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春登山の初心者入門!季節に合わせた基本の装備・服装や注意点をご紹介!

雪が溶けて気候が穏やかになる春は、登山者にとっては大変待ち遠しい季節です。日照時間も延び気温も徐々に高くなる春は、登山初心者にもおすすめの季節といわれています。今年の春から登山を始めてみたいという初心者のみなさんに春登山の魅力と基礎知識をお伝えします。
2020年8月27日
youmei
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初心者向け春の山の魅力とは?

寒い冬が終わり、いよいよ登山者に待ち遠しい春がやってきました。山では様々な新しい命が芽吹き、生命力の強さを感じられる最高の季節です。山になんとなく興味があるという方も、登山を始めるきっかけを探している初心者の方も、”春”をきっかけに山に1歩足を踏み入れてみましょう。きっとこの季節ならではの魅力に触れることで新しい発見に出会えるはずです!

春は草花が芽吹く新緑の季節

あたたかい日差しが降り注ぎ雪が融け出す頃、大地に宿った若い草花たちが目を覚まします。力強く大地から飛び出す新緑の草花たちの生命力を体いっぱいに感じられる貴重な季節が春です。時には野生の動物たちにも会うこともあり、命を育む大地のエネルギーを感じることができます。

一年で安定した登山初心者に格好の季節

日照時間が長くなり気候も比較的安定している春は、登山初心者におすすめの季節です。日中は日差しがあたたかく薄着でいられるので、山の冷たい空気が火照った体に心地よく、運動には格好の季節です。日の出も早くなるので早朝から登山を開始でき、台風や急な雷雨も少ないため、登山中の急な気候の変化などによるトラブルも少なく初心者にも安心です。

雪解け水による水量の多さ

山と共に日本に多く存在するのが、川や渓谷などの水源です。山の頂から注がれる雪解け水により、渓谷や滝は一年で特に水量の多い時期を迎えます。目にもまばゆい新緑と、その水とが織りなすエネルギーは、轟音とともに私たちに春の訪れを告げ、圧倒的な迫力で登山者を迎え入れてくれるのです。

初心者におすすめ春登山の楽しみ方

日本には大中小様々なスケールの山が存在し、登山者の探究心を刺激してくれます。さらに日本には素晴らしい四季があり、同じ山でも行く度ごとに様々に変化する表情を楽しむことができます。特に春登山においては、比較的安定した気候と目にもまばゆい新緑たちが出迎えてくれ、登山初心者のみなさんの心を鷲掴みするポイントが満載です。

春ならではの服装で格好にもこだわりを

ぽかぽかの日差しを体全体で感じながら頂上を目指すだけで、日頃の疲れがリセットされ、どこか気持ちも前向きになれる、春登山にはそんな魅力があります。晴れの日の春登山は最高に気持ちがよいものです。気温も上がり服装や格好も薄手に変わることで心もどこか軽くなり、ウキウキとした気分で頂上を目指す楽しいひとときを体感できるでしょう。

残雪と新緑の美しい景観を満喫しよう

日陰にわずかに残った雪が徐々に溶け始める頃、ようやく寒い冬が終わりを告げ、新しい季節にバトンタッチする瞬間に立ち会えるのも、春登山の魅力といえますね。頂上から遠くの山々を望めば、まだ雪をかぶる標高の高い山も望め、季節の変わり目を感じられる美しい景観と出会えるはずです。

渓谷や滝は水量が多く迫力満点

雪解け水により水量が増した渓谷や滝は、他の季節には味わえない迫力の景観が待っています。こうした渓谷や滝は、主には紅葉シーズンに多くの観光客が訪れますが、その雄大な姿が一番の迫力で輝きを放つのが、この雪解け水の多い春なのです。轟々と大きな音を立てて流れる様は圧巻で、まだ冷たい雪解け水からなる天然ミストも、登山で火照った体にとても心地いいものです。

春登山初心者向けの知識

「低い山なら事前の準備なしでも大丈夫。」なんて思って挑むと大変な事態になりかねません。自分の今の体力や山に対する知識がどのレベルにあるかを、しっかりと把握しましょう。そして、事前準備でそれらを補いつつ、自分に合った山の選定や登山計画をすることで、初心者でも安全で快適な登山が実現します。

体力・持久力は大丈夫?

重い荷物を背負い傾斜を登るのは、初心者でなくても体に負担がかかります。体力に自信のある方は問題ありませんが、初心者で日頃あまり運動しない方は、ある程度体力をつけてから登山に挑戦するとよいでしょう。それでも心配な場合は、ツアーに参加したり登山経験者の知人やガイドをお願いするなどをおすすめします。

初心者は低山からのスタートをおすすめ

「憧れのあの山に登りたい!」なんて、格好や装備だけを万全にいきなり標高の高い山を目指そうとしていませんか?登山には下準備や基礎知識の他に経験値が重要です。初心者の方は、まずは高低差の少ない低山から初めてみましょう。体を徐々に慣らしステップアップしていくことで体力も付き、万が一の時の対処法なども身に付いていき、安全で快適な登山のスキルも備わります。

春の山の気象・気温を把握

一年を通じて比較的穏やかで荒れることの少ない季節が春です。しかし、朝夕の冷え込みなどで日中との気温差が開いたり、急な降雪に見舞われるなど、山においてはどの季節も急な気候・気温の変化には注意が必要です。薄手の格好になる機会が多い春登山では、気温の変化に敏感になり服装でこまめに体温調整するテクニックも必要となります。

日照時間を事前に把握しよう

日が昇るのが早くなるこの季節は、登山にかける時間配分にも少しゆとりをもてる安全な季節といえます。早めの出発と早めの下山を心がければ、初心者でも無理なく登山を楽しめる安心・安全な季節です。万が一、ペースが遅く下山が遅れる可能性がある場合は、ルートを変更するなど無理をしないことが大切です。

気候と気温差を把握しよう


日中はかなりあたたかくなり動けば薄手の格好でもちょうど良い季節です。そこで油断をしがちですが、春でも朝夕はかなり冷え込む場合があります。登山口と頂上とでは気温の差があり、服装などの装備にも配慮が必要です。低山の定義は標高約1,000m程度の以下の山を指します。低山の場合でも登山口から頂上までの高低差がある山もあるので、事前に気候や気温を下調べしましょう。

初心者の事前の登山計画

どの季節にも言えることですが、必ず事前に登山計画を立てましょう。そして登山口やネットでの事前登録で必ず登山届を提出し身の安全を確保しましょう。万が一のことを想定して、登山保険の加入もおすすめします。周囲の方に目的地と帰宅予定などもお伝えしておくと、より安心ですね。

初心者は休憩時間も含めたゆとりの計画を

事前にたてた計画に対しては、家を出た時から始まっていると考えた方がよいでしょう。登山口までに行くルートや時間も重要なポイントです。また、ケガや滑落事故は下山時が最も多いといわれています。頂上にたどり着いて登山達成ではなく、しっかり山を下り切って初めて安全な登山であったと判断されます。

服装・持ち物の事前チェック

登山には欠かせない服装や装備などの持ち物がたくさんあります。「あれとあれは当日コンビニや現地で調達しよう」などという気持ちは持たず、必ず前日までに準備してザックに入れておきましょう。そうすることで、ザックの重量も把握でき、当日色々と買い足して荷物が増えて重たくなる心配もありません。

春登山初心者の注意点

気候が安定している春山だからこそ油断は禁物です。山に一度足を踏み入れると、どんなことが起こるかわかりませんし、すぐに助けに来てもらうこともできません。当日の天気予報が晴れでも、万が一の降雨降雪を想定する必要があるのも春登山の注意点です。ある程度の事象を想定して初心者でも対処できるよう、下調べと事前準備をしっかり行いましょう。

急な天候の変化に注意

どの季節にも共通して言えることは、山の天気は変わりやすいということです。一度天候が荒れてしまうと、春の気候から一気に冬に逆戻りしてしまうケースもあります。山によっては降雪の可能性もゼロではないので、それらを想定した服装や持ち物が必要となります。格好も大事ですが初心者は特に機能面を重視した服装・装備を選定しましょう。

紫外線や花粉症に注意

春の日差しはさほど強くないため気にしない場合が多いですが、紫外線は通年降り注いでいます。服装や格好だけに気を取られず帽子などのアイテムも必需品です。春先に悩まされるのが花粉症です。鼻水が出て目がかゆくなるなど、どうしても登山に集中できない時がありますね。花粉症の薬は眠気を誘うものが多いので、集中力の低下によるケガや道まちがいなどに注意しましょう。

初心者向け春登山持ち物①:登山靴

山登りで重要なアイテムのひとつが登山靴やトレッキングシューズなどの専用の靴です。初心者が知らずにスニーカーなどで行ってしまうと、足のサポート能力もなく滑りやすいソールで転倒などによるケガの恐れもあり大変危険です。登山靴には、山を登るために必要な様々な機能が備えられています。山を登るために特化した専用の靴を履いて登山に挑みましょう。

登山靴・トレッキングシューズの機能

登山靴・トレッキングシューズで重要なポイントは、傾斜や濡れた岩場でも滑らずしっかり地面を捉えるグリップ力の高いソールと、過酷な状況の中を登り降りする足をしっかりサポートする強固な構造です。重たい荷物を背負い山道を歩くためには、専用の靴が欠かせません。長時間履き続けて汗をかきますので、通気性の良さも快適な登山には大切なポイントです。

登山靴・トレッキングシューズの種類

登山靴やトレッキングシューズの機能として、一番重要なのは足や足首のサポート能力の高さです。簡単なハイキング程度であればローカット、徐々に標高が高い山に行くようになればミドルカット・ハイカットと、くるぶしまでしっかりサポートしてくれる仕様のものを選びます。比較的柔らかく足にフィットしやすい初心者向けの登山靴などもあります。

初心者向けの登山靴の選び方と慣らし方

まずは、店員さんのアドバイスを受けながら店頭で実際に試着することが大切です。種類やサイズ展開も多いため、自分の足に合った1足を納得のいくまで探しましょう。購入したらまずは、近所の公園や舗装されていない道などを実際に歩いて慣らして、靴紐の締め付け感やつま先の当たり具合など、ある程度把握をして本番に向かうことで、心配な要素を極力排除します。

初心者向け春登山持ち物②:ザック

登山用のザックには、山登りに特化した様々な機能があります。一番の特徴は、水や行動食、防寒着などで意外とかさばり重くなる荷物を、長時間背負っても負荷がかかりにくい構造になっており、疲労を軽減する役割があります。ハイキングであれば、日常使いの普通のザックでも問題がありませんが、登山の場合は低山でも登山用のザックを使用することをおすすめします。

ザックの機能

日帰り登山なのになぜか荷物が増えて重たくなる、といったことは初心者でなくてもよくある話です。そんな時にありがたみを感じるのが登山用のザックです。体により密着する構造で重量感を軽減する機能が各所に備えられています。例えば、胸元を締めるチェストストラップや、腰でしっかりとザックを支えるウエストベルトもその機能の内のひとつです。

ザックの種類

ザックは、荷物の量に合わせて容量の幅があります。ハイキングなどの場合は15〜20ℓ、低山の場合は20〜30ℓ程度が目安です。秋冬は防寒着もかさばりますし、山ごはんを調理する場合は調理器具なども持参するので、容量の目安にプラスαして選択してください。初心者は最初から容量の大きいザックは持たず、低山向けから徐々に大きいものを買い加えて行くとよいでしょう。

初心者向けザックの用途やポイント


基本は、重たい荷物は下部へ、よく使うものはサイドポケットやザックの上部に入れるなど入れ方にも工夫が必要です。ザックと必ずセットで購入したいのは、雨よけカバーです。急な雨に降られると防水仕様になっていないザックは、あっという間に中まで濡れてしまいます。せっかく持ち物に入れた着替えまで濡れてしまっては大変です。雨よけカバーは登山の必需品です。

初心者向け春登山持ち物③:アウターウェア

登山の服装の中で一番重要なのはレイヤリング(重ね着)です。何種類かのアウターとインナーを携帯して、気候や気温、体調などに合わせて組み合わせて着回しする方法です。こまめなレイヤリングを意識することで、安全で快適な登山が実現します。アウターは特に保温効果や風よけの役割があるので、機能をしっかり把握して自分の体型や山の特性に合わせて選択しましょう。

アウターウェアの機能

一般的に100m登ると気温は0.6℃下がると言われていますので、標高だけでなく高低差を下調べして持参するアウターを選定しましょう。風や寒さをしのぐアウターはレイヤリングには欠かせないアイテムです。さらに、運動して汗をかいた状態のままでは中が蒸れて風などの影響で急激に体温が低下する恐れもあります。アウターは、通気性に優れているものがおすすめです。

アウターウェアの種類

アウターには、簡単な雨風を凌ぐウインドブレーカー、最近主流の防風防雨のウインドウシェル、秋冬の定番ダウンジャケットなど、様々な種類があります。残雪のある春山では薄手のダウンが必須ですし、軽量かつストレッチ性にも優れたウインドウシェルは、メインのアウターとして通年で重宝します。標高や気候などに合わせてアウターをうまく活用しましょう。

初心者向けアウターウェアの用途やポイント

薄手の格好で寒いと感じたら上からさっと1枚羽織れる、暑い時には小さくたたんでザックに収納できるなど、レイヤリングのしやすさと手軽さ持ち運びのしやすさも重要なポイントです。長い休憩時間には気がつかないうちに体温が低下してしまうので、簡単に羽織れる1枚は余分に持参しましょう。

初心者向け春登山持ち物④:インナーウェア

インナーウェアで重要なポイントは、汗をかいてもすぐに乾く速乾性です。ムレを外に逃がして不快感を軽減するだけでなく、冷えた汗が体力を奪うのを極力防ぐために重要な機能です。春登山でも動けば日中はかなり汗をかいて、山頂の冷たい風や夕方の気温の低下などで体が冷えると低体温症になる危険もあるため、インナーウェアはレイヤリングの中でも重要なアイテムといえます。

インナーウェアの機能

一番重要なのは、速乾性の素材を選ぶことです。汗を繊維に留めてしまう綿素材は、登山ウェアとしては不向きとされています。また、ストレッチ性の素材を選ぶことで、体全身を使う登山で体の動きに追従し自身のパフォーマンスを最大限に引き出します。着替えとしてだけでなく、生地の厚みで数枚持参して防寒対策でレイヤリングをしたりと、何種類か持っていると重宝します。

インナーウェアの種類

春登山では歩き出しはまだ寒い季節のため、長袖と半袖は両方持っているとよいでしょう。防寒対策で2枚重ね着も可能で、長袖は日焼け対策としても有効です。速乾性の長袖・半袖は年中通しての必需品となります。ネック部分がジップタイプは、体温の調節ができるので初心者にはあるとうれしい機能です。また、長袖の山シャツも脱ぎ着が楽でレイヤリングには大変重宝します。

初心者向けインナーウェアの用途やポイント

同じようなぴったりサイズの長袖ばかりではレイヤリングができなくて結局活用できないですよね。薄手の格好でもレイヤリングできる組み合わせのものを持参しましょう。また、急な気温の低下なども想定して薄手のフリースなどもがあると休憩時のひざ掛けとしても活用できます。小技を効かせて活用するシーンの幅を広げましょう。

初心者向け春登山持ち物⑤:防寒具とレインウェア

例え天気予報が晴れだったとしても、山の天候は非常に変わりやすいので必ずレインウェアは持ち物に入れておきましょう。レインウェアは雨をしのぐだけでなく、いざという時の防寒着にもなります。上下でセパレートタイプのパンツも持参して、上下服装でレイヤリングを意識しましょう。

レインウェアの機能

雨風をしのぐだけでなく、まだ寒い季節の降雨時には防寒着として大変活躍します。意外にも暑い時間帯の降雨の場合に重視される機能が透湿性です。汗をかきながらも暑いレインウェアを着続けることで不快感を感じてしまいます。ゴアテックスなどの透湿性に優れた素材のものを選定することで、中の不快なムレを外に逃がして快適な着心地を実現します。

レインウェアの種類

レインウェアで重要なのは、各社で開発されている素材のちがいを把握して選択することです。広く浸透しているゴアテックスは、高い防水透湿性を兼ね備えた万能な素材といえます。価格も比較的高いですが、一度その効果を体感すれば納得の素材であることがわかります。各社様々な特徴の素材が開発されていますので、比較をして選定をしましょう。

初心者向けレインウェアの用途やポイント

レインウェアは、降雨の場合だけでなく防寒対策のレイヤリングの1枚としても重宝します。レインウェアは冬以外に着ることが多いため、軽量かつシルエットがスリムなものが多く、インナー・アウターウェアとのレイヤリングのバランスを確認する必要があります。初心者は特にポンチョなどの簡易的なものより、高機能で快適な着心地のレインウェアをおすすめします。

初心者向け春登山持ち物⑥:その他の装備

春に限らず、登山の持ち物として必須のものがあります。初心者は不安からあれもこれも詰め込んでザックに入りきらなかったり、重量が重くなり登る際の負担になってしまうことが多々あります。持ち物に入れるアイテムは吟味をし軽量設計のものを選ぶなど、事前の準備にも時間をかけましょう。今回はその他の装備の中でも必須といえるアイテムをご紹介します。


帽子と手袋

天気が良ければ日差しが燦々と降り注ぐ春の日中には、帽子は必須アイテムです。UV効果などがプラスあればなおよいです。また、急な岩場やクサリ場などがあった場合には、手を保護するために手袋が必要です。帽子や手袋は急な気温の変化の場合に防寒具としても重宝しますので、初心者でなくても持ち物に必須アイテムといえます。

登山地図とコンパス

コースやペース配分をあらかじめ決めて行っても、気候や体調によって急遽違うルートに変更する場合もあります。初心者はもちろん今までに行ったことのある山でも、地図は必ず持参しましょう。コンパスを使って登山地図を読み取るスキルを磨くことで、万が一道に迷った時でも焦らず対処できるようにしたいものです。

初心者向け春登山持ち物⑦:行動食と水分補給

登山において、こまめな行動食と水分の補給は非常に重要です。体全身を使って地道に一歩一歩足を進めるだけで、体力は気がつかないうちに消耗しています。疲れを感じるその前に、こまめな食料と水分補給をおすすめします。

こまめに食料と水分補給をしよう

登りにおいてはかなりのエネルギーを消費し、脱水症状になったり気がつかないうちに重篤化しているケースがあります。意識をして小休止をとり、こまめに体に栄養を入れてあげましょう。吸収力の早いものや、運動時に適したものなどが大変おすすめです。

食べ慣れたものを行動食として

行動食で一番大切なのは、普段から食べ慣れているものを持参することです。美味しそうだからと食べ慣れないものを持参して、万が一途中でお腹を壊したり不調の原因にもなりかねません。普段から食べ慣れていて自分の体に確実にエネルギー補給になる食べ物を選びましょう。ゴミを極力出さないよう、ジップロックに詰め替えたり小包装のものを選ぶなど工夫をしましょう。

交通手段はしっかり下調べしよう

意外に時間を取られて予定通りにいかないのが、登山口までの移動手段です。特に行きはしっかり調べたけど、下りのペースが遅く最終便に間に合わなかったなどはよくある話です。特にバスに関しては最終便が早かったり他に代替えルートがなかったりします。ネットや電話でお問い合わせするなど、事前確認を怠らないようにしましょう。

公共交通機関を活用しよう

人気のある山であれば駅を降りて徒歩で登山口まで近い場合もありますし、バスが頻繁に出ている山もあります。登山初心者には、交通手段に手間取る心配がないこうした人気の山がおすすめです。情報量が少なく不明な場合は現地に問い合わせなども積極的に行い、現地に行ってから慌てることのないようにしましょう。

まとめ

あちらこちらから芽吹きの便りが届く春は、登山者にとって心踊る待ち遠しい季節といえます。ほがらかな陽気に誘われて心も体もリフレッシュできますし、格好も軽装になりおしゃれを楽しむ機会も増えます。何かを始めるのに春は最高の季節です。ぜひ、きっかけを探している初心者の方は、今年の春を登山デビューの記念すべき年にしてみてはいかがでしょうか。

登山者同士の心温まるふれあい

登山道で行き交う登山者同士は、自然に「こんにちは」「がんばってください!」などの言葉を掛け合います。登山初心者はあたたかく迎え入れてくれる雰囲気もあり、うれしく勇気付けられるものです。山が好きという共通項があるだけで、こんなに人との距離が縮まるのも登山の魅了ですね。

初心者向け春登山が気になる方はこちらもチェック!

春登山にはその他にもたくさんの魅力があります。登山初心者で春登山の魅力を知りたい方にはこちらの記事をおすすめします!