夏キャンプの服装選びで大事なこと
登山やBBQ、川辺でキャンプ、夏を満喫するには欠かせないのがアウトドアな遊びです。標高の高い山へ徒歩で登るなど、本格的なアウトドア活動をされるシーンでは、機能性ばかり重視してしまい格好がずんぐりむっくりしてしまうこともあります。逆におしゃれさを重視したウェア選びだと、寒さや暑さに耐えられなかったり、キャンプ場で終始困惑してしまうこともあります。では一体、どのような服装選びが望ましいのでしょうか。
機能と見た目のバランスがとれた服装が大事
雨がちらつく天気が予想されるなら、ゴアテックスなど防水に特化した服装が必要です。速乾と防風の機能に加え、格好もつく服装ならColombiaやノースフェイスといった登山ウェアブレンドを選択する手もあります。世界シェアの有名ブランドなら、機能性も優れて見た目もオシャレなデザインの服装が実現できます。最近ではレディース部門を始めとする登山ウェアで、機能とトレンディな見た目の双方が充実した服装が開発・販売されています。
夏キャンプのおしゃれな服装【メンズ】
夏場のキャンプでは、男性は食材やテントにBBQセットなどの重い荷物を運んだり、子供がいれば一緒水遊びや泥んこ遊びで激しく服装を汚すこともあるでしょう。なので動きやすい格好はもちろん、撥水性や通気性にも長けており、なおかつおしゃれなアウトドアウェアを着用したいところですね。アウトドアといってもさまざまなシーンがありますので、まずは夏の山での服装選びからチェックしていきましょう。
夏山キャンプのおしゃれな服装3選
夏山キャンプのおしゃれな服装①
車ごと侵入可能なキャンプ場や公園など、ストイックな登山が強いられない場面においては、おしゃれさを重視したラフなスタイルが人気です。無地Ｔシャツにハーフパンツといったシンプルな服装ですが、白、黒、青、の3色でバランスよくまとめたカラーコーデを意識することによって、統一感のあるアウトドアファッションになります。腕周りがさみしいと感じた方は、防水仕様の腕時計や、派手過ぎないシンプルなメンズバングルをつけてもグッドな服装になります。
夏山キャンプのおしゃれな服装②
青と白をベースにすることによって、清潔感ただよう爽やかな印象を作りだせます。おしゃれさに重点をおいた服装に見えますが、全体的にワンサイズ大きめのウェア選びをすることで、動きやすさは文句なしです。ジャケットは一見暑苦しそうにも見えますが、G-1000というテントに近い最高級の素材を使ったシャツジャケットなら、通気性抜群で快適に過ごせるだけでなく日焼けからも身を守ることが可能です。炎天下で長時間過ごすなら長袖は必須です。
夏山キャンプのおしゃれな服装③
色とりどりのジャガード柄やボーダー柄のサポートタイツは、キャンプファッションでは鉄板のアイテムです。迷彩のハーフパンツと組み合わせることで、男らしさがより一段と引き立てられるでしょう。ブラックで統一させてしまうとやや暑苦しい印象を作ってしまうので、タイツにアクセントとして白やグレー色を織り交ぜたり、キャンプの用途に合わせてサンダルとトレッキングシューズを使い分けたりするようにしましょう。
夏海キャンプのおしゃれな服装3選
夏海キャンプのおしゃれな服装①
最近では、海水浴場に隣接するようにキャンプ場やBBQ設備など整った会場も増えてきました。目の前は海なのでアクティブにビーチで遊ぶこともあれば、街へ買い出しに行ったりすることもあるでしょう。両面で活動しやすい男性の服装とは、海水パンツをタウンユース仕様におしゃれに着こなすことです。Tシャツに海パンだと普通すぎる着こなし術なので、存在感のあるマリンシューズやブレスレットなどで味を加えていきましょう。
夏海キャンプのおしゃれな服装②
他の男性と差をつけるには、第一印象で与えるインパクト抜群のビッグストライプシャツで決まりです。さらっと一枚着で格好がつくので、自分のファッションに自信がない男性や、色々悩んでしまって決めきれない男性におすすめです。ダボっとしたルーズさを縦のストライプがスッキリさを与えて中和するので、ラフとシャープのバランスのとれた服装が実現できるでしょう。合わせるパンツもシュッとした細身のラインを当てるようにしましょう。
夏海キャンプのおしゃれな服装③
東南アジアのビーチリゾートを思わせるボタニカル柄のシャツは、夏の海でのキャンプにぴったりです。アジアンテイストの強い襟付きシャツは、南国の雰囲気に溶け込みます。夏の山キャンプでは着ることが難しいおしゃれなシャツも、海キャンプなら不自然なく着用できます。シャツのデザインにクセがあるので、帽子やアクセサリーなどの小物系はシンプルなものを合わせるようにしましょう。パンツや靴も無地であることが好ましいでしょう。
夏キャンプのおしゃれな服装【レディース】
夏冬のキャンプでも、ビーチでも森でも、女性ならシーンに関係なくレディースファッションを決めたいものです。TPOと最低限の動きやすさや機能性を理解すれば、どんな場面でも楽しく好きなレディースファッションでいられるでしょう。夏のキャンプでは、山と海では身につける衣類やアイテム、目的などが大きく変わります。おしゃれかつ場所に適したアウトドアウェアを紹介します。
夏山キャンプのおしゃれな服装3選
夏山キャンプのおしゃれな服装①
標高の高い山へ登るときや、九州・沖縄など南部の山々では、真夏でも天候が安定せずスコール被害にあうことも珍しくありません。暖かい時期とはいえ、急な雨で濡れた体は一気に冷えてしまい、楽しいはずのキャンプが厳しい思いでしか残りません。そのような状況が想定できるキャンプに行かれる方は、雨具の用意は必須です。ハンターブーツ社のレインコートやレインブーツなら、デザインと機能性の両方に注力しているので、女性にも人気です。
夏山キャンプのおしゃれな服装②
スカートやワンピースなども、短すぎたり動きを妨げるような作りでなければ、夏のキャンプに着る服装として決してNGではありません。サポートタイツを履いて、その上に登山用のスカート（山スカート）を着用すれば、パンツスタイルよりも動きやすい服装に感じる方もいます。徒歩での移動距離が長いなど、膝を酷使するシーンが予想される夏山キャンプなら、タイツは着用しておいた方が楽なので山スカートやワンピースと合わせて可愛い服装にアレンジしてみましょう。
夏山キャンプのおしゃれな服装③
つなぎの一種であるサロペットは、動きやすさはピカイチ。女性らしいキュートな印象を残しつつも、キャンプ場ではしっかり活動できます。ほぼオールインワンなので、自分で考える着こなし術としては中に着るTシャツや薄手の羽織ものくらいで済むため、面倒もなく色々なアイテムとも合わせやすいです。サロペットは深くて大きめなポケットがついていることも多く、さまざまな道具を使う夏のキャンプでは、かなりマッチした服装でしょう。
夏海キャンプのおしゃれな服装3選
夏海キャンプのおしゃれな服装①
夏山キャンプの服装のように、機動性や防水性など意識する要素も少なく、自由にファッションを楽しむことができるのが夏海キャンプの服装選びのメリットでしょう。一番気にかけたいポイントは通気性の良さです。ジメっとした潮風が昼夜問わず吹き続けているので、固い生地や厚手のパンツではムレが気になってしまうことも。東南アジアで流行のエスニックパンツなら、汗をかいても気持ち悪くなりにくく、夏っぽい服装としてもしっかりマッチします。
夏海キャンプのおしゃれな服装②
夏らしいブルーのデニム素材を使ったサロペットは、海辺のキャンプ場にぴったりな服装です。BBQをするときは、横幅が大きくて横にゆらゆら揺れてしまうサロペットは邪魔になってしまいますので、縦にストンと落ちたシルエットのすっきりしたタイプを選んで下さい。レディースウェアの中でもサロペットは万人受けする格好なので、どんな格好で夏海キャンプに行けばよいか悩んでいる方に、デニム生地サロペットはおすすめです。
夏海キャンプのおしゃれな服装③
濡れても平気！思い切り夏の海キャンプをはしゃぎたい方は、ワンピース水着のレディースウェアをチョイスしてみましょう。見た目は普通の街中で着られるレディースウェアのようですが、海やプールでも大活躍の水着仕様になっています。日焼け対策として、ビーチサイドにいる時は肩からカーディガンを羽織っても、Tシャツを上から着てしまっても格好がつきますよ。
夜の夏山キャンプに適した服装とは
標高500mを越える山であれば、夜から朝にかけての冷え込みは想像以上です。しかし夜はBBQやキャンプファイヤーなどのイベントがつきもので、飲み食いした体は温まっているので寒さを感じにくくなります。すると夜でも薄着になりがちですが、活動を止めると急に体は冷えてきます。特に山の夜風は夏でも風邪をひいてしまうくらい体の芯から熱を奪っていきますので、ウィンドブレーカーなど風を通しにくい素材のアウトドアウェアを用意しておきましょう。
夜の夏海キャンプに適した服装とは
夜のビーチでは強く風が吹き荒れることもあれば、無風の日もあります。そよ風程度であれば半袖で心地よいかもしれませんが、髪が乱れてしまうほどの勢いがあれば、蚊が発生しなくなるというメリットがありますが肌寒く感じることもあるでしょう。日本の夏は独特の湿った風が吹くので、山のようにウィンドブレーカーを羽織ってしまっては汗が引きません。海の夜に適した服装はケースバイケースです、半袖と速乾性の高い長袖の両方を準備しておきましょう。
まとめ
夏のキャンプでは、標高の高い山や現地での行動によって求められる服装は大きく変化します。ビーチでBBQをしたり国立公園のキャンプ場を使う程度なら、タウンユースのような普段着に近い格好で当日を迎えることもできるでしょう。逆にアクティビティを要するイベントに参加されるなら、服装は機能性を重視しなければなりません。そして、夏の山と海に見合った服装は全然違います、TPOをしっかり把握して雰囲気にマッチした夏の服装をチョイスできるように心掛けましょう。
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