オキシクリーン(酸素系漂白剤)の成分は?その詳細と注意すべき危険性を解説!のイメージ

オキシクリーン(酸素系漂白剤)の成分は?その詳細と注意すべき危険性を解説!

オキシクリーンの成分、何が入っているか知っていますか。洗濯や掃除に大活躍のオキシクリーンですが「危険性はないのか」「ペットに害はないのか」知っておきたいですよね。今回は、オキシクリーンの成分表から危険性のある成分と注意すべきことについて説明していきます。

2019年06月23日更新

かなえ
かなえ
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目次

  1. オキシクリーンとは?
  2. オキシクリーンの種類
  3. オキシクリーンの成分表
  4. オキシクリーンの成分の違い
  5. そもそも界面活性剤とは?
  6. 界面活性剤の危険性①
  7. 界面活性剤の危険性②
  8. オキシクリーンに含まれる界面活性剤
  9. オキシクリーンの安全性
  10. 安全性①ペットへの害
  11. 安全性②人体への害
  12. 安全性③環境への害
  13. まとめ

オキシクリーンとは?

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TVやSNSで注目され人気が出たオキシクリーン。どんなものなんだろう?危険な成分は入っていないんだろうか?と気になっている人も多いのではないでしょうか。ネットなどで「洗濯物の汚れがよく取れる」「洗濯以外の汚れも取れるから便利」という口コミを見て、何となくわかったような気になっていませんか。オキシクリーンとはどんなものなのか、まずは簡単に説明していきます。

世界でも大人気の酸素系漂白剤

オキシクリーンは一言で説明すると、「漂白剤」のことです。漂白剤といえば、ツーンと鼻を刺す嫌なにおいを想像してしまいますよね。しかし、オキシクリーンは頑固な汚れもピカピカにしてくれるのに、不快なにおいは一切しません。理由は、酸素系の漂白剤だからです。浄化槽でも使用することができます。

洗濯以外にも掃除で大活躍のオキシクリーン

オキシクリーンは酸素系漂白剤ですが、洗濯物の頑固な汚れやシミを落とす以外にも使うことができます。普段の洗濯だけでなく、キッチン周り、お風呂やリビングの掃除、ペット用品のお手入れなど。使える範囲が幅広く、1つ持っているだけで家中をピカピカにできますよ。

オキシー・レキットベンキーザー社の加湿器殺菌剤とは別物

「オキシ」という言葉を聞くと、2016年に韓国で起きた加湿器殺菌剤事件を思い出す人も多いと思います。加湿器に使われている殺菌剤が原因で、多くの人が命を落とした事件です。日本で販売されているオキシクリーンに殺菌剤は入っていないですし、全く別物なので、安心してくださいね。

オキシクリーンで掃除が楽になる

オキシクリーンがあれば、お風呂用、キッチン用、リビング用...と専用の洗剤をわざわざ揃えなくても大丈夫。専用の洗剤を使わなくても汚れは十分落ちます。オキシクリーンですべての掃除を済ませてしまえば、収納スペースが色んな洗剤でごちゃごちゃすることもなくなり、掃除別に使い分ける面倒な手間も省けるので良いことだらけ。オキシクリーンを持って入れば、色んな場面で使うことができるので、毎日の掃除がとても楽になります。
 

オキシクリーンが販売されている場所

オキシクリーンはコストコだけで販売されているわけではありません。コストコ以外にもドン・キホーテやイトーヨーカドー、マツモトキヨシでも手に入れることができます。主に薬局で販売されていることが多いですが、100均で手に入れることも可能です。地域によって販売されている場所や商品が違います。

オキシクリーンの種類

オキシクリーンには、実は「アメリカ製」と「日本製(中国原産)」の2種類あります。パッケージのロゴがそっくりなアメリカ製と日本製(中国原産)のオキシクリーン、それぞれどんなものなのでしょうか。

種類①オキシクリーンアメリカ製

オキシクリーンといえば、アメリカ製のものが有名。大型スーパーのコストコで販売されており、TVやSNSで話題になっているのもアメリカ製のオキシクリーンです。アメリカ製オキシクリーンはサイズも結構大きめでたっぷり入っています。四角いボックスの入れ物に入っており、パッケージの説明などがすべて英語で書かれています。

オキシクリーンといえば、迫力のあるモコモコした泡を想像する人も多いのではないでしょうか。インスタグラムの「#オキシ漬け」タグで検索すると、見た目が面白いモコモコした泡の写真がたくさん出てきますよね。あのモコモコした泡ができるのは、アメリカ製のオキシクリーンだからです。

種類②オキシクリーン日本製(中国原産)

日本製(中国製)のオキシクリーンは、丸いバケツのような容器で販売されています。アメリカ製オキシクリーンに比べ、小柄なのが特徴です。パッケージの説明も日本語で書いてあります。アメリカ製オキシクリーンに比べサイズがコンパクトなので、ちょっと気になるという人でも気軽に試しやすいですね。ただ、1つだけ注意して欲しいことがあります。ややこしいのですが、日本製ではあるけれど、中国で生産されているという点です。日本製だから日本で作られているというわけではないのです。

オキシクリーンの成分表

アメリカ製と日本製(中国原産)では、同じオキシクリーンでも含まれている成分が違います。それぞれどんな成分が入っているのか、成分表からチェックしてみましょう。

アメリカ製オキシクリーンの成分表と成分

【アメリカ製オキシクリーンの成分表】
過炭酸ナトリウム(酸素系)、界面活性剤(エトキシレートアルコール)、水軟化剤(炭酸ナトリウム)、洗浄補助剤

日本製(中国原産)オキシクリーンの成分表と成分

【日本製(中国原産)の成分表】
過炭酸ナトリウム(酸素系)、炭酸ナトリウム(洗浄補助剤)

オキシクリーンの成分の違い

成分表をみると、アメリカ製と日本製(中国原産)のオキシクリーンで成分に少し違いがあることが分かったと思います。アメリカ製と日本製(中国原産)のオキシクリーンの成分表を比べ、共通している成分と違う成分について、もう少し詳しく見ていきましょう。

アメリカ製と日本製(中国原産)共通の成分

①過炭酸ナトリウム

「過炭酸ナトリウム」はオキシクリーンの主成分で、アメリカ製と日本製(中国原産)のどちらも成分表の最初に記載されています。過炭酸ナトリウムを使うと、最終的に「酸素」「水」「炭酸ソーダ」の3つに分解され、安全安心で有名なシャボン玉せっけんにも使われいる成分です。

②炭酸ナトリウム

炭酸ナトリウムは別名炭酸ソーダとも呼ばれ、アルカリ性が非常に高い成分です。水に溶けやすくスプレーにして使うと、油汚れや汗や血液などのタンパク質汚れをきれいに落とすことができます。入浴剤や普段口にする食品添加物にも入っている成分なので、人に優しくエコな成分として知られています。

アメリカ製と日本製(中国原産)で違う成分

アメリカ製と日本製(中国原産)オキシクリーンの大きな違いは、「界面活性剤」の有無です。アメリカ製オキシクリーンを見てみると、青い粒上の界面活性剤がたくさん混じっています。

そもそも界面活性剤とは?

界面活性剤と聞くと、なんとなく「危険な成分」というイメージがありますよね。界面活性剤について、花王のホームページでは、以下のように説明されています。

界面活性剤は、界面(物質の境の面)に作用して、性質を変化させる物質の総称です。構造としては、1つの分子の中に、水になじみやすい「親水性」と、油になじみやすい「親油性」の2つの部分を持っています。この構造が、本来、水と油のように混じり合わないものを、混ぜ合わせるのに役に立ち、汚れを落とす洗浄の働きをするのです。代表的なものに石鹸(脂肪酸塩)があります。また、洗剤の他にも、医薬品、化粧品、食品などの成分としても広く使われています。

簡単に説明すると、界面活性剤と一口に言っても色んな種類があり、オキシクリーンなどの洗剤以外に医薬品や化粧品、食品などにも使われている成分ということです。

一般に洗剤で使われる界面活性剤は、水と油を混じりやすくし汚れを落とす役割があります。オキシクリーンで使われている界面活性剤も、同じく汚れを落とすことが目的です。

界面活性剤の危険性①

体に害や悪影響を与える毒性

一般的に界面活性剤は、皮膚からも吸収される危険性があるといわれています。もし洗剤をはからず多めに入れてしまった場合、すすぎ残しで洗い流せなかった界面活性剤が衣服に付着したままの状態になってしまいます。すると、衣服に残ったままの界面活性剤が汗をかいたとき、体内へ吸収されてしまう危険性があるのです。
 

界面活性剤の危険性②

分解や処理ができず環境を汚してしまう

界面活性剤が大量に海や川に流れると、海や川が汚れ環境を汚染してしまう原因になってしまいます。界面活性剤で汚れた海や川で育った魚を食べてしまい、体に異変が起きてもおかしくありません。ただ、アメリカ製のオキシクリーンに含まれる界面活性剤の成分は、使った後も自然に戻るとされています。

オキシクリーンに含まれる界面活性剤

オキシクリーンに含まれる界面活性剤は「エトキシレートアルコール」というもの。オキシクリーンに含まれる界面活性剤「エトキシレートアルコール」とは一体、どんな成分でどんなものに使用されているのでしょうか。

界面活性剤(エトキシレートアルコール)とは

エトキシレートアルコールは、非イオン系界面活性剤にこと。界面活性剤は、大きく分けると「イオン性界面活性剤」と「非イオン界面活性剤」の2種類あります。水に溶かしたとき、電離してイオンになるものがイオン性界面活性剤。ならないものが非イオン界面活性剤で、エトキシレートアルコールは非イオン界面活性剤です。

エトキシレートアルコールが使われているもの

エトキシレートアルコールは、比較的安全な界面活性剤。最近使われることも増えてきました。洗濯洗剤以外に使われることが多いですが、化粧品や医薬品にも入っており、とても身近な成分です。

オキシクリーンの安全性

危険性が疑われている「界面活性剤」が入っていない日本製(中国原産)のオキシクリーン。香料など無駄な成分も入っていないため比較的安全といわれていますが、どこまで安心して使えるのでしょうか。「ペットに害はないのか」「人体への害はないのか」「環境への害はないのか」以上3点をチェックしてみましょう。

安全性①ペットへの害

ペットのにおいや汚れ落としにも使える

オキシクリーンは、気になるペットのにおいや汚れ落としにも使うことができます。ただ、コストコなどで購入したオキシクリーンを使用するより、ペットによる汚れを落とす専用のオキシクリーンを使ったほうが安全です。

ペットが直接口にすると害があるため危険

ペット用のオキシクリーンなので、粉末状のオキシクリーンに比べ安全性は高いのですが、1つ注意したい点があります。それは、ペットがオキシクリーンを直接口にしないように気を付けることです。

ペット用オキシクリーン販売ページの注意事項にも記載がありますが、使用後にペットがオキシクリーンを舐めてしまわないようにしましょう。オキシクリーンがペットの体内へ入ってしまうと、害があり体調を崩してしまう危険性があるからです。どうしても不安な場合は、仕上げにオキシクリーンでしっかり水拭きをしたり、可能であれば丸ごと水ですすぐと安心ですね。

安全性②人体への害

安全性の高さは赤ちゃんの洗濯も洗えるレベル

オキシクリーンの主成分である「過炭酸ナトリウム」は、水に溶けると自然界に存在する物質に分解されるので、人間の体に害はありません。オキシクリーンは最終的に無害の物質に分解されるので、赤ちゃんが汚した服やタオルも安心して洗濯することができます。

赤ちゃんの服は、うんち漏れやソースのシミなど頑固な汚れがついてしまうことも多いですよね。うんち漏れやソースのシミは、すぐに水でこすり洗いしたりお湯で漬け置きしてもなかなか落ちません。そんなときはぜひオキシ漬けを試してみてください。

分量を入れすぎると害がある

過炭酸ナトリウムは水に溶けても無害な成分ですが、やはり分量を入れすぎると害がある可能性があります。他の洗剤と同じように、分量を入れすぎてしまうと成分が溶けきれず、すすぎ残しができてしまうからです。

分量を守って使用すれば、オキシクリーンを赤ちゃんの洗濯物に使っても害はありません。しかし、どうしても不安であれば、洗濯後もう一度しっかり水ですすいでおきましょう。

安全性③環境への害

環境に優しい材料を使っているので安全性は高い

先ほども説明した通り、オキシクリーンの主成分は過炭酸ナトリウムで、水に溶けても自然界に存在する成分に分解されます。そのため、洗濯で使用した排水が海や川に流れたとしても、環境へ害があることはありません。そのため安全性が高いといえます。

まとめ

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今回はオキシクリーンの危険性について解説しました。掃除や洗濯に使う洗剤はなるべく安全なものを使いたい場合、「セスキ炭酸ソーダ」もおすすめです。汚れや臭いなどの効果性や使い方を紹介しているので、ぜひチェックしてみてくださいね!

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