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【2019】お盆休みの期間はいつからいつまで?一般的な企業の平均期間を解説!

2019年8月、日本では年号が新しく「令和」に変わってから初めてのお盆を迎えます。この記事では、2019年のお盆休みの期間について大体いつからいつまでになるのか、一般的な企業のお盆休みの平均期間をお盆の風習などと合わせてご紹介します。ご参考までにご覧ください。
2020年8月27日
kokorodrop
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お盆とは

お盆とは、ご先祖様や亡くなった方の霊魂を供養する行事を行う期間の事です。日本では毎年夏(7~8月)に行われ、この期間にはご先祖様があの世から帰って来ると言われています。地方によってお盆の期間や風習には様々な違いがあります。
全国的にお盆期間にはお盆休みが設けられており、多くの人がこの期間に故郷へ帰省しお墓参りをしたり、その地方のやり方でご先祖様を供養する行事を行ったりしています。

お盆の期間

お盆の期間といえば、多くの人が8月13日~15日頃を思い浮かべると思いますが、昔はお盆の行事は太陰暦(旧暦)の7月13日~15日に行われていました。現在は太陽暦(新暦)の8月13日~15日に行われるのが主流です。現在、お盆の行事が行われる期間は旧暦の盆、月遅れの盆、旧盆と、大きく分けて3つあります。(一部その他の日時に行われる地域もあります)3つのお盆期間について、簡単にご紹介します。

旧暦の盆

一つ目のお盆の行事の期間は7月13日~15日に行われる旧暦の盆です。旧暦のお盆期間の日付を新暦にそのまま残し行われているものです。この期間に行う地域は、東京都(一部を除く)、南関東(都市部など)、北海道函館市、静岡県の一部、石川県金沢市の一部、熊本県熊本市の一部などです。
 

月遅れの盆

二つ目は8月13日~15日に行われる月遅れの盆です。明治6年より新暦(太陽暦)が採用され定着して行く中で7月13日~15日は農作業の繁忙期だったため、1ヶ月遅れでお盆の行事を行う様になったものです。現在はこちらが主流となっており、北海道(函館を除く)、東北、北関東、西日本、南関東(一部を除く)など、日本のほとんどの地域で行われています。
 


旧盆

三つめは8月20日前後に行われる旧盆です。旧暦の日程で行うものです。なお旧暦の7月15日は新暦の8月20日前後にあたります。この期間に行われる地域は、沖縄県や奄美大島などです。 

お盆の風習

お盆の風習、行事の作法などについては地域によって様々です。一般的には、お盆期間の初めに迎え火を焚いてご先祖様を迎え、お墓や仏壇にお供えをしてお参りします。お盆期間の終わりには送り火を焚いてご先祖様を見送ります。ご先祖様が帰って来る目印に家に飾る「盆提灯」や、ご先祖様の送り迎えをする馬や牛に見立てて飾られる「精霊馬(しょうりょううま)・精霊牛(しょうりょううし)」はお盆の風習として全国的に浸透しています。
また、お盆期間にはご先祖様の魂を慰めるために音頭などの楽曲に合わせて踊る「盆踊り」も夏祭りを兼ねて各地域で行われます。有名な盆踊りの曲には大東京音頭や東京五輪音頭、炭坑節や花笠音頭などがあり、地域ごとに様々な音頭があります。

お盆休みとは

お盆休みとは、会社や公的機関などで全国的に8月のお盆期間に設けられている休暇です。学校では夏休み期間内にお盆期間も含まれています。お盆休みのない職場でも社会的慣習として取得する人もいます。東京など7月がお盆期間の地域の方は7月に有休などを使ってお盆休みを取る場合もあります。
お盆休みはご先祖様の霊を供養する行事を行う期間であるほか国民的な休暇でもあり、故郷へ帰省したり旅行やレジャーなどに出かけたりするシーズンとしても全国的に浸透しています。お盆休みの期間は企業や職種などによっても様々です。2019年のお盆休みの期間について、一般的な企業等の平均期間を解説いたします。

2019年のお盆休み期間【一般企業】

2019年のお盆休みについて、まずは一般企業のお盆休み期間が何日から何日までになるのかを簡単に説明します。一般企業のお盆休みは一般的なお盆期間にあたり、お盆期間と土日祝日を合わせた期間が平均的なお盆休みの期間となります。2019年は8月10日(土)から8月18日(日)までの9日間がお盆休みになる会社が多いでしょう。


カレンダーで確認してみると2019年8月のお盆期間は平日にあたり、その前後に土日・祝日(山の日)、祝日の振替休日があります。そのため休日でお盆期間を挟んだ形で9連休と、今年のお盆休みはかなり大型の連休となっています。
一般企業にお勤めの方の中にはお盆休み中に海外や遠方への旅行をしたり、長めの帰省をしたりする方もいらっしゃるでしょう。故郷で家族や親戚、友人とゆっくり過ごしたり、各地で行われているお祭りなど夏のイベントに出かけたり、お子さんがいる方は学校の夏休みと合わせて、家族でキャンプなどのレジャーに出かける事も出来ますね。

2019年のお盆休み期間【官公庁、公共機関】

次に、役所などの官公庁、郵便局や銀行などの公共機関のお盆休みが何日から何日までになるのかを説明します。役所や郵便局、銀行などについてはカレンダー通りの勤務となり、土日祝日が休み、平日が出勤日となります。2019年はお盆期間が平日のため、その前後の8月10日(土)から8月12日(月・祝振替)、8月17日(土)から8月18日(日)、計5日間がお盆休みにあたると言えるでしょう。

2019年8月のカレンダーを詳しく見てみると、お盆期間の13日から16日までは平日です。その前後の10日(土)、11日(日祝、山の日)、12日(月・振替休日)で3連休、17日(土)、18日(日)で2連休となっています。ちょうどお盆期間が出勤日でお盆休みとしても短めなので残念に思う方も多いかもしれません。しかし、お盆期間のため普段より訪れる方も多くなく、最小限の人数で配置される場合もあります。当番の方以外はお盆期間に夏季休暇や年休有休などをあててお盆休みを取り、結果的に大型連休となる場合も多いかもしれません。

2019年のお盆休み期間【製造業など】

続いて、製造業のお盆休み期間が何日から何日までになるかについて説明します。工場などのお盆休み期間は、会社カレンダーによります。食品工場は365日稼働の場合も多いのですが、それ以外の自動車や機械関係の工場については土日休みの所が多く、お盆期間に一週間の休みが頂ける場合が多いです。お盆期間内に出勤日があっても、調整して大型連休とする会社もあります。

2019年8月のカレンダーを見てみますと、平日はお盆期間、その前後が土日祝日・振替休日となっているため、お盆休みは一般企業と同じく、10日から18日までの9連休となる会社が多いでしょう。こちらも大型連休ですので、お盆休み中はしばらく地元に帰省したり、遠方に旅行する事も可能ですね。

2019年のお盆休み期間【サービス業、販売業など】


最後にサービス業や販売業などのお盆休み期間についてですが、これらの業種については土日祝日関係なく営業し、お盆期間もかき入れ時として忙しく働く事が多いでしょう。そのため決まったお盆休みはなく、企業内、従業員間で調整して交代で休みを取り、お盆期間に休めない方は別の日に休みを取る事になります。サービス業や販売業の方々がいらっしゃるおかげで多くの人が安心して良いお盆休みを取る事が出来ます。

まとめ

いかがだったでしょうか。2019年のお盆休み、皆さんはどのように過ごしますか。お盆はご先祖様を供養する期間であると同時に、家族や地域などとの繋がりを感じるものでもあります。みなさんもご先祖様への感謝の気持ちを忘れず、充実したお盆休みを過ごしてくださいね。

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