生姜の育て方と栽培方法!苗の植え方と種まきのコツや収穫の時期をご紹介!のイメージ

生姜の育て方と栽培方法!苗の植え方と種まきのコツや収穫の時期をご紹介!

生姜は大量に消費する野菜ではありませんが、家庭菜園で育てておくと何かと重宝します。育て方もそれほど難しくなく、初心者の方でも栽培可能です。生姜の育て方について、品種選び、種まきから収穫まで順を追って詳しく解説していきます。濱

2019年06月11日更新

のべじ
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目次

  1. はじめに
  2. 生姜とは
  3. 生姜の育て方①:品種選び
  4. 生姜の育て方②:土づくり
  5. 生姜の育て方③:種まき(芽出し)
  6. 生姜の育て方④:植え付け
  7. 生姜の育て方⑤:追肥
  8. 生姜の育て方⑥:管理作業
  9. 生姜の育て方⑦:収穫
  10. まとめ

はじめに

薬味として、様々な場面で利用できる生姜。大量に消費する野菜ではありませんが、家庭菜園で栽培すれば何かと利用価値の高い野菜です。栽培はそれほど難しくありませんので、初心者の方でも十分に育てることができます。畑の隅で育てておくときっと重宝します。今回は生姜の育て方について、種まきから芽出し、苗の植え方、肥料、収穫と順を追って詳しく解説していきますので、ぜひ参考にしてみて下さい。

生姜とは

熱帯アジア原産の野菜

生姜は、ショウガ科ショウガ属に属する多年草の野菜です。熱帯アジアが原産とされており、暖かい環境を好む野菜です。日本では主に根茎を薬味や、漬物などに加工されて利用されています。奈良時代には中国から伝わってきたと考えられており、歴史の深い野菜の1つです。

食材としての生姜の利用

生姜は一般的には薬味として役に立つ脇役的な存在です。しかし、生姜は、筆生姜、葉生姜、根生姜と、収穫する時期によって利用の仕方が変わってきます。筆生姜や葉生姜はなかなか口にする機会も少ないかもしれませんが、家庭菜園で育てれば、ぞれぞれ楽しむことができます。

生姜の栄養

生姜は一般的な野菜の栄養素とはまた違った特徴があります。生姜には独特の辛みがありますが、その辛みの素となる辛み成分に様々な効果があります。まず、ジンゲロールには血行を促進する効果と、殺菌効果があるとされます。ショウガオールやジンジロゲンにも発汗作用や代謝を上げる効果があるとされています。生姜を食べると体がポカポカするのは、辛み成分のおかげなのですね。

生姜の育て方①:品種選び

3つのタイプに分けられる

生姜は成長した根茎のサイズによって小ショウガ、中ショウガ、大ショウガの3つのタイプに分けられます。名前の通り、根茎の大きさが異なり、適した食べ方も異なってきます。そのため、どのように食べたいのかによって品種を選びましょう。もちろん、それぞれを栽培するのも良いですね。

小ショウガ

根茎がそれほど大きくならず、1株400g程度になります。早生タイプで栽培期間が短いため、栽培もしやすくておすすめです。芽が沢山はえてくるため、葉生姜としての収穫にも適しています。

中ショウガ

中ショウガは、小ショウガよりも大きく育ち、500~600gほどになります。中生~晩生タイプで、他に比べると辛みが強いのが特徴です。そのため、漬物など加工して食するのに適しています。

大ショウガ

1株800~1000gほどになり、スーパーなどで見かける一般的なイメージの生姜です。他の2つに比べて栽培期間が長いですが、その分根茎も大きくなり、多収が期待できます。辛みが少なく、酢漬けや薬味など幅広く利用できます。

生姜の育て方②:土づくり

たい肥を施す

種生姜の植え付けをする3週間前に、完熟たい肥を1㎡あたり2kgほど(スコップ1杯程度)をまいてよく耕しましょう。土壌が改善されて、病気の発生を抑えたり、生育を促進させることができます。未熟なたい肥を使用すると、反対に生姜の育成を阻害してしまうため、購入時には必ず完熟タイプのたい肥を購入するようにしましょう。

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石灰、肥料を施す

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植え付けの2週間前に苦土石灰を1㎡あたり150g(3握り)まいて、よく耕します。酸性に傾いた土壌が改善され、生姜に適したpHに酸度調整してくれます。次に、植え付けの1週間前に1㎡あたり150g(3握り)の化成肥料をまき、よく耕します。肥料は植え付け直前にまくと、種生姜に影響が出るため、必ず1週間前までに施しましょう。

畝を立て、マルチを張る

肥料をまいた後に、幅60~80cm、高さ10cmの畝を立てましょう。マルチは必ず必要ではないですが、雑草防止や地温の上昇に期待できるため、余裕があれば張るといいでしょう。いずれにしても、畝を立てたらなるべく平らにならしましょう。マルチはピンと張ることで害虫予防にもつながります。

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生姜の育て方③:種まき(芽出し)

種まきの時期

生姜は寒さが苦手なため、あまり早く寒い時期に種まきすると、成長せずに枯れてしまいます。最終的な植え付けの適期が4月下旬以降ですので、そこから逆算に、4月に入ってから、植え付けのスケジュールに合わせて種まき(芽出し)をしましょう。

種生姜を育てる

生姜は、一般的な野菜のように種まきをするのではなく、ジャガイモなどと同じように、種生姜をまきます。スーパーで食材として販売されているものではなく、ホームセンターなどで種生姜として販売されているものを購入して用意しましょう。

種生姜を分割する

種まきも前に、種生姜を40~60gに分けましょう。刃物を使うと繊維を傷つけてしまうため、手で割るようにして分割しましょう。すぐには種まきせず、種まきの前にしばらく切る口を乾かしておきます。

芽出しをする

畑に直接種まきをしてもいいですが、生育を早めるために芽出しをすると効果的です。発泡スチロールや市販の育苗箱に畑の土をいれ、種芋を埋めます。水をかけてビニールで覆い、なるべく暖かい場所に置いておきましょう。また、芽出しが少量の場合は、普通のポットでも十分です。

芽出し中の管理

芽出し中は、温度が下がりすぎないように注意しましょう。最低気温が10℃を下回ると腐ってしまうため、置き場所を変えたり、毛布を掛けたりしましょう。20℃以上の場所に置いておくと約1週間で芽が出てきます。芽出しができたら、日の当たる場所に置いて植え付けを待ちます。

生姜の育て方④:植え付け

植え付けの時期

種生姜の植え付けに時期は、4月下旬から5月上旬が適期です。あまり早すぎると気温が下がる日もあり、種生姜が枯れてしまう可能性があります。

植え付けの準備

植え付けの前に、種生姜を植え付ける準備をしましょう。マルチをしていない場合は、畝に深さ10cmほどの溝を掘っておきます。マルチをする場合は、30~60cm間隔で植え付ける場所に、マルチに穴を開け、同じく深さ10cm程度の穴を開けておきましょう。

種生姜の植え方

芽出しが完了したらいよいよ植え付けです。植え方は、芽出しした芽が上に向くように、種芋を穴の中に置き、厚さ5~6cmの土を被せましょう。植え方が逆になってしまうと、土の中で上手く芽が出せずに枯れてしまうため注意しましょう。

生姜の育て方⑤:追肥

1回目の追肥

本葉が2~3枚出てきたら、1回目の追肥を行います。化成肥料を1㎡あたり50gほどまいて、軽く耕して土寄せします。成長してくると倒れやすくなるため、しっかりと土寄せしましょう。追肥と同時に行うと忘れにくいですし、作業の効率化になります。

2、3回目の追肥

2回目の追肥は、1回目の追肥から約1か月後に行います。化成肥料を1㎡あたり50gほどまきます。さらに2回目の追肥から1か月後に3回目の追肥を行いましょう。こちらも化成肥料を1㎡あたり50gほどまきます。1回目の追肥の時と同じく、軽く耕して土寄せをしましょう。

生姜の育て方⑥:管理作業

敷きわらをする

生姜を栽培する際、乾燥のし過ぎはよくありません。。そのため、暑くなる7~8月ころは敷きわらをして乾燥を防止しましょう。1回目の追肥、土寄せが終わった後に、生姜の周りにわらをしきつめ、飛んでいかないように支柱などを重りにしておきます。わらが手に入らない場合は、雑草を刈り取って使用したり、薄手の段ボールなどを敷くのも効果的です。

水やりは注意

乾燥に弱い生姜ですが、乾燥しているからと水やりをしすぎると、根茎が腐ってしまうため注意が必要です。基本的には敷きわらでの乾燥防止に頼り、よほど晴天が続くようであれば少し水やりをする程度にしましょう。

場合によって土寄せをする

基本的には追肥と同時に行う3回の土寄せで大丈夫ですが、万が一生姜の枝が風でぐらつくようであれば、臨機応変でさらに土寄せをしましょう。また雨などで土が崩れて根茎が露出してしまうと、成長に影響が出るため、その倍も土寄せをします。

害虫対策

生姜は比較的病害虫の被害にあいにくい野菜です。しかし、アワノメイガには注意しましょう。寄生されると、茎の内部を食害され、最終的に枯れてしまいます。茎に穴が開いていたら寄生されている可能性が高いため、捕殺しましょう。また、市販の殺虫剤で予防することもできますので、状況によっては殺虫剤を散布して対策をしましょう。

生姜の育て方⑦:収穫

筆生姜を収穫

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植え付けから2か月程度たち、葉が3~4枚のタイミングで収穫すると、筆生姜として楽しむことができます。種生姜からかき取るように収穫しましょう。甘酢につけて食べるのが一般的ですが、なかなか機会がないと食べることも少ないのではないでしょうか。栽培者だからこそ楽しめる生姜です。

葉生姜を収穫

8月に入り、太い茎が10本程度伸びていれば、順調に成長している証です。この時期に収穫すると葉生姜として楽しむことができます。葉生姜として収穫する場合は、軽く土を掘り起こして、種生姜を傷つけないように、丁寧に小さな根茎のものをかき取って収穫します。残ったものはさらに成長するので必要な分だけ収穫しましょう。

順次収穫する

葉生姜の収穫後、9月ころに入ると急速に根茎の肥大が進み、順次収穫が可能です。葉生姜の収穫と同じように、種生姜を傷つけないように収穫しましょう。お料理に合わせて必要な時に必要な分だけ収穫すると新鮮な生姜を楽しむことができます。

本格的な収穫をする

秋になり、葉が黄色くなってきたら根生姜の収穫時期です。スコップを使って根茎のすべてを掘って収穫をしましょう。10℃以下になり、霜が降りると根茎が腐ってしまうため、採り遅れには注意しましょう。

まとめ

以上、生姜の育て方について紹介しました。生姜の栽培は芽出しをしてからの植え付けと、乾燥防止です。せかく芽出しした芽の向きを間違えないようにしっかりと植え付けましょう。また、乾燥対策をしっかりして、成長を促しましょう。生姜は何かと重宝する野菜ですし、栽培している人間だからこそ、多様な方法で味わうことができます。ぜひ家庭菜園で育ててみて下さいね。

生姜の育て方が気になる方はこちらもチェック!

今回は生姜の育て方についてご紹介しましたが、その他にも様々な野菜の育て方や食べ方などに関して、詳しく紹介した記事が沢山ありますので、気になる方はぜひチェックしてみて下さい。

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