はじめに
簡単調理から銀杏のおいしいレシピまでご紹介!
銀杏はそのまま焼いて食べたり、料理に入っていても味のアクセントになる便利な食材ですね。少し苦味のある味は大人向けのように感じますが、ホクホクとした食感がお子さんにもウケて幅広い年齢層から好まれています。
ただ下処理や殻の割り方、薄皮の剥き方がもっと簡単にできるといいなと思っている方も多いです。今回はこの調理前のやり方をメインにおいしい食べ方もご紹介していきます。
銀杏について
銀杏の基本情報
科・属:イチョウ科・イチョウ属
原産地:中国
学名/英語名:Ginkgo biloba/Ginkgo、Maidenhair Tree
科・属としていわれることもあるのですが、正確には銀杏だけイチョウ網・イチョウ目という分類になるそうです。
銀杏は唯一の生き残り種
銀杏科で唯一の生き残り種で他は氷河期で絶えてしまいました。雄株と雌株があり葉の形で見分けられるのは有名な話ですね。スカートのような葉が女の子で雌株。半ズボンのように割れているのが男の子で雄株です。公園などで銀杏拾いを狙っているなら、秋の女の子の葉っぱを持つ雌株をチェックしておきましょう。
落ちている銀杏は拾っていいのか?
秋のおいしい銀杏。街路樹や公園の木でも落ちているものを拾って利用するのは大丈夫。木を揺すったり枝で落としたりするのは公共の物の私物化となって窃盗犯になることも。銀杏だけでそこまで厳しくはされないでしょうが、やはり樹木を傷つけるおそれもありますししないでおきましょう。
銀杏のおいしい食べ方①下処理
銀杏の下処理をしよう!
銀杏の下処理で困るのが実のニオイではないでしょうか。何とかしたいと思っている人も多いでしょう。手につくとなかなかニオイが取れないのも困り物ですね。土を掘って実を埋めるという方法もありますが、うっかり忘れてしまうことも。何か良い下処理の方法はないものでしょうか。
できるだけ臭くない銀杏の下処理は
材 料(80個くらい人分) 果肉付きの銀杏80個 密封バック2枚 新聞紙1日分 ゴム手袋2枚
ニオイの素は果肉部分。うっかり手で触るとかぶれの原因ともなり困ったものです。しっかり密封できるビニール袋に入れて腐らせてから、袋を開けずに果肉と種を分けて処理することでご近所からも苦情がこないやり方ができます。
その他の銀杏の下処理方法
このほか、家の中でできる下処理方法としてびんやペットボトルに水と一緒に入れてよく振るというやり方があります。力いっぱいシェイクすることを考えるとペットボトルが持ちやすく良いのですが果実を入れにくいという難点が。
コーヒーの空き瓶が口が広く使いやすいのでおすすめです。やり方は以下の通り。①果肉と水をひたひたよりも少し少なめに入れる。②ひたすら振って種と分け、それまでの水を捨て新たな水と入れ替える。③1と2を何度か繰り返して種だけにする。
銀杏のおいしい食べ方②フライパン調理
昔からある銀杏の食べ方
材料 銀杏お好きなだけ 塩大さじ1~2
生の銀杏をそのまま保存しようとするとカビが生えたり腐ったりしてしまいます。冷蔵保存するにも一度火を通してからの方がおすすめです。まずは昔からあるフライパンでフライパンで殻付きのまま炒る方法。塩はこげつくと苦くなるので、焦がさないように注意しながら作ります。
フライパン調理の利点
時間がかかると最近は電子レンジを使う方も増えていますが、やはり昔ながらのこのやり方は良い点がたくさんありおすすめです。①香ばしい香りが良い。②塩と一緒に調理できるので食べ方が簡単。③カラッと仕上がるので食感が違う。などなど。フライパンを振っているときのワクワク感もよいですよね。
銀杏のおいしい食べ方③電子レンジ調理
時間がかからない銀杏の調理方法
材料 (1人分) 銀杏必要個数
どうしても短時間で下処理をしてしまいたい。すぐにホクホクの銀杏を食べたい!そんな人がやっているのが電子レンジでの調理する食べ方です。電子レンジ調理でびっくりして困るのが殻の爆発。封筒に入れることでもし殻が爆ぜても封筒の中で済むので電子レンジは安全です。心配な人は封筒を二重にするとよいでしょう。
電子レンジ調理は簡単!
時間をかけずに手軽にすばやく食べるならやはり封筒に入れて電子レンジでチンがおすすめ。先に殻を傷つけておくと破裂も防げます。封筒の口は2回ほど折り返しておくと膨らんでも口が開きにくくなるでしょう。できるだけ丈夫な封筒でやります。
銀杏のおいしい食べ方④剥き方・割り方
銀杏の殻の簡単な割り方
家にあるもので簡単にできる銀杏の割り方には、割り箸と輪ゴム、ハンマーを使います。やり方は以下の通り。①未使用の割り箸を2膳、先の方で輪ゴムでとめます。②太い方を少し開いて銀杏をセット。③そのままハンマーで軽く叩いて亀裂を入れます。未使用といいましたが、割っていない割り箸なら使えます。すぐに試せる簡単な割り方です。
上手に食べよう!銀杏の剥き方
材料 (銀杏お好みの量分) 銀杏お好みの量 水鍋に2cm位の深さ
こちらは、封筒も電子レンジも使わず作るゆで銀杏での皮の剥き方です。包丁で切れ目を入れて茹でることで、スルッとむけやすくなるレシピ。
割り方がうまくできない人におすすめ器具
銀杏坊主
剥き方レシピでも使用していましたが、やはり専用の道具でやるのが一番の時間短縮方法。秋になると毎年たくさんの銀杏を割るという方はひとつ持っていた方が、断然調理時間がかからずおすすめです。
銀杏のおいしい料理レシピ①
お弁当にもお勧めの食べ方:銀杏の炊き込みご飯
材料 (4人分) 白米2合 人参1/3 ごぼう1/6 舞茸50㌘ うすあげ 1枚 鶏肉70㌘ 粉末だし 半量 酒小さじ1 醤油小さじ1 銀杏適量
秋になるとおいしいのが銀杏。その食べ方でおすすめなのがおいしい炊き込みご飯のレシピです。季節の食事という感じがして、今年も秋が来たんだなと実感できますね。お弁当にもおすすめです。一緒に香りのよいごぼうと旨味のでる鶏肉を入れて炊き上げます。
銀杏炊き込みご飯詳しい作り方はこちらから
炊き込みご飯の作り方にもいろいろありますが、香りと味の両方を楽しめるしょうゆ仕立ての炊き込みご飯は子供から大人まで大好き!ごぼうと鶏肉の下処理を電子レンシでやっているので調理時間もかかりません。忙しい方向けです。
銀杏のおいしい料理レシピ②
具だくさんレシピ:銀杏入りがんもどき
材料 木綿豆腐350gもしくは1パック あらびき高野豆腐大さじ3~4 鶏挽き肉175g、もしくは木綿豆腐の半量 ☆塩麹 大さじ1 ☆しょうゆ小さじ1~2 ◎にんじん1/3本 ◎枝豆(冷凍)20グラム ◎銀杏10~15個 ◎ひじき適量 ◎干しシイタケ適量 ◎干しエビ少々 たまご1個 片栗粉 適宜
がんもどきは飛竜頭(ひりょうず、ひろうず)とも呼ばれる食べ物。がんもどきは鳥の雁に似た味がするので雁もどきとも書きます。
飛竜頭はポルトガルのフィロウスというお菓子から変化したもので、がんもとは元々はまったく別の食品。なぜ同じ食品に変化したのかは謎です。枝豆を使ったものと銀杏を使うレシピがありますが贅沢に両方入れて作ってみましょう。
銀杏入りがんもどき詳しい作り方はこちらから
具だくさんな方がおいしいがんもどき。自宅で作るときは、使う豆腐をしっかり水切りをするのがポイントです。このレシピでは高野豆腐も使っていますので簡単に失敗なく作れるでしょう。
銀杏のおいしい料理レシピ③
焼き以外の食べ方もおすすめ:銀杏入りかき揚げ
材料 (約4人分) 生銀杏約18個 長葱1本 人参40g 小麦粉(薄力粉) まぶし用大さじ2(長葱・人参用) 小さじ1(銀杏用) ■ 【かき揚げ粉】 小麦粉(薄力粉)大さじ5 水大さじ7 小麦粉(薄力粉)後入れ約大さじ1で調節
銀杏は焼きばかり食べているという人に試して欲しいのがかき揚げです。彩りもよく他の甘い野菜と銀杏の少しクセのある味や食感の組み合わせも最高です。油を使った料理とも相性がよい食材ではないでしょうか。簡単に作れる季節を感じさせる食べ物として、いつものかき揚げにぜひプラスしてみてください。
銀杏のかき揚げ詳しい作り方はこちらから
かき揚げは最初に食材に小麦粉をまぶしておくと、揚げているときにバラバラになるのを防いでくれます。ただし少し小麦粉の味が立ちすぎてしまう場合もありますので、しっかり中まで火を通すのを注意しましょう。生の小麦粉は香りが目立ちすぎるだけでなく、消化が悪いので腹痛を起こすことがあります。
銀杏のおいしい料理レシピ④
お惣菜にぴったりの食べ方:銀杏入り煮物
材料 (約3~4人分) 鶏もも肉300g ●酒、白だし各小さじ2 大根400g 結び昆布100g 長葱10cm 生姜 ひとかけ分 サラダ油大さじ1 水200cc ●酒大さじ2 ●白だし 大さじ2 ●砂糖大さじ2 銀杏・枝豆合わせて50g位
銀杏を使ったお惣菜にぴったりな煮物を作ってみましょう。鶏肉や昆布などだしの出る食材を入れてうまみたっぷりでおいしいレシピです。
大根のホクホク感とよく煮えた長ネギの甘さ、銀杏と枝豆を両方入れているので、その触感や味の違いも楽しめる一品となっています。少しノスタルジィを感じる秋の食卓に、ほっとする暖かさを運んでくれる献立をプラスしてみませんか。
銀杏入り煮物の詳しい作り方はこちらから
中国ではポピュラーな煮物のレシピを日本風にアレンジしたものです。味付けはお好みで簡単に加減可能なのも、煮物のよいところですね。味だけでなく具材にもアレンジを加えていろいろな家庭の味で銀杏の煮物を楽しんでください。
銀杏のおいしい料理レシピ⑤
簡単でおつまみにぴったりの食べ方:揚げ銀杏
材料は皮むきまで処理が終わった銀杏と揚げ油、調味料としておいしい塩を用意してください。作り方はとっても簡単。油で銀杏を揚げるだけです。あっという間に火が通るのでサッと作ってすぐ食べられるのも魅力です。日本酒ともよく合いますので、急に「何かおつまみ作って!」と言われたときに便利です。
まとめ
銀杏を電子レンジで簡単においしく食べよう
銀杏のニオイが気にならない下処理から、簡単にできる割り方剥き方のコツ。おいしく食べるための調理方法から、食材として利用するレシピまで。旬の銀杏を全て堪能するための方法を見てきました。
気になるレシピや調理方法がありましたか。下ごしらえまでされている物を使ってもよいですが、やはり新鮮な旬のものをいただく方が断然おいしくておすすめです。いろいろな食べ方で季節の食材をいただきましょう。
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銀杏の電子レンジ調理にスポットを当てて徹底調査した記事や、中毒が気になる方への適切な摂取量解説などもあります。この他季節の味覚を食べつくすレシピも検索窓から簡単にピックアップ可能です。ぜひご利用くださいね。
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