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水換えの簡単なやり方は?水換え頻度やおすすめポンプも詳しく解説!

水換えの簡単なやり方をご存知でしょうか?水槽で魚などを飼育していると、水はどんどん汚れていきます。汚れたまま放置をしておけば体調不良に繋がりますので水換えが必要になりますが、中々手間のかかる作業ですよね。今回はそんな水換えの簡単なやり方を解説していきます!
更新: 2019年5月6日
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水換えの簡単なやり方は?

水槽で魚などを飼育していると、水はどんどん汚れていきます。見た目は透明な水にしか見えないかもしれませんが、魚にとってはとても嫌な環境になっており、汚れたまま放置をしておけば体調不良に繋がりますので水換えが必要になります。しかし、水換えは中々手間のかかる作業ですよね。今回はそんな水換えの簡単なやり方や、適切な頻度の解説、またおすすめポンプなどもご紹介していきます!

水換えとは?

水換えは水の交換と汚れの掃除作業

多くの水槽には濾過装置が付けられていますので、ある程度は綺麗な水が保たれるようになっていますよね。それでも水換えが必要なのは、ろ過で水質を保つにも限界がある為です。少しずつ水の状態は悪化していきますので、水換えをしてリセットしてあげるイメージですね。また、水換えは状態を戻すだけじゃなく、ミネラルの補給はPHの調整といった役割もあります。

水槽内は色々な汚れが溜まっている

汚れているのは水だけではありません。魚に餌を与えていれば、底砂の上には排泄物が溜まっていきます。排泄物は糞だけではなく、生きる上で出てしまう様々なものが溜まっているのです。また、上手く餌を食べきれずに、餌が底に溜まってしまうことも多く、それも汚れとなって水質悪化に繋がります。こういった汚れを吸いだすことも水換え作業の役割になります。

水換えの頻度は?

一般的な水換え頻度は週一回

どれくらいの頻度で水換えをしていけば良いのか悩む方も多い様子ですが、一般的には一週間に一度とされています。しかし、これはあくまでも目安です。水槽内に沢山の魚がいると、その分汚れるのが早くなりますよね。逆に、水槽内に生き物が少ない場合は汚れるのがかなり遅くなり、その分水換え頻度も下がります。目安の頻度は一週間に一回と考えておき、後述する試験紙を定期的に使って汚れるスピードを把握すると良いでしょう。

水換えする水量

換える水量は、水槽の3分の1が目安とされています。半分ほど一気に換える方もいますが、沢山交換してしまえば、金魚・熱帯魚にとって大きな環境変化に感じてストレスを与える可能性もあります。特に敏感な魚であれば4分の1に抑える場合もあります。ある程度丈夫な魚であれば3分の1交換を目安にしておきましょう。汚れを無害化してくれるバクテリアにとっても、大量の水交換は良くありません。

毎日水換えするとどうなるのか?

毎日水換えをすれば、常に完璧な状態になるのではないかと考える方も多いかもしれません。確かに、毎日交換すれば綺麗な水を保てますよね。しかし、水換えを毎日行うということは、金魚や熱帯魚にとってストレスになりかねないのです。毎日行った結果死んでしまうことも考えられますので注意しましょう。毎日行う場合は、最高でも5分の1程度の水量に抑えるようにして下さい。

毎日水換えした方が良い場合は?

基本的には毎日水換えすることはあまりありませんが、水槽が立ちあがってまだ日が経ってない間だけは、毎日水換えをした方が良いでしょう。立ち上げ当初は水槽内にバクテリアが少ない為、汚れがろ過されず、水質がすぐに悪化してしまいます。そこで、毎日4~5分の1程度水換えをしてあげて、水質を保ってあげるのです。また、試験紙を使って検査し、状態が悪い時も、改善するまで毎日水換えすると良いでしょう。

水換えの簡単なやり方①用意

用意するもの①水換えポンプ

水換えには専用のポンプが必要になります。ポンプが無くても水を抜くことは出来ますが、底砂の上に溜まった汚れを抜くのがかなり難しいので、ポンプを用意した方が良いでしょう。後述しておすすめポンプをご紹介していますので、持っていない方は是非チェックしてみて下さい。手動式が安価で一般的ですが、自動タイプや100均で販売されているものもあります。

用意するもの②バケツ

水を溜められるバケツも用意しましょう。バケツはポンプで吸いだした水を入れたり、水を汲んで水槽に入れたりするのに使います。バケツには特に性能差はありませんので、100均で購入出来るバケツでも良いでしょう。ただし、100均製品は耐久性に不安がある場合もありますのでご注意下さい。大きすぎると持ち運びにくくなりますが、小さすぎると往復回数が増えてしまいますので、丁度良いものを探しましょう。

用意するもの③カルキ抜き剤

金魚や熱帯魚にとって、塩素が入った水道水はとても危険です。新しく入れる水は、カルキ抜き剤を使ってから使いましょう。おすすめのカルキ抜き剤は下記記事で紹介していますので、持っていない方は見てみて下さい。安価な製品から高機能な製品までありますので、育てている金魚・熱帯魚の丈夫さに合わせて選ぶと良いでしょう。重金属の無害化が出来ると安心です。

用意するもの④水温計


新しく入れる水の温度が違い過ぎると、水槽内の金魚・熱帯魚に大きなストレスを与えてしまいます。水温計を用意しておいて、水温の違いを確かめておきましょう。普段は画像のように設置しておいて、水換え時に外して使うのがおすすめです。アナログの水温計は安く販売されているので、お店で見てみて下さい。100均で探しても良いですよね。

水換えの簡単なやり方②水抜き

水量の3分の1をバケツに抜いていく

タイミングが来たら、水換えを行いましょう。水槽の傍にバケツを置いて、抜いた水を入れていきます。溢れると大変ですので、溢れないようにしっかり見ておくことが大切です。バケツばかりを見ていると水槽の汚れを吸いだしにくく、水槽に集中しているとバケツが溢れてしまうことがありますので、どちらも交互に見案柄進めていきましょう。慣れれば簡単です。

溜まった汚れをしっかり吸いだす

汚れの吸いだし方は、上の動画が参考になります。これは後述する「水作・プロホース」という製品を使っているのですが、底砂は吸いださずに汚れだけをしっかり吸っているのが分かりますよね。使いにくい製品ですと底砂を沢山吸ってしまいますので、なるべくなら高機能の製品を使いたいところです。汚れが溜まったバケツは汚いので、水をこぼさないように排水口まで運んで捨てましょう。

水換えの簡単なやり方③水足し

水温調整をする

次は新しい水を入れる作業ですが、季節によっては水槽の温度と大きく違う水が出ますよね。その水をそのまま水槽に入れてしまえば、金魚・熱帯魚にストレスがかかります。そこでおすすめなのが、給湯器を使ってお湯を出し、水道水で冷まして調節する方法です。水温計を入れれば、今何度なのかが分かりますので、水槽温度に合わせましょう。

水道水をカルキ抜きする

水温を合わせた水に、カルキ抜き剤を入れましょう。これで塩素が中和され、水槽に入れられる状態になります。カルキ抜き剤を入れず、2日ほど日光にあてておくことで塩素を抜くという方法もありますが、時間がかかる上に、また水温調整をする必要がありますので、カルキ抜き剤を使う方法が簡単でおすすめです。

水槽に水をゆっくり入れる

あとは水槽の水を入れるだけですが、勢いよく入れてしまうと、金魚・熱帯魚が驚いてしまいます。また、抜き取り切れていない汚れが舞い上がって水が濁る可能性も高いので、ゆっくり入れるようにしましょう。手を添えて水の勢いを無くせば安心です。もしくは、小さな容器で水をすくって入れていくと良いでしょう。ポンプを使う方法もあります。

水換えの簡単なやり方④小技

大型水槽の水換えなら長いホースを使う

小さな水槽であれば通常のポンプで十分水換えは出来ますが、大型水槽となるとかなり大変な作業になってきます。水量も多く、バケツで運ぶのも大変ですよね。そこでおすすめなのが、長いホースで直接排水口に繋いでしまうやり方です。画像のようにホースを繋げばバケツで運ぶ必要が無くなりますので、非常に簡単になります。

一緒にコケ掃除も行う

水換えはコケ掃除も一緒に行うチャンスです。新品のメラミンスポンジを使って優しくコケを擦り落としましょう。コケ取りの生体が入っている場合は放って置いても構いませんが、見栄えが悪いことが多いので、綺麗に見えるまでしっかり落としたいですね。マグネットで水槽にくっ付けておけるタイプのコケ取りアイテムもあります。

フィルター吸いこみ口のスポンジも洗う

汚れは底砂だけじゃなく、フィルターの吸いこみ口に付いているスポンジにも溜まります。こちらも水換えの際に洗うと良いでしょう。ただし、このスポンジにはバクテリアがいますので、水道水で洗ってバクテリアが死んでしまうのはもったいないです。水換えで抜いた水を使ってスポンジの汚れを落としましょう。水槽の水で洗えばバクテリアが死なず、またいい状態で使えます。

ろ材交換の頻度は?

ろ材交換頻度の目安

フィルターにはろ材が入っており、このろ材で水を綺麗にしているのですが、次第に汚れていきます。水換えをする度にろ材の状態を確認して、洗浄するか交換するかチェックしておきましょう。交換頻度は製品によって異なり、マット系であれば1~2ヶ月、リング系であれば半年程度が目安となります。飼育水で洗浄していればもう少し長く使うことも出来ますので、状態を見て判断しましょう。

一気にろ材を交換しない


ろ材交換で大切なのが、一気に全部を変えないことです。ろ材には大切なバクテリアが沢山棲んでいる為、全部は交換せず、一部だけ交換するのが良いでしょう。少しずつ定期的に交換していけば、バクテリアが一気にいなくならないので、水質を保てます。

水換えの簡単なやり方⑤注意点

井戸水を使わない方が良い理由

新しい水は水道水を使い、井戸水を使わないことをおすすめします。井戸水を使うと必ず異常が起きるという訳ではありませんが、予想外の事態になる場合があるのです。塩素が入った水道水をカルキ抜き剤で中和した方が安心して使えますので、どのような井戸水なのか分からない場合は使わないようにしましょう。

水換え後の様子を観察しておく

水換えが終わったら、しばらく様子を観察してみましょう。金魚や熱帯魚が元気そうに泳いでいれば問題無いのですが、いつもと様子が違うように感じられた場合は、問題が起きているかもしれません。カルキ抜き剤を入れ忘れた、水温が違いすぎたなどの原因が無いか考えてみて下さい。

おすすめの水換えポンプ①

水作・プロホース

ジェックス おそうじラクラク 砂利クリーナー

出典:楽天

手動ポンプで最も有名なのがこちらのポンプです。少し値段は高めではありますが、こだわって作られており、高頻度使っても長く使うことが出来ます。使い勝手が非常に良いので、一度使った方はリピートする方が多いですよね。金魚・熱帯魚飼育をされる方は是非チェックしてみて下さい。

水作・プロホースの評判

下記は口コミでは、前のポンプと比べてとても使いやすく、また長持ちしそうであることが書かれています。安価なものにもメリットはありますが、やはり長く使っていこうとすると問題が出ることもありますよね。安心の製品が欲しい、あまり買い替えたくないと考えている方におすすめです。

以前類似品を使用していましたが、プラスティック弁がすぐに変形して水が吸えなくなりました。その後排水側にポンプがついている製品を使用しましたが、とても使いづらかったです。それに比べて、この商品はとても使いやすく、弁がシリコン製なので長持ちもしそうで非常に良いと思います。

おすすめの水換えポンプ②

ジェックス・クリーナーポンプ

ジェックス 水換え&お掃除 クリーナーポンプ

出典:Amazon

こちらコストパフォーマンスに優れたポンプが欲しい方におすすめの製品です。プロホースに比べて価格が安く、なるべく値段を抑えたい方にとって嬉しいポンプですよね。安いからといって問題がある訳ではなく、長く使っていけますのでチェックしてみて下さい。

ジェックス・クリーナーポンプの評判

下記口コミでは、使いやすさと価格に満足されている様子が書かれています。もう少し値段が高くても構わないという方にはプロホースがおすすめですが、水換え作業のクオリティが変わる訳ではありませんので、コストパフォーマンスを重視したい方は是非こちらをチェックしてみて下さい。

40センチ水槽にサイズもぴったりです。 使いやすい、価格は安い! 良い商品です。

おすすめの水換えポンプ③

ジェックス・ラクラク水換え君

ラクラク水かえくん【水換え・給水・排水・ポンプ】

出典:Amazon

更に簡単に水換えを終わらせたい、水換え頻度が高くて大変という方におすすめなのが、自動のポンプです。自動になれば手間も減りますので、水換え時間の短縮が出来ます。金魚・熱帯魚水槽をいくつも管理している方などにおすすめです。

ジェックス・ラクラク水換え君の評判

下記の口コミでは、手間が大きく減った喜びが書かれています。水換え時間が短縮されるのはとても嬉しいですよね。また、腰や方も痛くならないというのも大きなメリットです。意外と大変な作業ですので、辛いと感じる方は自動化を検討してみましょう。

水換えの際はバケツに水槽の水をくんで一回一回流しに行っていましたが、この水かえくんを買ってからこのめちゃくちゃめんどくさくて時間がかかる水槽掃除が一転!!!ともかく水換えが早いからトータル早く終わる。腰や肩も痛くならない。毎回めんどくさーと思ってる方にはおすすめです。

100均の水換えポンプの評判は?

100均ポンプの評判①

最近では100均でもポンプが販売されており、多くの方が購入しています。しかし、100均製品は耐久性が心配ですよね。上記ツイートの方は試しに購入されたそうですが、水換え中にホースが抜けてしまってとても困ったという返答をされた方もいます。普通に使えている方もいますので、試しに購入してみるも良いですよね。


100均ポンプの評判②

こちらのツイートの方も100均ポンプを購入されたそうですが、残念ながらすぐに壊れてしまった様子です。4水槽目で壊れてしまったということで、やはり100均製品は耐久性が低いようですね。100均製品は確かに安いのですが、普通の製品でも値段が高すぎることはありませんので、余裕のある方は耐久性の高いものを購入することをおすすめします。

おすすめの水質試験紙

テトラ テスト 6 in 1

テトラテスト 6in1 試験紙(淡水用)

出典:Amazon
出典:Amazon

水換え頻度を決める上でおすすめしたいのが、こちらの試験紙です。6つの項目を同時に検査することが出来ますので、手軽なのが嬉しいポイント。水換えをして数日経った水槽に使ってみて、どれくらい水質が悪化しているかをチェックしてみましょう。悪化していなければ頻度を下げることが出来ますので、手間が減ります。

テトラ テスト 6 in 1の評判は?

下記口コミでは、海水水槽に使用して満足している様子が書かれています。詳しい試験紙と比べると精度が心配という声もありますが、口コミの方のように問題なく使用されている方も多く、安心して使って行けます。特にハードコーラルは敏感な生き物ですので、問題なく使っているというのは安心できますね。

テスト結果に従ってお世話しました。1年使って魚x10匹もソフトコーラル、ハードコーラルも死なず、テスト結果には問題ないと思うので星5つです。

水換え不要の水槽とは?

プロテインスキマーで水換え不要となる場合がある

金魚や熱帯魚といった淡水魚の水槽では使えないのですが、海水水槽ではプロテインスキマーというアイテムを使うことが出来ます。そして、このアイテムを使うと、水換え不要の水槽を構築することも可能なのです。汚れによって水質が悪化してしまう前に処理をしてしまう為、水換えが不要になってしまうという仕組みですね。しかし、プロテインスキマーの掃除は必要ですので、作業が全て不要になるという訳ではありません。

ほぼ水換え不要のシステムや高機能フィルターがある

淡水水槽で水換え不要な状態を作る方法がいくつかあります。一つ目が、高機能なフィルターを使用して水換え不要にする方法です。水換え不要になるほどの機能性となれば価格も上がってしまいますが、作業が不要になるのはとても有難いですよね。そして、二つ目が自然のサイクルに任せてしまう方法です。ビオトープ等が良い例ですよね。管理不要になりますので、なるべく手をかけたくない方は検討してみましょう。

まとめ:水換えの簡単なやり方は?

今回の「水換えの簡単なやり方は?水換え頻度やおすすめポンプも詳しく解説!」はいかがでしたでしょうか?水換えはとても大切な作業ですが、手間がかかるので、なるべく簡単に行いたいですよね。作業不要のシステムを構築することも不可能ではありませんので、是非検討してみて下さい。毎日水換えされる方は、水を換えすぎないように注意しましょう。

水換えが気になる方はこちらもチェック!

今回は水換えについて解説させて頂きましたが、他にも金魚や熱帯魚に関する記事が沢山あります。気になる方は是非見てみて下さい。