お盆にナスやきゅうりを飾るのはなぜ?お供えの意味や正しい置き方を解説!のイメージ

お盆にナスやきゅうりを飾るのはなぜ?お供えの意味や正しい置き方を解説!

お盆になると目にするナスときゅうりの飾り、「実は意味をよく知らない」という方は多いのではないでしょうか?お供え物の名前や意味をご紹介します。これらを正しく知って、ナスやきゅうりなどの野菜でお盆に御先祖様を迎え入れましょう。

2019年03月30日更新

yayoi
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目次

  1. お盆にナスの飾り
  2. お盆にナスの飾りの意味
  3. お盆にナスを飾る期間
  4. お盆のナスの飾りの作り方
  5. お盆のナスの飾りの置き方
  6. お盆のナスの飾りの処分の方法
  7. お盆のナスの飾りの作品例①
  8. お盆のナスの飾りの作品例②
  9. お盆のナスの飾りの作品例③
  10. お盆のナスの飾りの作品例④
  11. お盆のナスの飾りの作品例⑤
  12. お盆のナスの飾りの作品例⑥
  13. お盆のナスの飾りの作品例⑦
  14. お盆のナスの飾りのまとめ

お盆にナスの飾り

お盆の飾り

お盆になると目にする機会が多くなる、ナスで作られた動物の形の置物。お盆に飾るという他には、「意味をよく知らない」なんてことはありませんか?野菜で作られた動物が可愛いから飾っている訳ではありません。日本のお盆の大切な風習をご紹介します。

ナスの飾りの名前

ナスやきゅうりに割り箸をさして作られた飾りは、「精霊馬(しょうりょううま)」と言います。ナスで作ったものは太めで牛を表しているので「精霊牛」と言うときもありますが、一般的には両方合わせて「精霊馬」と呼んでいます。

お盆にナスの飾りの意味

精霊馬

お盆になると御先祖様があの世からこの世に戻って、お盆が終わるとまたあの世に戻って行かれます。この世に迎え入れ、送り出す乗り物を精霊馬としてナスなどでお盆に手作りし、御先祖様の往復手段として使っていただきます。精霊馬が無いと、お盆にこの世に戻ってこれないので要注意です。

馬と牛の意味

馬は足が速いので、お盆にいち早くあの世から家に戻ってこれる乗り物として御先祖様に使っていただきます。送り出す時は、まだまだこの世にいてほしいので、動くのがゆっくりな牛に乗ってあの世に戻っていただきます。両方用意しておくと、御先祖様が快適に移動できます。ただし地域によっては逆の意味を持つ場合もあります。

ナスときゅうりの意味

ナスときゅうりを使う意味は、お盆に農作物がきちんと収穫できている成果の報告だという説があります。今では自分で栽培しなくても手に入りますが、昔はそうはいきませんでした。大切な農作物をお盆に捧げて迎え入れるのは、とても大切な意味があります。ナスなど野菜は、プランターでも簡単に育てられますので、お盆のためにご自身で栽培してみてもいいでしょう。

お盆にナスを飾る期間

地域による違い

この精霊馬、実は全国的なお盆の風習ではありません。東日本地域ではお盆にこの風習がありますが、西日本地域ではこの風習がありません。関西や九州地方の方々は、実物を見た経験がない人は多いかもしれません。日本のちょうど中心あたりで、お盆の風習が違うのは興味深いですね。

お供えする期間

お供えはお盆に行いますが、時期に地域差があります。お盆には大きく分けて2つの時期があり、7月か8月の13日から16日の4日間です。7月と8月に別れている理由は、お盆に新暦と旧暦のどちらを採用しているかによります。お盆の間中お供えする場所もあれば、16日の送るときだけお供えする場所もあります。

お盆のナスの飾りの作り方

材料

お盆の飾りの製作時にいるものは、新鮮なナスときゅうり、割り箸です。ナスなどは直線的な形よりも、少し曲がっていて個性的な形が、自然な形の動物に見えるのでおすすめです。自宅で取れた新鮮なナスがあれば、ぜひそれを使いましょう。愛情が込められて作られたナスでできた乗り物は、お盆の大切なお供え物になります。

出典: https://www.amazon.co.jp

お子さんでも簡単に作れるので、お盆に家族で作れます。割り箸を切る時に刃物を扱いますので、怪我をしないように注意します。それ以外にも、爪楊枝や竹串なども使えます。しかし、地域や宗派で決まりごとがある場合には、そちらに従って作ります。

お盆の決まりごとの少ない環境の人は、自由にナスやきゅうりで乗り物を作ってみるのもおすすめです。御先祖様が好きだった車の形や、独創的な乗り物でもいいです。喜んで乗ってくれそうなアイデアを考え、お盆に先祖代々のつながりを考える点からもおすすめです。家庭菜園などで、新鮮な野菜が他にあれば、活用してみても面白いかもしれません。

1. 割り箸をカット

まず、割り箸を野菜のサイズに合わせて、バランスよく馬や牛に見えるサイズに切ります。切る時には、刃物で怪我をしないように注意します。割り箸にカッターや小刀で切り込みを入れてると、手で折りやすくなります。割り箸を切る時に牛と馬の区別がつくように、長さを変えましょう。牛は短めに馬は長めにすると置いた時に、どちらの種類か見分けがつきやすくなります。

2. 野菜に割り箸をつける

割り箸が切れたら、野菜にさして牛と馬の形を作ります。浅くつけると抜け落ちてしまう場合がありますので、しっかりとつけたものが外れないようにします。牛と馬が自立するように、バランスよく足を取り付けます。立たせた時に足がグラグラしないように、長さを揃えると綺麗に見えます。

より本物らしく見せるには、野菜の方向を考えて割り箸をさします。きゅうりやナスのヘタは、顔に見立てられますので、ヘタの部分を上下にして、表情をつけられます。

お盆のナスの飾りの置き方

正しい置き方

ナスで作られた馬は、可愛いらしい形ですがお盆のお供え物です。きちんと精霊棚を作って正しくお迎えします。精霊棚は盆棚とも言われています。精霊棚にいるものは、位牌、香炉、線香、蝋燭、盆提灯などの仏具のほか、ほおずきや果物といった植物や食べ物も用意します。その中に精霊馬も置きます。

注意事項

お盆のお供えの方法は地域や宗派により違いがあります。もし初めてご家庭でお盆のお供えをされる場合は、正しく御先祖様を迎え入れるために、周囲に置き方の確認をおすすめします。

置く方向

盆棚に置いた精霊馬は、置き方が決まっていて意味があります。お迎えするときは、仏壇の方に向ける置き方です。お送りするときは、仏壇の外に向く置き方にします。お供え物の意味を知って正しく迎え入れ、お送りします。

お盆のナスの飾りの処分の方法

適切に処分

お盆の行事が無事に終われば、ナスで作った馬を適切に処分します。生野菜を何日も部屋に飾っておくため、傷んでいる可能性があります。もったいないですが食中毒の可能性があるため食用は避けたほうが無難です。昔は川や海に流して感謝していましたが、現代では禁止されている場所がほとんどです。近くのお寺で処分してもらう、土に埋めるなどの方法が現代では一般的です。

清めてから処分

お盆にこのような行事をしている人が多い場所では、行政に問い合わせてみる方法もおすすめです。他に方法がない場合は、塩で清めてから半紙で包んで感謝して処分しましょう。

お盆のナスの飾りの作品例①

乗り物

車好きの故人のために作られた、格好いい車の精霊馬です。ナスで車を作ってあり、ナスを輪切りにした部分がタイヤを表していてリアルです。きゅうりで座席を作っていて、2つの材料でこんなにユニークなお供え物ができるとは驚きですね。

車のお供え

こちらもナスで作られた車の精霊馬です。ストライプ模様のナスの車やタイヤがおしゃれです。車の座席部分はくり抜かれていて、座席があるのがポイントです。細かいこだわりがあり、御先祖様への感謝の気持ちが伝わってきます。

お盆のナスの飾りの作品例②

本格的な馬

本格的な馬は見るからに早そうです。顔や体の作りが凝っていて、爪楊枝で組み立てています。格好いい馬のオリジナル性が素敵です。このような馬でお迎えされてる御先祖様は幸せですね。ずっと飾っておきたくなるクオリティの高さです。

細工が凝った馬

こちらの馬も細かい細工が凝っていて、今にも天に昇っていきそうなきゅうりの馬です。足の関節がきちんと表現されていたり、たてがみの部分はギザギザに切り込みが入っていたりと、馬の描写が素晴らしいです。隣にある一般的な精霊馬とは違い、躍動感が感じられますね。

お盆のナスの飾りの作品例③

本格的な牛

本格的な形は馬だけでなく、ナスを使った牛も可能です。小さいサイズのナスが牛の顔の形に絶妙にフィットしています。足もナスを半分に切って、ヘタの部分をつま先に見えるように表現しています。唐辛子やミョウガで角や耳、尻尾を作っていて、芸術作品のようですね。

ナスで乗り物

ナスでも細かいパーツを切り出せば、このような格好いい乗り物が作れます。今にも走り出しそうな乗り物で、爪楊枝の演出効果が抜群です。車輪のクオリティが素晴らしいですね。

お盆のナスの飾りの作品例④

キャンドル製

本物の野菜以外にも飾りは作れます。こちらはキャンドルでできていて、火を灯せるので、お盆にぴったりですね。ナスときゅうりの色のグラデーションがリアルで、美味しそうに見えます。ナスのヘタもリアルです。新しい素材でお盆のお出迎えも、決まりが厳しくないご家庭の方はいいのではないでしょうか。

ビーズ製

ビーズで作られた馬もキラキラして可愛いアイテムです。本物のナスときゅうりで作った飾りの隣にそなえておくと、手芸好きの御先祖様は喜んでくれるかもしれません。細かいビーズで立体的な作品が作られていて素敵です。

お盆のナスの飾りの作品例⑤

頭をつける

ペット好きの人には、このような形もおすすめです。一目で自分の馬だとわかってくれて、すぐにこの世に戻ってきてくれそうですね。羊毛フェルトで手作りした顔は、とてもリアルで素敵です。自分好みのアレンジで、お盆に気持ちよく迎え入れられます。

こだわりの形

ナスとさやいんげんなどを使うと、オリジナルの動物を作れます。こだわりの形で迎え入れられ、お盆が大切な時間になります。毎年どのような形にするか考えるのが、いい時間の過ごし方になります。

お盆のナスの飾りの作品例⑥

プロペラ機

現代プロペラ機でこの世に戻ってこれます。これだと早く移動できるのが嬉しいポイントですね。本当に回転しそうなプロペラがリアルです。細かく刻んで取り付けた形にこだわりを感じます。爪楊枝がパーツを繋ぐのに大活躍です。

プロペラ機その2

こちらも力作です。色々なタイプのアイテムで迎え入れられて、アイデアが素敵です。先端に違う形の切ったものをつけているのがアクセントになっています。どのようにオリジナルを作るか、想像するだけで思いを偲ぶことになります。

お盆のナスの飾りの作品例⑦

たくさん飾る

たくさん飾れば圧巻の景色です。それぞれ少しずつアレンジして作れば、面白いものが完成します。お寺の入り口に並べると、まるで生きているかのような印象になります。色々な大きさで作って、たくさんお出迎えができます。

アレンジした飾り

こちらもたくさん並んでいて、圧巻の景色です。2人乗りになるように、背もたれ付きで快適に乗れそうです。どれも爪楊枝のさし方が少しずつ違っていて、個性的なものができています。お出迎えが楽しみになります。

お盆のナスの飾りのまとめ

お盆に飾るナスやきゅうりの飾りの意味や置き方、作り方をご紹介しましたが、いかがでしたか?ご家庭や地域によって違いがありますが、御先祖様を迎え入れて送り出すという意味は同じです。ぜひ御先祖様が気持ちよく帰ってこられるように、お供えしましょう。

ナスやきゅうりの栽培が気になる方はこちらをチェック!

精霊馬を作るために、ナスやきゅうりをご家庭で栽培してみませんか?育ててご自身で食べるのはもちろん、自家製の野菜でお迎えすることもでき、きっと御先祖様も喜んでくれます。心を込めて栽培しましょう。

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