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金魚は巨大化する?衝撃の巨大金魚画像と、巨大化させる方法をご紹介!

金魚は巨大化するのをご存知でしょうか?金魚と言えば、小さな水槽に入っている可愛らしい観賞魚をイメージする方も多いと思いますが、実は大きくなる遺伝子を持った魚でもあります。今回はそんな金魚の巨大化画像と、巨大金魚の作り方を解説します!
更新: 2021年2月8日
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金魚は巨大化する?

金魚が巨大化すると聞いて、中々信じられない方もいるかもしれません。実は育つ環境、方法によっては巨大化する遺伝子を持っており、とても見ごたえのある、まるで鯉のような姿になるのです。

全ての個体が巨大化するとは限りませんが、適切な環境さえ整えれば容易に大きくなる魚ですね。そんな巨大化した金魚がアメリカなどの海外で問題になっている部分もあります。今回はそんな金魚の巨大化について解説していきます!

巨大化した金魚の画像

川に生息する巨大金魚

まず、金魚が実際にどれくらい大きくなるのかを確認したいですよね。上記画像のように、通常では考えられないサイズまで大きくなります。こちらは川で野生化していた金魚なのだそうですが、ここまで大きいと鯉だと思ってしまいますよね。

しかし、顔つきなどを見るとやはり鯉ではなく、金魚です。野生環境に必ず適する訳ではありませんが、一度環境が合えば、これだけスクスクと大きくなる魚ということが分かります。

繫殖した巨大金魚

こちらはオーストラリアにて捕えられた巨大金魚です。このように、アメリカをはじめとした海外で巨大金魚が多数生息しており、よく話題になっています。

因みにこちらの金魚は水路で捕獲されたそうですが、大きさは大体40㎝、重さは2㎏程度もあったそうです。人為的に巨大化させた際は30㎝くらいになることが多いので、40㎝となるとかなりの大きさですね。もちろん一匹だけではなく、水路には多数の巨大金魚がいます。

衝撃の巨大金魚

こちらも衝撃的なサイズの画像です。人を圧倒する程のサイズ感で、金魚には到底見えませんよね。こうして巨大化した金魚が他の魚を襲ってしまう、または餌場を荒らしてしまう等といったことが起きており、現地の生態系を乱す原因となっています。

これだけ巨大な金魚が見れるのは面白いかもしれませんが、その場所の生態系が乱れるのは、決して良いことではありませんよね。

巨大化した金魚は何処にいるの?

アメリカ等、海外で問題に

巨大化した金魚はアメリカを始めとした河川に生息しています。もちろん元々アメリカにいた訳ではなく、誰かが放流した個体が繫殖していった結果、巨大金魚が住み着いてしまったのです。

金魚はフナから観賞用に品種改良された魚であり、自然界で生まれた種類ではありませんので、自然に戻してしまうと様々な問題が出てしまいます。アメリカやイングランド、オーストラリアなどで、金魚は問題の外来生物となっているのです。

琵琶湖にも巨大化金魚がいる?


アメリカなどに生息しているのが分かったところで、日本の河川や琵琶湖などの湖にいるのかも気になるところですよね。実は日本の河川や琵琶湖等にはほぼいないのですが、かつて琵琶湖で巨大金魚が発見されたこともあります。

琵琶湖に住み着いている訳ではなく、琵琶湖に放流した方がいた為と考えられていますね。仮に琵琶湖に放流したとしても、日本の環境では捕食されやすく、長く生き残るのは難しいとされています。

金魚が野生で巨大化した理由

理由①元々金魚は巨大化する遺伝子がある

金魚が何故巨大化するのか不思議に思う方も多いかもしれませんが、金魚は巨大化する遺伝子を持っているというのが、そもそもの理由となります。

金魚は自然に生まれた種類ではなく、フナから作られた観賞用の魚であり、ある程度大きな魚であるフナの遺伝子を持っているのです。ただし、自宅の水槽など限られた空間で適切に管理していると小さく収まることが多いので、一般的には金魚は小さいと考えられているのですね。

理由②繫殖力が高い

金魚が野生環境下で巨大化した理由として、繫殖力の高さも挙げられます。いくら巨大化する遺伝子を持っていたとしても、他の生物にどんどん捕食されていれば、大きくなる前に絶滅してしまいますよね。

その環境にもよりますが、環境がしっかり合っていればどんどん繫殖し、また成長スピードも実は速いので、巨大金魚が沢山いる状態になりやすいのです。本当に適しているところでは、駆除しても追いつけない程です。

理由③大きくなりやすい種類がある

金魚にも色々な種類があり、大きくなりやすいのは、よりフナに近い形をした和金系だとされています。和金はもちろん、画像のようなコメットという種類も大きくなりやすいですね。

30㎝程度の大きさになることは珍しくなく、もっと大きなサイズに育てることも可能です。他の丸みを帯びた形の種類でも大きく育ちますが、自然環境下で生き延びる力も考えますと、やはり和金系が野生で巨大化する種類と言えます。

理由④餌が豊富だと巨大化する

仮に水温や水質、外敵などの環境が整っていて、生き延びることが出来たとしても、餌を沢山食べなければ大きくなれません。野生下で巨大化出来た個体は、餌が豊富にあったことも予測されます。

金魚は藻や柔らかい水草などを食べますので、そういった餌が沢山あり、かつ外敵が少なければ容易に巨大化します。ただし、餌をあげても中々大きくなりにくい個体もいます。

水槽でも巨大化金魚は作れる?

水槽内で巨大化した金魚①

野生下に巨大金魚がいることが分かったところで、自宅で巨大金魚を作る方法が知りたいですよね!そもそも自宅水槽内で巨大金魚は作れるのかと疑問に思う方もいるかもしれませんが、適切に育てれば十分に可能です。

金魚はそもそも寿命も長い観賞魚ですので、長い期間をかけてあげれば次第に巨大金魚になっていきます。画像の金魚も16歳とのことで、とても長寿ですよね。

水槽内で巨大化した金魚②

こちらはスケールを水槽に当てて金魚のサイズを測っている画像ですが、尾ひれまで含めて30㎝もあります。これくらいのサイズは自宅水槽内でも作れるということが分かりますよね。これだけ大きな個体になると、それなりの期間と、水槽や酸素ポンプ、沢山の餌が必要となってきます。しっかり準備して挑みたいですね。


巨大化するまでの期間は?

巨大化するまでの期間ですが、やはり環境によります。画像の金魚は11年の期間を経て巨大化したそうですが、はやければ3年程度の期間で巨大化することもあります。餌を与える量はもちろん、照射時間や酸素量などと言った細かなポイントでも変わってきますので、早く巨大化させたい方は色々と工夫をしてみましょう。

巨大化金魚の作り方①

巨大化金魚に必要な水槽サイズは?

巨大金魚を作るとなれば、大きな水槽が必要になります。最終的には120㎝水槽程度まで必要になるかもしれませんが、90㎝水槽でも問題ありません。水槽サイズに合わせて成長が制限されてしまいますので、初めから巨大金魚を狙う方は大きな水槽を用意しましょう。

また、大きな金魚になれば、その分だけ酸素が必要になります。複数匹育てると酸素消費量も激しくなりますので、その際は酸素を供給するエアレーションを増やすと良いでしょう。

大きくなりやすい金魚を選ぶ

水槽と酸素ポンプを用意したら、大きくなりやすい金魚を水槽に入れましょう。琉金やらんちゅうと言った大人気な金魚でも大きく育てることは出来ますが、とにかく大きな個体を育てたい方は和金系がおすすめです。

ただの和金だと見た目がつまらないと感じる方は、朱文金やコメットといった綺麗な形・柄の和金系金魚を選ぶと良いでしょう。泳ぎが激しい部分がありますので、蓋はしっかり閉めて下さい。

巨大化金魚の作り方②

餌は沢山与える

大きな金魚を作るには、水温を適切にし、酸素をしっかり供給して、とにかく餌を沢山与えることです。広くて良い環境と、沢山の餌があればすくすくと育ちます。

ただし、餌を沢山与えるということは、その分水質が悪化しやすくなるということです。水替えは定期的に行って、水質悪化を防ぎましょう。水質が悪化してしまうと病気の原因になってしまい、せっかく大きくなってきた個体が死んでしまうこともあり得ます。

照明を点けたままにする

巨大化させる裏ワザとして知られているのが、照明をずっと点けておく方法です。照明をずっと点けておくことで、ずっと餌を食べることが出来るのです。金魚のことを考えると少し気が引ける方法ではありますが、この方法で巨大化が加速しますので、是非試してみて下さい。

金魚を巨大化させる際の注意点

金魚を巨大化させる上でご注意頂きたいのが、絶対に川に放流してはいけないということです。川に放流しても捕食されてしまうことが多いのですが、万が一上手く繫殖が行われて増えてしまった時に大問題に発展する可能性があります。

小さな個体でももちろん放流してはいけませんし、力強い巨大金魚となれば尚更危険です。寿命も長いので、巨大化の方法で育てる前に、よく考えるようにしましょう。

巨大化金魚に関するTwitter

快適な環境で


こちらのツイートでは、環境を適切にして、沢山餌を与えることで巨大化させていることが書かれています。とても立派な、ふくよかな体格になっていますよね。

水温や酸素量を適切にすることは飼育する上での基礎的な部分となりますので、まずはそういったところから整えてみましょう。水温は25度付近にしておくことで病気の予防にもなります。

脅威の巨大金魚

こちらのツイートでは、厳しい環境下でも生き延びてきた巨大金魚「カープくん」が紹介されていまう。元は餌用だったのに生き延びて大きくなったのですから凄いですよね。遂には捕食側が先に亡くなるという異例の事態になりました。これだけ生命力の強い魚ですので、野性下で繫殖してもおかしくはありません。

エビも恐怖する大きさ

こちらのツイートでは、金魚が巨大化して、ヤマトヌマエビがたじろぐ様子が紹介されています。金魚が小さければ仲良く過ごせるのですが、これだけサイズ差が生まれてしまうと怖いですよね。一緒に入れる生き物用の隠れ家を用意して、攻撃されないようにしておきましょう。

まとめ:金魚は巨大化する?

今回の「金魚は巨大化する?衝撃の巨大金魚画像と、巨大化させる方法をご紹介!」はいかがでしたでしょうか?金魚の巨大化画像から、巨大化する理由、期間、飼育方法などをご紹介させて頂きましたが、育ててみたくなった方も多いかもしれません。

適切に行えば短い期間で大きくなりますので、是非試してみて下さい。琵琶湖やアメリカ等外国の湖のように問題になる可能性がありますので、放流せず育てられる方だけ育てましょう!

巨大金魚が気になる方はこちらもチェック!

今回は金魚の巨大化について解説させて頂きましたが、他にも金魚に関する記事が沢山あります。気になる方は是非見てみて下さい。