検索アイコン
エックス
Facebook
LINE

ブルーベリーの栽培方法と育て方!苗木の植え方・地植えのコツや時期をご紹介!

ブルーベリーの栽培方法を、はじめての方でもわかりやすく説明しています。ブルーベリーは苗、用土のえらび方、水やり、剪定が重要なポイントとなります。コツをつかめば、丈夫で栽培しやすい果樹です。新鮮な完熟果の収穫を目指してチャレンジしてください。
2020年8月27日
aoi801
※商品PRを含む記事です。当メディアはAmazonアソシエイト、楽天アフィリエイトを始めとした各種アフィリエイトプログラムに参加しています。当サービスの記事で紹介している商品を購入すると、売上の一部が弊社に還元されます。

この記事で紹介しているアイテム

ブルーベリー 苗木 コリンズ ノーザンハイブッシュ系 2年生 接ぎ木苗 【ブルーインパルス】

ノースブルー ブルーベリー 挿し木 苗木 2年生 ハーフハイハイブッシュ系品種 果樹苗

ブルーベリー2本セット(ラビットアイ系:ホームベル・ブルーシャワー)苗木 苗《果樹苗》

ブルーベリー 苗 【シャープブルー (サザンハイブッシュ系)】 2年生 挿し木苗

ブルーベリー セット

ブルーベリー 苗木

ブルーベリー苗木(3年もの)

花ごころ ブルーベリーの土 5リットル

朝日工業 ブルーベリー肥料 2kg

ブルーベリーは初心者でも収穫できる!

初心者にも育てやすく家庭で人気のブルーベリー

ブルーベリーは育て方も管理も簡単で初心者でも栽培、収穫も楽しめます。植え方も、地植えはもちろんプランター、鉢植えにしてベランダにも置けるため家庭果樹として人気があります。木の高さも1~2mと低木で管理がしやすいです。木が低いため子供にも収穫でき親子で楽しめます。
 

新鮮な果実を味わえる

ブルーベリーは鮮度が落ちるのが早いため、生食できる日数が短いです。家庭で育てれば収穫時期も見定められ完熟果で収穫できます。

ブルーベリーはどんな栄養が含まれているの?

ブルーベリーにはビタミンA、アントシアニンを多く含み、目に良いと言われています。ビタミンEも多くこれらは抗酸化作用があるとされています。食物繊維も多く、バナナの2倍以上の食物繊維を含んでいます。

庭木や観葉植物として

ブルーベリーは春に小さな花を咲かせます。夏は青紫の実をつけ、落葉樹なので秋になると真っ赤に紅葉し、冬には落葉します。日本の四季を感じられ、観賞価値のある果樹です。病気にも強く育て方も簡単で庭木としても最適です。

ブルーベリーの育て方①栽培敵地があります

栽培適地とは

ブルーベリーには品種ごとに適した栽培地域があります。目安として関東地方より北が冷涼地、南が温暖地とし、それらの地域に適した品種を選んでいきます。育て方や植え方、管理はどちらも変わりませんが、地域に合った苗木を選んでください。
 

冷涼地品種ブルーベリー

ノーザンハイブッシュ

ブルーベリー 苗木 コリンズ ノーザンハイブッシュ系 2年生 接ぎ木苗 【ブルーインパルス】

出典:Amazon
出典:Amazon
出典:Amazon
出典:Amazon
出典:Amazon
出典:Amazon
出典:Amazon
出典:Amazon
出典:Amazon

夏が冷涼で冬は低温時間が多い地域が適地となります。北海道、東北、関東、甲信越、北陸、東海、近畿地方で夏が冷涼な地帯、中国山地、九州では標高が高い地域が栽培適地です。
果実ほ大きめで味のバランスがよいと言われています。初心者にも育てやすく、時植え、プランターどちらでにも適します。

ハーフハイブッシュ

ノースブルー ブルーベリー 挿し木 苗木 2年生 ハーフハイハイブッシュ系品種 果樹苗

出典:Amazon
出典:Amazon
出典:Amazon
出典:Amazon
出典:Amazon
出典:Amazon
出典:Amazon
出典:Amazon
出典:Amazon

低木で寒さに強いため、積雪がある地帯でも栽培できます。北海道、東北が栽培適地です。
果実は小ぶりですが、果皮がやわらかく加工品に向いています。

温暖地品種ブルーベリー

ラビットアイブルーベリー

ブルーベリー2本セット(ラビットアイ系:ホームベル・ブルーシャワー)苗木 苗《果樹苗》

出典:Amazon
出典:Amazon
出典:Amazon
出典:Amazon
出典:Amazon
出典:Amazon
出典:Amazon
出典:Amazon
出典:Amazon

低温時間が少なく温暖な気候が栽培適地です。東北南部、関東、北陸、東海、近畿、中国、九州が栽培地帯です。果実は小さめですが、収穫量が多い品種です。

サザンハイブッシュブルーベリー

ブルーベリー 苗 【シャープブルー (サザンハイブッシュ系)】 2年生 挿し木苗

出典:Amazon
出典:Amazon
出典:Amazon
出典:Amazon
出典:Amazon
出典:Amazon
出典:Amazon

温暖な地域で栽培できるハイブッシュ系統の品種です。東北南部、関東、甲信越、北陸、中国、四国、沖縄が栽培地帯です。氷点下にならない地域では、落葉せず常緑性で冬を越します。果実は中型で甘い品種が多いです。

ブルーベリーの育て方②苗木の選び方


ブルーベリー受粉の相性:別の品種を近くに植える

ブルーベリー セット

たくさん収穫したい。そのためには異なる品種を近くに植えたほうが受粉率があがります。地植えでは2品種を植え付けます。プランターや鉢植えで育てる場合でも2品種苗木を購入して育ててください。ハイブッシュ品種ならハイブッシュ2種、ラブットアイならラビットアイ2種苗木を選ばないと実がほとんどつきません。

品種がわかる苗木を選ぶ

購入時ブルーベリーの鉢植えに品種名や植え方が明記されていれば大丈夫ですが、種名がわからなければ購入は控えましょう。ホームセンターなどでは多品種の植物を扱っているので、移動時に品種名が紛失した状態で販売されていたりします。確認をしてから購入しましょう。

苗木の状態をよく見て選ぶ

ブルーベリー 苗木

購入する苗木の品種が決まったら、状態を観察しましよう。全体の緑色が濃く、葉の枚数が多いものが健全な状態です。枚数が少なく、色も薄いようでしたら弱っていたり、害虫、病気にやられている可能性もあります。少しでも不安に思ったら購入を控えたほうがよいでしょう。また、インターネットで品種名、苗木、ブルーベリー、など検索すると専門店も多数見つかります。ほしい品種の苗木を見つけやすいのでお勧めです。

ブルーベリーを早く収穫したいなら3年生の苗木を

ブルーベリー苗木(3年もの)

出典:Amazon
出典:Amazon
出典:Amazon
出典:Amazon
出典:Amazon
出典:Amazon
出典:Amazon
出典:Amazon
出典:Amazon

ブルーベリーの育て方で1年、2年は苗木を大きくするために花や実つけさせず剪定して手入れをします。そうすることにより花や実にいく栄養分を株にたくわえ丈夫で大きな株に仕立てていきます。すぐに収穫したいのなら3年生の苗木を購入しましょう。苗木も大きいので根張りもよくじょうぶです。移植時に根を切らないよう植え方に注意してください。
 

ブルーベリーの育て方③土壌管理

酸性土壌をつくり苗木を植えましょう

ブルーベリーは酸性土壌でないと、植え付けても弱って枯れてしまいます。一般的な植物とくらべ強い酸性土壌でPH4.3~5.3位が条件です。ハイブッシュブルーベリーPH4.3~4.8,ラビットアイブルーベリーPH4.5~5.3です。PHが高い土壌で育てると葉が黄色くなり弱ってしまいます。そのような状態になってしまったら早めに土壌を改良しましょう。
 

酸性にするための用土づくり

花ごころ ブルーベリーの土 5リットル

ブルーベリーのための用土はピートモスと鹿沼土を使います。ピートモスとはミズゴケなどの植物が堆積し何年もたって泥炭化した状態のものです。日本で流通しているものは主に外国産で、カナダ産のピートモスは高品質とされています。鹿沼土も酸性の性質をもつ栃木県鹿沼市で採取されることからそのまま商品名となっています。

ブルーベリー栽培の用土を作る

ブルーベリーの育て方で重要な酸性の用土は、ピートモスと鹿沼土を混合させつくります。割合は1対1ので混ぜ合わせます。元肥として暖効性肥料(成分がゆっくり、ながく続く肥料です)を少量混ぜておきます。水を加えながら混ぜあわせ、握ってまとまる硬さになるようにします。初心者でしたらブルーベリー専用の用土も販売されていますので、そちらを利用するのもおススメです。

ブルーベリー栽培地植えの場合

ブルーベリーの地植えで苗木の植え方は重要です。植え替え、移植ができないので日当たりの良い場所をえらびましょう。植え方は鉢植えと違い根が広がりやすいため、苗木と苗木を離すことも大切です。直径50~60センチ、深さ30センチ位の穴をほり根元にピートモスでマルチングします。植え終わったらたっぷり水やりをしましょう。

ブルーベリー栽培地植え後の苗木管理

水はけの良い土壌を好むため、乾いたら水やりをたっぷり行います。地温があがり過ぎないように根元にマルチングをしましょう。根が弱い性質なので移植させると株が弱ってしまいます。大きくなって移植にならないよう苗木を植えつける前に株間を十分取りましょう。
 

ブルーベリー栽培プランター鉢植えの場合

植え方によって、プランターや鉢植えはベランダでも栽培でき、移動もできるので管理がしやすいです。しかし用土が少ないのでや水やり、肥料はこまめにおこなう必要があります。育て方は地植えと同じですが、初心者の方は水やりに注意しましょう。

ブルーベリー栽培プランター鉢植え後苗木の管理


水はけのよい用土が条件の一方、乾燥には弱いところがあります。プランター、鉢植えは用土が少ないのでこまめな水やりが必要です。夏は朝と夕方に底面から水が流れ出るまでたっぷりと水やりしてください。また、鉢の地温が変化しやすいので、夏や冬は軒下など日中の温度変化が少ない場所で管理しましょう。苗木は弱いので特に注意してください。プランターや鉢植えは成長して根詰まりをおこさないように、数年ごとに植え替えが必要になります。大きくして庭に移植することもできます。

ブルーベリーの育て方④水やり肥料

ブルーベリーの育て方で重要なポイントです。ブルーベリーの根は主根(たてに伸びる太い根)と側根(よこに伸びるひげ状の根)の区別がありません。ほとんど、ひげ根のため根の張りが浅く狭いので水分の吸収できる範囲が狭いのです。また根毛と呼ばれる養分や水分を吸収するための器官がありません。

水やりによって根が成長する

ブルーベリーは根が細く狭いので水やりにはコツが必要です。根は水やりによって土壌が潤い、その後、水がなくなったときに根が伸長し成長します。水やりを多くすればよいのではなく、根が乾燥する状態をつくるようにメリハリをつけるようにします。そのためには水はけのよい土壌でこまめに水やりをおこないます。特に苗木は過湿にならないように注意してください。移植や植え替え時に根を切らないように作業しましょう。

ブルーベリーの肥料は少しずつ様子を見ながら

朝日工業 ブルーベリー肥料 2kg

出典:Amazon
出典:Amazon

用土作りで元肥は施してありますが、成長により不足する養分を補うために追肥をします。効果が早く出てほしいので、速効性肥料を使います。3月に芽や枝葉の伸長、開花に備えて根元より30~40センチ離し軽く土をかぶせます。5月下旬ごろ実をつけたブルーベリーを大きくするため、同じように追肥します。9月頃収穫が終わり、枝葉はあまり伸びませんが根は成長しています。栄養を蓄える時期なので追肥します。

ブルーベリーの育て方⑤剪定の時期とやり方

ブルーベリー栽培休眠時期に翌年の準備

苗木から育てたら、2年~3年までは木を大きくするために花をつける枝を切ってしまいます。実をつけると栄養分が実にとられてしまい木が弱ってしまうのを防ぐためです。剪定は1月のブルーベリーが休眠している時期におこないます。3年も待てないかたは、苗木を購入するときに3年苗を選べばすぐ結実するように育てられます。

ブルーベリー栽培剪定のポイント

休眠中は栄養を蓄え苗の活動も少ないので剪定には最適です。剪定は完全に葉が完全に落ちてから行いましょう。初心者ですと花芽が良くわからないことがありますので芽が大きくなる2月でも大丈夫です。

ブルーベリーの害虫、病気ついて

暖かくなってきたら要注意!害虫対策

気温の低い冬の時期は心配ないですが、油断しているといつの間にか大量発生するやっかいな虫たち。冬の間も姿を変えて越冬しています。繭の状態でいるガの幼虫は見つけ次第駆除しておかないと春に悲惨な目にあってしまいます。春から秋はガの幼虫が葉を食べ、巣をつくります。アブラムシやハダニなども寄生してくるので、こまめに観察し見つけ次第駆除します。生食するブルーベリーですから、殺虫剤は使わずピンセット、歯ブラシなどを使い駆除しましょう。

病気は葉の変化に注意!

病気には強いブルーベリですが、高温、多湿がつづく梅雨時期にはカビ、細菌が原因で病気が発生します。症状として葉が茶色くなったり湾曲したりします。病気予防が大切で、天気のが悪い日が続いている時は水やりを控えましょう。葉や枝を剪定し風通しのよい状態にし原因となる細菌の飛散を防ぎます。日ごろよく観察し早期発見、対策をとりましょう。

ブルーベリー収穫の見極め方と注意点

初心者にはわかりづらい収穫の時期

栽培品種の選び方もそうでしたが、収穫時期も栽培地域の気候によって変わります。南の地方から収穫時期を迎えます。育て方や地植え、鉢植えの違いにもよりますが、関東地方では6月上旬~9月上旬までです。収穫期間は3~4週間位となります。

完熟を見つけるポイント

やっと実をつけたブルーベリー。最高の状態で収穫したいですよね。完熟を見分けるには、果実全体が色づいているか。その後、一回り大きくなるので、そのタイミングで収穫です。指で触ったときにやわらかく、弾力があれば完熟しています。


果汁に注意

ブルーベリーを収穫中に果汁が出ますが、ふき取っておかないとそこから腐ってしまいます。また、収穫する日は晴れている日でないと水滴によってカビがついてしまいます。収穫したら早めに冷蔵庫に入れて保存しましょう。

ブルーベリーの年間サイクル

春の成長

4月のなると花が咲き、葉芽から新しい葉が伸び始めます。花が受粉し果実が成長をはじめます。この時期から害虫も活動し始めます。よく観察し早めに駆除しましょう。水やりも増やしていき、実の成長する時期なので肥料も施します。

入梅から夏収穫時期梅雨の湿気に注意

6月中旬から収穫時期を迎えます。収穫は気温の上がらない早朝におこないますが、朝つゆがついているとカビがつくため、つゆが消えてから収穫します。害虫が発生する時期です葉の裏なども注意して観察し見つけ次第歯ブラシなどで落とします。また、完熟した実を狙い鳥がやってきます。ネットをかけるなど対策しましょう。水やりは朝晩2回しっかりと行います。水不足になると実がしぼんでしまうので忘れずに管理しましょう。
 

秋収穫後のお礼肥と休眠準備

収穫後の取り残しや落ちた実、葉を掃除しましょう。腐敗すると害虫、病気の原因になります。成長により用土の栄養分がなくなっています。養分を蓄え休眠の準備のためお礼肥をします。株の周りに施します。水やりは少し間隔をあけてあげましょう。

冬落葉休眠

冬は葉がないので光合成ができません。体内に蓄えた養分で成長しています。1月には選定作業をして樹形を整えておきます。苗木は花芽を剪定します。水やりは乾燥をみて暖かい日中にします。やりすぎに注意してください。移植や植え替えの時期でもあります。

まとめ

ブルーベリーをはじめて栽培する方にもわかりやすいようにポイントをおさえて育て方を解説してきました。苗木は早く収穫したいなら3年苗木を選ぶ。お住まいの気候に合った品種を2種購入する。土壌を酸性にする。根が弱く乾燥しやすいので水やりは良く観察してする。移植、植え替えに注意する。用土や肥料はブルーベリー専用商品が販売され、苗木も地域に合った品種がセットで購入できます。初心者でも栽培しやすいので、収穫目指してチャレンジしてみてください。

果樹が気になる方はこちらもチェック!

この他にも様々な果物の樹についても多数紹介しています。季節を変えていろいろ収穫できますので興味のある方はこちらも合わせてご覧ください。