はじめに
石川県には金沢を中心として兼六園や城、寺院、神社など、また能登半島の海岸や温泉など旅行におすすめの観光地がたくさんあり、2019年に旅行で行きたい観光スポットを絞り込むのに迷うほどです。今回は2019年に石川県で旅行で訪れたいおすすめの観光地をランキング形式でご紹介していきます。
【2019】石川県の観光旅行、おすすめ名所ランキング第15位
有名な人気スポット:世界一長いベンチ
能登半島の西側、志賀町の海岸には世界一長い約460メートルのベンチがあり、ここはまた日本海に沈む夕日が美しい通称「サンセットヒルイン増穂浦」の海岸でもあり、このベンチに悠々と座って思う存分夕陽が眺めるのもおすすめで、例えベンチに横になっても狭くなったといってクレームを付ける人はいないと思います。
ギネスにも登録されているベンチ!
実はこのベンチは、その長さからギネスブックにも登録されており「世界一長いベンチ460.9m」として掲載されています。このベンチに座り都市にいた時の喧騒を忘れて、すぐ前の海岸の潮騒を聞きながら海を見ていると、心身共に癒されリフレッシュして明日への活力も湧いてくるでしょう。
石川観光の基本情報
【住所】石川県羽咋郡志賀町富来領家町タ
【連絡先】0767-32-9341
【2019】石川県の観光旅行、おすすめ名所ランキング第14位
有名な人気スポット:金沢蓄音器館
「金沢蓄音器館」は、現在のDVDプレーヤーの原点とも言うべき数多くの蓄音機を保管・展示しており、初代の館長が昭和のある日、捨てられている蓄音器を見て心を痛め、それから同じ運命にある古い蓄音機の収集を始め修理し、蓄音器は540台、SP盤のレコードは約2万にも及ぶコレクションとなりました。その後金沢市が譲り受けて引き継ぎ「金沢蓄音器館」としてオープンし、現在では日本でも有数の蓄音器のコレクションの場となっています。
根強いファンが集うスポット!
今ではレコードのSP盤ファンが遠方からでも足を運ぶ穴場のスポットになっており、3階建ての館内には常時140台の蓄音機が展示されそれらを鑑賞したり、一日に3回が聴き比べが行われています。また蓄音機やSP盤にまつわるトークショーやイベントも行われ人気となっており、もしSP盤を保有されていて聴いてみたい方は、是非訪れて試してみてください。
石川観光の基本情報
【住所】石川県金沢市尾張町2-11-21
【連絡先】076-232-3066
【2019】石川県の観光旅行、おすすめ名所ランキング第13位
有名な人気スポット:のとじま臨海公園水族館
のとじま臨海公園水族館は、七尾市の能登島北岸にある石川県で唯一の水族館であり、約500種の能登半島近海の魚介類を中心に展示しており、フンボルトペンギンが主に泳ぐトンネル水槽は日本でも最大級であり、当水族館の目玉となっています。
一日たっぷり楽しめる水族館!
「ジンベエザメ館 青の世界」では、珍しい大型のジンベエザメが悠々と泳ぐ姿が見られ、その他にもラッコやオットセイの姿も間近で観察できます。また利口なイルカのショ―は子供も大人も家族で楽しめるアトラクションとして人気で、ここは一日たっぷり遊べる水族館となっています。
石川観光の基本情報
【住所】石川県七尾市能登島曲町15部40
【連絡先】0767-84-1271
【2019】石川県の観光旅行、おすすめ名所ランキング第12位
有名な人気スポット:金沢城
金沢城は兼六園の隣の金沢城公園の中に建つ城で、加賀藩主であった前田利家により築城され居城となっていましたが、1602年の落雷によって天守閣が焼失してしまい、すぐには再建されず、本丸には三階櫓と二の丸に御殿が建てられました。
城の歴史は火災と復興の繰り返し!
その後内堀などが整備されましたが1631年に再び火災に見舞われ、再建され、その後も1759年にまた火災に遭い、城の大半が焼失してしまいました。このように城の歴史は火災と再建の繰り返しでしたが、平成13年には「橋爪門続櫓」や「菱櫓」、「五十間長屋」などが復元され、安政年間の景観が再現され当時の面影を偲ぶことができるようになり、城の跡地は公園として整備され、都市の中にある市民の憩いの場所として人気となっています。
石川観光の基本情報
【住所】石川県金沢市丸の内1−1
【連絡先】076-234-3800
【2019】石川県の観光旅行、おすすめ名所ランキング第11位
有名な人気スポット:妙立寺(みょうりゅうじ)・忍者寺
妙立寺は金沢市にある日蓮宗の寺院で、加賀藩の三代目の藩主・前田利常によりが創建されました。寺の建物は複雑な構造をしており、また外敵を欺く仕掛けが多数あり、別名忍者寺とも呼ばれており、現在観光スポットとして人気となっています。
多数の仕掛けがある寺!
前田利常がこの寺を造った理由は、幕府による藩主罷免を恐れ、馬鹿殿を装って幕府を欺き安心させ、一方いざという時の為に、多くの武士達が滞在できるたくさんの寺院群を建て、その司令塔的な役割や要塞としての機能をこの妙立寺に持たせ、敵を欺く隠し部屋や隠し階段、落とし穴、見張り所などの仕掛けを造ったことから忍者寺と呼ばれるようになりました。現在、解説が付く見学が行われ、電話予約が必要のようです。
石川観光の基本情報
【住所】石川県金沢市野町1-2-12
【連絡先】076-241-0888
【2019】石川県の観光旅行、おすすめ名所ランキング第10位
有名な人気スポット:金沢駅
北陸の玄関口でもある金沢駅には、雨や雪の多い金沢を訪れる人たちに傘を差し架ける形をイメージし、さらにもてなしの気持を表現した上空いっぱいに広がるガラスのフレームの「もてなしドーム」が造られ、またその正面には赤い鼓をイメージした大きな「鼓門」が、金沢の新たなシンボルとして構えています。
海外でも高評価の駅デザイン!
この都市の雰囲気がある洗練されたデザインの「もてなしドーム」は、昼間は日の光をドーム内に溢れさせ、夜にはライトアップされて見る人を魅了しており、また「鼓門」は金沢で昔から人々の間で盛んであった伝統の能の楽器・鼓をデザインしており、ライトと音の競演のプロジェクションマッピングのイベントも行われます。またこの新しくなった金沢駅は、米国の旅行雑誌「トラベル&レジャー」で「世界で最も美しい駅」の一つにも選ばれています。
石川観光の基本情報
【住所】石川県金沢市木ノ新保町1番1号
【連絡先】076-232-5555
【2019】石川県の観光旅行、おすすめ名所ランキング第9位
有名な人気スポット:金沢21世紀美術館
金沢21世紀美術館は金沢市の兼六園のそばに位置し、総ガラス張りの円形の建物が緑の芝生広場の中央に建ち、美術館自体が建造物の作品のようになっています。円形のためどこが正面という定義が無く、各方面から入れるようになっていて、有料の展示は入り口が決まっていますが、無料の展示のエリアが広く確保されていて、入ったエントランスから自由に見て回れるようになっている新しいタイプの美術館です。
都市のセンスを持つ美術館!
展示されている作品は、現代美術のカテゴリーに入る絵画や彫像、工芸品などで、常設展のほかに企画展やイベントも多数開催されている都市の雰囲気を持つ美術館となっています。
石川観光の基本情報
【住所】石川県金沢市広坂1丁目2−1
【連絡先】076-220-2800
【2019】石川県の観光旅行、おすすめ名所ランキング第8位
有名な人気スポット:ひがし茶屋街
ひがし茶屋街は、金沢市にある「重要伝統的建造物群」の保存地区であり、都市部ではもはやお目にかかれない佇まいの江戸時代からの家並みが続き、濡れた石畳が美しい街ですが、ここに立つといにしえの街に突然タイムスリップしたような不思議な感覚にとらわれます。
都市では見られない佇まいが残る街!
この地区にある建物の約三分の二が伝統的な建造物であり、格式のある割烹料理店やお洒落な町家風カフェ、伝統民芸品や工芸品を扱う店などが並び、都市部には無い伝統文化やグルメが楽しめます。また日露戦争下、美貌の芸妓とロシア貴族の青年将校の恋を描いた五木寛之の小説「朱鷺の墓」』の舞台としても有名で、着物を着た女性が建物をバックに写真を撮ったり、海外の観光客も多く見かける街となっています。
石川観光の基本情報
【住所】石川県金沢市東山1丁目26-7
【連絡先】076-251-1151
【2019】石川県の観光旅行、おすすめ名所ランキング第7位
有名な人気スポット:見附島(みつけじま)
見附島は能登半島の珠洲市(すずし)にある周囲が400mで高さが28メートルの無人島で、引き潮の時は石の道があらわれ島まで渡ることができます。名前は弘法大師が佐渡から当地に渡ってきた時に、最初に見付けた島であったことが由来となっており、また島の形が軍艦を前から見た姿に似ていることから別名「軍艦島」とも呼ばれています。
鐘を鳴らすと結ばれる!
またこの島を眺める海岸は「えんむすびーち」という恋人たちの聖地にもなっていて、ここの塔にある鐘を思う人と一緒に鳴らすと結ばれると言い伝えがあり、恋人たちの隠れた穴場ともなっていますので、二人で行った際には是非一緒に鐘を鳴らしてみてください。
石川観光の基本情報
【住所】珠洲市宝立町鵜飼
【連絡先】0768-82-7776
【2019】石川県の観光旅行、おすすめ名所ランキング第6位
有名な人気スポット:武家屋敷跡 野村家
金沢市の武家屋敷跡が続く一画にある野村家の屋敷は、祖先が加賀藩主であった前田利家の直臣であり、代々奉行職などの要職に着いていた当主が住む邸宅となっていました。野村家は明治まで十一代にわたって続き、石高は千二百石となっており、その武家屋敷が現在では金沢でも穴場の観光スポットになっています。
海外でも高い評価の庭園!
屋敷の中はさすが歴史のある金沢の武家屋敷らしく、総ひのき造りの上段の間や濡れ縁、庭園、茶室などが美しい景観を造り出しています。ここの庭園は米国の庭園専門誌で「日本庭園ランキング」で三位に選ばれたこともあり、規模は小さいながらも海外からも高い評価を受けています。また屋敷内には「鬼川文庫」があり、野村家伝来の刀剣や、前田家や明智光秀、朝倉家などからの書状が展示され、最近は日本の「サムライ」にあこがれる外人も多く訪れているようです。
石川観光の基本情報
【住所】石川県金沢市長町1-3-32
【連絡先】076-221-3553
【2019】石川県の観光旅行、おすすめ名所ランキング第5位
有名な人気スポット:山中温泉
山中温泉は、加賀市にある開湯1300年の歴史のある温泉で、豊かな自然と伝統文化が残る文字通り山の中のある渓谷美が残る温泉地で、近くには「鶴仙渓」という景勝地もあり、温泉街にはシンボルにもなっている「こおろぎ橋」(画像最下)やあやとりをモチーフにしてデザインされた「あやとりはし」などがあり、また日帰りの入浴施設もある人気の温泉地となっています。
芭蕉のお気に入りの温泉!
この温泉の泉質は「硫酸塩泉」でほのかな匂いが特徴となっており、かつては松尾芭蕉もこの温泉を好んで訪れて句にも詠んでおり、名湯として褒めたとされています。川原には赤い大きな傘がさされた屋台があり、ここで夕涼みするのが人気となっており、都市での生活から離れこの温泉で心身共に癒されてリフレッシュする人も多いようです。
山の中にある癒しの温泉!
石川観光の基本情報
【住所】石川県加賀市山中温泉西桂木町ト5-1
【連絡先】0761-78-0330
【2019】石川県の観光旅行、おすすめ名所ランキング第4位
有名な人気スポット:姥ヶ滝(うばがたき)
姥ヶ滝は白山市にある滝で、その流れ落ちる滝の水が姥の白髪のように見えることからその名が付き、岩肌を流れ落ちる滝の姿は美しく「日本の滝百選」にも選ばれています。また近くには露天の「親谷の湯」や「ふくべの大滝」などもあり、四季折々の渓谷美が楽しめる場所となっています。
紅葉とのコラボが美しい!
この滝は奥行きがあり段差がありますが、全体では111mの落差のある豪快な滝で、河原には温泉も湧いており、滝の絶景を観ながら足湯が楽しめる場所ともなっています。また特に秋の紅葉の季節は、周りの赤や紅色、黄色の紅葉の中を白い波となって落ちる滝の姿が美しく、大勢の人が紅葉狩りに訪れます。
石川観光の基本情報
【住所】石川県白山市中宮
【連絡先】076-276-1111
【2019】石川県の観光旅行、おすすめ名所ランキング第3位
有名な人気スポット:千里浜(ちりはま)なぎさドライブウェイ
このドライブウェイは、羽咋(はくい)郡千里浜にある砂浜で、ここでは全長約8kmにわたり、4WDでなくても普通の自動車やバイクでも海浜の波打ち際を走れる日本でも珍しい砂浜になっています。このような海岸は、海外でも数が少なくアメリカの「デイトナビーチ」やニュージーランドの「90マイルビーチ」くらいと言われています。
都市の混雑を忘れて潮風の中を走ってみよう!
この砂浜を普通の自動車が走れる理由は、ここの砂が他に比べて特別きめ細かく海水を吸って締まり舗装道路のように固くなるためとされています。この砂浜には近くの二つの川によって陸から運ばれた細かい土砂が、長い間に沿岸の対馬海流や季節風によってここに運ばれ、さらこの砂浜の北にある海に突き出ている滝崎にぶつかりそれが逆戻りしてこの浜に堆積したとされています。車で磯の風を受けながら都市部の混雑を忘れて一度この砂浜を走ってみてはいかがですか。
石川観光の基本情報
【住所】石川県羽咋市
【連絡先】0767-22-1118
【2019】石川県の観光旅行、おすすめ名所ランキング第2位
有名な人気スポット:白米千枚田(しろよねせんまいだ)
白米千枚田は輪島市にある日本海に面した丘陵地帯に広がる棚田で、小さな田が段々になって重なりながら海岸まで続く景観は、「国指定文化財名勝」や「日本の棚田百選」などに選ばれ、奥能登を代表する自然の景観として人気となっており、朝、昼、夜とそれぞれに違った美しい光景を作り出しています。
この棚田には、大小合わせての1004枚の田が広がり、それが名前の由来ともなっており、今でも日本古来の「苗代田」を使った農法が行われており、日本で初めて国際機関「世界農業遺産」に認定されその伝統的な農業方法が海外でも認められることになりました。都市部を遠く離れてこの棚田を訪れた人の多くが「日本の原風景」を見る思いを抱き、ノスタルジーを感じる場所にもなっています。
石川観光の基本情報
【住所】石川県輪島市白米町八部99-5
【連絡先】0768-23-1146
【2019】石川県の観光旅行、おすすめ名所ランキング第1位
有名な人気スポット:兼六園
兼六園は金沢のみならず石川県を代表する日本庭園で、国の特別名勝に指定されており、岡山の「後楽園」や水戸の「偕楽園」と共に日本三名園の一つに数えられています。また「ミシュラン観光ガイド」には三ツ星という最高評価が付けられており、今や'KENROKUEN'として海外でも知れ渡っており、国内のみならずたくさんの外国人がこの庭園を目指して訪れています。
「兼六園」という名前は、中国の庭園紹介の書物にある「眺望」や「水泉」、「広大」など六つの景観を兼ね備えているということから松平定信が命名したとされています。よく手入れの行き届いた庭園は春、夏、秋、冬一年を通して美しく、特に雪に備える木々の雪吊は冬の風物詩として有名で、その他にも桜は「日本さくら名所100選」にも選ばれており、他にも初春は梅、秋は紅葉の名所と知られ、金沢ではやはり外せない訪れるべき庭園になっています。
石川観光の基本情報
【住所】石川県金沢市兼六町1兼六園
【連絡先】076-234-3800
まとめ
【2019】石川県の旅行で行くべき観光スポットのご紹介、いかがでしたか?
こうして見てくると石川県には金沢を中心として能登半島の海岸や温泉などにエリア別の観光旅行におすすめの観光スポットがたくさんありますね。今後旅行のプランなどを立てて是非石川県の観光名所を訪ねて、その良さを実感してみてください。
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