スマホの電池がすぐなくなる理由
電池の減りが早い時考えられる、5つの理由
スマホは「ちょっと弄ったら、気づけば残り電池が半分未満に」何てこともよくある、非常に電池の減りが速いことで有名な道具です。そこでちょっと気になるのが「スマホは何故こんなに早く電池が減るのか」というもの、理由を知れば充電のタイミングも推し量れます。
理由①・充電タイミングを間違えている
いくら充電してもすぐ電池がなくなる場合は「充電するタイミングを見誤っている可能性」がありえます。
後の項目で詳しく解説しますが、スマホの充電は「ただ何度も行えばいい」というものではなく、いつ、どれくらい行うかが重要で、これを守らず行うと、かえって電池が減りやすくなります。毎日充電しないとスマホの寿命が縮むといいますが、回数のみでなく「いつ行うか」も重要なのです。
理由②・バッテリーの寿命が近い
長期的にスマホを使用しているとバッテリー自体が劣化し「寿命」が見え始めます、同じものを使用し続けるというのはそういう事。毎日フル充電を行っても、充電タイミングを意識しつつ充電しても、あきらかに電池の減りが速いと感じ始めたら「交換タイミング」と思いましょう。
同じものを使用し続ける方がコストを抑えられますが、寿命が目に見え始めたら手放すことも必要です。充電タイミングと同じ位、交換タイミングも重要です。
理由③・アプリを複数起動している
複数のアプリを同時に起動していると、それだけスマホのバッテリーが減りやすくなり、充電タイミングが掴みづらくなります。
電池の減りが速いと感じたら、まずタブを確認し、タブを開きすぎてはいないか、見ていないページや利用していないアプリなどを起動していないか等を確認しましょう。タブを消去し、スマホにかかる負荷をおさえるだけでも、だいぶ電池の減りを減らし、タイミングが把握しやすくなります。
理由④・不要な通信やアプリがある
スマホを購入し間もない方や、スマホのアプリ関係に無頓着な方に多いのが「不要な通信やアプリを削除していない」ことです。通信やアプリは一切利用しない場合でも、電池の減りを早めてしまいます。
このアプリはいらない!と思ったら「まだ利用するかも」と躊躇せず、削除するタイミングを見つけてしまいましょう。アプリであればアンインストールし、通信であれば切断しておきましょう。とくに無料アプリであればなおさら、必要な時再インストールすればいいと、思い切って削除しましょう。
理由⑤・充電頻度を誤っている
スマホを操作しているとついつい電池の残量が気になり、最適タイミングを逃がしたり、すぐ充電しようとなってしまう方もいるでしょう。とくにビジネスで使用する場合やアプリを多用する場合はなおさら。
だからといって自己流のタイミングで充電したり「電池がちょっと減ってきたから充電しよう」とすぐ充電する事はNGです。スマホの充電は「毎日一回フル充電」が最適とされ、タイミングをずらしたり、一日に何度も充電すると、逆効果と言われています。
充電タイミングの目安①・いつ行うか
スマホの充電タイミングは電池切れ前
スマホ充電における最適のタイミングはずばり「電池切れするちょっと前にフル充電」です。数字にすれば20%を切った位が最適タイミング。なぜ電池切れ後はNGかと言うと、スマホは電池切れすると、自動でタイミングに合わせ放電する性質があり、この放電はバッテリーのみでなく、スマホ本体にもダメージを与えてしまうからです。
注意が来たら充電タイミング
充電タイミングを推し量る目安として、スマホの画面通知に「残り電池が僅かである」ことを注意するメッセージが出たら充電タイミングというものがあります。
ランプが赤くなったら充電という感じで、普段はそこまで電池残量を意識せず「メッセージが来たら充電」程度にしておくと、バッテリーの寿命を長引かせるほか「そろそろ充電時だ」と自分で判断する目安にもなります。いきなりタイミングを完璧に把握するのは難しいため、まずは目安をいくつか見つけましょう。
充電タイミングの目安②・どれくらい行うか
アダプタを抜くタイミングも重要
スマホの電池はいったん充電を始めると「充電する事」にエネルギーを向けるようになり、一時的な休眠状態となります、そのため充電中は「フル充電」が完了するまで、可能な限りアダプタに触れず、接続端子を抜かないようにしましょう。
特にアダプタ形式の充電ではなく「無線でスマホ充電」を行う場合は注意が必要、充電スタンドにスマホをそのまま置くという形式上、スマホがズレやすく「充電途中でスマホ自体がズレ、充電が中断される」事も少なくない、要注意アイテムです。
アダプタを抜くタイミングを把握する
充電が完了した場合は、アダプタをさしっぱなしにせず「フル充電したら、すぐスマホを外す」ことも重要です。
フル充電した後もアダプタにさしたまま抜かずにいると「必要以上の過剰な電力」がスマホに流れ、かえってスマホの電池を縮める原因に繋がり、またたこ足配線等も重なると、接続端子部分がオーバーヒートし、最悪出火する場合があります。スマホはアダプタを抜くタイミングも、同じくらい重要と言えるでしょう。
充電タイミングの目安③・行う頻度
スマホは何度も充電しない
スマホに最初から備わっている内臓バッテリーは、充電タイミングを問わず「500回目」から寿命が見え始めると言われています。
そのためタイミングをずらしたり、充電頻度をどんどん増やしていくと、同時に寿命が見え始める目安となる「500回目」にどんどん近づくこととなります。電池の減りが心配だとなっても、半分を切るまでは充電せず、もっといえば「残り僅か」になるまで粘るのがポイントです。
スマホ充電は毎日行うべき?
基本的に、ガラケー等と異なり、スマホは毎日充電しないといけません。スマホは「毎日充電すると劣化する」と言われていますが、これは半分ウソで、半分ホントです。
スマホは電池の減りが早く、すぐ電池切れしてしまうため、毎日充電しないと使用できませんが「一日に何度も充電する」ことはNGです。スマホにも充電の最適頻度が存在し、頻度を増やしたり、充電しすぎは故障の元となります。毎日使用するのであれば、一日に一回フル充電すれば十分と言っていいでしょう。
寝ている間にスマホを充電するのはOK?
中にはスマホを寝る前に充電し就寝するという方もいるでしょう。こうすることで「一日一回フル充電を行う」ことを苦にならず行えますが、こうした充電方法で気になるのが「トリクル充電」という問題です。
トリクル充電とは「微弱な電気を継続的に与え続ける」充電方法の事、時間を気にせず充電できる方法ですが、その一方で「いつ、どれくらい」という目安が掴みにくく、必要以上の充電をしてしまう可能性もある方法です。
専門家でも意見が分かれる、スマホ充電の頻度
ではスマホは「充電器につないだまま就寝していいのか」というと、半分正解で半分不正解です。
実のところ「スマホを充電しっぱなしにしたまま就寝する事の是非」に関しては、専門家の間でもまっぷたつに分かれており、ある人は「充電しすぎの元となるため、行ってはいけない」と言い、またある人は「スマホの電池は非常に頑丈だからOK」といい、またある人は「そうした多様な充電方法が出来ねばスマートではない」と言うなど、明確な答えがない充電手段の1つです。
あまり気にせず、自分のタイミングで充電を
「就寝中にスマホ充電を行っていいか悪いか」は、まだ確定していません。この問題に明確な答えはないため、夜トイレに起き、フル充電出来ていたらアダプタを抜く、程度に覚えておくとよいでしょう。
この問題に関しては、あまり「どれくらい充電するか」に過敏にならず、普通に充電するようにしましょう。あくまでスマホ充電に重要なのは「一日に充電を粉う頻度」と言っていいでしょう。
充電中に気を付けるポイント
充電中のスマホは安置する
充電中のスマホは机の上等に固定しましょう。床に置きっぱなしにしていると、踏んでしまったり、移動中に蹴ってしまい、充電アダプタが外れてしまう場合があります。
また「フル充電しても、そもそもスマホが見つからなければ回収できない」ので、残り時間のみでなく、可能な限り目に見える場所にスマホを置き、いつでも取り外せるようにしておきましょう。
充電中はスマホに触らない
充電中のスマホは充電のほうにエネルギーを回している状態です。そのため充電中は可能な限りスマホに触らないようにしましょう。充電中に使用する場合は、アプリの複数起動等は避け、可能な限りスマホの負荷を抑える事が必要です。
スマホは充電すると若干熱を帯びる場合がある為、思わぬケガにつながることもあります。充電中はスマホをしっかり休ませてあげ、残り時間が見え始めたら、スマホ側からの「休憩のサイン」と思いましょう。
充電後も気を付けるポイント
スマホは濡らしたり落としたりしない
スマホは精密機械故、湿気や衝撃に弱い機器です。もしも落としてしまった時用等にカバーで保護し、また飲み物を飲みながらスマホを触る場合は、こぼれにくいものを選んだり、飲み物をスマホからちょっと離し「どれくらいの近さならスマホにかかるか」意識しつつ位置を調節しましょう。
これはスマホに限らずパソコンなどでも同じことが言えます。中には防水加工された機器もありますが、やはり「そもそも触れないようにする」のが最大の対策法です。
お風呂にスマホは持ち込まない
スマホは湿気のほか、高温にも弱く、最適な充電頻度を保っていても寿命を縮める場合があります。
最適な環境は、家の中ではリビングや部屋等、逆にスマホ操作を避けるべき場所は、お風呂、トイレ、キッチンなど、とくにお風呂は浴槽や洗面台など、水気のあるものが揃っているのみでなく、高温になりやすいとスマホの苦手な要素が揃いに揃っています。お風呂でのスマホ操作は控えましょう。
スマホの電池を長持ちさせる方法
「いつ、どれくらい行うのが最適か」「毎日充電する際、充電しすぎない為のポイント」など、スマホの充電タイミングを把握したら、今度はスマホ自体の電池を長持ちさせる、スマホの最適な使い方も知っていきましょう。
こちらの長持ち方法は「しすぎ」というものがなく、毎日行ってもスマホに負荷をかけず、むしろ毎日欠かさず行うことで、常にスマホを最適な状態で保てるようになります。長持ち方法に「しすぎ」はないため、どんどん取り入れましょう。
簡単にできる、スマホの長持ち方法集
数ある長持ち方法の中でも、とくに簡単な4つの方法を紹介します。ほかにもスマホの電池を長持ちさせる方法は多数存在し、モバイルバッテリーを購入するというのもひとつの方法。
ただモバイルバッテリーは「消耗品」のため、長期的に使い続けるのは厳しい方法です。この記事では可能な限り「道具や下準備を必要としない」方法を解説していきます。
長持ち方法①・充電タイミングを覚える
生活リズムの中にスマホ充電を取り入れ、充電する際も「いつもより充電しすぎていないか」「何分を目安にアダプタを抜くか」等を覚えるというのも、非常に堅実な長持ち方法の1つ。
毎日の生活リズムの中に「スマホを充電する時間」を入れ込むというのも効果的で、生活の中に取り入れる事で、苦にならず、最適回数や、充電しすぎない為のコツ等を頭に叩き込めます。自然と充電しすぎる事が減ります。「スマホはこの時間帯に充電する」と決めておくのも良いでしょう。
長持ち方法②・アプリ使用を控えめにする
スマホはアプリをたくさん使用すればするほど、かかるエネルギーも増え電池の減りが早くなり、それだけ充電の回数も増えていきます。
アプリの使用を控えめにすれば、それだけスマホ自体にかかる負荷を減らせるので、ブラウザを見る場合は「同時に開くタブは3つまで」と決めたり「タブの開きすぎ」や「アプリのしすぎ」を避けることも重要。スマホアプリは便利なものが多いですが、だからといって「しすぎ」には気を付け、残り時間とうまく付き合っていきましょう。
長持ち方法③・明るくしすぎない
スマホ画面の明度をあげると、そのぶんスマホの残り電池の減りが早くなります。スマホの画面は自動調節などで最適な明るさを選び、明るくしすぎないようにしましょう。
といっても、スマホの画面を暗くしすぎると今度は文字が読めないなどの不具合が生じる為、自分で「どれくらい暗くするのか」調節しましょう。部屋が明るい場合や、暗い場所で使用する場合など、周りの環境に合わせ、明度をどれくらいが最適か調節するのもおすすめです。
長持ち方法④・圏外を避ける
いつ、どれくらい充電する事が最適か、毎日フル充電を行うのは負荷にならないか等、スマホ自体の残り時間に関する問題が注目され、あまり目立ちませんが「圏外」を避けるのもスマホを長持ちさせるポイントです。
スマホは圏外になると自動で「キャッチできる電波がないか探知する」仕様となっているため、圏外状態のまま放置すると、残り時間に余裕があってもあっという間に電池がなくなる場合があります。残り時間や「充電しすぎではないか/いつどれくらい行ったか」のみでなく、電波にも気を配りましょう。
長持ち方法⑤・モードを切り替える
多くのスマホには購入時点で「消費電力を抑えるモード」が搭載されているため、省電力モードに切り替え、スマホにかかる負荷をおさえることで寿命を延ばすことが出来ます。
モード切替はスマホの設定の項目から切り替えられるものが殆ど、切り替える方法も簡単で、元のモードに戻すのも簡単な為「電力消費を抑えたい」場合は、まずモード切替をするのも効果的。また、スマホは残り電池がわずかになると自動で節約モードに入る機種もありますが、常にその機種にすると言うのも長持ち方法の一つです。
長持ち方法⑥・いたわり充電を使う
モード切替のほか、スマホ機種によっては充電頻度を抑える為「バッテリーの負荷を抑えながら充電する」機能がそなわっている機種もあります。こうした「バッテリーの消費を抑える」機能はいたわり充電と呼ばれ、スマホ自体が充電回数や頻度を学習し「最適な充電速度」に自動で調節してくれる機能です。
いたわり充電は最初からオンになっている機種もありますが、任意でオンにする機種の場合もあります。常時オンにしておいても目立つデメリットはないため、バッテリーをいたわってあげましょう。
スマホの充電タイミングを覚えよう!
タイミングを覚え確実な充電を
スマホは一見「いつフル充電するのかわからない」機器で、ついついフル充電するタイミングを見誤ってしまいますが、目安さえ覚えれば誰でも簡単に「いつ、どれくらいフル充電すると最適か」簡単に覚える事ができます。
スマホの充電で覚える事は「フル充電は一日一回」「充電後はアダプタを抜く」「半分を切ったら充電サイン」の3つ、これさえ覚えておけば、スマホ充電で失敗しません。
他スマホ情報が気になる方はこちらもチェック
スマホを水に落としたり、飲み物をこぼしたりして濡らしてしまったときにできる応急処置方法や、スマホの購入の際おすすめな防水ケース紹介、ほかスマホにも使える「スマホ対応手袋」も紹介します。ぜひ参考にされてください。
携帯・スマホが水没した時の応急処置・対処法は?自力で復活、復旧できるかも?
携帯・スマホが水没した経験はありますか?携帯・スマホが水没して壊れてしまうと、生活に支障が出てしまい、とても困りますよね。しかし、実は水没し...
【2018】スマホ防水ケースの種類別おすすめランキング15!最強ケースはコレだ!
日本は携帯ではなく主流はスマホです。アクティブ派のためにスマホ防水ケースのおすすめランキングをまとめました。ソフトケース・ハードケース・水中...
スマホ対応手袋おすすめ15選!アウトドアでも使える薄手で暖かい人気製品はこれ!
今回はスマホ対応手袋のおすすめを紹介します。スマホ対応手袋があれば、手袋を付けている状態でも、簡単にスマホが使えるようになっていて、冬の時期...