はじめに
台湾について
台湾は日本の西方に位置する小さな島国。夜市を初めとするグルメや、九份(クフン・千と千尋の神隠しのモデル)などの伝統的な建築物、台北 101などの近代的な建造物が有名です。また、温暖な気候で、比較的治安も良く、日本からの距離も近いため、ガイドツアーも多数組まれるなど、特に日本人観光客に人気のリゾート地です。
この記事では、海に囲まれた台湾ならではのきれいなビーチを、「台湾のおすすめビーチ」と題して、ランキング形式で紹介していきます!さらに、それぞれのビーチのおすすめポイントや、近くのおすすめスポットも合わせて紹介します。
海水浴におすすめの時期は?
台湾は沖縄よりも南に位置しており、リゾート地なだけあって、比較的温暖な気候が1年を通して続きます。ただし、日本と同じく四季は存在し、6~9月頃が夏とされています。
ビーチの解放時期は、場所にもよりますが、夏の時期(6~9月頃)であれば海水浴できるビーチがほとんどで、ツアーもこの時期に組まれています。ただし、7月中旬~9月は台風が多数通過するため、海水浴におすすめの時期は「6月~7月上旬」です。
台湾のおすすめビーチランキング8位
內埤海灘(ネイピービーチ)
「內埤海灘(ネイピービーチ)」は、台北から車で1時間の距離にあるビーチで、雄大な自然が魅力です。この地域は観光地として有名で、観光スポットが周辺に沢山あるので、他の観光スポットの寄り道で立ち寄っても良いかもしれません。また、海岸が広く、散歩に最適で、近くに海を見渡せる景色の良いカフェもあるので、ゆったりとした時間を過ごしたい方にはおすすめ。別名「情人灣(恋人湾)」とも呼ばれ、恋人の聖地として台湾内では有名。「恋人同士で来ると仲が深まる」と言われています。ただし、ライフガードが常駐しておらす、泳ぐことは禁止されているので、注意が必要です。
台湾のおすすめビーチランキング7位
蘭嶼(ランショ)
「蘭嶼(ランショ)」は台湾の離島の一つで、サンゴ礁を初めとした豊かな自然に囲まれています。台湾本島周辺には、別名「美麗島(フォルモサ)」と呼ばれる離島が存在し、蘭嶼はその中の一つです。コバルトブルーのきれいな海が魅力で、シュノーケリングもできます。
タオ族という民族が、農業・漁業をして暮らしています。タオ族が漁業と神聖な儀式のために作る「チヌリクラン(拼板舟)」が有名です。
舟の装飾は赤と白を基調としており、その柄を見れば、どの集落の舟か判別できるようになっています。タタラ族では、このチヌリクランを一人で操り、一人で漁が出来て初めて一人前の大人と認められるという風習があります。
台湾のおすすめビーチランキング6位
七星潭(チーシンタン)風景区
「七星潭(チーシンタン)風景区」のビーチは、岩が多く、岩と海のコントラストが魅力のビーチです。びーちから北斗七星が見えることからこの名がつきました。
海は青く透き通っており、海の中の岩が海辺から見えるほどです。波の満ち引きに伴って岩や小石がぶつかり合い、その音が聞こえるのも特徴。波が強いので海水浴はできませんが、この地域はサイクリングロードとして有名で、レンタルもあるので、晴れた日にきれいな海を見ながらサイクリングをしたいという方にはおすすめです。また、朝日がきれいな絶景スポットとしても有名なので、朝早く来て朝日を見るのもおすすめです。
台湾のおすすめビーチランキング5位
小琉球
「小琉球」は、ツアーも組まれる有名なリゾート島で、台湾で唯一の「サンゴ礁でできた島」です。
透き通るようなエメラルドグリーンのきれいな海が魅力。その美しさから、「海上の翡翠(ヒスイ)」とも呼ばれます。「花瓶石」と呼ばれる、ユニークな形をした岩が有名で、海底のサンゴ礁が地殻変動で海から顔を出し、海流でけずられて、不思議な形になったようです。
免許無しで乗れる電動バイクもレンタルしているので、島をあちこち見て回りたい場合は便利です。観光スポットも沢山あり、民宿も100軒近くあるので、観光しやすくおすすめです。
おすすめポイント:ダイビング・シュノーケリング
小琉球は海がきれいなので、ダイビングやシュノーケリングができるリゾート地として有名です。
一年通して暖かい気候で、風も弱いため、年中潜れます。魚は勿論、時には触れるぐらいの距離でウミガメを見ることもでき、ウミガメの多さから「ウミガメの空港」とも呼ばれています。観光地として有名で、ツアーも多いので、夏は混みます。冬に来るのがおすすめです。
台湾のおすすめビーチランキング4位
白沙湾(パイシャワン)
台湾の最北部に位置する「白沙湾(パイシャワン)」。台北から少し遠いですが、約1キロにもおよぶその名の通り真っ白な砂浜と、透明に澄んだ海、それを囲む山々が特徴的なビーチです。
比較的波が高いので。サーフィンもでき、夏であればサーフボードも借りられます。ビールやナゲットを販売している海の家のようなお店もあります。
おすすめポイント①:伊莎貝拉(イザベラ)珈琲館
白沙湾の近くには「伊莎貝拉(イザベラ)珈琲館」というカフェがあります。
周りを海に囲まれた景色の良いカフェで、カラフルなカクテルも有名。上記の写真からも分かるように、とてもフォトジェニックで、写真を取りに来た観光客で賑わっています。
おすすめポイント②:風陵石園區
「風陵石園區」は、風や砂によって削られた岩の集積地で、白沙湾から約600メートルの位置にあります。
かつてリゾート地となる計画があり、この地を開発する予定でしたが、その計画が頓挫したという歴史があります。その当時の廃れた建築物も残っており、独特の雰囲気を醸し出しています。
おすすめポイント③:石門金剛宮
白沙湾の近くには、「石門金剛宮」と呼ばれるお寺があります。日本では、「奇界遺産」や、テレビ番組「モヤモヤさまぁ〜ず」で紹介され、一躍有名になった観光スポットです。
「寝そべった巨大な仏像」と「目から手が飛び出た像」が有名で、その他にも不思議な造形の像達が立ち並んでいます。珍スポットを見に行きたい方にはおすすめで、入場無料で楽しめます。
台湾のおすすめビーチランキング3位
福隆海水浴場
台北から台湾鉄道で約1時間半ほどの場所にある「福隆海水浴場」。周りに遮るものが何も無いので、きれいな海は勿論、どこまでも続く青空の下、海水浴ができるのが魅力です。更衣室、シャワーやトイレ、浮き輪やパラソルなどのレンタルも完備しており、タオルと着替えだけで海水浴に向かえます。波が穏やかで水上スポーツに適していることから、サーフィンや水上スキー、カヌーなども体験でき、それぞれに必要な道具もレンタルしています。
おすすめポイント①:駅弁
福隆海水浴場の最寄り駅は「台湾鉄道福隆駅」。この近くには駅弁屋が多数立ち並んでおり、観光客に人気のスポットとなっています。店舗の中でも「郷野便當」と「福新福隆便當」というお店が、特に観光客に人気です。駅弁を買って、ビーチで食べながらのんびりするのも良いかもしれません。
おすすめポイント②:貢寮國際海洋音樂祭
「貢寮國際海洋音樂祭」は、2000年から開催されている大きな音楽イベントで、毎年福隆海水浴場で行われます。
初めは1日で終わるような規模感だったところから、人気が拡大し、今では5日間を通して開催される規模になりました。事前にオーディションを開催する、大会形式の「海洋獨立音樂大賞」というイベントが最終日に行われ、台湾で人気のミュージシャンも、このライブで発掘されたこともあります。
おすすめポイント③:福隆國際沙雕藝術季
「福隆國際沙雕藝術季(福隆国際サンドアートフェスティバル)」は、毎年福隆海水浴場で開催される、台湾内最大のサンドアート(砂の彫刻)イベントです。
福隆海水浴場は砂が細かく、「台湾で最もサンドアートに適した場所」とされています。抽象的なものから、人や建造物まで、さまざまな作品が展示。毎年世界中のサンドアーティストが参加し、100点に近い作品が展示、約30万人以上の人々が参加します。2017年には、なんと日本人が優勝しています。
台湾のおすすめビーチランキング2位
澎湖(ポンフー)諸島
台湾の西方に位置し、約90の島々から成る「澎湖(ポンフー)諸島」。台湾の中でも特に人気のリゾート地で、ハワイとほぼ同じ経度に位置し、暖かい気候とその美しい海から、「台湾のハワイ」とも呼ばれます。LonelyPlanet2011年版「世界10大秘島」にもランクインしており、「台湾で最も美しいビーチ」とも称されます。日本ではまだあまり知られておらず、観光客も少ないため、まさに「穴場スポット」です。
ツアーの人気ランキングも上位で、離島へのツアーも組まれているので、そちらに参加すると良いかもしれません。
おすすめポイント①:花宅(ホワーザイ)
澎湖諸島のうち、澎湖本島から船で約30分の場所に位置する「望安」。その中にある集落が「花宅(ホワーザイ)」です。
日本が基本的に木造建築なのに対し、花宅はサンゴ礁や玄武岩でできた建築物が特徴で、集落自体の歴史はなんと約300年以上。2008年に台湾で初めて「重要集落」に指定され、保護されています。
おすすめポイント②:海上花火大会
澎湖では、丁度夏頃(毎年4~6月頃)に台湾内最大規模の「澎湖国際海上花火節」が開催されます。
15分程度の短時間に打ち上げる、リゾート地仕様の花火大会で、日本の花火大会と比べて人も少ないため、落ち着いて楽しめます。澎湖ではこの他にも、夏の期間に10回以上花火大会が開催されるので、無理に日程を合わせて行く必要もありません。
おすすめポイント③:大菓葉柱状玄武岩
「大菓葉柱状玄武岩」は、千年以上前にできた、その名の通り柱状の玄武岩が連なる絶景スポットです。
台湾三大火山群の一つである澎湖で、火山が噴火し、溶岩が海水で急速に冷やされたことからできたと言われています。明確な仕切りが無いため、間近で見ることができるのも特徴の一つです。
台湾のおすすめビーチランキング1位
墾丁(ケイティン)ビーチ
ランキング第1位は「墾丁(ケイティン)ビーチ」。台湾で最も有名なビーチです。
台北から南に600キロ、台湾の南部に位置し、白く長い砂浜と、透き通るようなエメラルドブルーの海が魅力。水上スキーやバナナボートなど、水上スポーツも楽しめます。近くに夜市もあり、有名なリゾート地なことから、リゾートホテルも多いので、「グルメも楽しみたい!」「リゾート気分を味わいたい!」という方であれば、おすすめです。
おすすめポイント①:夜市
台湾に来たら、一度は行ってみたいのが「夜市」。夜市は、簡単に言うと「夜に賑わう屋台や露店の集まり」です。熱帯~亜熱帯地域に特徴的な文化で、比較的気温が低く、過ごしやすい夕方~夜にかけて、市民の外出が多くなることから、夜に開かれます。
墾丁ビーチ近くの「墾丁大街」という繁華街の中に、「墾丁夜市」という夜市があり、料理店は勿論、格安で泊まれる宿や、バイクのレンタルまで何でも揃う、台湾を代表する大きな夜市です。
「台湾夜市ツアー」もあるようなので、そちらに参加してみてもよいかもしれません。
おすすめポイント②:龍磐公園
墾丁ビーチから車で15分ほど移動した場所にある「龍磐公園」。
観光客も少ない穴場スポット。赤土と青い海、それを遮る長い海岸線を、高台から見下ろすことができ、風を感じながら、地球の雄大さを感じることができる絶景スポットです。視界を遮るものが無いため、日の出・夕暮れをみるのもおすすめです。
おすすめポイント③:鵝鑾鼻(ガランピ)灯台
「鵝鑾鼻(ガランピ)灯台」は、墾丁ビーチから車で約15分の距離にある観光スポット。
白い灯台が海に映える絶景スポットで、中には資料館もあります。太平洋戦争以前に作られ、戦争で破壊されてしまいましたが、戦後に再度建てられた灯台です。日暮れ時には夕日が美しく、夜には満天の星空。映画やドラマの舞台にもなっています。
まとめ
台湾のおすすめのビーチを、ランキング形式で紹介しました!いかがだったでしょうか?日本であまり知られていないビーチも多いので、初めて耳にする名前も多かったのではないでしょうか。
ビーチ以外にも、「台湾のウユニ塩湖」とも呼ばれる「高美湿地」や、美しい断崖が見られる「太魯閣(タロコ)国家公園」など、台湾には美しい自然が見られるスポットが沢山あります!思う存分台湾を満喫してください!
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