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マグロリングの使い方!ファイト時間短縮でサメを回避しよう!

マグロリングは、船上から投入してマグロの体力を奪うキャッチ率アップのための便利なアイテムです。サメのいるタナを一気に通過させてキャッチ率アップが狙える道具で、サメ避けとしての効果もアリ。サメに取られて悔しい思いをした方は、マグロリングをチェックです!
2020年8月27日
sim0223
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この記事で紹介しているアイテム

サニー商事 マグロプレミアムBK 100号 (コマセカゴ マキエカゴ)

エビング専用直線テンビン Mサイズ

マグロリングでキャッチ率アップ!

流行中の便利アイテムをチェックしよう!

サメつきマグロの攻略におすすめ!船上から投入してマグロのキャッチ率を高める便利なアイテム、マグロリングの概要や投入のタイミングをまとめてご紹介します。深いタナでマグロを弱らせて、サメのレンジは一気に回収!マグロファンの方は、是非チェックしてみてください!

マグロリングとは

船マグロ釣り向けのキャッチ率アップアイテム

マグロリング出典: https://www.amazon.co.jp/NT%E3%82%B9%E3%82%A4%E3%83%99%E3%83%AB-N-T-SWIVEL-NT-%E3%83%9E%E3%82%B0%E3%83%AD%E3%83%AA%E3%83%B3%E3%82%B0-22cm/dp/B00ICA9OK2

「マグロリング」は、船マグロ釣り向けのキャッチ率アップアイテムです。製品名ではなく道具の総称で、各メーカーがそれぞれ製品名を付けています。マグロ釣りが盛んな相模湾を中心に広がりを見せているアイテムで、マグロを掛けた後、船上から道糸に通して海中へ投入!マグロはチャンスが少なく1匹の価値が非常に高いターゲット、万全を期して、少しでもキャッチ率アップを目指したい方におすすめのアイテムです。

構造と効果は至ってシンプル

マグロリングの構造は至ってシンプル。糸を傷つけない加工、自重で天秤を越えて沈み続ける重さが確保されている点が主な特徴で、基本的には強度の高い金属製の輪です。船上からマグロリングを投入すると、リングは天秤を越えてハリスを通り、マグロにぶつかります。輪の中にマグロの頭が通り、魚体が太くなるエラ蓋の辺りで輪の進行はストップ、マグロはエラ蓋が開かなくなり、運動能力が大きく低下するといった効果があります。リングのサイズにもよりますが、ターゲットは取り込みの難易度が上がる20kg前後!複数サイズをラインナップしている製品もあるので、アベレージサイズをイメージしながら選んでみてください!

マグロリングは自前を用意しよう!

釣り人側で用意しておこう!

ランディングネット等、取り込みに関するアイテムなので船宿で用意があると連想する方もいらっしゃるかもしれませんが、マグロリングは自前が基本。高価かつロストが多い、というのがマグロリングの弱点です。動画やSNS等、ネット上でのインプレッションや使用者の増加からキャッチ率アップの期待感は十分ですが、試す場合は4,000円、5,000円程度の投資が必要になってきます。マグロの取り込みに成功すればリターンは十分!毎回無くなるようなアイテムではないので、マグロにハマっている方は是非検討してみてください!

マグロリングのロストについて

投入時のロックが甘かった、ハリスが切られた場合は基本的には回収不能。成功した場合は、マグロにハマって一緒に上がってきます。おまつりやスクリュー、サメなどさまざまな要因で取り込みが難しい魚なので、ある程度消耗品と割り切って試してみてください。効果は価格十分です!

マグロリングはサメ避けに効く!

回収スピードアップでサメを回避!


マグロ釣りの天敵サメ。ヒット後抵抗するマグロはサメにとって絶好のターゲットで、頭だけになって上がってくることは少なくありません。マグロリングはサメのタナ到達前に投入しマグロを弱らせることで、サメのタナでのファイトを避け、一気に回収してしまおうというのがメインのコンセプトになっています。サメがいるとアナウンスがあったら、マグロリングを投入です!

リング自体がサメ避けに

マグロリングを改造して、マグロリング自体にサメ避けの効果を与えるチューニングも流行中。サメが嫌がるテープや電池といったものを巻き付けて、サメ避け効果を高めます。次項で具体的な例をご紹介するので、気になる方はそちらも合わせてチェックしてみてください!

マグロリングにサメ避けテープを付けよう!

マグロリングのチューニングを3つに分けてご紹介!

マグロリングの人気チューニング、サメ避けテープやその他のチューニングについてです。取り扱いのある釣具店であれば、テープを同じコーナーで売っているケースがあり、専用製品の入手は比較的簡単。専用でないものを流用してももちろんOKです。マグロのサイズ、リングのサイズとも小さく重さが足りない場合は、増しオモリを使って沈降速度のアップを狙いましょう!

①サメ避けテープ

サメ避けのチューニングとして最も人気の高い方法です。黒と黄色のシマが入った専用のテープやロープを巻き付けて、サメの警戒心を刺激。人工物を嫌がって、マグロから離れる効果が期待できます。100%ではないこと、落ちが悪くなる、絡まりやすくなるといったリスクはありますが、高価が高くリターン十分と判断する方が多いチューニングです。

②電池

サメの持つ特殊な器官を刺激して、リングから離れさせるチューニングです。電気を使ったサメ避けはダイビングやサーフィン向けのアイテムでも比較的ポピュラーな内容ですが、これらのアイテムは全て特殊な構造を採用。乾電池をそのまま海に入れると、数分持たずに放電で電気が無くなってしまうようです。微弱な電気が遠くのサメを寄せてしまうケースも考えられるようなので、使う場合はお守り程度、水に濡れないようにテープで巻いてプラスしておきましょう!

③増しオモリ

リングの自重をプラスして、マグロまでの到達時間を早める方法です。小さなリングを早めに投入したい場合におすすめ。なるべく重さが偏らないように、均等にオモリを配置しましょう。糸の滑りを悪くしてしまうケースも考えられるので、固定は外側、滑りのよいテープでの固定がおすすめです。

マグロリングにはマグロプレミアムがおすすめ!

ストレートな天秤で抜けがアップ!

マグロリングを使う場合は、コマセカゴ一体型でストレートになるサニー商事「マグロプレミアム」がおすすめ。ファイト時の抵抗やトラブル軽減といった効果も期待できる天秤で、やや高価ですが実績は十分です。L字の天秤でもリングは通るようですが、より素早く、より確実にとお考えの場合は是非検討してみてください。

小型リングの時は特におすすめ!

サニー商事 マグロプレミアムBK 100号 (コマセカゴ マキエカゴ)

出典:Amazon

マグロリングはマグロのエラで引っかけたい関係上、小さい魚に対しては直径の小さいリング、大きい魚に対しては直径の大きいリングと使い分ける必要があります。サニーの「マグロッ!リング」は一番小さい18cmで25kgまで、最大サイズの25cmは40kg以上推奨。キハダで出番の多い18cmを使うなら、気兼ねなく投入できるマグロプレミアムをおすすめします。せっかく用意したリングを効率よく使うためにも、天秤は相性の良いものを選んでおきましょう!

マグロリングはエビングで使ってもOK!

ルアー派の方も要チェック!

相模湾のキハダと言えばエビング。ジグやプラグに反応の悪いキハダやカツオを効率よく狙える仕掛けとして、オフショアゲームの定番仕掛けになりました。こちらはコマセよりも仕掛けの構造がシンプルなので、マグロリングはそのまま流用可能!使い方は同じイメージでOK、ルアー派の方も要チェックです!

天秤は好きなものを選ぼう!

エビング専用直線テンビン Mサイズ

エビングで使用する天秤はストレート、ジグは付きますが、コマセカゴよりも体積が小さく抜けを気にする必要はありません。自分の気に入ったメーカーのもの、マグロのサイズに合ったものを選びましょう。サメ対策で、エビングでもキャッチ率アップです!

マグロリングの使い方について

使い方を3つに分けててご紹介!

マグロリングの使い方についてです。道糸への通し方、輪の固定方法は製品によって違いがあるので、説明書を要チェック。魚に合ったものでなければ抜ける、ハマらないといった現象が起きるので、アベレージサイズの確認は必須です。投入のタイミングさえチェックしておけば簡単!マグロリングでサメを回避、キハダをゲットしましょう!

①使い方:事前に船長に伝えておこう!

まずはやり取りをスムーズにするために、マグロリングを持ってきたことを船長に伝えておきましょう。キハダカツオ等、マグロに強い船の船長であれば特に説明は必要なく伝わると思います。釣り人の仕掛けや角度、周りの船、ポイントの状況等船長からの指示を聞きながら釣ることが最大のポイントになる釣りなので、リングがあっても基本に忠実に!船長指示を優先しながらやり取りを行いましょう!

②使い方:リングを通して海中に投入!

ファーストランは走らせて、ラインが真下に近い角度になったらリングを投入。100m近くラインが出ている状況でも、しっかり落ちてマグロに届きます。サメのタナより下、深いところで体力を奪っておくイメージで、投入のタイミングを図りましょう。船長に事前に伝えておけば、投入タイミングの指示、投入のサポート等もスムーズです!

③使い方:反応を見て一気に巻き上げよう!

リングがうまくハマると、マグロは泳がず重さを感じる程度の負荷までパワーダウン。走る気配が無くなったら、一気に巻き上げてランディングに移ります。取り込みはいつもと同じでOK!サメのタナより下、ラインに角度が付いていないタイミングでの投入さえチェックしておけば、使い方は簡単です!

マグロリングの使い方を動画でチェック!


サニーの公式動画をチェック!

サニー公式動画、投入のタイミングや投入方法をチェックできる動画です。サニーの製品は一人で投入できるワンタッチ構造、投入後ある程度やり取りしてから残り70mとコメントがあり、100m近く出ている状況での投入もバッチリです。リングを入れてもしばらくは抵抗があるので、無理に巻き上げずラインを出して、サメがいないゾーンで体力を奪うやり取りをイメージしておきましょう!

実釣動画をチェック!

相模湾のコマセキハダ、グッドサイズをキャッチする実釣動画です。リングの投入は動画4:00頃からで、投入のタイミングは船長からの助言付き。サメ避けテープが巻かれたリングが投入されています。動画では投入に問題は無いように見えますが、リングはマグロについておらずそのままロスト。見事グッドサイズのマグロをキャッチしていますが、このようなケースもあるようです。内容が非常に面白い動画なので、キハダファンの方は是非チェックしてみてください!

マグロリングでマグロをゲットしよう!

サメ攻略にはマグロリング!

サメ攻略、特にファイトに時間のかかる大型を掛けた場合は、効果の高いマグロリング。流行中の相模湾以外の釣り場でも、サメが気になる場合は用意しておきたいアイテムです。ロストの可能性もありますが、キャッチ率アップは非常に魅力的!マグロリングを準備して、サメつきのマグロを攻略しましょう!

船釣りが気になる方はこちらもチェック!

船釣りが気になる方は、下記のリンクをチェック!初心者の方でも楽しめるものをまとめたGWの船釣りまとめ、2019年のシマノとダイワの新作船竿まとめをご紹介します。相模湾のキハダは例年夏の初めころからスタート!まずは春の釣りを楽しんで、キハダシーズン開幕のタイミングを待ちましょう!