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銀杏中毒って何?その症状や適切な摂取量を解説!食べ過ぎには注意?

秋の味覚で有名な銀杏ですが、実は中毒症状があるのを知っていましたか?中毒症状は重く、食べ過ぎることで致死量に達することもある恐ろしい毒なのです。銀杏に含まれる毒素はどのようなものなのでしょうか?銀杏を楽しむためにも確認しておきましょう。

2019年02月18日更新

haduki0
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ガーデニングやキャンプなど、自然についての記事を中心に、様々なジャンルを手掛けています。記事を読んで参考の一つにしていただけたら幸いです。
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目次

  1. 銀杏(ギンナン)とは?
  2. 銀杏の栄養素
  3. 銀杏中毒とは?
  4. 銀杏中毒の症状
  5. 銀杏中毒の対処法
  6. 何個までなら銀杏中毒にならない?
  7. 銀杏がよくない人
  8. 銀杏中毒と銀杏アレルギーの違い
  9. 銀杏レシピ「下準備」
  10. 銀杏レシピ①:「おつまみ」
  11. 銀杏レシピ②:「茶碗蒸し」
  12. 銀杏レシピ③:「チャーハン」
  13. まとめ

銀杏(ギンナン)とは?

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銀杏とはイチョウのことです。扇形の葉が特徴の裸子植物を指します。黄葉による美しさから街路樹にされることも多く、古くから日本で愛されていきました。他にも、火に強いことから材木に使用されたり、種子や葉が食べられることから食用としても扱われています。

銀杏の種子はどんなの?

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一般的に銀杏といえばイチョウの実や種子の方を指します。銀杏の最大の特徴が匂いです。独特の香りは人によっては臭く感じますが、銀杏への食欲を掻き立てます。

銀杏の種子は食べられる

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種子は食用にすることができますが、そのままでは食べることができません。殻が固いので中身を取り出す必要があります。また、中身は苦く、そのままでは食べられたものではありません。そのため、食べる際には炒めたり茹でたりしてからいただきます。

銀杏の栄養素

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銀杏には、ビタミンCを始めとする各種ビタミンや、マグネシウムを始めとする様々なミネラルといった、健康に役立つ栄養が含まれています。
各種ビタミンにより美肌効果や整腸作用が期待できるほか、疲労回復効果を行い健康のサポートをします。また様々なミネラルは、筋肉や骨の成長を助けるほか利尿を促し体内にある毒素を排出させます。ほかにも滋養強壮作用、咳止め、夜尿症の改善など様々な栄養効果が期待されています。
その栄養効能の高さから、中国や日本では古くから健康目的で民間療法や漢方薬に使用されていたほどです。
 

銀杏中毒とは?

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様々な栄養と効能で有名な銀杏ですが、食べ過ぎることで中毒症状を起こしてしまいます。銀杏中毒といわれる症状は、銀杏に含まれるメチルビリドキシンという有害成分がビタミンB6の作用を阻害してしまいます。ビタミンB6が生成する脳内神経伝達物質「GABA」には、ストレスなどによって高ぶった神経を落ち着かせる作用があります。ですが、GABAが不足すると神経を落ち着かせることができず血圧などが上がってしまいます。また、興奮した神経は脳に影響を与えてしまい、痙攣やめまいなどを起こすこともありあるのです。
摂取量を間違えれば致死量に達することもある危険な中毒といえるでしょう。

銀杏中毒以外の毒

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銀杏の毒素といえば、中毒症状を起こすメチルビリドキシンが有名ですが、それ以外にも人に害のある成分が含まれています。
銀杏の外皮には、酪酸とペプタン酸という成分が含まれています。どちらも銀杏特有の匂いの基となる成分で、直接手で触れることで肌が荒れる場合があります。致死量の心配はありませんが、迂闊に外皮に触ると危険といえるでしょう。そのため、銀杏を採取する際は、手がかぶれないように手袋などを使用して採取することを勧められています。

銀杏中毒の症状

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銀杏中毒の主な症状は、神経伝達の異常によって生じます。
・不整脈
・顔面蒼白
・意識混濁、めまい
・呼吸困難、呼吸促迫
・嘔吐
・下痢
・四肢麻痺
・痙攣
・発熱

これ以外に症状が出ることがあります。GABAが不足することで血圧が上昇し、不整脈や意識が混濁してしまいます。また、神経の異常向上により痙攣や四肢麻痺、消化器系が上手く働かず嘔吐や下痢を引き起こします。
呼吸困難や不整脈は、時として命を亡くします。それ以外でも場合によっては後遺症が残る場合もあります。致死量でなかったとしても、食べ過ぎには注意が必要となります。

銀杏中毒の対処法

銀杏中毒の対処法は「すぐに病院へ搬送する」ことです。銀杏中毒の対処法は、主に不足しているビタミンB6を投与することで対処します。そのため、ビタミンB6を投与できない自宅では対処することはできません。症状に気が付いたらすぐに病院へ連絡しましょう。

「銀杏を食べていた」事を伝える

医師に状況を説明する際は、必ず「銀杏を食べていた」ことを伝えてください。銀杏中毒は様々な症状が発症し、一見するだけでは原因はわかりません。そのため、症状から原因を調べて対処するまでに時間がかかってしまいます。しかし、銀杏症状には呼吸困難などの危険な症状も多く、一刻も早く対処する必要があります。無駄な検査の時間を省くためにも、医師に「銀杏を食べていた」事を伝える必要があるのです。

無理に吐かせない

銀杏中毒の原因が銀杏だとわかれば、無理にでも吐かせてしまえばいいと思うかもしれません。ですが、絶対に吐かせるのは止めてください。無理に吐かせると痙攣を引き起こす可能性があります。また、意識混濁や痙攣している状態で無理に吐かせてしまうと、吐瀉物が気道を塞いで呼吸ができなくなる可能性もあります。
アレルギーと同じで、中毒症状になったらどのようなことをしても遅いです。余計なことをして症状が悪化しないようにするため、余計な対処はせずに病院へ急ぎましょう。

何個までなら銀杏中毒にならない?

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銀杏中毒は食べ過ぎより、ギンコトキシンを多量に摂取することで発症します。つまりは「何個まで、」と摂取量を守れば銀杏中毒にはなりません。
個体差にもよりますが、日本中毒情報センターによると、
・子供は一度に7個以上
・成人では一度に40個以上

といわれていますが、あくまで目安ですので、実際には個人差があります。「5個だけだから大丈夫」と楽観的に判断して致死量を間違えないよう注意しましょう。

銀杏中毒は子供が多い

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銀杏中毒は子供に多いといわれています。特に5歳未満の幼児に多く、中毒症状の報告がある70%以上が10歳未満の子供だといわれています。これは、単純に子供の方が耐性が低いからです。体積の小さい子供の方がビタミンB6が不足しやすく、簡単に致死量に達しやすくなります。また、大人とは違いギンコトキシンを解毒する酵素も少ないです。そのため、解毒しきれず発症するのです。
子供は美味しい物を制限なく食べ過ぎてしまいます。そのため、7個程度の銀杏なら食べきってしまうことも多いでしょう。子供が食べ過ぎてしまわないよう、親が注意する必要があります。

銀杏は年の数まで?

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ちなみに、昔は「年の数までは食べても大丈夫」といわれることもあったそうです。大まかではありますが、日本中毒情報センターの指示する数と合いますので摂取量の参考にしてもいいかもしれません。

銀杏がよくない人

銀杏中毒とは別に銀杏を控えてもらいたい人はいます。絶対にダメとはいいませんが、健康のためにも食べてもいいかを医者に相談しましょう。

服薬している人

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ギンコトキシンは、時として薬の効果を変化させてしまうことがあります。薬が効かない場合や逆に効きすぎてしまうこともあるのです。特に不整脈や神経系に作用する薬は効果が変わると大変危険です。万が一を考え、医師に確認しましょう。

妊婦

ギンコトキシンはビタミンB6の生成を阻害します。そのため、ビタミンB6が不足しがちな人はおすすめできません。特に、妊婦は胎児のために栄養が必要になります。ビタミンB6が不足しがちになり健康を害しやすくなりやすくなりますので注意が必要です。
ほかにも、ダイエットしている人や疲れている人はビタミンが不足しやすいです。少量でも健康を害しやすくなりますので、食べるのを控えるようにしてください。

銀杏中毒と銀杏アレルギーの違い

銀杏中毒と銀杏アレルギーはそれぞれ違うものです。中毒症状やアレルギー症状に詳しくないと混同してしまうこともありますので注意が必要です。
 

中毒症状

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中毒症状は、「毒性のある物質を許容量摂取する」ことで発症します。つまりは毒性がある物質(銀杏)でも、摂取量を守れば問題はないというわけです。摂取量さえ守れば無害といえるのでしょう。
ただし、許容量を超えるごとに中毒症状は発症します。アレルギーのように「前回食べても大丈夫だったから今回も大丈夫」というわけではありません。体調や栄養状態によっても許容量は違いますので、安易に大丈夫とは思わないようにしてください。

アレルギー症状

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アレルギー症状は、「特定の物質に対して過剰に免疫反応が生じる」ことによって発症します。つまりは量に関係なく特定の物質(銀杏)はダメというわけです。中毒症状とは違い、一口目ですでに致死量なのです。
一度アレルギー症状が出たら、次もアレルギー症状が出ます。成長による体質の変化で大丈夫な時もありますが、多くの場合、量に関係なく発症しますので食べないようにしてください。

銀杏レシピ「下準備」

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銀杏はそのままでは食べられませんので下準備をする必要があります。
1:銀杏の実を水で洗い、数日水につけて柔らかくする
2:柔らかくなった銀杏から種子を取り出しよく洗う
3:種子を天日干し、よく乾燥させる
4:しっかり乾燥させたら完成。料理に使う際はハンマーなどで殻を砕いて中身を取り出し使用する

銀杏の種子を取り出す際は、ゴム手袋をするようにします。でないと、酪酸とペプタン酸によって手が荒れてしまいます。

銀杏レシピ①:「おつまみ」

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材料

・下準備した殻付き銀杏
・塩

作り方

最も一般的な食べ方です。
1:下準備した殻付き銀杏を用意し、ハンマーなどで殻にヒビや割れ目を入れておく
2:熱したフライパンに銀杏を入れ、蓋をしながら弱火から中火程度で炒る
3:しばらくして(約5分ほど)銀杏のはじける音が聞こえたら完成
4:殻を抜いて、塩など好みで味付けしたら出来上がりです

熱いですが、熱いうちでないと殻が剥がしにくいので、早めにいただきましょう。

電子レンジでの作り方

電子レンジでも作ることができます。
1:下準備した殻付き銀杏を用意し、ハンマーなどで殻にヒビや割れ目を入れておく
2:厚みのある封筒に銀杏を入れて口を閉じる
3:500Wで約1分ほど加熱、銀杏のはじける音が聞こえたら完成

厚みのある封筒にした理由は、銀杏がはじけて破れないようにするためです。そのため、袋状で丈夫な入れ物なら何でも構いません。また、加熱しすぎると銀杏が破裂してしまいますので注意してください。

銀杏レシピ②:「茶碗蒸し」

材料

・卵:1個
・出汁:20ml
・水:180ml
・銀杏
・その他具材

作り方

1:ボウルに、溶き卵、出汁、水を加えて混ぜる
2:殻を抜いた銀杏ほか、他の具材をした処理する
3:器に「2」を入れ「1」を注ぎ入れる。気泡があれば楊枝などで潰しておく
4:蒸し器に入れ、強火で2分、弱火で10分ほど蒸す。
5:竹ぐしを刺し、澄んだ汁が出るようなら完成
 

銀杏レシピ③:「チャーハン」

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材料

・銀杏
・米
・その他具材
・塩
・胡椒

作り方

1:殻を抜いた銀杏ほか、他の具材をした処理する
2:フライパンに油を敷き、強火で加熱
3:「1」を入れ炒める
4:米を追加してさらに炒める
5:好みに合わせて塩・胡椒をしたら完成
 

まとめ

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秋の味覚で有名な銀杏ですが、その種子にはギンコトキシンという毒素が含まれています。摂取量を誤れば致死量となり、大変危険なのがわかります。ですが、摂取量さえ間違わなければ栄養価が高い健康的な食べ物といえます。
毒素があるからといって、秋の味覚を食べないのは勿体ないです。食べ過ぎに注意して美容と健康に効果的な銀杏を是非堪能してください。

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