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オキシクリーンでお風呂を掃除!浴槽や床などのカビを掃除するやり方をご紹介!

アメリカで大流行したマルチクリーナー「オキシクリーン」ですが、日本国内でもコストコで販売されたのをきっかけに話題になっています。使い方は色々ありますが、中でも風呂掃除には最適です。この記事ではオキシクリーンを使った風呂掃除のテクニックについて紹介します。
2020年8月27日
sakakibara-tetuji
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この記事で紹介しているアイテム

水垢洗剤 茂木和哉

オキシクリーンとは

オキシクリーンとはアメリカ初の酸素系漂白剤で、欧米諸国ではとてもポピュラーなマルチクリーナーです。ハイターやカビキラーなどの塩素系漂白剤とは違い、酸素と泡の力で汚れを洗浄していくので、香りは優しく地球環境にも配慮した洗剤として注目されています。台所、洗濯槽、リビングのカーペット、衣類の染み抜き、風呂掃除、などなど多くの種類の清掃に使える万能性も特徴的です。

基本的な使い方はオキシ漬け

基本的な使い方は、オキシクリーンをぬるま湯に溶かして、液状のオキシクリーンを作ります。その液体を元にして、風呂やキッチンなどのさまざまな汚物を漬け置き洗いでクリー二ングしていきます。オキシクリーンは弱アルカリ性の液性なので、油汚れに強い性質を持っています。よって風呂場のヌメヌメ湯垢や、排水口のギトギト皮脂や不純物など、液に漬けておくだけで油を浮かして綺麗にする効果が期待できます。

オキシクリーンを使用した風呂掃除術を紹介

オキシクリーンは酸性汚れに強い洗浄効果を発揮するので、日常のあらゆる場面で活躍することが望めますが、今回はカビや湯垢のクレンジングが難しいとされる風呂の水洗いテクニックについて紹介したいと思います。風呂掃除に適した洗浄成分があるクリーナーを使っていないければ、どんなに擦り洗いしても頑固な汚点は取り除くことができません。オキシクリーンでお風呂を洗えば、そんな悩みも一発で解決するでしょう。

オキシクリーンで風呂清掃をする前に

塩素系漂白剤に比べると刺激が低いオキシクリーンですが、人体に害がないわけではありません。なので風呂場で使用するさいには、必ず換気をすることを忘れないでください。その他にも手荒れ防止のためにゴム手袋をしたり、目や口に入るのを防止するメガネ・マスクなどの防備もあると作業しやすいでしょう。

オキシクリーンで風呂の天井・壁を流す

天井・壁清掃のやり方

掃除は高いところから始めるのが基本です、オキシクリーンで風呂をクレンジングするときはまず天井と壁から取り組んでいきましょう。はじめにオキシクリーンをスプーンで1/4杯すくい、50度前後のお湯300mlを張ったスプレーボトルに溶かし入れて、オキシクリーン液スプレーを制作します。霧吹きの用途で風呂の天井と壁にまんべんなく吹きかけて下さい、このとき液剤が目や口に入らないようにメガネ・マスクを着用しましょう。

15分漬け置きする

風呂の天井・壁にオキシクリーン液をにじませて、カビや垢を浮かび上がらせるには最低でも15分は漬けておくようにしましょう。漬け時間は長くても30分で良いでしょう、一晩などあまりにも長時間漬け置きしてしまうと、浮かした汚れが再び固まってしまいオキシクリーン本来の効果が風呂で得られないこともあるので注意してください。シャワーで流しながら柄の付いたスポンジブラシで、なでるようにこすれば簡単に汚点を除去することができます。


オキシクリーンで風呂の浴槽を流す

浴槽清掃のやり方

次に向かうのは風呂の浴槽です。浴槽も壁のときと同様の使い方で、漬け洗いがベーシックスタイルになります。今回は残り湯を使った簡単なやり方を紹介します。まず50度前後の湯を張った浴槽にオキシクリーンを投入していきますが、分量は5杯から入れていきます。オキシクリーンの公式サイトのマニュアルでは風呂の浴槽での使い方は最大20杯までと記載があるので、垢の付着具合に応じて5杯から20杯を目安に量を調製してください。

風呂の給湯パイプ内にも浸透させよう

オキシクリーンを湯を張った浴槽に含ませたら、そのまま20分漬けておいて、最後にシャワーの流水で流しながらスポンジやブラシで擦れば完了です。浴槽を隅々まで綺麗にするやり方のコツとして、漬け置きの最中は給湯機能を活用して、パイプの中にもオキシクリーン液が循環するように誘導しましょう。そうすることで普段お手入れが面倒な給湯パイプ(追い焚き配管)の中までクリーニングすることが可能です。

小さなアメニティグッズもまとめて洗える

お風呂専用の椅子や手桶などのバスグッズもオキシクリーン入りの浴槽に漬けておけば、同時に洗浄することができます。このやり方をうまく活用すれば、台所や洗面所など風呂以外の掃除対象物もまとめてクリーニングできるでしょう。

オキシクリーンで風呂の床を流す

床清掃のやり方

さらに風呂の床に付着したカビや垢などの汚れを、オキシクリーンで洗い流していきましょう。はじめに行いたい準備として排水口に栓をしていきます、ほとんど家庭では風呂床の排水口にフタがついていないタイプが普通なので、排水口は2枚のポリ袋でふさいでいきます。まず排水口の毛取りトラップを外して、ポリ袋を左右から重ねるように被せていきます、2枚の袋で交差して包むことによって水の侵入を効率よく遮断することができます。

30分のオキシ漬けでピカピカに

排水口をふさぐことができたら、次に50度前後の湯を風呂の床に1cm張っていきます、このとき湯を注ぎ過ぎると脱衣所まであふれてしまう恐れがあるので気をつけてください。そしてオキシクリーンを5杯~10杯かけてよくかき混ぜます、30分漬けたら排水口を開いて湯を流します、最後に分解されて落としやすくなったカビや湯垢を軽くなでるように擦れば風呂の床はピカピカな状態に生まれ変わるでしょう。

排水管も綺麗になる

床に張ったオキシクリーンを含ませた湯を一気に流すことで、排水管の中の隅々までオキシクリーンの液剤いきわたらせることができるので、中に詰まった悪臭の元となる不純物を豪快に一掃することができます。オキシクリーンには消臭・除菌効果も期待できるので、排水口の内部掃除にもピッタリな洗剤ですね。

オキシクリーンで風呂の排水口を流す


排水口清掃のやり方

排水口で活用できる使い方は、まず毛取りトラップや封水筒、ゴムパッキンなど分解できるトラップ部品を全て外していきます。ばらし終えたら大きめのポリ袋に排水口トラップ一式を入れます、その中に50度前後の湯と計量スプーン1杯のオキシクリーンを入れて15分漬けておきます。最後に取り出してシャワーですすぎながら歯ブラシなどきめ細かい毛先のブラシで磨けば、排水口のぬめり汚れがスッキリするでしょう。

ぬめりが落ちにくいときは

漬けても完全にぬめりが取れていないと感じたときは、漬け置き時間を長くしても効果はほとんど変わらないので、オキシクリーンを湯に溶かす量を増やしてみましょう。同時にお湯の温度も60度の高温に設定るすることでオキシクリーンが溶けやすくなり、高濃度の液剤を作ることが可能です。濃度を高めたオキシクリーン液で、風呂の排水口についた古い湯垢を根こそぎ落としていきましょう。

根強いカビにはオキシクリーンを直接かける

天井に壁、浴槽に床などの汚れ対する、オキシクリーンの基本的な使い方は漬け置きだと解説してきましたが、一度浸しただけでは取り切れないカビもあります。そんな強力なカビは、再び同じ要領で漬け洗いすることで根こそぎ除去することも可能ですが、もっと効率よく取り除ける使い方として直接粉末をかける方法があります。カビが生えている部分にピンポイントで粉末をかけることで、より強力な酸素と泡の洗浄作用が期待できます。

早めの対応が大事

直接つけたら、微量のお湯をしみ込ませて高濃度のオキシクリーンを作っていきます、汚れをパックする要領で頑固なカビを浮き上がらせて退治しましょう。カビは放っておくと成長がどんどん進行していき、いざ落とそうと漂白してもなかなか取りきるのが難しいこともあります。高濃度のオキシクリーンを直付けすることで、大体の風呂のカビは取り除くことができますが、早めに対応を心がけることで濃度を上げなくて済むようになります。

オキシクリーンは風呂の水垢には効果が薄い

オキシクリーンが得意とする洗浄は、油や皮脂など酸性汚れに対する中和効果です。お風呂の鏡やタイルについた乾燥した水垢には、期待できる能力を発揮することができません。ということで風呂掃除にオキシクリーンを活用するときは、最後に落としきれなかった水垢をクエン酸やガラスうろこ取りなど、水垢に落としに特化した洗剤を使用することをおすすめします。

風呂の水垢対策には水垢専用洗剤がおすすめ

水垢洗剤 茂木和哉

風呂掃除にオキシクリーンは大活躍することは間違いありませんが、水垢だけは専門外です。なので風呂の水垢には専用の洗剤を使用することをおすすめします。きれい研究所の水垢洗剤「茂木和哉」なら、お風呂の鏡についた白いうろこ状の水垢汚れ落としに最適です。バスタブやプラスチック製のバスグッズに使用することは向いていないので、鏡以外の汚点にはオキシクリーンを活用して下さい。液性の異なる洗剤とは混ぜないように気をつけましょう。


オキシクリーンの効果を高める方法

シャワーでオキシクリーンを泡立てる

洗浄効果をより高めて、一発で風呂掃除を完了させたいときはシャワーの流水の勢いを利用して、オキシクリーン漬け湯を泡立ててみましょう。オキシクリーンは酸素と泡の力で汚点をすっきりさせてくれます、よって泡立っていることは非常に重要なポイントです。確実に汚れをしとめたいなら、湯に溶かすときにシャワーで勢いよくかき混ぜて、気泡の数を多く作り出すのがコツです。

オキシクリーンの濃度を上げる

適切な分量とつけ置き時間を守って風呂掃除をしても、思った通りの結果にならないときは、オキシクリーンの濃度を少し高めて見ましょう。公式のオキシ漬けマニュアルによると、浴槽に使用する範囲では計量スプーン5杯から20杯と指定範囲が広く、分量が限定されていないので洗浄力が足りないと感じたら量を増やしてみると良いでしょう。

まとめ

オキシクリーン1本あれば、お風呂の壁や床、浴槽などヌメヌメした湯垢が溜まりやすいさまざなところをスッキリピカピカに掃除することができます。使い方も簡単なので、諦めかけていた黒ずみやカビなど、気になる汚れを一度に洗いあげてみてはいかがでしょうか。また粉末を薄めてスプレータイプにしておけば、毎日のメンテナンスにも使えるので、浴室にこまめに吹きかけていれば年に数回の大掃除も楽になりますね。

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