検索アイコン
エックス
Facebook
LINE

「九品仏浄真寺」の10の見どころをご紹介!アクセスや駐車場情報も!

東京とは思えないと話題になっている、九品仏浄真寺をご存知でしょうか?紅葉や桜の開花が人気行事となっており、見頃の時期になると大勢の参拝者が九品仏浄真寺に訪れます。御朱印を頂くマナーや、アクセスや駐車場情報まで含めて、拝観が楽しくなる10の見どころを一挙公開!
2020年8月27日
sakakibara-tetuji
※商品PRを含む記事です。当メディアはAmazonアソシエイト、楽天アフィリエイトを始めとした各種アフィリエイトプログラムに参加しています。当サービスの記事で紹介している商品を購入すると、売上の一部が弊社に還元されます。

九品仏浄真寺とは

九品仏浄真寺(くほんぶつじょうしんじ)は東京都世田谷区にある寺院で、その広大な敷地内には多くの木々が植えられています。秋は紅葉、春は花の開花、毎年見頃の時期になると多くの観光客で賑わいます。東京にいることを忘れてしまいそうな洗練された空間に、つい長く拝観してしまいたくなる美しいお寺です。九品仏とは浄真寺の山号ですが、寺院の置かれている9体の阿弥陀如来像のことでもあります。

九品仏浄真寺の縁起

九品仏浄真寺が建てられたのは1678年で、創始者は珂碩上人(かせきしょうにん)です。珂碩上人の像は浄真寺の中にある開山堂に置かれており、現在も月命日の毎月7日になると帰敬式が行われています。寺院の広さは境内3万6千坪で、塔や堂の配置は長年変わっていないようです。

電車でのアクセス

九品仏駅からのアクセス

九品仏浄真寺へ電車で行かれる際には、東京急行電鉄大井町線「九品仏駅」が最寄り駅になります。九品仏駅はとても小さな駅でホームも極めて短いのが特徴です。そのため車両は前方4両までしか収まりきらず、未だにドアカットが実施されています。駅のすぐ北側には九品仏浄真寺へ続く参道が見えますので、道に沿って真っすぐ5分程度歩けば到着です。

自由が丘駅からのアクセス

View this post on Instagram

人生で初めて降り立った #自由が丘

A post shared by almilkone (@almilkone) on

九品仏駅は急行がありません。なので、歩くことが好きな方は隣の自由が丘駅から九品仏浄真寺へ向かわれることをおすすめします。徒歩10分くらいで行くことができますし、天気が良ければ自由が丘のおしゃれな街並みを楽しみながら、素敵な散歩気分を味わえるでしょう。都会からのアクセスも悪くないのが浄真寺のよいところですね。

車でのアクセス

無料駐車場

九品仏浄真寺には40台の普通乗用車が停められる参拝者用の無料駐車場があります。大型連休や土日祝日、桜の開花や紅葉の見頃シーズンは混雑が予想されるため、無料駐車場が満車になることもあります。予約はできませんので注意が必要です。

有料駐車場

万が一寺内の無料駐車場が満車であっても、周囲には10カ所以上の有料駐車場(コインパーキング)がありますのでご安心ください。

最寄り有料駐車場【リパーク奥沢7丁目第3】
アクセス:東京都世田谷区奥沢7丁目13-23
料金:08:00-22:00 20分 100円(2019/2/14現在)
収容台数:5台

九品仏浄真寺の見どころ①

九品仏浄真寺の御朱印

九品仏浄真寺で頂ける御朱印は、寺院の象徴である9体の阿弥陀如来像が描かれた独特なデザインで、見た目が可愛いこともあり幅広い層に人気です。この他にも五却思惟像を象った御朱印や、お面かぶりという祭礼の時にしか頂けない限定の御朱印もあります。

御朱印を頂くときのマナー


御朱印の発行代は1枚300円ですが、お釣りが出ないようにちょうどの額を支払うようにしましょう。また書いてもらっているときに会話をしたり、スマホを触ったりするのもマナー違反です。お金を払っているからといって態度を大きくとっていると、本来受け取れるはずのご利益も薄れてしまうでしょう。

九品仏浄真寺の見どころ②

総門

最寄り駅の九品仏駅から参道を歩いてくと、最初に目に入る門が「総門」です。大きな屋根と存在感のある扁額が参拝者を受け入れます。現在この門の屋根は銅板が組み込まれていますが、昭和40年以前までは茅葺屋根だったことでも有名です。

総門の前で一礼

総門の先は仏様の御庭ですので、厳粛な心で中に入りましょう。絶対しなければいけない決まりはありませんが、拝観マナーとして総門の前では一礼しておくことが望ましいでしょう。次に訪れる仁王門でも同じように一礼するのが正しい礼儀作法です。

九品仏浄真寺の見どころ③

仁王門

総門の次は仁王門をくぐります。左右には全身が真っ赤な2体の仁王像が安置されています。左が「吽形像」右が「阿形像」と呼ばれています。楼閣の二階部分には二十五菩薩像や阿弥陀如来像も置かれているそうですが、残念ながら一般公開はされていません。

仁王像(金剛力士像)とは

仁王像(金剛力士像)とは仏教における守り神です。門前に仁王像を置く主な理由は、阿形象と吽形象が金剛杵と呼ばれる武器を持って寺を敵から守ってくれることです。にらみつけるような険しい表情をしている理由はこのためです。

九品仏浄真寺の見どころ④

九品仏浄真寺の紅葉

九品仏浄真寺が紅葉によって艶やかな姿を見せてくれる見頃の時期は、毎年11月から12月上旬頃です。特に美しい見頃は12月上旬頃だと言われています。もちろん年によって天候は一定ではないので、紅葉の時期は若干変わることもありますが、平均して例年12月上旬は晴れる日も多いため綺麗な紅葉が楽しめるでしょう。

紅葉の見頃時期を逃したくないなら

最高なタイミングで紅葉を見たい方は、九品仏浄真寺のInstagramまたはFacebookのオフィシャルアカウントが役に立ちます。毎年紅葉が見頃時期になるとリアルタイムで紅葉情報を発信してくれるので、気になる方は一度チェックしてみてはいかがでしょうか。

九品仏 浄真寺(公式) (@kuhombutsu_official) • Instagram photos and videos
705 Followers, 0 Following, 295 Posts - See Instagram photos and videos from 九品仏 浄真寺(公式) (@kuhombutsu_official)
九品仏 浄真寺 - ホーム | Facebook
九品仏 浄真寺、東京都世田谷区 - 「いいね!」1,732件 · 166人が話題にしています · 6,098人がチェックインしました - 東京の世田谷区奥沢にある浄土宗寺院 淨眞寺 の公式Facebookページです。 境内の様子や行事等をお知らせ致します。公式ホームページはありません。

九品仏浄真寺の見どころ⑤

九品仏浄真寺の桜

九品仏浄真寺の桜は、参道エリアから立ち並ぶように植えれれており、春になると参拝者をピンク一色で受け入れます。桜が開花する時期は3月~4月です。満開の時期を狙うなら例年4月の上旬あたりが見頃でしょう。全体の本数はそこまで多くないので、桜や花見の名所とまではいきませんが、お寺の静けさと桜の色合いが味わい深いと好評です。


レジャー目的の花見は控えよう

寺内は広いし庭には誰もいないから、ついレジャーシートを敷いてじっくり開花したての桜を見物したいと思ってしまいがちですが、居座るような花見は控えておきましょう。九品仏浄真寺は神聖な場所なので、花見目的だけではなく、謹んで寺院を拝観する気持ちを忘れないようにしましょう。

三仏堂の桜

寺内にはおよそ50本の桜の木が植えられており、そのうちの多くが阿弥陀如来像が安置されている三仏堂の周りに咲いています。開花したてよりも散りはじめの時期の方が、より春の寺の優しい雰囲気を味わうことができるでしょう。

九品仏浄真寺の見どころ⑥

閻魔堂

仁王門に入る前には閻魔堂があり、その中には閻魔様の像が置かれています。その距離が近いこともあって目の前で拝観する閻魔象は迫力満点です。大人でも怖がってしまうほどの、悪魔らしく恐ろしい表情が作り込まれているところが見どころです。

奪衣婆(だつえば)

閻魔象の他にも恐ろしい像があります、それは葬頭河婆(そうずかばあ)通称「奪衣婆(だつえば)」という象で閻魔象のすぐ隣に安置されています。奪衣婆は地獄へやってきた者が着ている服をはぎ取ってしまう恐怖のお婆さんなのです。

九品仏浄真寺の見どころ⑦

九品仏

本堂の反対側には、3つのお堂が隣接するように建っています。中には阿弥陀如来像が3体ずつ安置されており、合計9体の阿弥陀如来像を目の前に拝観することが出来ます。このことが九品仏浄真寺と呼ばれるようになった成り立ちです。また、頭部の鮮やかな青色が堂々とした佇まいをより際立てます。

小さな阿弥陀如来像

この小さな阿弥陀如来像の背中に自身の名前と願い事を書くと、300年後まで納めて頂けます。保管場所はなんと、大きな阿弥陀如来像の光背の裏に長期間安置されます。自分の寿命よりもはるかに長い時間をかけて保管されるので、なんだか心強くなれる気がしますね。本当に願い事が叶うかもしれません。

九品仏浄真寺の見どころ⑧

本堂

靴を脱げば本堂の中を拝観することが可能です。入ってすぐ正面には黄金に光る本尊が大胆に座られています。さすが本堂に安置される仏像だけあって、阿弥陀如来像や閻魔象と比べても圧倒的な存在感を感じます。こちらは有形文化財にも指定されているとても神聖な仏像です。

本尊の掃除も大変

金色の輝きを常に維持するためには、定期的な掃除が欠かせません。重要文化財に指定されている貴重な本尊ですから、少しの埃をはらうだけでも慎重に作業しなければいけません。参拝者がいつもきれいな状態で仏像を拝観することが出来るのは、僧侶さんの影の努力あってのことです。それを忘れてはいけないですね。


九品仏浄真寺の見どころ⑨

お面かぶり

およそ25名の人が、菩薩のお面をかぶった状態で上品堂と本堂を結ぶ橋の上を歩く祭礼があります。これは3年に1度しか行われない行事なので、開催された年は多く見物客で大混雑します。またお面かぶりでしか手に入らない限定の御朱印もあるので、毎年行列ができることも珍しくありません。

お面かぶりの参加方法

見学するだけなら誰でも無料で気軽に参加することができますが、実際にお面かぶって橋の上を歩いてみたいと思ったら、浄真寺が募集する菩薩行者に応募してみましょう。募集がかけられるのは祭礼本番の約2ヶ月前で、浄真寺のFacebookオフィシャルアカウントから発信されます。定員制なので早めの応募が必要です、参加希望者は時期が近づいたら概要をこまめにチェックされることをおすすめします。

九品仏浄真寺の見どころ⑩

九品仏浄真寺は散歩するだけで癒される

東京都内のど真ん中にある浄真寺ですが、きちんと整えられた無駄のない石庭や、静寂な寺内にひっそりとある木々の紅葉や桜の開花など、まるで京都にいるかのような連想を思わせる魅力があります。見どころは堂内の仏像だけではありません、椅子にかけて景色を眺めたり、深呼吸をしてゆっくり寺内を歩いてみましょう。癒されること間違いないでしょう。

ゆるキャラ「きゅっぽん」に会えるかも

View this post on Instagram

#きゅっぽん

A post shared by @ ecke_journal on

運が良ければ「きゅっぽん」に会えるかもしれません。土日やイベントがある日などはチャンスです。九品仏浄真寺でのんびり時間を過ごしてみて下さい。季節や行事に合わせてさまざまな衣装で参拝者を楽しませてくれるきゅっぽんも、覚えておいて欲しい見どころの1つです。

まとめ

桜の開花や秋の紅葉、お正月にお面かぶりなど、九品仏浄真寺は年中どの時期に行っても飽きない癒しの場所です。都会のアクティビティに疲れたときは是非立ち寄ってみて下さい。日常のストレスを浄化して、新しい自分を見つけられるかもしれませんね。

関東の寺院が気になる方はこちらもチェック!

お寺のイメージがあまりない関東圏ですが、実は他にもまだまだ魅力的なスポットがたくさんあります、気になる方は是非チェックしてみて下さい。