古くから虎斑(とらふ)と呼び、美しい花の模様のひとつとして現代まで伝えています。
ヒオウギの育て方①日当たり・置き場所
さて早速ですが育て方を大きく5つに分けてご紹介しましょう。まずは自宅に植物を迎えたときにまず悩む日当たり問題です。鉢植えならあとから移動もできますが、地植えはなかなか移植することもできないので植物にあった日当たりの場所に植えるようにしたいですね。
ヒオウギの日当たり
自然界でこの植物が見られるのはひなたの野原や海岸。まわりに遮蔽物がなくサンサンと日が降り注ぐところが大好き。自宅で育てるときも、このような場所が向いています。
ヒオウギの置き場所
鉢植えで育てる場合でも日当たりには注意します。暑さにも寒さにも強いので気をつけるのは日当たりだけ。さすが自然界でも生きていける丈夫な花ですね。
ヒオウギの育て方②土・水やり・肥料
続いて日常的なお世話である水やりや肥料のあたえ方。土の選び方と共にご紹介します。初めてガーデニングをするという方や、マンションで庭がなく土は買うという方はおすすめの市販の培養土も参考にしてください。
ヒオウギに向く土づくり
ヒオウギが生きていくにはあまり土にはこだわりはありません。どのような土でも一応育てるのが可能。しかし、好きな土といえばまた別のお話になります。よりよい環境を用意しようとするならやや湿り気がある水はけの良い土を作りましょう。地植えの場合は腐葉土を混ぜ保湿力と養分をプラスしてあげるのがおすすめ。
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ヒオウギの水やり
湿気が好みとはいっても加湿になると枯れてしまいます。ヒオウギを枯らす原因のトップになる原因のひとつが水やりのしすぎによる根腐れです。土に保湿性があるのですから、水やりはそんなにマメにおこなう必要はありません。
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ヒオウギの肥料
肥料は春先から花が終わる時期まで。最初に有機肥料をすきこんだ土なら1年ほどは無肥料でも育ちます。与えるなら緩効性肥料を月に1度くらいの割り合いで株元から少し離れた場所にばら撒いておきましょう。
肥料も入ったおすすめの土
特選有機花ごころ培養土
土の作り方がわからない。マンションなどで土を買うのでおすすめが知りたいという方には草花用の培養土はいかがでしょうか。草花に必要な肥料もすでに混ぜ込んである状態で売られているので手間要らずです。
ヒオウギの育て方③株分け・植え替え
ヒオウギの植え替え方法
鉢植えで2年ほど育てるとだんだんと根が鉢にいっぱいになってきます。その頃が植え替え時期。新しい土とひとまわり大きな鉢を用意して株のお引越しをしましょう。やり方は鉢から出した株の土をやさしく手ではらい、根をほぐして広げぎみに鉢に移してから新しい土で植え直してください。
ヒオウギの株分けは植え替えと一緒にする
株分けをするなら植え替えと同時にやってしまうのがおすすめ。時期は少し涼しくなってきた9月ころが良い季節です。
ヒオウギの株分けのやり方
株分けの方法も簡単で、土を落とした株を2つ3つ分けてそれぞれの鉢に植えるだけ。分割方法に特に注意点はなく、三等分にしても良いですし自然に根が分かれやすいところで分けても。
ヒオウギの育て方④増やし方・種まき
ヒオウギは種まきでも増やせる
株分けでの増やし方の他に実生(種まき)でも簡単に株を増やせます。ヒオウギの種はとても特徴があるので、一度近くで観察するために花がらを摘まずに一度種まで育ててみるのもおすすめです。フォトジェニックな種で、SNSでもよく写真を見かけます。
ヒオウギの種まきのやり方
種は秋にポットに撒いて苗を作ります。ひとつのポットに3つほど撒いて、間引きしながら1本だけ残します。冬の間管理して育てれば春、暖かくなるころには苗として植えられるくらい成長します。その年は花は咲きませんが翌年あたりから花がつきはじめます。個体差があるのでどちらの増やし方が良いとはいいにくく、株分けと平行して選抜した良い株を残すようにするのがおすすめです。
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ヒオウギの育て方⑤病気
害虫被害はほとんどない草ですが、病気については気をつける心配があります。株が丈夫で風通しが良く過湿に注意することで防げることも多いですが、かかってしまった時の対処方法も知っておきましょう。
ヒオウギ栽培で気をつける病気
ヒオウギはウィルス感染による病気に気をつけます。特に軟腐病(なんぷびょう)にかかりやすいのが特徴。株全体が腐ってきてとても臭いニオイを発するのでやっかいです。梅雨時期の過湿に気をつけることで対処が可能。
ヒオウギの病気対策
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もしもかかってしまった場合はその株は諦めて早めの破棄がおすすめ。病気に勝った株でも株分けすることによって弱り再発することもあります。薬剤散布すると共に、別の株に移してしまわないように気をつけてください。
ヒオウギに似た花
花の形や同じような名前がつけられた植物があってややこしいという意見も多々聞かれます。姿や名前や分類など見分け方を見ていきましょう。
ヒオウギと似た花①ヒメヒオウギスイセン
花の形は似ているけれどヒオウギスイセンの仲間の花。とても繁殖力が強い野草で迷惑草というあまりありがたくない俗称を付けられている植物です。真っ赤な小さな花(ヒメの名の由来)が特徴で球根で育ちます。かわいいと思って球根を掘り上げ持ち帰ると他の植物を滅ぼす勢いで繁殖しはじめるので注意してください。
ヒオウギと似た花②ヒメヒオウギ
同じくヒオウギという名前が付くけれどこちらはフリージア科なので別の種類です。こちらもヒメが付く小さな花が特徴な植物。白っぽかったり濃いめのピンク色に中央に赤の斑点が見られます。球根で増える植物で観賞用としても人気がある花。
ヒオウギと似た花③ヒオウギアヤメ
花は似ておらず名前だけヒオウギと付く種類です。色はあやめによくある青っぽい藤色。姿は花菖蒲に似た花を咲かせるのが特徴。
まとめ
ヒオウギは育てやすい植物
ヒオウギは美しい花姿とヒョウのような虎斑(とらふ)模様が全体的に入るのが人気の野の花。種を採取して自宅で増やすのも簡単でおすすめ。似た名前の花もたくさんありややこしいのは、他の花に例えられるくらい古くから愛されている植物だという証明です。湿気と日当たりに注意すれば初心者でも簡単に栽培できるので、素朴で美しい姿を花壇の一角に添えてみてはいかがでしょう。
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