【ムシトリスミレの育て方】特徴や植え替え・増やし方のコツと花言葉もご紹介!のイメージ

【ムシトリスミレの育て方】特徴や植え替え・増やし方のコツと花言葉もご紹介!

ムシトリスミレという名前の植物をご存知でしょうか。日本に自生する原種は栽培が難しくてなかなか手に入らりませんが海外種など同品種他種類のものなら比較的手に入りやすくなっています。とても個性的なムシトリスミレを栽培してみませんか。育て方をご紹介します。

2019年04月10日更新

佐藤3
佐藤3
ガーデニング、DIYを中心として自分の経験を活かして執筆中!多くの人の役に立つ記事を心がけています。
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目次

  1. はじめに
  2. ムシトリスミレについて
  3. ムシトリスミレの花言葉は「欺きの香り」
  4. ムシトリスミレの育て方①日常管理
  5. ムシトリスミレの育て方②土と肥料
  6. ムシトリスミレの育て方③植え付け・植え替え
  7. ムシトリスミレの育て方④株分け
  8. ムシトリスミレの育て方⑤その他増やし方2選
  9. ムシトリスミレの育て方⑥栽培の悩み
  10. ムシトリスミレの種類・品種
  11. まとめ

はじめに

ムシトリスミレをよく知ろう!花言葉や栽培方法

見た目はとても可憐なスミレによく似た花。高山の涼しいところに自生している、ムシトリスミレと呼ばれる植物があります。名前を聞いてあれ?と思う方もいるでしょう。実は名前の通り捕虫して栄養にする食虫植物です。少し恐ろしいと感じる人もいるかも知れませんが、山野草のそのシンプルな美しさに惹かれる方もたくさんいます。今回はこの植物の花言葉や増やし方などの栽培方法から枯れるというお悩みの解決方法にも触れていきましょう。

ムシトリスミレについて

ムシトリスミレの基本情報

科・属:タヌキモ科ムシトリスミレ属(ピンギキュラ属)
原産地:北米、日本、ユーラシア大陸
学名/英語名:Pinguicula vulgaris/Butterwort
Pinguiculaという学名はラテン語のぽっちゃりとしているが語源です。これは何も多肉植物という意味だけでなく、葉の表面が脂肪で光っていることにも由来しています。

ムシトリスミレの特徴

ムシトリスミレは涼しくて湿気った場所が好きな草。時々高い山の樹木などにも着床して生息しています。日本にあるものはその自生地域が保護されていて立ち入りできなかったり、育て方が難しかったりして流通は難しいです。それでも海外で美しい花を愛でるために品種改良されたものが出回っていて、同じ仲間の違う種類ならば手にはいりやすくなっています。

ムシトリスミレの花言葉は「欺きの香り」

この花には異なる意味の2つの花言葉が付けられています。それぞれの花言葉とその意味を見ていきましょう。

ムシトリスミレの花言葉の意味

この花の花言葉は欺きの香り(あざむきのかおり)。少しサスペンス風ですが、これは可憐なスミレだと思って近寄ってきたところを葉の粘着力で捕らえられてしまった虫目線だと思えば納得がいきますね。別の言い方をすれば人(花)は見かけによらないとなります。

ムシトリスミレのその他の花言葉

虫を捕食するということを無視すれば、とても愛らしい姿をした草花です。「幸福を告げる」というのは、そんな花姿を見た人が幸せな気分になったことによって付けられた花言葉なのでしょう。食虫植物っぽい物もありますが、きれいな花を見た花言葉もあるのがムシトリスミレのよいところですね。

ムシトリスミレの育て方①日常管理


ムシトリスミレの基本情報がわかったところで、早速育て方を解説していきます。まずは普段どのようにお世話するのかというところから。

ムシトリスミレの置き場所

置き場所を選ぶときは日当たりと風とおしのふたつに注意しましょう。ただし日当たりが良すぎると高温になってしまうときは、それよりも涼しくしてあげることに留意します。ムシトリスミレが自生しているのは涼しい山の上の木陰です。明るいけれど日かげで涼しい。そんな置き場所を選んであげるといいですね。

ムシトリスミレの水やり

この植物は同じ仲間とはいっても、品種によって水やりの方法を少し変えてあげる必要があります。原産地が暖地の種類は、乾燥に気をつけて常時湿っているようにするとうまくいくでしょう。

熱帯高山性品種の水やり

水やりの仕方にもっと注意が必要なのが熱帯高山性の品種です。こちらは株の真ん中にくぼみがあって水が溜まり、そこから腐り枯れる原因となります。株には水がかからないように気をつけましょう。

ムシトリスミレの育て方②土と肥料

ムシトリスミレの土作り

ムシトリスミレ用の土は赤玉土と鹿沼土(どちらも小粒)を混ぜたものを使用すると、適度な湿り気があるのでよく成長します。さらに、酸度を調整していないピートモスを混ぜたり、水ごけだけに植え付けることもできます。赤玉土と鹿沼土では湿り気が足りない場合はこちらも試してみましょう。

初心者におすすめの土

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土の配合はわからないし、失敗するのが怖い。そう感じる初心者の方は市販の培養土を利用するとよいでしょう。山野草用の土として売られているものならムシトリスミレに合います。

肥料は基本的に不要だが

大きくしたいと思ったら肥料をあげなくてはと感じる人も多いでしょうが、どの植物にも肥料が向いていてスクスクと育つわけではありません。ムシトリスミレには肥料はむしろ不要なもの。普通の状態であれば、虫も特別に与える必要もありません。ただし、極端に成長が鈍いと感じたら肥料を与えても構いません。

著しく栄養不足な場合に与える肥料

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普通の環境ではほどとん使うことはないでしょうが、もし肥料が必要と思ったら有機質の固形肥料を株元に少しだけ与えてみてください。中粒や小粒の油かすなどがよいでしょう。

ムシトリスミレの育て方③植え付け・植え替え

買ってきた株を植え付けたり、しばらく育てて大きくなった物を植え替える時期ややり方をご説明します。植え替えはこの後見ていく株分けにも関係する項目ですので、平行で見ていくとわかりやすいでしょう。

ムシトリスミレの植え付け・植え替え

植え付け、植え替えの時期は冬1月から5月くらいの間。こちらも種類によって違いますので手に入れたときの苗の注意書きなどをよく読んで、その品種にとっての生育期の前に行うようにしましょう。

植え付けのやり方

地植えにする場合は、明るい日かげで涼しい場所にします。鉢植えにする場合も涼しさに留意して二重鉢にするのもひとつの方法ですね。わからなかったら普通の植え方でも構いません。涼しい場所に置いてあげるようにしてください。

植え替えのやり方

植え替えの時期も植え付けと同じく生育期前がベストです。1年に1度くらいは新しい鉢に植え替えてあげます。秋に植え替えする場合は冬の寒さにやられてしまわないよう、特に温度管理には気を使ってください。

ムシトリスミレの育て方④株分け

株分けでの増やし方

株分けをする時期は2月から5月ころが適期。このころに植え替えをするなら、一緒に株分けをしてしまうのが一番良いですね。植え替えと同時に数を増やすことができます。

ムシトリスミレの株分け①

鉢から取り出した株が大株であったら適当な大きさにいくつか分けます。このとき無理に割いたりせずに、優しく自然に分かれるようなところを見つけて分割してください。

ムシトリスミレの株分け②

株分けするときの注意ですが、あまりひとつひとつを小さくしてしまうとその後の根付きに問題がおこり絶えてしまう場合があります。細かくしすぎないようにしましょう。

ムシトリスミレの株分け③

用土や鉢などは植え替えのやり方と同様に、ムシトリスミレに向いた土を使って株のサイズに対して小さすぎない鉢に植え付けます。株分けした後は日かげで管理ししっかりと根が付くまで毎日状況を見守り、水やりを忘れないようにしましょう。

ムシトリスミレの育て方⑤その他増やし方2選

ムシトリスミレの増やし方2種

この植物を増やすには葉挿しが良いでしょう。おこなう時期は冬が良いとされますが、それは歯肉が厚く発根率が良いため。確率は落ちますが、葉挿しであれば1年中おこなえます。種を栽培しておこなう種まきも、時期は限られますが不可能ではありません。実生で一度育ててみたいという方はチャレンジしてみても。

増やし方①葉挿し

ムシトリスミレの葉挿しは、もっともポピュラーな増やし方といえるでしょう。何といっても葉があればできてやり方も簡単。密閉できる容器にしとらせた水苔を入れ、その上に葉を乗せて明るい日かげに置きます。発根が確認できたら新品の赤玉土を入れたポットに移してください。ポットで大きく成長してから、苗での利用が可能です。

増やし方②種まき

種ではなく苗で流通していることがほとんどですが、栽培した種で増やすことも可能です。実生のムシトリスミレは珍しいですが、特に手間がプラスされるというだけで特別株に何か変わった様子はあらわれません。趣味としておこないましょう。やり方は湿らせた水苔の上に撒き発芽発根させます。その後は葉挿しと同様にして育ててください。どうしてもやってみたいという方以外は、葉挿しの方が栽培が簡単なのでおすすめです。

ムシトリスミレの育て方⑥栽培の悩み

ムシトリスミレが枯れる

この草花が黒くなってきて枯れるというお悩みをよく耳にします。どうして枯れるのか、その原因と対策を解説しましょう。

枯れる原因は

ムシトリスミレが枯れる理由は水やりに原因があるのがほとんどです。①水をあげすぎていること。②水やりの方法が間違っている。この2点となっています。

枯れる対策をしよう

まずは正しい水やりの方法を実践してください。十分乾燥したのを確認してから水をあげるのが大切です。腰水で育てている場合でも、水が腐ったという場合を除いては交換する必要もありません。乾いてから新しいものをあげるのが基本。熱帯性の品種で注意するのは株に水は厳禁です。水が株元にたまるとそこから腐食、枯れる植物。この種類を育てるときにはこのポイントを特に留意して育てます。

ムシトリスミレの種類・品種

日本に自生する原種の他に、いくつかの同じ種類の仲間・品種が存在します。その中でも耳にすることがある比較的手に入りやすいものを最後にご紹介しましょう。どの種類を育てようか迷う時の参考に。

種類・品種①エッセリアナ

エセリアナとも呼ばれます。日本名はヒメアシナガムシトリスミレ。葉が松ぼっくりのような形をしているのが特徴です。花色はピンク。直径2cmほどの矮性種となっています。

種類・品種②メキシカンピンギキュラ

乾燥に強いメキシコ原産のピンギキュラ。夏も比較的涼しい場所で育成するのが好ましいので、ずっと室内で栽培するのが良いでしょう。冬は5度以下になるのを避けます。急激に株が弱って枯れることもありますので、夜中や早朝の冷え込む時間には気をつけます。温度さえ注意していれば比較的育てやすい品種です。色はブロンズのカラーリーフが美しい品種です。

種類・品種③モラネンシス

同じ種類の中でも特に大型になり、10cm~12cm。大きいものなら15cm近くまで成長するのがこのモラネンシス。和名でアシナガムシトリスミレと呼ばれています。カラーは紫が一般的ですが白、ピンク、紅色と豊富なのが特徴です。

まとめ

ムシトリスミレを栽培しよう

花言葉や育て方、増やし方や品種などムシトリスミレについていろいろとご紹介してきました。いかがでしたでしょうか。食虫植物でもとても愛らしい姿と花の様子などで人気がある草花です。山野草ということで、育て方は少し難しい面もありますがポイントを押さえてしっかり面倒を見てあげることで、初心者でも比較的育てやすくなっています。困ったことがあったときは思い出して、またこのページを開いて役立てていただければ幸いです。

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