17 プレイズ 1000
【DAIWA ダイワ】17 レオブリッツ 200J(右)
シマノ 電動リール 20 ビーストマスター MD3000
ダイワ タフバッテリー 12000 IV
電動リールの選び方と使い方をチェックしよう!
今年から沖釣りを始める方は要チェック!釣り初心者の方、電動リール初挑戦の方向けに、選び方と基本的な操作方法をご紹介。本体、バッテリーと予算が必要な釣り具ですが、1台あれば遊べる範囲がグッと広がります。手巻きからのステップアップをお考えの方は、是非チェックしてみてください!
電動リールの選び方・4つのポイント
まずは電動リールの選び方をチェック。メーカー、サイズ、グレードと、購入時のポイントについてご紹介します。
釣り具が初めて、釣りは沖釣りからという方は、メーカーのイメージが浮かびにくく迷ってしまうかと思いますが、大手メーカーのシマノ、ダイワのアイテムに絞って、選び方から確認してみましょう!
1.電動リールの選び方:メーカー
シェアが高いシマノ
沖釣り、特に電動リールのジャンルでは人気の高いシマノ。使い方はシンプルで耐久性が高く、中型、大型モデルはシマノを選ぶ方が多いです。実売価格的にはシマノ、ダイワとも大きな差はないので、定番から選んでおきたい方にはシマノがおすすめ。
バッテリーコード等、電動リールはメーカー規格を持つ周辺機器が多いので、切り替えにはある程度予算が必要。後述するダイワもしっかりチェックしておきましょう!
デザイン、機能性が魅力のダイワ
小型電動リールで勢いを増すダイワ。モーター位置がフロントで、シマノ機よりもコンパクトなモデルが多いです。LTやルアー系の釣りモノから始める方にはダイワの製品がおすすめ。
スプールが細いことも構造的な特徴で、仕掛けを落とす速度はダイワ機の方が優れているといった意見もあり、落下速度が重要なイカ釣り等でも、構造的なメリットを感じられます。デザインがよく、多機能!複数の機能を使いこなして遊びたい方も、ダイワをチェックしてみましょう!
2.電動リールの選び方:サイズ
初心者の方向けにサイズの選び方をご紹介!入門向けの釣り、スタンダードなセッティングをベースに、3つのサイズに分けて紹介しています。
地域や船宿によって推奨セッティングに違いがあるので、購入前の情報集めは必須。出かけられそうな範囲の港で人気の釣りモノをチェックしておきましょう。地域の釣具店で相談しながら選ぶと間違いナシです!
①LT系の船釣りには2号300m!
【DAIWA ダイワ】17 レオブリッツ 200J(右)
アジ、イサキといったライトなターゲットを浅場で狙う釣りには、PE2号から3号がおすすめ。実際に釣る場所の水深は100m未満であるケースがほとんどですが、トラブルに備えて道糸は倍以上巻いておくのがセオリーです。
サイズはダイワであれば200番、シマノであれば600番をチェック。タチウオやヒラメなど、人気が高く手軽に遊べる釣りモノにマッチします。
②スタンダードな船釣りには4号300m!
17 プレイズ 1000
水深100m以上、真鯛や小型青物、イカを狙うスタンダードな船釣りから始める方には、PE4号を300m巻いたセッティングがおすすめ。サイズはダイワ300番、シマノなら1000番程度が目安になります。このサイズは対応できる範囲が広く、細めに巻き替えての流用もある程度可能なサイズ。
メインとなる釣りモノをイメージしながら選んでみましょう。同じ魚を釣る釣りでも地域によって仕掛けやポイントの条件に違いがあり、ラインセッティングが異なる場合があります。
③青物狙いの船釣りには6号300m!
シマノ 電動リール 20 ビーストマスター MD3000
ブリをメインにカツオやメジ、大型根魚やイカの多点掛けといった高負荷な釣りには6号300mクラスのキャパシティを持つリールがおすすめ。サイズはシマノなら3000番、ダイワは500番です。
人気の落とし込みにピッタリのサイズで、初心者の方が遊びやすい範囲で大物を狙うのであればこのサイズがおすすめ。まずは6号300mで、大物入門の釣りを楽しみましょう!人気上昇中の中深場、アカムツやLTキンメにも流用できるサイズです。
3.電動リールの選び方:グレード
グレードの違いはパワーの違い
シマノであれば「プレイズ」、「フォースマスター」、「ビーストマスター」、ダイワは「タナコン」、「レオブリッツ」、「シーボーグ」と2社とも3段階程度のグレード分けで製品を展開中。同サイズであった場合、上位モデルの方がパワーが高いです。
深い場所で仕掛けを上げ下げ、掛かる魚は大きい沖釣りなので、巻き上げのパワーは快適度に直結します。新製品であれば下位グレードでも十分なパワーが得られるので、ぜひチェックしてみてくださいね。
最初は入門向け、下位グレードでも十分!
近年は釣り具の進歩が顕著、電動リールも低価格で十分なパワーが得られるようになりました。小さいモデルで大きい魚を、という場合はハイエンドなモデルが必要ですが、ある程度重さを我慢すれば入門向けのモデルでも十分!
青物、イカなど負荷が気になる釣りも、ミドルクラスでバッチリ対応できます。まずは入門向け、予算に余裕がある方は購入後の展開も考えてミドルクラスのイメージでグレードを選びましょう!
4.電動リールの選び方:糸巻きは購入店舗で
電動リールは糸巻学習が必要
電力を使用しないタイプのリールは、スプールを道糸を巻くだけで準備が終わりますが、電動リールは水深を表示する関係から糸巻学習が必要です。
説明書を見ながら行えば初めてでも十分行える程度の難易度ですが、ラインにテンションを掛ける、入力に失敗しないといった部分を考慮すると購入時に糸巻もお願いする方法をおすすめします。修理やオーバーホール、巻き替え時もお願いしやすくなるので、近くの大手釣具店で購入しましょう!
糸巻済みで販売中の通販ショップも
実店舗を持つタイプの通販ショップには、糸料金込み、糸巻済みで発送するとして電動リールを販売しているところもあります。実店舗での購入が難しい場合は、このタイプの通販を利用する方法もおすすめ。
購入前にメール等で相談しながら購入するのもよいです。初めての電動リールを通販で購入する場合は、糸巻済みのものを探してみましょう!
電動リールの使い方
電動リールの基本的な使い方もご紹介!初めての場合は不安を感じるかもしれませんが、クラッチを切って仕掛け落とし、ボタン1つで自動巻き上げる、この2動作だけでも釣りは楽しめます。便利な機能は慣れてからにして、まずは基本的な操作で釣りを楽しんで、電動リールの扱いを覚えていきましょう!
1.電動リールの使い方:バッテリー
バッテリーは自前がおすすめ
電動リールのパッケージは本体と接続用のケーブルのみ、バッテリーは別で用意する必要があります。船宿貸し出し、船電源等で電力を供給する方法もありますが、本来の性能を引き出せてトラブルレスな純正バッテリーがおすすめ!
予算を多めに用意する必要がありますが、トラブルなく釣りの時間を過ごせることは、船釣りにおいて非常に大きなメリットになります。初心者の方も是非購入を検討してみてください。
バッテリーの選び方について
ダイワ タフバッテリー 12000 IV
バッテリーの種類は安価で重い鉛と高価で軽いリチウムの2種類。新しいモデル、ハイグレードなモデルはリチウムの使用を前提としており、鉛バッテリーを使用すると巻き上げ力がダウンする傾向があります。
シマノ純正は非常に高価な製品しか選択肢がないので、まずは安価な鉛バッテリーから、ステップアップにリチウムを検討するような選び方がおすすめ。どちらも長期間放置すると寿命が短くなるので、釣りに行かない時も定期的に充電を行っておきましょう。
安心です この商品は、他の鉛バッテリーと比較すると高価ですが、意外と長持ちします。 リチウムのパワーは無理ですが、信頼性はありますね。重くて不便ですが、 重宝しますよ。
2.電動リールの使い方:電源を入れよう
釣り座が決まったら電動リールを準備!
電動リールとバッテリーの繋ぎ方についてです。特別な操作は必要なく、電源コードを使って本体とバッテリーを繋ぐだけでOK。通電すると電源が入ります。釣り座が決まったら道具やバッテリーを持ち込んで、ゆっくり準備しながら出船を待ちましょう。
ゼロセットで釣果アップ!
釣り場に着いたらゼロセット!道糸と仕掛けのつなぎ目、もしくはコマセカゴを海面につけて、液晶の表示をゼロにします。初期状態は竿の長さ、船の高さで数mズレているので、より正確にタナを把握するための作業です。
操作方法はモデルによって異なりますが、ほとんどの場合はゼロセットボタン、リセットボタンの長押し。道糸が切れてしまった場合の復旧にも必要になる作業なので、事前に説明書を読んで確認しておくとスムーズです!
3.電動リールの使い方:基本的な操作
電動リールの基本的な操作についてです。電動リール初挑戦、初心者の方向けに、クラッチ操作と自動巻き上げ、取り込みについて紹介しています。電動巻き上げだけでなく手で巻いても巻けるので、細かい操作は手巻きでOK。使い方に慣れてきたら、機種特有の機能も操作してみてください!
①糸を出したい時はクラッチオフ!
仕掛けを落としたい時は、クラッチをオフ!リールをもって親指が来るあたり、スプール直下のパーツを押し込むと、カチっと押した状態で固定されます。この状態のときはスプールが逆回転、糸が放出される状態です。
ハンドルを巻くとクラッチが入るので、指示タナまで落としたらハンドルを巻いて微調整を行いましょう。
②仕掛けを上げるときは自動巻き上げ!
魚が掛かった、エサやコマセの確認、ポイント移動など、仕掛けを上げるときは電動巻き上げを使用。どの機種にも巻き上げボタン、巻き上げレバーがあり、ワンタッチで巻き上げが開始されます。
レバーの押し込み具合で巻き速度を調整できるので、魚が掛かっているときはスローな巻き上げで回収しましょう。
③数m手前からは手巻きで回収しよう!
残り5m程度の位置で電動巻き上げは自動停止。仕掛けを穂先に巻き込むようなことはおきません。仕掛けと道糸のつなぎ目が海面に見える程度まで手巻きで巻きあげたら、手で持って手繰りながら仕掛けを船内に回収してください。
初心者の方は巻きすぎてしまうケースが多いので、ゆっくり仕掛けの長さを見ながら取り込みましょう!
電動リールで船釣りを始めよう
釣りの範囲が一気に広がる電動リール。水深が100mを超えたあたりからは、電動リールを使うのがスタンダードです。美味しい魚、夢の大物を目指すなら電動!初心者向けの電動リールをゲットして、本格的な沖釣りに挑戦してみましょう!
電動リールが気になる方はこちらもチェック!
入門向けの電動リールが気になる方は、下記のリンクをチェック!シマノ、ダイワのおすすめモデルをまとめて紹介しています。初心者の方でも遊びやすい範囲の釣りをカバーしたサイズを紹介しているので、これから船釣りを始める方は是非チェックしてみてください!
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