検索アイコン
エックス
Facebook
LINE

浅場に強いヒラメバケ!北海道伝統の船ヒラメ釣りをご紹介!

ヒラメバケは、北海道で人気の船ヒラメ釣りです。マスナタ、三角バケと呼ばれる特殊なオモリを使う釣りで、死にエサを泳がせてヒラメを狙います。遊魚船は北海道、東北がメインですが、マイボートでも楽しめる!ヒラメバケでヒラメをゲットしましょう!
更新: 2022年2月1日
sim0223
※商品PRを含む記事です。当メディアはAmazonアソシエイト、楽天アフィリエイトを始めとした各種アフィリエイトプログラムに参加しています。当サービスの記事で紹介している商品を購入すると、売上の一部が弊社に還元されます。

この記事で紹介しているアイテム

ハヤブサ SD938 ヒラメ仕掛三角バケ専用

ダイワ PEライン NEO+Si2 2号 300m

三木製作所 ヒラメ用マスナタ

ヒラメバケの道具と釣り方をチェックしてみよう!

北海道のご当地スタイルをご紹介!

北海道地域で人気!独特な仕掛けで死にエサを泳がせる船釣り、ヒラメバケの道具と釣り方をまとめてご紹介します。釣果実績は抜群!マイボートで新しい釣りを試してみたい方は、是非チェックしてみてください!

ヒラメバケとは

ヒラメを狙う船釣り

ヒラメバケ出典: http://fishing-fujiwara.com/wp-content/uploads/2015/04/49cb98c3f86c544a1f57b9c9663a0993-wpcf_320x150.jpg

「ヒラメバケ」は、独特な仕掛けで狙う船のヒラメ釣りです。三角バケ、マスナタと呼ばれるオモリを振ってデッドベイトを泳がせる釣りで、ヘビーながら実績は抜群。伝統的なスタイル、漁具的な釣りを好む方だけでなく、幅広い世代の方が楽しんでいます。マニアックな釣りではありますが、仕掛けやタックルは釣り具メーカー製のもので完結可能!新しい釣りを始めたい方は要チェックです!

暖かい時期の釣り

ヒラメバケのシーズンは5月頃からスタート。ヒラメの接岸を狙って浅場を攻める、暖かい時期の釣りと言えます。効率よく狙えて数が出しやすい!待つ釣りよりも攻める釣り、暖かい季節に楽しむヒラメ釣りをお探しの方におすすめです。

ヒラメバケは北海道で人気!

北海道、東北で人気

ヒラメバケは北海道、東北地方で人気!ご当地メーカーが数多く存在し、地元釣具店に行けば仕掛けは簡単に見つけられます。北海道で地域性の強い釣りを遊びたい方には特におすすめ!仕掛けを動かして釣るタイプの釣りなので、ルアー派の方も是非挑戦してみてください!

他地域では船宿探しが難しい

地域性の強いヒラメバケ。北海道、東北地方では「ヒラメバケ」で募集を行っている船宿が数多く存在しますが、他地域で対応している船宿を見つけるのは難しいです。本州にも適したエリアは数多く存在していると思われるので、マイボートでヒラメを狙っている方は要チェック。バーチカル、デッドベイトでヒラメを狙える点が非常に魅力的です。

ヒラメバケのタックルについて

タックルを3つに分けてご紹介!

ヒラメバケのタックルについてです。浅場を狙う釣りですが、仕掛けが重く道具立てはややヘビー。特にロッドは専用のものを用意しておきたいところです。リールとラインは流用でOK!旅行で北海道の釣りを遊びたい方は、レンタルタックルも視野に入れながら情報をチェックしてみましょう!

①ラインはPE2号から3号程度!


ダイワ PEライン NEO+Si2 2号 300m

出典:Amazon
出典:Amazon
出典:Amazon
出典:Amazon

メインラインはPE2号程度。60m程度まで、かなり浅い場所まで狙う釣りなので、巻き量はそれほど必要ナシ。水深とオモリの重さではなく、600g前後と重いマスナタをシャクる負荷を考慮したセッティングと言える内容になっています。他の釣りへの流用もできるラインなので、少し多めに巻いて使いまわせるリールとしておくのがおすすめです!

②リールは手巻き、電動どちらでもOK

ダイワ 17 レオブリッツ 200J

出典:Amazon
出典:Amazon
出典:Amazon
出典:Amazon
出典:Amazon
出典:Amazon
出典:Amazon

リールはPE2号が150m以上入る両軸リールを使用。電動、手巻きどちらでも楽しめますが、巻き上げ時の負荷を考えると電動を使うのがよさそうです。こちらも専用とするのではなく、他の釣りへの流用と相談しながら選んでみましょう。ダイワ200番、シマノ600番にPE2号300mがおすすめです!

③ロッドは専用ロッドがおすすめ!

ダイワ ヒラメバケX 210

出典:Amazon

ロッドは専用のロッドがベスト。シャクリやすい2m程度、オモリ負荷は120号程度が必要になります。噛み付くバイトのヒラメをしっかり乗せてくれる柔軟な穂先があるとバッチリ!ダイワから手ごろな価格の「ヒラメバケX」、充実したスペックの「剣崎ヒラメ」と展開があるので、専用竿をお探しの方はそちらをチェックです!

ヒラメバケのバケ(マスナタ)について

マスナタがヒラメバケのキモ!

ヒラメバケで特に個性的なポイントがこのマスナタ。三角形の背中を持つオモリで、重さは500g前後をベースに使用します。シャクると鋭く水を切って上昇、ランダムな角度の上昇と滑るようなフォールで、後方のエサに魅力的な動きを与えてくれる仕組みです。

ルアーが好きな方は、フォール時にフラットな面で水を受けてスライドする構造をプラスした、アイスジグをイメージすると分かりやすいかもしれません。振り方にポイントがあるので、気になる方は釣り方の項目も是非チェックしてみてください!

使用するマスナタの重さは船宿次第

三木製作所 ヒラメ用マスナタ

出典:楽天
出典:楽天
出典:楽天

重さは狙う水深、潮の流れ等から船宿によって違いがあります。オモリと同じように重さを指定されるものなので、ご自分で用意してお出かけになる場合は事前に重さを確認しておきましょう。

マスナタは船釣りシンカーで人気のフジワラから「三角バケ」の名前で展開があり、他に三木製作所などでも制作しており、通販でも購入可能。中には自作のマスナタをオークションサイトに出品している方もいるようです。マスナタのカラーはアワビ系が人気!オレンジ、赤といったルアー的なカラーも実績があるので、重さだけでなくカラーも好みのものを選んで挑戦してみましょう!

ヒラメバケの仕掛けをチェック!

仕掛けを3つに分けてご紹介!

ヒラメバケの仕掛けについてです。船宿オリジナルや釣り具店オリジナル、自作で用意する方が多い釣りですが、ハヤブサ等大手メーカーから完成仕掛けも展開されています。タコキャップでエサ持ちをよくする構造が特徴!釣りに慣れている方は、完成仕掛けを参考にしながら自作に挑戦してみましょう!

①ヒラメバケ仕掛け:幹糸とハリスについて

ハヤブサ SD938 ヒラメ仕掛三角バケ専用

出典:Amazon

仕掛けは1m程度の幹糸で道糸とマスナタを接続、マスナタの後ろに60cm程度ハリスを付ける構造になっています。針数を増やす場合は、幹糸に回転ビーズとヨリモドシを付けて30cmほど枝スを出しましょう。枝スで2本、マスナタの後ろに1本と計3本程度を結びます。幹糸は12号から15号、ハリスは8号前後です。


②ヒラメバケ仕掛け:エサを抑えるタコキャップ

掛け針の前についてるタコキャップ。タコベイトの頭をカットしたもので、ウキ止め糸や止めゴムを使って固定できるようになっています。シャクってもエサが落ちにくくなる、回転しにくくなるといった効果があり、エサを付ける場合でも必要なパーツです。

タコキャップではなくタコベイトを使用するパターン、タコベイトだけで使用するパターンとあるので、状況に応じて調整しながら遊んでみてください!

③ヒラメバケ仕掛け:掛け針について

ハリはエサ付け用と掛け針の2種類を使用します。エサ付け用はタコキャップの中を通るような位置、エサの硬い部分をしっかりさせるとバッチリです。掛け針の種類はヒラメ泳がせ定番のトレブルよりも、フカセ針が人気。サイズは16号前後を2段で使用します。エサ付けで針が1つ、掛け針2つで3つの針が並ぶ構造です。

ヒラメバケのエサをチェック!

ご当地エサはオオナゴ!

本州ではイカナゴと呼ばれている魚です。小型を目にする機会が多い魚ですが、北海道では大型化したものがオオナゴと呼ばれ、食用として流通。20cm以上とオオナゴの名前に恥じないサイズです。

5月から6月のヒラメはこのオオナゴに付いているケースが多いようで、ヒラメバケのスタンダードなエサになっています。オオナゴが手に入らない場合は、イワシやキビナゴといった細長いタイプのエサを流用して遊んでみてください!

エサ付けはタコキャップを使用!

オオナゴの付け方についてです。まずはオオナゴの背中、しっぽに掛け針をセット。頭にエサ付け用の針を刺し、タコキャップを移動させてオオナゴの頭に固定します。タコキャップの上部にはウキ止め糸、止めゴム等が付いているので、これをスライドさせてしっかり固定しておきましょう。独特な振りでも落ちないエサ付けが、釣果アップのポイントです!

ヒラメバケの釣り方をご紹介!

釣り方を3つに分けてご紹介!

ヒラメバケの釣り方についてです。着底から底を基準に巻き上げてタナを取るところまでは他の釣りと同じですが、マスナタの独特なアクションを引き出す振り方が必要になります。一定のテンションで上下させるのではなく、緩急とテンションの抜き方がポイント!ルアーゲームに慣れている方は、ワインドのイメージでアクションさせてみましょう!

①着底後に2m程度巻き上げよう!

まずは底取り!マスナタがヘビーなので着底の感覚は簡単に察知できますが、根掛かりを避けるために早めの立ち上げが必要になります。素早く2mから3mほど巻き上げて、ヒラメが見上げるタナに仕掛けを合わせましょう。マスナタがスライドする性能を持っているので、角度が付いて海底に向かっていきます。

②ヒラメバケの振り方について

仕掛けを底から巻き上げたら、アクションスタート!マスナタの形状をイメージしながら、竿の振りで仕掛けを上下に動かしましょう!鋭くシャクりあげて頂点付近で若干糸フケを作る、ゆっくり下すの繰り返しが基本の振り方です。

振り始めで上を向いたマスナタが、間を取ることで下を向いて海底方向に滑り落ちていきます。常に糸を張って同じ速度で上下させても動きは出ないので、緩急を付けながら動かすのがポイントです!

③ヒラメバケの振り方を動画でチェック!


マスナタの振り方を紹介している動画です。振り上げるときは穂先がしっかり入るように、素早く戻して間を作る、戻す時は竿の曲がりが戻る程度にテンションを抜きながら、マスナタの重さが乗るまで待つのがポイント。

コマセの振りや誘いとは異なり、ルアー的なアクションのイメージが求められます。初釣りの初投入時は、水面付近で動かして感覚をチェックです!

ヒラメバケを動画でチェック!

マスナタとエサの動きを動画でチェック!

マスナタとオオナゴの動きを紹介している水中撮影動画です。マスナタを上げているときはオオナゴがワームのように強く動き、ヒラメの興味を惹き付けています。落ちる動きも非常に魅力的で、死にエサを感じさせないナチュラルなアクションを演出!振り方のイメージが湧かない方は、実際の動きを見ながら振り方をイメージしてみましょう!

釣りの様子を動画でチェック!

ヒラメバケ釣りの様子を紹介している動画です。初めてでも振り方さえイメージできれば釣果安定!小型から大型まで、さまざまなサイズに対して有効な釣り方となっています。上昇時に食えばシャクリがアワセになりますが、フォールで食った場合はアワセが必要!食い込ませも考慮に入れながら、ヒラメバケの釣りを楽しみましょう!

ヒラメバケでヒラメをゲット!

北海道でヒラメ釣りを楽しもう!

北海道で長い間楽しまれているヒラメバケ。生き餌が手に入らない場合は、本州で試しても面白そうな釣り方です。遊魚船を見つけるのは難しいので、マイボートで挑戦!北海道旅行ついでに遊べる釣りをお探しの方も、是非検討してみてください!

船釣りが気になる方はこちらもチェック!

船釣りが気になる方は、下記のリンクをチェック!GWにおすすめの船釣りまとめ、2019年のダイワロッド新製品、シマノロッド新製品のまとめをご紹介します。春はヒラメに真鯛、イカにアジと人気のターゲットがいっぱい!船竿新製品もチェックして、今年も船釣りを満喫しましょう!