DIYと日曜大工の意味の違いは?自分で作る楽しさ
知ってるようで知らなかったDIYの意味とは
当たり前のように使われるようになった「DIY」ということば。ディーアイワイという読み方をします。でも、ここからわかるのは、ただの"D"と"I"と"Y"の3つのアルファベットを組み合わせただけ。
はじめて聞いた人はなんの略語?と意味もわからないでしょう。どんな意味なのか聞かれたら、あなたはどう答えるでしょうか。正しい意味と使い方を解説していきます。
DIYについて
DIYの歴史
楽しいものづくりの趣味をさす言葉と思われがちなDIYという単語。実は、この言葉が生まれたのは第二次世界大戦すぐあとのロンドンのことです。戦後ということもあって、ロンドンの街はあちこち壊れてしまっていて、とても人が満ち足りた生活をできるような状態ではありませんでした。
そんな街を悲しく思ったロンドン市民たちが「自分で何とかこの街を復興させよう」とかかげたスローガンが「Do It Yourself」。DIYと略されて使われている英語の一文でした。楽しい趣味の手作りと思っていた人は、かなりヘビーな内容に驚かれたことでしょう。
インディーズや草の根活動もDIYのひとつ
ここで、もっとDIYという単語の意外な使われ方も紹介しましょう。インディーズという言葉をご存知でしょうか。音楽活動をしている人が、自分でCDなどを自主制作したり、ゲームを作るのを趣味としている人が自分でゲームを作ってネットで公開したりする作品の広め方のことです。
企業や大きな団体に頼らず作ったものというような意味があります。このインディーズもDIYの精神のひとつ。良いことを広めようと、少数からはじめる広報活動のことを草の根活動といいますね。これも大きな意味でのDIYです。
DIYの良さ
お金を掛けずに、自分の求めるものを作り出す!充実感や達成感を味わうことができる!欲しいけど、なかなか見つからないものを、アイデアで生み出すこともできるんです!良さをあげていったら、まだまだ言い足りないのですが、何よりも、世界でたったひとつの"自分メイド"のオリジナルが作れるということが、DIYの良さです。
DIYと日曜大工の意味の違い①
DIYは英語のDo It Yourselfの略
ここまでも何度か、すでに登場させてきましたが、DIYは英語"Do It Yourself"の略です。単語の最初の一文字をとってつなげた造語です。あまり上手な訳ではないのですが、「あなた自身でやりなさい」とでも訳すとわかりやすいでしょうか。
make(作る)ではなくdo(おこなう・動く)といっているところがミソですね。DIYが、元々ものづくりを指す言葉ではなくて、行動をおこすことを指しているのがよくわかります。
DIYの意味
DIYにはアクセサリーや手芸、インテリア作りなど作ることだけに限らず、自分で何かやろうという気持ちを周りの人に広めていくという精神そのものがDIYの意味です。「ドゥーイットユアセルフ!」と呼びかけること、そのものがDIYだったんですね。
DIYの精神
ここまで何度かDIYの精神という言葉を使ってきましたが、DIYというのは本来の意味は、自分でやろうという"考え方"なんです。
その条件として、会社や政治や地方、国などの団体といった大きなグループに属さないという縛りがあります。個人やごくごく身内の少人数の集まりで、周りに左右されずに自分の欲しいものを作り上げていく、その気持ちがDIYなんですね。
DIYと日曜大工の意味の違い②
日曜大工はDIYの日本語訳なのか
さて、ここでもうひとつのテーマである、似たような単語である「日曜大工」との違いについても見ていきましょう。日曜大工については、日本語なので多くの人が理解しやすいですね。とはいっても、日曜日だけ仕事をする大工さんのことではありませんよ。日曜大工という日本語を英訳するとDIYになるのでしょうか。
日曜大工の意味は?
日曜大工の英語訳の前に、少しだけ日曜大工の意味をご説明します。ここでいわれている"日曜"というのは、「休日」という意味。
最近は土日休みなどが当たり前でしたが、ほんの数十年前の日本人の多くの大人は、休みが盆暮れと日曜日だけでした。日曜日=休日だったんです。休みの日に趣味として自分の好きな家具やインテリアを作ることを指して「日曜大工」と言いました。
日曜大工を英語で言うと?
ネットで日曜大工を訳してみると、Do It Yourselfと出てきます。またはDo it yourself carpenterともいうらしいです。多くはないですが、home carpenterとも呼ぶそうです。
職業大工さんではなく、他の仕事をしている人が休日だけ家具作りや、簡単な大工仕事を趣味にしているという意味です。DIYそのものであるDo It Yourselfが入っているものの、家具作りなどの大工仕事に限定した呼び名だというのがわかりますね。
日曜大工もDo It Yourselfのひとつ
そういったわけで、英語訳ではDo It Yourselfでも、日曜大工=DIYという意味ではないというのがわかりました。でも、自分で欲しいと思う家具やインテリアを作ろうとする気持ちは、ドゥーイットユアセルフの考え方以外のなにものでもありません。
ただ、木工工作だけがDIYではない…ということです。手芸をしたり、アート作品を作ったり、音楽活動だってDIYなんです。
【DIY】ロンドンで始まったDIYの活動が日本でも
日本経済の移り変わりとDIY
他の方のうけうりではありますが、DIYの意味について素敵な表現をされている団体がありましたので、ご紹介します。それは、日本の戦後からバブル期、そして現代へとの時代の流れにとっても関係あることです。
ヒューマンな生き方を取り戻すのもDIYの意味
戦後のものがない時代は、日本でも何でも自分で工夫して修理したり、ありものの材料で作るのが当たり前でした。それが、日本の高度成長へとつながって、今では日本は豊かな国といわれています。
でも、何だかつまらない。このまま消費するだけの生き方をしていて未来は大丈夫なの?もっと人間らしい創造する力を活かして、世の中を楽しく、明るい未来も作っていこうというのがDIYの考え方です。
もっと詳しく知りたい方はこちらから
このほか、DIYの意味を知り、その精神を見直すことによって環境問題や高齢化社会、自然災害の被害までもが解決…までいかなくても、ダメージが少なくて済むといわれています。
日本DIY協会では、わかりやすくここまで言葉でまとめたことを、マンガで楽しく説明してくれています。もっと詳しくDIYの意味や良さを知りたいかたにはおすすめです。
まとめ
【DIY】Do It Yourselfの精神で余暇を楽しもう
環境問題や戦争の話など、少し難しいことも出てきましたが、DIYの意味や考え方、日曜大工との違いを解説してきました。いかがでしたでしょうか。
意味を考えて掘り下げると、地球レベルや世界レベルの話にもなってしまいそうですが、そんなに肩肘張らずにがんばらなくても「使いやすいように改造しよう」「壊れたものを修理しよう」「生活を美しく飾るものを作ろう」そんな行動がDIYです。
難しい部分ははしょって、「DIYは良くしようと思う考え方だった」とだけでも覚えていただければと思います。
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